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平岩の真意も語られなければ久保田も実は大した応答をしていない。わりと親しげな存在として登場する倉石も実は自身のことはほぼ語っていない。いや「ぼく」のセカイが久保田によって狭められた結果そぎ落とされているのだ。それは異形が街を襲撃する事態であっても例外ではない
魚のモチーフとなった人々の話が語られ、進んでいく毎にそれらが絡み合いそしてグルード自身の物語もドライヴしていく。しかし不思議なことに物語は進めば進むほど不安定さを増していき書物と現実との戦いでは現実が敗北していく 物語や書物へ持っていた認識が強烈にぐらつかされる作品であった。
ジャンル雑食。何でも読みます。レビューはなるべく書こうとしている。なるべく。
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