楽しみにしてた有川さんの新刊。もう期待通り楽しくて一気読み。文章だけて広がる宝石の世界。ファンが有川作品に期待してるものが裏切られることなく存分に味わえます。クロエのキャラクターが最高ですね。有川作品で描かれる女性主人公が、時代に合わせてアップデートされてるような印象も受けました。文句なく楽しい、おすすめ！！！

1970年代の韓国を舞台に、社会の隅に追いやられている「こびと」のお話。なんだかわかるようなわからないような、なかなか理解が追いつかず時間がかかったけど、なんとか雰囲気のみ味わって読了、といった感じ。

「自己肯定感」、よく聞くワードで、たしかに、高くないといけないと思い込まされている節がありますよね。本当にそうなのか？の本質に迫っていて大変参考になりました。自分にも、仕事にも、子育てにも参考にできそう。巷にあふれる自己肯定感本とは一線を画すものでとても良かったです。

単行本のときから気になってたので文庫化を機に読んでみました。就活の、選考を行う人事側からみたお話。そしてその選考の基準もひと癖あり…。全体的にザラついていて、なんか引っかかる文章だなーと思いつつなんとか読了。

過酷な病院の現実、どうしようもなさがあまりにも辛く、同僚同士の会話も生々しく打ちのめされました。72時間寝ずに働くなんて…

メンタルが弱っているときに救いを求めるように衝動買いした1冊。自分を2人に分けてみる、内なるチャイルドをケアする、というのが基本的な考え方のようでした。

タイトルに惹かれて読んでみたけど、タイトルへの解に繋がるようなことはそれほど書いてなかった印象。母娘についてページが割かれてました。元は講演らしく、読んでて少し説教くささを感じてしまった…

これはとても興味深い1冊でした。たしかに、これまで自分をケアすること、ましてや自分の肌の状態に気を配ることなんてほとんどなかったので、自分に刺さりすぎて一気読み。朝の洗顔、日焼け止め、あたりから始めてみたいなぁ。

葉真中さんの作品は、分量もかなりあって重いテーマを扱っているにもかかわらず、本当に読みやすいのですごいなと感心します。今作は平成という一時代の中で、ブルーと呼ばれる人物が起こした事件を中心に様々な関係者のドラマが展開。読み応えありました。やはり葉真中さんすごい！

楽しみにしてた有川さんの新刊。もう期待通り楽しくて一気読み。文章だけて広がる宝石の世界。ファンが有川作品に期待してるものが裏切られることなく存分に味わえます。クロエのキャラクターが最高ですね。有川作品で描かれる女性主人公が、時代に合わせてアップデートされてるような印象も受けました。文句なく楽しい、おすすめ！！！

川上さんの長編を読んでみたくて、ようやく読めました！うん、これは女性版の村上春樹さんと言われるだけあるな、という世界観と読み応え。夏目の、逢沢さんと下した決断を応援。素晴らしかったです。

単行本で読んで大好きだったので、文庫で出てすぐに買って再読。小川さんの頭の良さが最大限に出ていて読んでいて本当にすごいなーとただただ感心します。冒頭の、「なぜ、問題文が読まれる前に早押しボタンを押して正解できたのか？」を紐解きつつ、「クイズとは」が描かれていて面白いです。

こちらは単行本未読だったので文庫で出てすぐに買いました。サイパンを舞台に、戦時中の犬=スパイを扱ったお話。歴史の勉強にもなるし、謎解きの要素もあってハラハラしながら惹き込まれて一気読みでした。戦争の愚かさを改めて感じるし、このような世界観で読ませる作品に仕上げる岩井さんに脱帽。岩井さん、ますます絶好調では？これからも楽しみ

小野寺さん新刊。版元もポプラ社だし、いつもの小野寺ワールドかと思って読み進めていたら、今作はいつもより踏み込んだお話になってました。でもやはり癒される～。小野寺ファンなら安心して楽しめる世界観だと思います。