世界的には、グローバルサウス(インドやアフリカ)が魅力的な投資先として資金を集め、経済成長していくのだろう。しかしインドでは根強い身分制度が、アフリカでは部族紛争が、イスラーム世界では『クルアーン』に基づく伝統主義が、経済成長の足枷となる。先進国はかつてのように周辺(途上国)から搾取できなくなったことで、国内の中下層民から搾取するようになった。その結果が非正規雇用の増加。アメリカ覇権の衰退・戦争など、まだまだ世界の不安定要素は多い。今後も搾取できる対象を見つけながら、資本は増殖を続けていくだろう。
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