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2024年4月の読書メーターまとめ

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2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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狩猟採集時代から戦争は存在し、農耕社会に移行して人口が増えると戦争はより大規模化した。とはいえ、人口の大多数は食糧生産に従事せねばならず、兵力も人口の数%を超えるものではなかったし、戦闘も長期間続くものではなかった。大きく変化したのは、火器(銃・大砲)が実用化されてから。また産業革命による大量生産、人口の増大、徴兵制の普及などにより、戦争はWWⅠのような大惨事に。WWⅡ後には核兵器が開発され、大国同士の戦争は不可能に。そして現代はテロやミサイル・ドローン(無人機)による攻撃が増えている。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
15

ta_chanko
ホモ=サピエンス(賢い人)とは何者なのかを、多角的な視野から考察。ホモ=モビリタス(移動する人)、ホモ=リデンス(笑う人)、ホモ=ルーデンス(遊ぶ人)ホモ=イミタトゥス(真似する人)...。直立二足歩行、火の使用、道具の製作と使用、調理、言語の使用、文字の使用、農耕と牧畜、遊び(スポーツ・芸術)、宗教、虚構の共有...。進化の過程を辿りながら、ヒトがどのようにして共有できる「心」を獲得していったのかがよく分かった。男女の分業による性差の拡大も興味深い。特に「投げる」能力の差が大きい!
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実際に起きた貨物船の沈没事故を教材に、チームや組織のあるべきかたちをについて考える内容。大切なのは心理的安全性。何を言っても受け入れられる安心感がないと、人は大切なことでも口を閉ざしてしまう。とりわけ上の立場の者が威圧的だと、下の者は何も考えず何も言わなくなる。上の者も一度決めたことを覆すと自分の威厳が損なわれると思って必要性があっても方針を変更しづらくなる。作業に集中するとき(赤ワーク)と、作業を見直すとき(青ワーク)を区別して、実行と考察を繰り返すことが大事。
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分断の進むアメリカは内戦に突入する危険を抱えている。アメリカのアフガニスタン撤退は、逆に中国の中央アジアにおける治安悪化の問題を引き起こした。ウクライナ戦争もイスラエルのガザ侵攻も、米中対立によるアメリカの東アジア戦略強化の影響か?米中対立の発火点は台湾ではなく、韓国沖の小島「白翎島」から始まるかもしれない。さまざまな要因を分析し、あらゆる可能性を考えながら、日本の国家戦略を模索していく必要がある。
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グローバル化による弊害=富の流出や国家の消滅を防ぎ、真の独立国になることを強く主張。その気概には同感。しかし現実はそう単純ではないし、一気に変えられるものでもない。時代の流れに逆らわず、かつ歴史や伝統も尊重し、バランス感覚を大切に国際情勢に対応していくのが良いと思う。
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世界史上に存在した国家の多くは、農民反乱や異民族の侵入、自然災害などの「外圧」によって滅亡した。しかしそれは真の原因ではない。外圧・危機は常に存在しており、それに対処しながら国家は運営されている。つまり危機管理ができなくなるほど官僚組織が腐敗・弱体化したことが原因なのだ。人々の生活を守るために徴税→徴税が目的化し重税に→庶民は困窮し有力者は脱税により強大化→有力者が国家を乗っ取る→貧富の差が極大化→反乱・革命...
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狩猟採集時代から戦争は存在し、農耕社会に移行して人口が増えると戦争はより大規模化した。とはいえ、人口の大多数は食糧生産に従事せねばならず、兵力も人口の数%を超えるものではなかったし、戦闘も長期間続くものではなかった。大きく変化したのは、火器(銃・大砲)が実用化されてから。また産業革命による大量生産、人口の増大、徴兵制の普及などにより、戦争はWWⅠのような大惨事に。WWⅡ後には核兵器が開発され、大国同士の戦争は不可能に。そして現代はテロやミサイル・ドローン(無人機)による攻撃が増えている。
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ウクライナ戦争や中東危機、アメリカ社会の分断など、現代世界は混迷を極めているが、それは「西洋近代」の賞味期限が切れかかっているからだろうか。資本主義や民主主義の劣化、貧富の差が極大化、少子化の進展、AIの発展と人類の「知」の劣化...。しかし、危機をむしろ好機ととらえれば、希望も見いだせる。AIを活用して資本主義や民主主義をアップデートし、人口減少にも耐えられる快適な社会をつくる。 結果、環境負荷も減り、争いも減少する。
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ニーチェ曰く、現代はニヒリズムの時代。神なき価値なき社会で人々はいかに生きるのか。著者はイスラームが最後の救いだと述べる。確かに、人生の指針が見つからず、人々は(自分も)迷いながら生きているように思える。お金?学歴?仕事?趣味?。また、欧米諸国が掲げる自由・平等などの「普遍的」価値観も、独善的で、実は差別的で、押しつがましく感じられることも多い。イスラーム的には、人を裁けるのは神のみ。難解な内容だが、西洋哲学を相対化して考えることができる。
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著名な哲学者や思想家たちが偉大なのは、その時代の固定観念を打ち破り、危険を顧みずに新しい考え方を主張したこと。誰もが少なからず固定観念に縛られて生きているが、少しでも世の中を良くするため、アップデートしていくためには、自分の感性に正直になって疑問や違和感に向き合い行動していくことが大切。保守的な人が大半なので批判や攻撃を受けるかもしれないが、これと信じたことは追究していくこと。その積み重ねで、世の中はより良くアップデートされていく。
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リベラル・アーツ=自由になる技術。リベラル・アーツ教育の目的は民主主義を担う市民を育成すること。民主主義とは自由な市民たちが形成する社会。リベラル・アーツ=教養を身につけることは簡単ではない。世の中の成り立ちについてもっと知りたい、真理を追い求めたい、という想いを生涯持ち続けることで身についていくもの。教養とは「ファスト教養」や「ChatGPT」のように手っ取り早く手に入るものではない。日本社会や教育界でも短期的な目標ばかりが重視され、近視眼的になってきている感があるが、こういう時代にこそ、教養が不可欠。
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マヤ・アステカの「神々の食べ物」や貨幣としてのカカオ豆が、コロンブス交換によりスペインおよびヨーロッパに伝わる。奴隷貿易で活躍したユダヤ人が製法を獲得。カトリック国スペインでの迫害を受け、ユダヤ人がフランス(バスク地方)にチョコレートを伝える。スペインでもフランスでも王侯貴族の飲み物だったが、革命により民間にも普及。またプロテスタントの普及とともにオランダでココアが、イギリスで(クエーカー教徒により)固形チョコレートが、スイスでミルクチョコレートが開発された。さらに産業革命により大量生産も可能になった。
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散歩・瞑想・読書。己を知る。目標を書きとめる。エネルギーを奪うものや人を避ける。仕事に意義を見いだす。整理整頓。時間を賢く使う。自分の心身を大切にあつかう。年齢のせいにしない。言い訳・不平不満・批判・嫉妬をやめ、何事もポジティブ思考で楽観的に解釈し、失敗を恐れずに粘り強く、苦難を乗り越える。
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お礼や褒め方などは具体的に。あいさつは相手の名前を呼んで。「あなたは」よりも「私たちは」。相手に配慮して、通り一遍の表現ではなく個別メッセージを伝える。
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メンバーの可能性を引き出し、個を生かしてチームで戦う。組織知を最大化する。目的と目標を明確化し、OBゾーン(やってはいけないこと)を決める。自走する組織をつくる。チャレンジと失敗を奨励する。知識のアップデートとアンラーニング。リーダーはモヤモヤするのが仕事。仕事の9割はコミュニケーション。肩の力を抜いて自然体で。しっかり休むことも重要。
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頑張らない・己を知る・目的を目標に・最高目標と最低目標・習慣化・テクノロジーに頼る・時間ではなくノルマで計画を立てる・キリを悪くする・逆算思考・考える時間を削る・アウトプット重視・問いを立てる・関連づける・文章は最初と最後から読む・意見を伝える・使う言葉を変える(ネガティブ→ポジティブ)・演技(強者のフリ)を続けて本当に強くなる・失敗は成長タネ。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/06/07(4358日経過)
記録初日
2012/05/20(4376日経過)
読んだ本
2482冊(1日平均0.57冊)
読んだページ
634063ページ(1日平均144ページ)
感想・レビュー
1058件(投稿率42.6%)
本棚
6棚
性別
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