読書メーター KADOKAWA Group

2025年1月の読書メーターまとめ

星落秋風五丈原
読んだ本
7
読んだページ
2457ページ
感想・レビュー
7
ナイス
515ナイス

2025年1月に読んだ本
7

2025年1月のお気に入られ登録
2

  • STBOOKS
  • kirinomukounisumitai

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

星落秋風五丈原
1880年、ニューヨーク。ヘラルド紙の唯一の女性記者であるエリザベスと友人のカルロッタは、ミイラのように包まれた女性の遺体を発見する。彼女の記事は話題となり、新たな遺体が発見される度に読者を魅了する。しかし、犯人もすべての記事を読んでおり。  父親が判事で、母親は元有名ピアニスト。エリザベスはいわゆる良家の子女である。よって、いくら新聞記者といっても、事件と深く関わらせるには、ずばり目撃者になるしかない。あるいは、容疑者か被害者が自身の関係者となるか。本編は前者の方法を取った。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
7

星落秋風五丈原
現実と夢など仮想世界をゆききする作品が多い。
が「ナイス!」と言っています。
星落秋風五丈原
まだ二人が幼かった頃、弟カールは、誤って飼い犬ドッグを撃ってしまった。虫の息なのだから、こうなると死なせるしかないが、度胸がない。代わってとどめをうったのは兄ロイだ。ロイはカールに、自分がとどめをうったと言えとカールにいい、彼はその通りにする。しかし父親は、手についた血から真実を知っていた。兄弟関係は、冒頭のこのエピソードが全てである。下手をうつカールの尻拭いを、ロイがこなす。15年前、保安官を殺して農場内の土地に死体を隠した時もそうだった。そして、カールは妻シャノンを連れて帰郷する。
が「ナイス!」と言っています。
星落秋風五丈原
伝説の怪盗一家のひとり娘ロザリンは、誘拐された母親の身代金を稼ぐため〈怪盗ギャンビット〉への参加を決意する。そもそも有能な怪盗の競い合いだったギャンビットが、あっさり目的を逸脱して権力闘争の道具に。そもそも組織が運営しているイベントなので、いくらでもやり放題なのだが、なぜ窃盗によりお互いの正当性を主張しなければならないのか。第一作でお馴染みの仲間も登場し、ロザリンやデヴローを助ける、邦題通り、愛あり、友情ありの物語。
が「ナイス!」と言っています。
星落秋風五丈原
「コミック・ヘブンへようこそ」 「辞めてやる、まじで。昨日今日で思いついたことではないけれど、今回は本気だ。」と、のっけから穏やかでない独白で始まる。主人公は、なりたくてなったわけではない24時間営業の地下マンガ喫茶で働いている。本当は自分の好きなことをしていたい。もう本文中に「何度辞めてやる!」の文字が躍ったことか。それでも客に言われれば対応してしまう真面目さが悲しい。そんな彼女に報われる日々がやってくればいいのだが、やってきたのは逆のことで。
が「ナイス!」と言っています。
星落秋風五丈原
考えてみればおかしな話だ。我々が普通想像するあの怪物は、物理的な接触によって相手の生気を吸い取る。ところが、ヘンリー・ジェイムズが描くところの怪物は、接触なしに吸い取る事ができるというのが「私」の説だ。そもそも、賢さや美しさを人に移すことができるという発想がおかしい。そして、相手に失礼である。賢さにせよ美しさにせよ、内面からにじみ出てくるという事があるはずだ。なのに「私」は他人から奪い取ったと断じており、その事に気づいていない他の人たちを馬鹿にしている風もある。つまり確信犯的な鼻持ちならない語り手。
が「ナイス!」と言っています。
星落秋風五丈原
1880年、ニューヨーク。ヘラルド紙の唯一の女性記者であるエリザベスと友人のカルロッタは、ミイラのように包まれた女性の遺体を発見する。彼女の記事は話題となり、新たな遺体が発見される度に読者を魅了する。しかし、犯人もすべての記事を読んでおり。  父親が判事で、母親は元有名ピアニスト。エリザベスはいわゆる良家の子女である。よって、いくら新聞記者といっても、事件と深く関わらせるには、ずばり目撃者になるしかない。あるいは、容疑者か被害者が自身の関係者となるか。本編は前者の方法を取った。
が「ナイス!」と言っています。
星落秋風五丈原
「ロンドン生活A London Life」 アメリカ人のセレナは英国人と結婚してロンドンに住み、妹ローラ・ウィングを呼び寄せる。ところが久しぶりに会うとセレナは思いもかけない変わりようで、しかもスキャンダルの渦中にいた。「ルイザ・パラントLouisa Pallant」 ルイザ・パラントの娘リンダは母親によく似ているばかりか、欲深さでは母親を越えている。リンダに好青年の恋人ができるが、ルイザはなぜかこの結婚を全力で止めにかかる。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/06/20(4628日経過)
記録初日
1980/08/08(16267日経過)
読んだ本
8116冊(1日平均0.50冊)
読んだページ
2539893ページ(1日平均156ページ)
感想・レビュー
7974件(投稿率98.3%)
本棚
877棚
性別
自己紹介

2005年より書評業。外国人向け情報誌の編集&翻訳、論文添削をしています。生きていく上で大切なことを教えてくれた本、懐かしい思い出と共にある本、これからも様々な本と出会えればと思います。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう