
2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:17冊 読んだページ数:5275ページ ナイス数:536ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/258524/summary/monthly/2024/9
近藤勇にヒスイが言う「虚しいからこそ命は尊い、きびしいからこそ運命は生きる甲斐がある」龍馬がヒスイと救吉に言う「遺された者は幸せに生きる務めがある。それが先に逝った者への供養と祈りになるきに」正岡子規も赤ん坊で登場、いろいろ繋がります。史実にヒスイと救吉という二人を絡ませ、うまく話しが転がっていった。最後の謝辞で天童さんの思いが伝わってきます。
竹本采女が袂を分かち豊竹若太夫として旗揚げ。今につながる歴史を感じて胸がいっぱいだ。竹田出雲はからくり人形を工夫した一族だったそう、興行主となり作者にも。『国性爺合戦』は大当たりで『心中天網島』もまずまず『女殺油地獄』は当時今一つだったとは。京に妻多岐、大阪の奈加。二人の女が知らないうちに手紙をやり取りして仲良くなっていたことに驚く信盛。絵師となった長男多門に反し、ふらふらし身を立てるとこの出来ない次男恵次も消息を絶った後、うまく収まり自分と同じだと納得がいく。最後まで本名の信盛で通したのが活きていた。
「誰かに、他の誰かみたいに生きればいいのに、なんて、ひどい言いかたよ。あなたもわたしも、他人をかえることはできない」塩田さん。これを言える関係性がよい。「月夜じゃなくても歩けるんだよ、わたしもあなたも。他の人たちも、みんな」
本っていいですよね。
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今後は感想も入れていきます。
手元にない本が殆どなので、すぐに表紙を見られるのが嬉しい♪
本棚にお気に入りを並べられるのも!
新しく自分の部屋ができた感じです。
読みたい本は、まだ図書館予約をかけていないものや購入予定のもの。
積読本は、今まさに手元にあって私に「早く読んで~」とプレッシャーをかけているモノたち。
ますます本を読み進められそうです。
目が悪くなるのだけが心配w
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