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2025年1月の読書メーターまとめ

びぃごろ
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6536ページ
感想・レビュー
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ナイス
792ナイス

1/11/41/71/101/131/161/191/221/251/281/31973217974290975363976436977509978582979655ページ数3036304030443048305230563060冊数読書ページ数読書冊数

2025年1月に読んだ本
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2025年1月のお気に入り登録
1

  • 道楽モン

2025年1月のお気に入られ登録
2

  • リュウ
  • 道楽モン

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

びぃごろ
【クスノキシリーズ②】通信大学で学び、番人の仕事も自分の裁量で行なう玲斗。手作りの詩集を1冊200円で売りたいので場所を貸して欲しいと高3の早川佑紀奈が幼い弟妹を連れやってきた。人も来ず1ヶ月が過ぎるが、中年男がお金を払わないまま1冊持ち帰ろうとして…。千舟が月1回通う認知症カフェで出会った中2の針生元哉は脳腫瘍を患い、翌日になると手術後の記憶はすべて消えてしまうという。絵が巧くスターウォーズマニアだ。この3人が今回のストーリーを動かす。千舟のMCIも進む、レシピサイトでブリ大根を玲斗と作るシーンがいい。
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2025年1月にナイスが最も多かったつぶやき

びぃごろ

2024年12月の読書メーター 読んだ本の数:13冊 読んだページ数:3666ページ ナイス数:449ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/258524/summary/monthly/2024/12

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2025年1月の感想・レビュー一覧
23

びぃごろ
竹田出雲・三好松洛・並木千柳作、浄瑠璃の床本を絵本に。文楽の上演は渡海屋・大物浦の段、鮓屋の段、道行初音旅、河連法眼館の段が多い。どうしても話がぶつ切りになってしまう。どういう順序でこの場面?と疑問であったが、この絵本によってそれぞれの段が滑らかにつながった!パズルのピースがうまく嵌ったようでちょっと感動(*´ω`*)。やはり通し上演って大事だよ、おなじみのお話でもやって欲しいなぁ。平維盛・知盛・教経は生きていて登場。〆の五段目吉野山の段で横川の覚範(教経)と義経が対決。嫁父川越太郎も再登場!これ観たい。
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びぃごろ
2021~23年暮らしの手帳掲載。チキさんはコロナ禍の生活と罹患した様子、ウクライナへ現地取材に行ったことなど。ヨシタケ漫画はチキさんのテーマを踏まえた解釈がパワーアップしている。どれも刺さったが「もう、しません」がピカイチ。他者への配慮の欠ける発言に対し罰金制度が始まったというもの、リアリティあるしオチも最高(笑) チキさんの方では眼精疲労に20分‐20ft-20秒ルールがよいこと。「看板効果・一貫性原理」があるから、相手の意見の中にも合理性を見出しつつ、事実の究明、選択肢の発見で合意形成へ。うむ。
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びぃごろ
竹田出雲・三好松洛・並木千柳らによる人形浄瑠璃の床本を分かりやすく絵本としてまとめたもの。赤穂浪士による討ち入りを題材にしたものだが、1748年当時は史実そのままで舞台にかけられなかったため、室町時代の話として進行する。登場人物の名前も吉良上野介を高師直、浅野内匠頭を塩谷判官、大石内蔵助は大星由良之助と置き換えられている。歌舞伎や文楽を観に行く前に、また観劇後にこの本は理解の手助けとなること間違いなし。家来の斧九太夫、定九郎親子は悪役。舞台でポンと登場するので誰?となる(笑) 現在シリーズは5作。
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びぃごろ
越後の奇譚、遠野物語風の出だし…父が起こした質業の跡継ぎで耳の聞こえが悪い鈴木儀三治(牧之)が、雪深い越後の風俗を書いて見せたら江戸の者たちは吃驚して面白がるんじゃないだろうかと思い立ち、本を出したいと願う一生を描く。越後に版元があるわけもなく伝手を頼って飛脚などでやり取りを続ける。そこには山東京伝、大坂の絵師岡田玉山、江戸の絵師鈴木芙蓉、曲亭馬琴などなど紆余曲折がありすぎる!実際に越後にやってきたのは十返舎一九と山東京山のみ。蔦重亡き後の京伝と馬琴、京山がかなりの分量で書かれていた。祝『北越雪譜』刊行
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びぃごろ
3時間40分の舞台に途中休憩20分。第二部はガラリと変わった世界で幕が上がる。バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2のハリポタ版は怖すぎるよ。観劇中把握できなかった細かい部分は本を読んで『オーグリー様』ってそういうことか(゚д゚)!と。逆転時計タイムターナーが深刻な害を与えずに時をさかのぼることができる限界は5時間(クローカー教授の法則)アズカバンの囚人でハーマイオニーは何時間巻き戻してたっけか。ドラコとスコーピウスの孤独がそれが解消される過程を見られたのが私には一番刺さったなぁ。スリザリンに愛を☆彡
びぃごろ
2025/01/28 10:55

SHOWno.1075 ハリー/吉沢悠 ハーマイオニー/木村花代 ロン/ひょっこりはん ドラコ/遼姜暢雄 ジニー/白羽ゆり アルバス/佐藤知恩 スコーピウス/西野遼 ローズ/飛香まい デルフィー/乃村美絵  スリザリン3人のアフタートークも楽しかった。そして次なるはハッフルパフのあの人を熱望、ダンブルドアの若き日の物語の続きを。

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びぃごろ
2016年にハリーの19年後を描く続編が出た!と歓喜し本屋に向かったが、それは物語ではなく舞台脚本だった…これじゃ想像の翼が広げられないと封印。一体どんな話なんだろう、いずれ物語版が出るやもと待ち続ければ、2022年に日本でも舞台化された。目の前で魔法が再現できるのか?箒が浮く?インセンディオー火が出る⁉ずっーとずーっと気にしつつ、ようやくチケット予約し、半年待って9と4分の3番線シートに座ってきました。ひゃっほぅ!封印解禁し本を購入。今舞台がそのまま脳内で再現されてます(´;ω;`)ウゥゥスコーピウス♡
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びぃごろ
「日本文学全集10」から抜粋され文庫化される。池澤夏樹編集のこの全集、出た順に読むぞと思っていたが、未だ2冊しか完読出来ていない…あの厚い本も文庫として一つずつバラけると手にはしやすいが、「読んだー!」という達成感は薄れるなぁ(笑) 通しでもなかなか上演のない四段目「天拝山」「北嵯峨」五段目は文楽で観たいものだ。国立劇場を改修するまで開放できないものか…しをんの口語訳は楽しい。文庫版あとがきもあり。人格不統一よりも藤原時平がトキヒラとルビがあったり、シヘイと読ませたりする方が気になったよぅ。
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びぃごろ
【鮎川哲也賞】デビュー作。医師である強みを如何なく発揮した本格ミステリー。自分と瓜二つの溺死体が搬送された救急医の武田航が主人公。出生に関わった生島リプロクリニックの理事長に話を聞きに行くと密室で亡くなっている。幼馴染の消化器内科の医師城崎響介と犯人となりうる人物を探っていくストーリー。出生に秘密ありだと予想できるが、その上をいく展開とラストにほぅ~と張り詰めていた息が漏れた。「禁忌の子」という意味はそこにあったか…城崎響介が冷静沈着・思考回路抜群の医師探偵役で、次作も今年刊行されるというので楽しみだ。
びぃごろ
2025/01/23 17:10

入院患者の三万円紛失のエピソードがいい

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びぃごろ
文楽に続き、未知の扉をバーンと開け放ったな、しをん!今回は庶民的な商店街でネイルサロン「月と星」を営む月島美佐が主人公。彼女のネイル愛と若きネイリスト’おなしゃす’大沢星絵をアシスタントに加えたことで世界がぐんぐん広がっていくのが読み所。ネイルはちょっとハードルが高いなと思ったが、読み終えてみれば、ほぅほぅ自分なりの利用方法、体験可能性を見出せた。また術中に嵌ったか(笑) 星絵の距離短縮力はファイル(やすり)摩擦発火熱と比例『妖怪爪磨き』…エッセイじゃないのに吹き出した。隣の居酒屋「あと一杯」の松永もよし
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びぃごろ
政府、警察、病院…これらの内側に切り込んだ小説は読んだが、まさかお寺さんの内部を覗くことになろうとは。驚きと新鮮さで読み進めるが、生臭さすぎるなんてもんじゃない。京都の伝統仏教最大宗派の一つ、包括宗教法人『錦応山鐙念寺派』の総局公室文書部の職員役僧、25歳の凌玄が主人公。売却予定の土地整備の現場に立ち会う昭和60年から物語が始まる。人の身体に血液が循環するように宗教団体にも見えない金が巡る…燈念寺派の悪を正すと覚悟した凌玄が京都のフィクサー和久良とヤクザと組む。第二部は平成12年~友人海照との綻びが…。
びぃごろ
2025/01/21 00:02

人を引き付ける魅力ある人物が、力の使い方を間違えるとこうなるわけでー。若い頃は面白みのない退屈なお経でしたが、今は声明が一種のオーケストラと思え、心地よく聞こえます。説法やお経をどう捉えるか、信心の掌握に長けた者とのみ込まれやすい者という図式を頭の隅に置いておきたい。いやはや胸やけしましたぞ。

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びぃごろ
震災から30年の今日、奇しくもこの本を読む巡り合わせに、あの日自分は何をしていたのかを思い起こす…神戸の祖父母の古い家は倒壊せず難を逃れ、近くの母のマンションの部屋に身を寄せている。東京で働く自分はどうしたらいいのか、何ができるのか…彼の7日間を描いた小説である。近しい人を亡くした人、自分は被災していなくても彼のように家族が神戸にいた人、ただただTV画面を見続けるだけの人。人それぞれに痛みはあるということ。そして東日本、熊本、能登と続く巨大地震は明日にも自分のそばで起こりうる可能性があるのだ。心構えを。
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びぃごろ
2018~21年「暮らしの手帳」に掲載。無意識な日常生活を送る中で、実はあなた加害者になっているかもしれませんよという警鐘と自己肯定感を与えてくれるシリーズ2作目。マイノリティや弱者の立場や目線を伝えてくれ、そういう見方や考え方があるのかと気付きを与えてくれるのだ。チキさんの文章は何故かラジオの語りのように早口で入ってくるので、読み直す作業を伴う…何でなんだろう、不思議な先入観がここに存在している。ゆっくり読んでもあの早口で再生されてしまうんだな(笑)章ごと2頁のヨシタケ漫画も存在感抜群。
びぃごろ
2025/01/17 11:06

「ポリアモリー」ではなく「非モノガミー」→あえて複数の相手と関係を築かなければ満たされないというわけではないものの、排他的な束縛を相手に行うことも、相手から束縛されることも望まない。 ≪気持ちは変化するもの。カテゴライズの決めつけはしない≫

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びぃごろ
山陽新聞に連載。備中松山藩の儒学者、山田方谷の教えと生き様。松山県人はムネアツで読むんだろうなぁ。そうでなくともグッときた。幕末1850~68年を5章で描く。身を擲って至誠を尽くす方谷を見て熊田恰は自分の誤りに気付く「落葉」元締として働く方谷の替わりに牛麓舎の代講をする若き英才三島貞一郎は学びたい「柚の花、香る」牛麓舎に入門した繁だが婿を取りお家再興の道へ「飛燕」塩田虎尾は江戸で砲術を学ぶ下命を受けるも「銀花降る」決して戦火を切らぬ松山藩士、藩主勝静と慶喜は江戸へ藩士たちは玉島に戻るが「まつとし聞かば」
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びぃごろ
産経新聞に連載。『純文学畑の作家で、芥川賞の選考委員も務め、アクション満載のスパイ小説も書いたりしている先輩にこの出来事を小説にする依頼をしましょう』って登場人物になってるし(笑) 福岡天神に梅田丸百貨店を興した梅田壮吾の米寿の御祝いに息子の一雄、孫の豊大と乃々華ら家族が、壮吾が住む孤島、野良島に集まる。45年前の迷宮入り事件で関わった坂巻警部、宝石「一万年愛す」を探す依頼を受けた探偵遠刈田も招かれる。翌朝嵐の中姿を消した梅田。残された遺書と3本のDVD「砂の器」「飢餓海峡」「人間の証明」この謎を解け。
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びぃごろ
ネタバレ在宅のWebライターとして月20万の収入を得ている40歳の健人が主人公。零細婚活会社のホームページに載せる紹介記事を依頼され、とりあえず体験してみてくださいと婚活パーティに参加する。そこには〈婚活マエストロ〉と言われる凄腕の司会者鏡原奈緒子がいた「婚活初心者」シニア婚活パーティを手伝う「婚活傍観者」人数の穴埋めに急遽婚活バスツアーに参加する「婚活旅行者」マッチングアプリを体験したり、大規模なパーティに参加したり「婚活探究者」鏡原さんの過去を知る「婚活運営者」鏡原のピンチに健人が仕切る⁉「婚活主催者」
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びぃごろ
北一の成長を描くシリーズ三作目。霜月半ば千吉親分の文庫屋が火事で焼失する。失火ではなく昼間の付け火で目撃された犯人は自分に優しくしてくれた住込み女中のお染。焼け出され仮住まいの掘っ立て小屋に住む人々の様子を描きながら盗難事件を探る北一と喜多次にシロとブチも加わる「気の毒ばたらき」に、貸本屋治兵衛の妻が28年前に殺された未解決事件を北一がおでこの力を借りて掘り起こす「化け物屋敷」は読み応えあり。ラストはお染の気がかりも登場しほっこり。宮部さんは人間の本質を描きながら上品さを失わない絶対外せない書き手なのだ。
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びぃごろ
志波兄弟妹はすでに脇役と化しているが、コレ一番いいかも…。連作短編の主人公は親の過干渉を逃れ、離婚した34歳の百合とヒーローになることを夢見た作業療法士24歳の舞人。彼の高校時代からの友人高木とのエピソードも泣ける(高木は過去作で登場しているようだが思い出せない)しかし公募の着ぐるみアル・パカッションって!このキャラをよく思い付いたな、町田さん。ノリノリで書いたんじゃないかと想像するよ。欠点がないと思えた志波兄弟も絵の才能はないようだ、そしてダンスも(笑)プロローグとエピローグが効いている。一彦登場!
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びぃごろ
烏丸建設の御曹司、治道が語る1944~2002年一族三世代の栄華と戦後日本の経済成長。町の風景を壊し建築物を生みだす父とは距離を置き、祖父が愛した美術品の数々を管理する私設博物館を作りたいと学芸員を目指すも希望は叶わず、新設された烏丸建設広報課で働く。腹違いの兄がいたり、日本刀や拳銃があまりにも身近に描かれていて戦後ってこんなだったのか?友人重森との無茶も過ぎるぞと。一振りの刀に魅せられそれを守ることが呪いとなった生き方が恐ろしい。言葉や物の呪縛に気づくのは人生を振り返る時期になってから…。重い昭和物語。
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びぃごろ
カメラマンの新夏は友人の結婚披露宴後、啓久からプロポーズされ幸せをかみしめる。しかし翌朝、電車内で盗撮し警察に捕まったと彼の母親から電話を受ける。こんな状況どう考えればいい⁉あり得ないでしょって思うけど、あり得ないことが起こるのも人生だ…啓久の母親は弁護士を立て示談するから心配いらないといい、姉は籍入れる前でよかったね、情に流されず別れた方がいいよという。この両極端な二人もスゴイが、新夏自身が穴に落ちたようにどうしてよいのか分からない状態…コスパで考えるか生理的に無理と切るか…2章は啓久と被害者莉子の話
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びぃごろ
【死んだシリーズ③】演劇研究会の5人が卒業公演に備えて雛月温泉で合宿をする。本読みをした翌朝、川で木村が死んでいた。事件性はなく自殺と判断されて8年。残された4人に脅迫状が届く「誰が木村を殺したのか真実を知りたければ1月9日14時宿・極楽へ来い」集まった4人は木村の妹、璃佳に請われるままあの日あったことを演じ、再現する。どうして死んでしまったのか…実は4人にも隠していたことがあり、それぞれが自分が原因で自殺してしまったのではないのかと考えていた…会話の最中¬カギカッコで話をかぶせてくる文章は初めて!
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びぃごろ
【クスノキシリーズ②】通信大学で学び、番人の仕事も自分の裁量で行なう玲斗。手作りの詩集を1冊200円で売りたいので場所を貸して欲しいと高3の早川佑紀奈が幼い弟妹を連れやってきた。人も来ず1ヶ月が過ぎるが、中年男がお金を払わないまま1冊持ち帰ろうとして…。千舟が月1回通う認知症カフェで出会った中2の針生元哉は脳腫瘍を患い、翌日になると手術後の記憶はすべて消えてしまうという。絵が巧くスターウォーズマニアだ。この3人が今回のストーリーを動かす。千舟のMCIも進む、レシピサイトでブリ大根を玲斗と作るシーンがいい。
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びぃごろ
松山大学マンドリンクラブの夏合宿中、コンサートミストレルが崖から転落死する。事故後、指揮者の高木は大学を辞め失踪し30年の月日が流れる。残された同期3人が久しぶりに再会し取り壊される部室を訪れると、最近書かれたと思われる高木の言葉が黒板に残されていた。一方、東京では資産家の男の刺殺体が路上で発見され、赤羽署に捜査本部が設置さる。過去の死を悼む3人と現在の殺人事件を捜査する刑事のパート。犯人の予想はついても、この二つがどう絡むのかは難しかった。離婚した冴子の家庭事情と刑事の成長、てんこ盛りのミステリー。
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びぃごろ
【いのちシリーズ③】元院長仙川先生が暮らす能登半島穴水町が舞台。まほろば診療所の看護師星野麻世が6ヶ月間の緩和ケアエキスパート実習に参加する物語。連作短編5本。大腸がんで肺転移もある女性は医療用麻薬モルヒネの使用を頑なに拒み苦痛に耐える。 致死性の不整脈に対処するためICD(植込み型除細動器)を胸に入れた末期がんの女性。 63歳で若年性アルツハイマーと診断され14年が経ち末期の前立腺がんと重度の認知症になっている男性。 48歳末期の肺がん患者は面会は友人のみ可で両親、親族との面会は拒否。勉強になるわ…
びぃごろ
2025/01/03 19:18

最期は末期の膵臓がん患者。「何があっても機嫌よく生きる」と決心し、周りからは楽しそうに見える。そして「死ぬまで成長する」。できないことが次々増えてくるけれど、そんな自分を受け入れる。『これも人生の味わいだ』と現状を楽しめる、心の成長が必要だと。

びぃごろ
2025/01/03 19:25

生まれる時の産科サポートと同様に、死ぬときもサポートが必要。より苦痛なく死を全うできるよう緩和ケアが大事。「心地よく生き、死ぬための医療」

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/09/02(4602日経過)
記録初日
2009/01/05(5938日経過)
読んだ本
3098冊(1日平均0.52冊)
読んだページ
989842ページ(1日平均166ページ)
感想・レビュー
2691件(投稿率86.9%)
本棚
34棚
現住所
東京都
URL/ブログ
http://biigoromoss.blog.fc2.com/
自己紹介

本っていいですよね。
読書メーターに過去の記録を入力&登録は2012/9/3
今後は感想も入れていきます。

手元にない本が殆どなので、すぐに表紙を見られるのが嬉しい♪
本棚にお気に入りを並べられるのも!
新しく自分の部屋ができた感じです。

読みたい本は、まだ図書館予約をかけていないものや購入予定のもの。
積読本は、今まさに手元にあって私に「早く読んで~」とプレッシャーをかけているモノたち。

ますます本を読み進められそうです。
目が悪くなるのだけが心配w



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