読書メーター KADOKAWA Group

2025年11月の読書メーターまとめ

SOHSA
読んだ本
5
読んだページ
1808ページ
感想・レビュー
5
ナイス
262ナイス
  • Xでシェア
  • facebookでシェア

2025年11月に読んだ本
5

2025年11月のお気に入り登録
2

  • 読特
  • カナ

2025年11月のお気に入られ登録
3

  • 読特
  • カナ
  • 田沼とのも

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

SOHSA
《購入本》村岡訳は何度も読んだが、今回、知人の勧めで本書松本侑子全訳版を手に取った。当初に感じたやや固い印象はすぐに消え、瞬く間に物語の世界へ引き込まれた。やはり不朽の名作。「赤毛のアン」は訳者が述べるように愛の物語であり同時に成長の物語でもある。学生時代はアンの目線で、年齢を重ねた現在ではマシューやマリラの目線で。アンだけでなくマリラの親としての成長もまた微笑ましい。親にとって子の成長は喜びと共に一抹の寂しさもある。読後、私の息子の幼い頃の情景がふと蘇った。まさに『神は天に在り、この世はすべてよし』か。
SOHSA
2025/11/10 14:19

巻頭の写真資料、末尾の訳注は読み進める上でもとても有益で参考となった。物語の背景や多くの引用の原典が明らかになり、アンの世界が何倍にも広がった。

が「ナイス!」と言っています。

2025年11月にナイスが最も多かったつぶやき

SOHSA

10月初めの頃の暑さが嘘であったかのようなここ数日の冷たい雨。夏から冬への移り変わりが速く、秋がとても短くなってしまったかのようです。せっかくの読書の秋なのにね。2025年10月の読書メーター 読んだ本の数:3冊 読んだページ数:1072ページ ナイス数:318ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/259749/summary/monthly/2025/10

が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
5

SOHSA
《購入本》『赤毛のアン』シリーズ第2作。成長したアンの姿が清々しく美しい。子どもの頃の大仰な言葉遣いは影をひそめつつも夢見る心を忘れない生き方に感動を覚えた。何気ない日々の生活の中にも真珠のような小さな幸せがあることを作者はアンの言葉を通じて読み手に静かに語ってくれる。訳者あとがきにあるように読者への素敵な贈り物だ。物語終盤のミス・ラヴェンダーの悲恋の成就もまた美しく胸を打たれた。まさに大人の文学と呼ぶにふさわしい小説となった。
が「ナイス!」と言っています。
SOHSA
《購入本》村岡訳は何度も読んだが、今回、知人の勧めで本書松本侑子全訳版を手に取った。当初に感じたやや固い印象はすぐに消え、瞬く間に物語の世界へ引き込まれた。やはり不朽の名作。「赤毛のアン」は訳者が述べるように愛の物語であり同時に成長の物語でもある。学生時代はアンの目線で、年齢を重ねた現在ではマシューやマリラの目線で。アンだけでなくマリラの親としての成長もまた微笑ましい。親にとって子の成長は喜びと共に一抹の寂しさもある。読後、私の息子の幼い頃の情景がふと蘇った。まさに『神は天に在り、この世はすべてよし』か。
SOHSA
2025/11/10 14:19

巻頭の写真資料、末尾の訳注は読み進める上でもとても有益で参考となった。物語の背景や多くの引用の原典が明らかになり、アンの世界が何倍にも広がった。

が「ナイス!」と言っています。
SOHSA
《購入本》久方ぶりの再読。作者西行の日々の暮らしや想いが飾り気なく自然体で謳われている。1500首以上の歌が納められており、その中には読み手の心情を揺さぶるものが必ず見つかるだろう。私自身、深く印象に残った歌はこの4首。「月のみやうはの空なるかたみにて思ひも出でば心通わむ」「昔見し野中の清水かはらねば我が影をもや思ひ出づらむ」「うきたびになどなど人を思へども叶はて年の積りぬるかな」「今よりは昔がたりは心せむあやしきまでに袖しをれけり」どれもみなそこはかとない悲哀が漂っている。
が「ナイス!」と言っています。
SOHSA
《購入本》昨今、体力の低下を自覚するにあたり、怪我のリスクの低いトレーニング方法を模索する中で本書にたどり着いた。本書によれば高齢になるにつれインナーマッスルを鍛えることが健康保持のため重要であることを知った。具体的なトレーニング方法を写真と文章でわかりやすく解説されており、理解の助けとなった。とは言え、身体の固い私にとってはどのポーズもなかなか難しい。当面はまずストレッチを実践せねば。
が「ナイス!」と言っています。
SOHSA
《bookwalker》古今集、新古今集等は読んだことがあったが百人一首は初めて読んだ。本書は百人一首に撰ばれた各歌の現代語訳、意味、解釈、背景、関連する歌等をわかりやすく解説しており、私のような初心者にはうってつけの一冊だった。それにしても百人一首にはなんと恋愛の歌が多いことか。それも艶めかしいエロティックな歌が。還暦をとうに過ぎた私としてはもう少し枯れて穏やかな恋歌が好みではあるのだが。ともあれ平安の都人たちの生き生きとした感情がそこここに溢れていた。ひとを想う気持ちには時代の隔てはないということか。
SOHSA
2025/11/05 13:31

【好みの1首】さびしさに宿を立ちいでてながむれば いづくも同じ秋の夕暮 (良暹法師)

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/09/06(4845日経過)
記録初日
2011/04/25(5345日経過)
読んだ本
1682冊(1日平均0.31冊)
読んだページ
432351ページ(1日平均80ページ)
感想・レビュー
1609件(投稿率95.7%)
本棚
40棚
性別
血液型
O型
現住所
千葉県
外部サイト
URL/ブログ
http://sohsa.hatenablog.com/
自己紹介


好きなものは本と音楽とコーヒーと空、少しの英語

古典、現代物、日本文学、ラノベ、海外小説、学術・専門書、ビジネス書、自己啓発本、漫画、洋書ペーパーバック、基本的に何でも好き嫌いなく読みます。
一冊の読んだ本からのつながりで、新たな本へと興味が連鎖していく感覚が、未知の世界が拓けていくようで、まさに読書の醍醐味だと感じています。

基本的には図書館派です。
近くに静かな公立図書館が2館、車で15分程度のところにやや大きめの県立図書館が1館あり、これら図書館巡りをしながら、目についた本やあらかじめ目星をつけていた本を借りてきて読んでいます。
こうして読んだ本のうち、是非、手元に置いて繰り返し読みたいと思われる本は、書店やネットで購入します。
また、図書館に置いていない本で読んでみたいと思う本は、ブックオフやアマゾンで中古本を購入して読んでみます。
作家側から見れば、好ましくない読者かもしれません(笑)。
Kindle持ちで、紙の本に加えて電子書籍も利用するようになりました。特に洋書を安く入手するのにとても役立っています。
読んだ本の感想は基本的にはアップすることにしていますが、ネタバレにならないようストーリー自体にはなるべく触れないように気をつけています。

好きな小説家は
■原田マハ ■村上春樹
■村山由佳 ■梨木香歩
■小川洋子 ■マルセル・プルースト
■ジュンパ・ラヒリ ■ポール・オースター
等々、思想哲学系では
■熊野純彦 ■栗本慎一郎
■木田元 ■永井均
■ウィトゲンシュタイン ■ハイデガー
■東浩紀 ■内田樹
■藤田一照
等です。 

コミックでは、
 ■大島弓子 ■山岸涼子
 ■萩尾望都 ■三原順
 ■村上もとか
など各氏の昔の作品が好きです。

読書メーターは読書管理にとても便利だと思い、登録させていただきました。
これからもじっくりと読書を続けていきたいと思っています。
お気軽にコメントやお気に入りに加えて頂けると嬉しいです。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう