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2024年1月の読書メーターまとめ

寝落ち6段
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4585ページ
感想・レビュー
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ナイス
271ナイス

2024年1月に読んだ本
20

2024年1月のお気に入り登録
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  • ゆーざん

2024年1月のお気に入られ登録
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  • ゆーざん

2024年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

寝落ち6段
ホームズは、思索が好きで、知的興味が多岐に亘る。謎を解くことに生きがいを感じ、もうそれなしでは生きていけないのだろう。盟友ワトスンが語るホームズは、巨悪に対して怯まず、地道に情報を集め、追い詰めていく。安楽椅子探偵ではない、案外泥臭く、歩き回るところが私はホームズの魅力だと思う。表題『最後の挨拶』では、一線を退いたホームズを見ることができる。作者が、おしまいにしたいと思ったのだろうと訳者は語る。痛烈な最期よりも、思うがままに、悠々自適に生きている方が、ホームズらしいと思った。
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2024年1月にナイスが最も多かったつぶやき

寝落ち6段

明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願い致します。 みなさんのご多幸をお祈り申し上げます。 2023年12月の読書メーター 読んだ本の数:19冊 読んだページ数:4243ページ ナイス数:313ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/263421/summary/monthly/2023/12

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2024年1月の感想・レビュー一覧
20

寝落ち6段
人が人を裁くことの難しさ。事実を争うのではなく、量刑、特に死刑か無期懲役か、被告人の命の行方を選択する場合、どれほど難しい事か。殺人事件のニュースを目にするたびに、永山基準だの、年齢だの、いろいろな議論が交わされている。私個人は、人の命を奪ったなら自分の命で贖うしかないのではないかと思っている。命というのはそれだけ重い。命に対して償うことはできないだろうし、命の価値は平等だからこそだと考えている。だが、もし、自分が裁判員の立場になったならば、それも傾くのかもしれないと感じた。
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寝落ち6段
ネタバレ明智小五郎対蜘蛛男。猟奇殺人に傾倒した悪魔の「邪悪の美」には、一切共感できない。しかし、手を変え品を変え、蜘蛛男が仕掛ける罠、必死に明智から逃げる機転、それを追う明智、という目まぐるしい攻防が、道中のそんなばかなという箇所なんて気にならないぐらい面白い。初めて読んだのが中学時分。約四半世紀ぶりに読んでも、覚えている個所が多く、それだけ印象強い作品である。どうしても解せないのは、富士洋子の行動。長い時間共にした犯人に共感を抱くストックホルム症候群というのがあるが、明瞭に推察できない。
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寝落ち6段
勉強は、自分のためにするのだと思う。他人がとやかく言うても、問題は自分が勉強するかどうかは、自分で決めてやるしかない。勉強したことが役に立たないという人がいる。それは間違いで、この世には役に立つものなど何一つない。役に立たせようとする人がいるだけである。勉強は、主体的でなければ、恐らく費やした時間は無意味になるのだと思う。やる気というのも、自分次第である。勉強の価値とは、自らを省みた時、やってよかったと感じ入ることができるかどうかではないだろうか。
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寝落ち6段
人は地域に生きている。地域は、人がいないと存在しない。地域とは、人の営みなのだと思う。地域を見る角度は無数にある。歴史、文化、地形、経済など。嘗ては閉鎖的な地域でも、今は国際社会の流れを受けることになっている。どこの地域で生きるのも自由だが、忘れてはならないのは、人は地域で生活を営んでいるということ。地域を知るということは、己の生活の基盤を見つめるということ。私は別にその地域に寄与すべきとは思わない。大切なのは、己はどこで生きて、生かされているかを知れということ。知って生きるのが、地域の為なのだと思う。
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寝落ち6段
残りの短編を詰め込んだシリーズ完結編。確かに、スリリングな展開も少ないし、とんでもない犯人が出てきたりしないし、目を引くような思い出に残る事件は少ないかもしれない。それでも、これですべてのホームズが収められてしまったと思うと、なんか感慨深い。
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寝落ち6段
人口増、物資不足、増税、産業構造の変化などにより貧困層が広がり、政府への批難も高まる。新天地で一旗揚げようとブラジル移民を推し進める政府。確かに、今の苦しい生活より、もしかしたらよくなるかもしれないという淡い期待が、大きな夢になる。様々な事情をもった人々の群像劇。夢だけは高くありつつも、ブラジルの事をあまり知らず、十分な支援もされず、ただ過酷な生活が待っている。これが正解だったのかはわからないが、正解だと思い込むしかない。国は、そんな人たちを邪魔だから追い出すのではなく、守らなくてはならないのではないか。
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寝落ち6段
ホームズは、思索が好きで、知的興味が多岐に亘る。謎を解くことに生きがいを感じ、もうそれなしでは生きていけないのだろう。盟友ワトスンが語るホームズは、巨悪に対して怯まず、地道に情報を集め、追い詰めていく。安楽椅子探偵ではない、案外泥臭く、歩き回るところが私はホームズの魅力だと思う。表題『最後の挨拶』では、一線を退いたホームズを見ることができる。作者が、おしまいにしたいと思ったのだろうと訳者は語る。痛烈な最期よりも、思うがままに、悠々自適に生きている方が、ホームズらしいと思った。
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寝落ち6段
ネタバレ1部のジョナサンは、親友ディオを抱いて、大西洋で死んだ。7部のジョナサンは親友ジャイロを抱いて、大西洋を渡る。最後のシーンが、1部の終幕と重なるが、1部とは違う寂寥感がある。多くの犠牲を払ったSBR。たぶんこれが、幕引きとして正しかったように思える。
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寝落ち6段
ネタバレ親友を殺した相手が、殺されそうになったら命乞いをして、友達を別の世界から連れてくると言われても、そうそう信頼できない。そういうことができる人物だとしても、今までの行動を考えれば無理だなと思う。結果、その信頼を裏切る準備をしていたのだから、そういう人物ではなかったのだろう。本当の最後の敵は、別世界のDio。時を止める能力「ザ・ワールド」を持つ。スタンドが、細くなっているのがすごく気になる。ゴリゴリのマッチョなのがいいのに、と思ってしまう。
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寝落ち6段
素晴らしい幸せな国を作るという志は、一点の曇りもないものだと思う。しかし、大統領は根本的な間違いを犯している。国は民衆の幸せの為にあるものであり、民衆が幸せな国の為にあるのではない。国民が国家の為にあると考えるのが、全体主義という考え方である。それを正義として死んだ者、それすら知らずに死んだ者。果たしてその犠牲を強いた者の作る国の下で、果たして国民は幸せになるのだろうか。必ずこういう指導者は、これからも国民に犠牲を強いる事を行う。
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寝落ち6段
ネタバレウィル・アントニオ・ツェペリがジョナサンに、シーザー・アントニオ・ツェペリがジョセフに、ジャイロことユリウス・カエサル・ツェペリがジョニィに、後を託して最期を迎える。ある意味、ジョジョの様式美のような、ジャイロが最初に出た時に、ジョニィと出会った時に、予想できていた別れ。何が起きているのかはよくわからないけど、どうして大統領が老けているのかもわからないけど、ツェペリからジョースターへの絆は、世界線が変わっても、変わらないということ。
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寝落ち6段
禍福は糾える縄の如しとはいうけれど、禍福の恐ろしいところは、個人の努力ではどうにもできないことが多いということ。どんなに気を付けても事故に巻き込まれることもあるし、何も努力しなくても途轍もない利益を受けることもある。捉え方次第だという人もいるが、それは違うと思う。聖なる遺体から生まれた謎の透き間は、不幸を誰かに擦り付けるというもの。読んでいて、聖なる遺体は、本当に聖なるものなのか疑問がわく。
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寝落ち6段
ネタバレ単純な戦闘なら、Dioが勝つだろう。大統領は、身を守るために挟まりに行く。貪欲にも勝ちをもぎとろうとするDioの漆黒の殺意、許されたいと切に願うホット・パンツ。三者三様の執念の中、Dioは散る。この死に際は、嫌いじゃあない。それを見ていたジョニィたちは、覚悟を決めた。その時、お互いの秘密を語り合うのだが、ジャイロの本名が、どうしても1部と2部のツェペリの運命を想起させてしまう。
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寝落ち6段
ネタバレさらば、ウェカピポ。貪欲に己のために奪うDioに利用され、大統領のスタンドに殺された。だれがナプキンを取るのか、自惚れこそが力なのだろう。大統領のスタンド「Dirty deeds done dirt cheap」、AC/DCの曲。まさに裏切りの騙し討ちの曲。平行世界を行き来する能力。何で鉄球を顔面に受けても平気なのは謎。一方、ルーシーに発言した能力は、触れた部分に不幸が襲い掛かる結構凶悪なもの。
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寝落ち6段
当時、読んでいても、何回読んでいても、よくわからないのがこの巻。大統領が直接主人公チームに攻撃を仕掛けるのだが、本当にわけがわからない。次の巻で大統領の能力の正体とこの襲撃の裏側が描かれるのは知っているが、それでもよくわからない。だから、そういうものだと受け入れるしかない。途中で、ジャイロは座標で攻撃するスタンド使いと対決する。スタンド名が「チョコレート・ディスコ」って洋楽じゃあなく、Perfumeじゃあないか。と驚いた記憶がある。
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寝落ち6段
ネタバレ処女懐胎、ついに聖人の正体が確定する訳だが、それよりも大統領のスタンドが姿を現した。漆黒の殺意で大統領を刺すルーシーもすごいが、なぜ死に際の大統領が消えて、復活してるんだと、なんか記憶が無くなってるとか、当時は想像したなあ。ウェカピポvsマジェントも好きだ。攻撃力皆無の絶対防御の能力を利用した自爆は、恐ろしい。最後は、セルフパロディで、生物最強のカーズと攻撃最弱のマジェントなのに、リンクするのがいい。
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寝落ち6段
過去に捨てた物を再現する能力のシビル・ウォー。「人は何かを捨てて前へ進む」という敵役のアクセル。確かに人間は、物理的にごみを毎日大量に捨てているし、人間関係も切って捨てているともいえる。それだけではなく、嫌な思い出、トラウマともいうべきなのか、そういうものも、心の隅に捨てているのかもしれない。ここぞというときに、捨てた物に襲われるかもしれない。特にトラウマというのは急所を抉る。問題は、捨てた物をどう捉えるかである。不要なのか、踏み台にしたのか。それだけで、意味合いが変わってくる。
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寝落ち6段
黄金長方形とは、自然への深い洞察と敬意をもって見つけられるもの。それは、馬の鬣であったり、蝶の羽であったり、木の葉であったり。どれもが、自然と言いつつ、動物ばかりであった。自然というのは、動物ばかりではない。雪の結晶もしかり、ならば、氷原もそうではないのかなと思ってしまう。やはりそれは、自然の美しさとは、動物だという先入観があるのからなのか。
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寝落ち6段
ネタバレ大統領護衛のマイク・Oの能力は、バルーンアートみたいにファンシーだ。その分、攻撃がえぐすぎて、そのギャップに肝が冷える。スタンド使いではない、女性同士の戦いも凄まじい。大統領夫人のプッツン度合い、ルーシーの機転。ウェカピポの登場。初めて読んだときは、soul’d outじゃん、マジか、マジェントは、magenta・magentaかよと、なんか嬉しくなった覚えがある。
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寝落ち6段
ネタバレ泉から手に入れた物をすべて使い切らなければならない。襲ってきたのは、11人の男たち。その男たちは、無個性で、ほとんど喋らない。リンゴォのように「男の世界」を語るわけではなく、サウンドマンのように祖先の土地に思いを抱くのではなく、ただ11人の男たちは、ピストルを構え、襲ってくる。デザインも同じ外套に、似た髪型と髭。一切背景も思想も語られることはなかった。絶体絶命の中、泉から手に入れた物をすべて差し出した。友の命に代わる物はない。殺し合いの中で、得られた物なのだろう。正直、7部で一番好きなバトル。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/09/16(4312日経過)
記録初日
2012/04/02(4479日経過)
読んだ本
1605冊(1日平均0.36冊)
読んだページ
454665ページ(1日平均101ページ)
感想・レビュー
1546件(投稿率96.3%)
本棚
55棚
性別
年齢
36歳
現住所
愛知県
自己紹介

 ナイスやお気に入り、ありがとうございます。

 小4の頃に出会った「ファーブル昆虫記」
 連日、学校の図書室に通った。これが私の読書歴の原点。
 中学生の頃は、江戸川乱歩や横溝正史、アガサ・クリスティーといったミステリーを読み耽った。
 高校生では、滝沢馬琴「南総里見八犬伝」で古典の力を思い知った。
 大学生では、ロマン・ローランや島崎藤村、トルストイ等に触れた。
 社会人になって、ジャンルを問わず手に取るようになった。

 読書は、楽しい。

 読書メーターは、地域、年齢、職業問わず、多くの人の多くの感想を拝見でき、時には驚き、感銘することのできる場だと思います。大変楽しいし、為になります。
 感想は極力書くことにしています。255字制限を守って、書くことにしています。とりとめのないものです。

 これからも続けていき、多くの世界を知り、自分の世界を豊かなものにしていきたい。そして、誰か一人でも読書の良さに触れてくれるようになればとも思います。

「人生で影響を受けた本100冊」というイベントに参加中
https://bookmeter.com/events/7335
私自身の「人生で影響を受けた本100冊」をまとめようと思います。
https://bookmeter.com/users/263421/bookcases/11547506?sort=book_count&order=desc
 まだ未登録の本があったり、幼少期の本もあったりするので、蔵書をまとめつつ、本棚に登録していこうと思っています。
シリーズ物は初巻のみの登録です。

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