ネタバレ久々垣谷を図書館でぱっと見借り。文句なく★★★。私と同年代の筆者とその家族の親婚活奮闘記だが、まず結婚に対する親の干渉に娘が反発しないのが信じられない。また母親はともかく父親までこれほど親婚活に熱心になるとは。うちの二人の子供は無事３０歳前後で結婚したからわからないのかもしれない。結婚って難しいとつくづく思う。相手の親だけを見ていても見下されたり将来面倒を見て貰うのが当然の感覚だったり。そりゃ嫁がせたくないよ。資産家とは釣り合わないし、本人が生理的に嫌悪してしまうとかもあり。なんとかHEでホッとした。

ネタバレ笑いと人情の本を読みたく図書館でぱっと見借り、★★★。かたや１人150万円のパリツアーと19万8千円のツアーをダブルブッキングさせて儲けるとはいやはや思い切ったギャンブルという感想はさておき、このツアーのツアコンを務める元夫婦の二人のやり取りが可笑しい。そして低料金のツアーの近藤とクレヨンのやり取りも。他にも右京と早見も抜けがけのグリップ旅行だし、丹野夫妻も。クセの強いメンバーの中で下田夫妻のラストツアーのやり取りは泣かせる。後半のルイ14世のグラン・シェフと非認知の子供との話もいいね。後編期待！

ネタバレ久々垣谷を図書館でぱっと見借り。文句なく★★★。私と同年代の筆者とその家族の親婚活奮闘記だが、まず結婚に対する親の干渉に娘が反発しないのが信じられない。また母親はともかく父親までこれほど親婚活に熱心になるとは。うちの二人の子供は無事３０歳前後で結婚したからわからないのかもしれない。結婚って難しいとつくづく思う。相手の親だけを見ていても見下されたり将来面倒を見て貰うのが当然の感覚だったり。そりゃ嫁がせたくないよ。資産家とは釣り合わないし、本人が生理的に嫌悪してしまうとかもあり。なんとかHEでホッとした。

ネタバレ久々春樹、★★☆。１編１編は割とスラスラ読め、いろんなテイストが楽しめる。懐かしいやら、夢ともつかぬ不可思議やら。いつもながらジャズやクラシックの造詣の深さに感服。マイベストは「謝肉祭」かな。好みが一致した人との突っ込んだ会話ほど嬉しいものはない。「品川猿の告白」は滑稽ながら猿の心情にホロリ。「クリーム」の「中心がいくつもあって外周を持たない円」とは謎だが、そういうのを考えるのもときにはいいかも。書き下ろしの「一人称単数」はムカつきながら春樹の想像にゾクッ。「ヤクルト・スワローズ詩集」はただ可笑しい。

ネタバレ久々の堂場は、一見普通の人間にも闇を抱え犯罪に走る人が一定いるということに恐怖を感じつつ★★★。追跡捜査係というのが本当にあるのか知らないが、十年以上前の未解決事件の捜査は、よほど執念深く些細なことに気づき想像力豊かでないと務まらない。そして新たな事件と絡み課内で捜査がダブるときの軋轢はほんとに大変。キレやすい沖田とか大丈夫って感じだがギリギリのところでOKに。犯人は早めにわかったがラストはスリリングで読む手が止まらない。庄田とさやかの結婚はサプライズだが案外上手くいくかも。続編あるのかな。