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2024年7月の読書メーターまとめ

たんたん
読んだ本
50
読んだページ
7638ページ
感想・レビュー
42
ナイス
204ナイス

2024年7月に読んだ本
50

2024年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たんたん
すらすら読了したけどシリーズ2巻目だったのね。短編4本でいろいろな科学捜査法が出てくるが、難しくなくて読みやすい。本邦、「文系いらない」のほかに「ポスドク」問題もあって、そりゃ学問極めたい優秀な人はどんどん海外にいっちゃうよなぁと暗澹たる気持ちになったり。4編の中で「路側帯の亡霊」がいちばんこれぞ現代!これぞ警察!て感じで好き。全体的には警察ものというより、科学に対して真摯であれ、というエールを感じました。
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2024年7月にナイスが最も多かったつぶやき

たんたん

2024年6月の読書メーター 読んだ本の数:70冊 読んだページ数:12165ページ ナイス数:374ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/299285/summary/monthly/2024/6 ずっと読みたかった本や古典児童文学がやっと読めて満足。 ナイスもありがとうございます。

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2024年7月の感想・レビュー一覧
42

たんたん
815 雑学的で楽しいけれど、版型小さめ&フォントも小さめ。見開きで1件ごとに情報をまとめているのは読みやすくてよい。このくらい薄くて軽くないと、今の時代いろいろ難しいのかもしれないな(ソフトカバー、フルカラー120ページ、総ルビつき、1400円+税。紙質はよいけど、本、高くなったなぁ……)
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たんたん
さてさて読み聞かせ……できるかぁーーっ(バーン!) という感じの勢いのある絵本でした。よくみたら、ねこいるね……。
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たんたん
文章は少なめ。やさしい色使いの絵。個人的にはこれは賞レベルの本だと感じる。
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たんたん
489 シカやイノシシの獣害が増えてるし、ニホンオオカミみたいにならないよう頂点捕食者はだいじにしなきゃなんだけど……(人口減少のなかゾーニングするの難しい。みんなマタギにならないといけなくなるかも…)
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たんたん
シロクマにお届け物を頼まれる、やたら目つきのわるいカモメさん。海獣見分け、アシカとアザラシはわかるかもだけど、ぎりぎりセイウチ(雌雄とも牙があるのかー! ならばいけるか?)、トドorオットセイは正直わからないかも……。そしてこういうオチ、大好き! 楽しい絵本でした。年長さんくらいから?  追記:アシカとアザラシ(たくさんのふしぎ2024年10月号)も良さげ
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たんたん
上下2段組とか久々に読んだわー。世界観はまったく異なるけど、読んでてずっと『死にやすい公爵令嬢』を思い浮かべてました(シティとかネコのせいか?)。かっこいい女性がたくさん出てきておすすめ。
たんたん
2024/07/30 12:56

ネタバレせずに読んだほうが楽しいよ~! 3巻とも京極並みの鈍器本だけど(笑) ナオミ・ノヴィク作品にハズレなしと思ってます。

S
2024/07/30 14:03

分厚くて躊躇するよ~!まぁ読むとなったら読メの感想欄は眺めてから読むと思うから、多少はネタバレ見てから読むことになりますね!

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たんたん
『幼女戦記』や『フルメタル・パニック』や『大砲とスタンプ』好きにはおもしろかったです。やっぱり『グリモア』世界の地下図書館とどこかつながってる感がありますな。作者あとがきで、担当+本書の企画込みでガガガに円満移籍したみたいなことが書かれてた記憶。あのレーベルなら「魔王から世界半分もらったら税金対策しなきゃならなくなった」みたいなのもあるからな。
S
2024/07/29 18:17

おー、やっぱグリモアと関連ありそうなんですね!じゃあやっぱグリモアも読まなきゃ。税金対策の本、途中までは読んだの思い出した(笑)確かにレーベル同じだわ。

たんたん
2024/07/29 18:44

3巻は9月に出るみたいだし、それまでにグリモア読むのもいいかもー。 この作家さんはラブコメ成分あっさりめ、「矢印……飛んでるか?」くらいなので私は読みやすいです(笑)

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たんたん
664 この「とりあえず体をはって何でも食べてみる」系、最近どこかで見たな……と思ったら平坂寛さんだった。納得の食レポ深海魚図鑑。のどぐろの黒い理由も説明してあって、なるほどなー、となります。おすすめ。
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たんたん
すらすら読了したけどシリーズ2巻目だったのね。短編4本でいろいろな科学捜査法が出てくるが、難しくなくて読みやすい。本邦、「文系いらない」のほかに「ポスドク」問題もあって、そりゃ学問極めたい優秀な人はどんどん海外にいっちゃうよなぁと暗澹たる気持ちになったり。4編の中で「路側帯の亡霊」がいちばんこれぞ現代!これぞ警察!て感じで好き。全体的には警察ものというより、科学に対して真摯であれ、というエールを感じました。
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たんたん
おまじない? バタフライエフェクト? どんな小さなことでも、生きていれば何かある&何とかなるという感じの絵本。(しかしヨシタケシンスケ絵本の判型どんどん小さくなるな。元絵がよほど小さいんだろうな……)
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たんたん
(これをオノマトペ絵本とするのは抵抗があるなぁ……。)寿司好きの子どもや大人向けか。シュールさ際立つ絵本だったよ。
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たんたん
平飼い養鶏場の写真絵本。餌やり、水やり、フン掃除、用具清掃、鶏たちの健康チェック&採卵はそれぞれ専任担当別になってる。さらには採卵した卵たちを選卵場で消毒してお店に届ける人たちもいる。 自然環境に近づけて健康的に生き物を飼うのはとても手がかかるのだ。
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たんたん
024.3 英国では電子書籍から紙の本への回帰がみられるらしいけど、本邦じゃどうなるんだろうか?(ただ、出版・書店業界はほぼ中流以上の白人が占めるそうだけど……p.35より)。米国、ユーロ圏はクリスマスプレゼントの習慣があるよね。 コーヒーやホットチョコレートをお供にして本を読む。読書する人が集まって文化サロン的なものを形成する。TSU○AYAの営業形態はこのへんから持ってきてるのかな?
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たんたん
心理描写が細やかで女性が書いたんじゃなかろうかという作品が多い。炭鉱労働者や戦時中の女性車掌は、ガラが悪いけどたくましい。女性が生きていくのに今よりもっと結婚が重要だった時代。『かぐや様』ばりに告った方が負け感がある(悪魔の誘惑に負けた感?)
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たんたん
816.6 (暮らしの図鑑シリーズ)かわいい写真がいっぱい。このシリーズは、ぼーっとながめるだけで気分転換になりますな。
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たんたん
ネタバレ726.6 クラッセン好きなので。もとは講演のスキマ時間で何気なく手に取ってパラパラ読んだチロル童話が、思い出すうちにだんだん脳内で変容していって1年後にはオリジナルとはまったく違ったものになってしまったものらしい。廃屋でドクロと出会い、夜な夜な襲ってくるガイコツ部分に徹底的にとどめを刺し、いっしょに助け合って暮らす少女……。私には理想(ドクロ)と現実(ガイコツ)に見える。祈っても神は助けてくれないし腹は減る。(そしてもともとのお話からは子供の口減らしとか死んだあと天国で幸せに暮らす系のにおいを感じる)
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たんたん
ネタバレ短編集的。延滞督促の章は図書館あるある(=怨念)に満ち溢れてますね! 主人公の過去と、バディともいえる不穏な名前の美少年VSへっぽこ正ヒロイン、階層全踏破&ボス撃破で現れるワープゾーン。あと、地下迷宮で何度も死を体験することで逆に今現在の生き方や選択がよりいっそう慎重に大事になるというのが良い。『死んだ山田』の逆パターンですわ。(そしてメガテン脳なので登場人物の名前が悪魔変換されてしまう……)
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たんたん
ネタバレ表紙と主人公の設定(元冒険家)で「俺様ハーレム系か…」と食わず嫌いしていたけれど、ちゃんと読んでみるとすごくおもしろかった。幼馴染ヒロイン?の行動力と感情が激重ですが。学園の設定は『九龍妖魔学園紀』を、マッピングの重要さは『ウィザードリィ』を思い出す。ので、いまいち先輩を信用できない私がいる(ひどい)。仲間から裏切られる展開とかないといいなぁ。行動不能になっても命は落とさないダンジョン、魔書遣い新兵の訓練施設みたいだなーとか思ったり。
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たんたん
147.1 恋する人と結ばれる呪いや、泥棒に対しての恨み言を書いた古代の金属板。藁人形や呪詛(厭魅とかいうやつ?)みたい。印刷の時代になったら悪魔を召喚して宝物もらう「ドラゴン・ルージュ」がけっこう長い間廃れなかったこととか(情報弱者をだますマルチ商法っぽい)。さらに印刷物が安くなったら商売敵の足をひっぱるものとか(インド)。普遍的な人間の欲望にあふれてるといいますか。しかし古代ローマ時代から泥棒はありふれてたんだなーとか思ったり。理不尽な目にあったら、やったやつに理不尽で返したくなる気持ちはわかる。
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たんたん
ネタバレロンドンからユーロスターで移動し、パリで親友のオスカーとクリスマス前休暇を楽しむマチルダ(ティリー)。この作品に出てくるご飯や飲み物、お菓子は手が込んでいていかにも美味しそうなものばかり。童話の世界のめちゃくちゃ加減はわりと好み。1巻でママ行方不明の原因だった悪役?があっさり消されてしまった……。ティリーの出生の秘密が図書館員たちに公にされてしまい、物語は3巻につづくよ!といった幕切れ。3巻の舞台はアメリカ議会図書館か?
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たんたん
ネタバレ現代のイギリス首都ロンドン。祖父母の営むページズ書店で暮らすマチルダ(愛称ティリー)には両親がいない。父親は生まれる前に亡くなっており、母親はマチルダを生んでから失踪したらしいが、祖父母からは両親のことを詳しく聞いたことがない。ある日、書店で大好きな本の登場人物とそっくりな人間と出会い……という感じではじまる「本の旅人」の物語。本の中よりむしろ大英図書館と、地下にある秘密の図書館の活動指針”LEGERE EST PEREGRINARI(レゲレ エスト ペレグリナリ)” ”読書は旅なり”にわくわくする私。
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たんたん
コックは見た。ある日まな板が調理中の食材のエビを食べるところを……。その夜の再現実験後、いきなりしゃべりだすまな板。さらには開き直ったまな板に、口止め&出来立ての料理を食べてみたいな~とねだられる始末。忙しい厨房の中で毎日こっそり真面目にまな板に貢ぐコック。(なんだかだんだん大きくなってるぞ……?)3か月経ったある日、とうとう料理長に見つかってしまい……。シュール極まる展開。ちゃっかり甘え上手なまな板だった。
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たんたん
新見南吉の童話に西條由紀夫さんが絵をつけた絵本。ひろっぱのまんなかにある、まるい大きな影。スズメ、ポスト、街頭はそれぞれ「あれは自分の影だ」というけれど……。味わいのある手書きの文字に、シンプルで見た目はクレヨンっぽいけど、「これはどうやって描いたんだろう?」と現物をみてみたいと思わせる絵(様々な画法を使われてる画家さんのよう)。新見南吉の生きてた時からすると軽気球の水素やヘリウムは希少資源になっちゃった感。昔はボイスチェンジャーとか遊び道具に使われてたよね。
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たんたん
窓辺にすっくとたつ「こけし」からみた新緑あふれる外の風景。みかんの花が咲いているので春~初夏むけかな。いもむしことアゲハチョウの幼虫がけっこうインパクト大なので苦手な人は要注意(いやほんとに)。版画の力強さを感じる絵本。
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たんたん
(内田麟太郎 作 はしもとみお 彫刻・絵)内田麟太郎さん主導でまとめあげた絵本ということかな? 木彫りのイグアナとカモメのつくる陰影、存在感が絶妙。リアルな登場人物(動物?)と、情報を極力減らした書き込みすぎない薄めの背景(ピントをずらした写真のようで、外に広がった感じ)。ページあたりの文字量も多くなく、絵にかぶってないので読み聞かせしやすそう。バランスと統一感がステキな絵本。
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たんたん
北海道のわらべうたを元にしたオノマトペ絵本。作者さんは元保育士らしいので「わかってる」感があってとてもよい。一緒に歌いつつ体を動かすと良いかも。ひよこが出てくるので手遊びなどにも繋げやすそう。 そしてなぜか私の頭の中ではお座敷芸?「とらとら」のメロディで再生されてしまうので、音源みつけて聞いておきたい。
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たんたん
596 旅と鉄道編集部の、駅ビルなどで購入できる440品(チェックボックスつき)駅土産大百科。あくまでも鉄道が通ってる地域がメインだから沖縄がないのね。九州各県のは結構いただくのと、北海道は物産展、東京は出張土産てことで割と食べてた。それ以外の直通便のない地域はさすがに埋まらないな……(食べてても記憶に残ってないのかも)。
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たんたん
白亜紀おわりの北アメリカを舞台に、コーチから狩りのレッスンを受けるドロマエオサウルスの生徒たち。だいたい全長2メートルで今の人間の大きさくらい。始祖鳥を二足歩行にしてごつくした感じで、体の大きさにくらべ脳が発達してるのがポイント。昆虫類や哺乳類も出てくる。最新の研究にもとづいた知見も加え、白亜紀の恐竜生活はこんな感じだったんだろうとコンパクトにまとめてある。面白くわかりやすいのでおすすめ。
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たんたん
487 表紙からして大迫力! オーストラリア北部の汽水域にすむ世界最大のワニ(入り江にすむからイリエワニ?)。繁殖期に生まれる卵は50個(しばらくメスが浅瀬でいっしょに暮らす)、独り立ちしたうち1年後まで生き残るのは半数ぐらいらしいが、カメとかと比較したら結構生存率たかいよね(温度で雌雄分化するのも似てる)。同時期に借りた絵本にでてきた白亜紀の恐竜、デイノスクスとの関連が気になる。
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たんたん
693.8 ある主題に関して発行された世界最初の「一番切手」を集めたもの。著者プロフィールをみるとノンフィクション作家であり、また”切手などの郵便資料から国家や地域の在り方を読み解く”ことをされてるそう(OSINTっぽい)。筆者の独断と偏見で選んだ50ってことで、いろいろな意味で濃い。 印象に残ったのは「月」←オスマン帝国旗の三日月はイスラム教義とは無関係とか(もとは戦場の血の海に映る月と星)、「新型コロナウイルス」←ゼロコロナ乙&なんだか生温い目になったよ、他に「パン」「振袖」「蝶」「貝」「鬼・悪魔」等
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たんたん
ネタバレ白目が特徴的なシゲタサヤカさんの絵本。料理人の出てくる『まないたに…』などは未読なのですが、発刊された順番に読んだ方がいいのかもしれない。さいごの「残った料理はスタッフがおいしくいただきました」状態に笑った。 (そして今回問題のコックさんは、むしろロボット工学を極めて量産体制を敷いてはやく一家に一台お料理ロボット時代をですね…! ←暑いので料理したくないらしい)
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たんたん
アマゾンの熱帯雨林で実際におきた大規模森林火災がテーマとなっている。そこで暮らす生き物にとっては死活問題だが、人間の経済優先の世の中では自然環境保護はどうしても後回しになってしまう。それに加えて地球全体の気候変動の影響もある。横長見開きで広がりのある美しい絵と、詩または祈りのようなことばで綴られた(説教臭くないのが良い)、環境問題について警鐘する絵本。
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たんたん
とにかく「絵力」がすごいな、シュールだな……と思ってたら『めんぼうズ』の絵作者さんでしたか(納得)。見開きページあたりの文章量が少なめなのと、動物ごとにちゃんとオチがある(←吉本ばりに周囲のリアクションがある)ので、読み聞かせすると楽しそう。リアル寄りな動物たちだけど、空想の世界らしく服を着てるのも私的には好印象。
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たんたん
航空整備士のおしごと写真絵本。飛行機の部品は全部で300万点以上……ということで専用工具の数も種類もすごい(そしてREMOVE BEFORE FLIGHT赤タグの多さよ)。飛行機が大好きでも、普段ここまで整備に密着したら正直邪魔だろうwし、絵本にしたのは大正解。ジェットエンジンの中身はそれこそ整備士にでもならないと見せてもらえないと思うので、これは極める系ちびっこにはとても良いのではなかろうか。巻末特別付録にはさらに詳しい情報がみっちり。おすすめです。
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たんたん
図書館新刊棚で、あまりにも印象的な絵とタイトルに惹かれて借りる(しかしこれは著者名しらないと検索でしぬやつでは……)。地上にまだ人間がいなくて、いきものはお互いにたべたりたべられたりしていた世界。ある日、くまが川の中で「へんないきもの」をつかまえて……。なんだかアイヌ神謡やネイティブアメリカンの精神世界を連想。「ひ」の姿はメキシコ神話の神さまが元になってるらしく(岩崎書店サイトより)、積読してた『マヤ神話ポポル・ヴフ』第三部あたりがそれっぽいな。とにかく絵がすばらしい。
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たんたん
ネタバレ某Xで流れてきて気になってた本(まずタイトルがすごい)。最近「なにかあった」らしく周囲から見守られながら過ごす主人公。過去をふりかえりノートに綴る「杉森くんを殺す理由」。裁判所で理由を述べ、正当防衛を立証するために。杉森くんとの約束を果たすために。「自分」はいろいろな他者との関わりからつくられている。自殺は他者の中にいる自分も殺すこと。登場人物の会話のテンポと内容がちゃんと今風&ちょっと知的ですごく良い。依存と自立の違いと、生きるために自分の世界を広げること。令和版『カラフル』女性向けはこちらかも。
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たんたん
飛沙に埋もれつつ、残った人間は点在するオアシスに住み、だんだんと滅びゆく感じの世界。でも普通にGPS(アメリカも通信衛星も生きてるんやな)もあるし、積み上げた過去の作品を加工して新作を生み出すAIや3Dプリンターもある。芸術や文学分野は直接生き残るのには不要なまさに”食っていけない”趣味の世界だけど、それでも「自分が夢中になったことに意味や価値がほしい」「救ってくれたものを信じたい」。コロナ禍と地球環境の変化と文明の行き詰まり感、今っぽい閉塞感がリアル。滅びるものの美学的。さて『ふつうの軽音部』読むか!
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たんたん
504 図書館をぶらぶらしてタイトルが面白そうだったので、単行本(2015年、原題『THE KNOWLEDGE』2014,英国)で借りてみた。人災か天災など何らかの理由で地球人口が激減し、現代インフラが崩壊した後に生き残った人類が残された遺物で食いつなぎつつ、文明を再構築できるか思考実験した本。電動圧縮器をつかわない「音の出ない」吸収式冷蔵庫、いいな。最近アンモニアを常温で造る技術がニュースになってたけど、窒素の可能性おもしろい。なんとなく最近読んだ某SF名作を再読したくなる。
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たんたん
伯爵のお屋敷にある人形の家に住むネズミ(ペック)一家。「伯爵」がいることとネズミ一家が着てるものから近世くらいを想像していたら、メイドもいないし(実はネズミ一家がドールハウスの手入れをしているのだ)観光客がお屋敷見物に来るということで、実は現代ものでした。お屋敷の改装で、みすぼらしく見えるようになった人形の家。ある日ペック夫婦の留守中に、子ネズミたちが家の中を洗剤で丸洗いしちゃって……。 生き生きとしたネズミたち&背景も細かく描かれていて手が込んでいるので、繰り返し読んで楽しめると思います。
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たんたん
久々の京極さん。このシリーズほぼ初心者なんですが、この巻は敵味方入り乱れての最終オールスター総力戦(というか必殺仕○人最終回で登場人物がどんどん死ぬやつ)という認識でよろしいか? 主人公は狐狩り名人の猟師にして嘘を見抜く洞観屋である稲荷藤兵衛。老中水野忠邦の改革を邪魔する”化け物遣い”の正体を暴くよう依頼をうけるが……。途中からは拝み屋の中禅寺が合流し、そちらに主役を奪われてしまった感じ。貨幣経済の隆盛と、運の悪い者、一度裏に追いやられた者はずっと救いのない感じがあまりに現代的でつらい(あと本の頁数)。
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たんたん
727 「イメージをカタチにする」とある通り、ロゴデザインの方向性を決めるのに役立つ基本情報がまとめてある。まず同業や似た業界のロゴを収集して縦横軸でマッピングするの、面白そう。業界地図とかそういう資料ですでにあるか? この本はあくまでもコンセプトを固めるために最低限必要な基本(要はあとでブレないための基軸固め)だと思われるので、より洗練したデザインにするには他の本も参考にした方が良さげ。(とくに欧文フォント選択は歴史文化的背景までは踏み込んでなく、あくまでも「日本人向けの視覚イメージ」中心っぽい)
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たんたん
736 家に死蔵してるスタンプを有効利用できるかなーと思いつつ、かわいさに釣られて借りる。こうやって眺めてるとスタンプデザインにも流行があるなー。手帳デコは沼深そうなので、ふせんやカードなどの小さい紙もので気軽に始めるのが良さげ。 初心者向けの「黒一色で統一感を出す」技はつかえそう。 押す前に余計についたインクを拭く&下にマットを引く&丁寧に圧をかける、お手入れお掃除は一番最後にする&ティッシュ(特にアルコール入りはゴムが劣化するので×)でなくはぎれ布で拭くなど、意外と基本が守れていないのであった……。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/12/30(4347日経過)
記録初日
2012/09/01(4467日経過)
読んだ本
1025冊(1日平均0.23冊)
読んだページ
199617ページ(1日平均44ページ)
感想・レビュー
619件(投稿率60.4%)
本棚
18棚
血液型
O型
外部サイト
自己紹介

図書館本がメイン。漫画はほぼ自腹購入。

最近とみに読んだ端から忘れるので、
脳を通して残った印象の記録場となっております。

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