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8月の読書メーターまとめ

メタボン
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感想・レビュー
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507ナイス

8月に読んだ本
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8月のトップ感想・レビュー!

メタボン
☆☆☆☆ 介護について考えることは避けられない問題であり、この連作集にも、介護の場面が良く出てくる。傷ついた人について時には寄り添うように、時にはむしろ突き放すかのように描くのが窪美澄の作風だと感じていた。今作はその視線が更に鋭く深くなったような気がする。性的なものを感じる各タイトルも上手い。男にだらしない畑中真弓に何か惹かれてしまった。主人公の日奈が宮澤にすがる気持ちにも共感できた。次作がとても楽しみになった。
が「ナイス!」と言っています。

8月の感想・レビュー一覧
14

メタボン
☆☆☆☆ かなり歯ごたえのある文体。観念的で少し辟易するところもあるが、ところどころに出てくる美しい文章表現にうっとりとする。物語自体は、男色家がデフォルメされすぎているきらいがあり、そこまでのめりこむことはなかった。ダンスで康子の胸に飾られた蘭がつぶれてしまうシーンが象徴的で良かった。また鏑木夫妻とのホテルの客室をめぐるシーンも印象に残った。
メタボン
2018/08/31 08:13

男の肉体は明るい平野の起伏のように、一望の下に隈なく見渡されるものだった。それは女の肉体のように散歩の都度あたらしく見出される小さな泉の驚異や、奥へゆくほど見事な晶化の見られる鉱石の洞穴をもってはいなかった。単なる外面であり、純粋な可視の美の体現だった。

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メタボン
☆☆☆☆ 何度読んだかもうわからない。今回はすきま時間に読み継いできた。最後は病院の待ち時間に一気読み。好きな作品はボッコちゃん、殺し屋ですのよ、不眠症、雄大な計画、気前のいい家、プレゼント、愛用の時計。
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メタボン
☆☆☆★ 四季折々の植物、虫などの風情が淡々とつづられていて良かった。犀星の庭好きも垣間見えた。
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メタボン
☆☆☆★ 日本の古典をエロという枠組みから考察した書。語り口がざっくばらんなので読みやすかった。東海道中膝栗毛の弥次喜多が男色カップルだったのは知らなかった。なかなか興味深い。源氏物語もエロの道としては深そう。面白い切り口で古典へ誘ってくれる。
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メタボン
☆☆☆ 最初のロケットスタートで仕事の完成度を8割まで持っていく。前日から明日のタスクを考えておく、しかも15分毎の作業に分割して。チェックシートをつぶしていく快感。自分の仕事のスタイルも近いものがあったなと再認識。ゲーテ「知ることだけでは十分ではない、それを使わないといけない。やる気だけでは十分ではない、実行しないといけない」。待ち合わせの30分前に現地に着く。孫子「兵は拙速をを尊ぶ」。界王拳の集中力。眠たい時の仮眠。
KAKAPO
2018/08/25 16:27

メタボンさん、こんにちは。最初から完成させようとするのではなく、先ずプロトタイプをつくることによってイメージを共有するとともに課題を洗い出す、という方法は、ソフトウェアの世界でなくても有効な手段かもしれませんね。ただそれは、評価する側が目利きかどうかということにも依存するような気がします^^;

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メタボン
☆☆☆ 軽いタッチで面白く読めたが、やはり万城目ワールドには期待してしまうので、その期待値には届かなかったというのが正直な感想。神様が気を失っている間のスカスカなページは「手抜き?」と思ってしまった。鹿男・プリンセストヨトミ・しゅららぼん・風太郎レベルの超大作エンタテイメントをどうしても望んでしまう。
keiトモニ
2018/08/21 10:09

メタボンさん、ナイスありがとうございます。ほんと神様はありがたい存在だと思います。万城目学氏のヘンテコな世界観は楽しいです…。

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メタボン
☆☆☆☆ 良い本を復刊してくれた。5月の旅の途中、軽井沢駅の売店で何気なく手に取った本書。旅のさなかに読む本として最適だと思って購入したものだが、結局怪談にふさわしいお盆の時期に読むことに。おどろおどろしさを感じさせない淡々とした語り口が、むしろ怪談らしい。人間の業の深さを感じる「悪業地蔵」「縛られ塚」が特に良かった。「投げ丁半」の軽妙なやりとりも面白く読んだし、「大島怪談」のラストにはぞっとさせられた。
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メタボン
☆☆☆ ヤクザの交渉術が多くてちょっと閉口するも、なかなか人間の心理をついていて面白かった。禁句なのは「お忙しいですか?」「遅刻の言い訳」「第三者に対するぞんざいな言葉」。こころがけたいこと、「イエス・ノーでは答えられない質問をする」「ひたすらうなずく」「なぜなぜと聞きまくらない」「語尾のです・ますをはっきりと」。
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メタボン
☆☆☆☆ 介護について考えることは避けられない問題であり、この連作集にも、介護の場面が良く出てくる。傷ついた人について時には寄り添うように、時にはむしろ突き放すかのように描くのが窪美澄の作風だと感じていた。今作はその視線が更に鋭く深くなったような気がする。性的なものを感じる各タイトルも上手い。男にだらしない畑中真弓に何か惹かれてしまった。主人公の日奈が宮澤にすがる気持ちにも共感できた。次作がとても楽しみになった。
が「ナイス!」と言っています。
メタボン
☆☆☆☆ 社会福祉法人北海道光生舎の創業者、高江常男氏の自伝。小学校4年生の時に竹とんぼがささって右目を失明し、19歳の時に電線の張替工事で感電して両腕を切断する事態となる。重度の障害を負うも、不屈の精神力で、身体障碍者の授産事業を立ち上げ、幾多の困難、妨害を乗り越え、一大クリーニング事業、食品加工事業へと成長させた、渾身のドキュメンタリー。高江氏の不屈の精神力、行動力もさることながら、その思想を理解し支えた、道庁や金融機関の人たちも凄いと思う。特に労働金庫の支店長の信念、本店を説得する姿は感動した。
無常忍道
メタボン
2018/08/12 12:41

まるで「半沢直樹」や「下町ロケット」を読んでいるかのような臨場感だった。非売品につき寄贈された図書館で借りて読了。

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メタボン
☆☆☆ セブンティーン第二部。セブンティーンの情動が主体の小説。発表された文学界は出版停止となったため現在出回っているのはわずかであろう。学生時代に5千円で購入後お蔵入りとなっていたが、30年ぶりに取り出して初めて読んだ。粘着質な文体は読みずらいものの、この時期の大江らしく扇動的で印象に残る。ただ私には何を主張したいのかうまく伝わってこなかった。怖いもの見たさで読んでみたいと思っていたが、実際読んでみると他の作品に比べて傑作であるとは言えないと感じた。
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メタボン
☆☆☆ 自然の景色よりも、人造の建築物や、ミイラ・人骨に関わるものが多かった。
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メタボン
☆☆☆ シリーズ最後を飾る作品集。その割には心に刺さる作品が少なくて残念。小山清「老人と鳩」は失語症のなか書いただけあって痛々しい。客の捨てていった捨子が老婆になるまで宿にとどまっている井伏鱒二「へんろう宿」。ゴミを起点として走る一条の光が人生を照らす耕治人「一条の光」。全く救いがないフラナリー・オコナー「善人はなかなかいない」。白昼夢のような石川淳「山桜」。
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メタボン
☆☆☆★ 大江の性的な主題の一つの到達点と言ってよい「性的人間」。痴漢によって自己実現するという屈曲した自我が、饒舌的な文体により抉り出される。悲劇とコメディの背中合わせといった感じが大江の作品の特徴として表れている。「共同生活」は前半読みにくいものの、舞台を会社に移してからの後半は惹きこまれた。「セブンティーン」は右翼少年を題材としたセンセーショナルなもの。「さあ、これで良し」「プリリーリルボーイ」など時折出てくる警句的なフレーズが大江らしくて面白い。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/01/19(2071日経過)
記録初日
2013/01/03(2087日経過)
読んだ本
1993冊(1日平均0.95冊)
読んだページ
434351ページ(1日平均208ページ)
感想・レビュー
1993件(投稿率100.0%)
本棚
103棚
性別
現住所
北海道
自己紹介

なるべくジャンルに偏りがないように、
1日1冊程度読んでいます。
最近は絵本の「深さ」にはまっています。

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