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2024年2月の読書メーターまとめ

Shohei Ito
読んだ本
13
読んだページ
3617ページ
感想・レビュー
10
ナイス
98ナイス

2024年2月に読んだ本
13

2024年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Shohei Ito
ネタバレ【あらすじ】主人公の少女・宙にはお母さんが2人いる。小学校にあがるときに育ての母親から離れ、生みの母親と暮らすようになる。宙を取り巻く人たちの成長とそれに寄り添う料理の物語。 【感想】生みの母親と暮らすようになり、「大人も完璧じゃない」と知る宙。周囲の人たちに支えられながら、成長していく宙と母親の姿に、「立派な背中を見せることが親の役割じゃないんだ」と感じました。物語の中の時が進むにつれ、一番成長したのは母親なのではないかと思います。後半では立派に親をしている姿にグッときました。
が「ナイス!」と言っています。

2024年2月の感想・レビュー一覧
10

Shohei Ito
アメリカ・インディアンの人生哲学が味わえる詩画集。原著の表題が「MANY WINTERS」ということもあり、冬の描写が多い一冊です。 季節が巡るように生命も巡る。誰かの季節が冬を迎えても、また春はやってくる。冬が来たからそれで終わりではないのだということを本書を読んで感じました。
が「ナイス!」と言っています。
Shohei Ito
ネタバレ【あらすじ】主人公の少女・宙にはお母さんが2人いる。小学校にあがるときに育ての母親から離れ、生みの母親と暮らすようになる。宙を取り巻く人たちの成長とそれに寄り添う料理の物語。 【感想】生みの母親と暮らすようになり、「大人も完璧じゃない」と知る宙。周囲の人たちに支えられながら、成長していく宙と母親の姿に、「立派な背中を見せることが親の役割じゃないんだ」と感じました。物語の中の時が進むにつれ、一番成長したのは母親なのではないかと思います。後半では立派に親をしている姿にグッときました。
が「ナイス!」と言っています。
Shohei Ito
西国分寺でのカフェ経営の経験から、経済について考える一冊。 この本で語られることの一つに、贈る仕事の流通量が増えることが経済の成長というものがあります。この贈る仕事というのを「相手を想って手間暇をかけた仕事」と自分は捉えました。現代は忙しく効率的に仕事をすることが求められていますが、誰かに感動を与えるのは人の手間暇が垣間見えるものだと思います。なんでも手軽に手に入るようになったからこそ、そんな手間暇が求められているのではないかと思いました。
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Shohei Ito
ネタバレ【あらすじ】クリスマスイブの夜、バイト先を辞めさせられたうえ、母親が失踪し、家を追い出された茜音は、不思議な偶然からかなりや荘に辿り着く。そこで出会う住人たちとの不思議な縁の物語。 【感想】本の中で様々な情景がステキな言葉で表現されています。茜音が辿り着いたかなりや荘の庭、両親が描いた絵本、そして茜音の絵。文章だけでなく実際に映像として見てみたいと思いました。 巻末には村山作品のコラボもあり、ファンにはうれしいおまけでした。
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Shohei Ito
絵本作家のヨシタケシンスケさんが、自身が日々臆測したことをまとめた絵本。 ありふれた日常の1シーンに刺激されて出てくる臆測は、クスっと笑えるものだったりハッとされるものだったりと様々です。この本を読んで、普段自分はどんな臆測をしているだろうかと考えてみましたが、頭の中は仕事のことや直近でやらなきゃいけないことでいっぱいになっているなと気づかされました。忙しい日々ではありますが、1日の中の少しの時間でも著者のように臆測の世界へと思考をめぐらせたいと思います。
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Shohei Ito
スローフードとファストフードの世界観を著者が語りかけるような文体でつづられた一冊。 この本を読むと「食べる」ということへの解像度が上がります。今まで自分が意識したことが無かった「食」への様々な側面を提示してくれると同時に、自分がいかに「食べる」ことを雑にしていたのかを気づかされます。 世の中は便利になり、それにより捻出された時間を埋めるコンテンツもあふれていますが、今一度調理すること、そしてそれを食べることという人間的な営みを見つめなおしたいと感じた一冊でした。
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Shohei Ito
ネタバレ【あらすじ】本の街に住む高校生・美冬。巨大な書庫「御倉館」の管理を代々行っているが、ある日そこから本が盗まれたことで本の呪いが発動し、街が物語の世界へと姿を変えてしまう。 【感想】本を読んでいる時のことを指して、「その物語の世界に入る」と言いますが、この本ではリアルに街が物語の世界へと変貌してしまいます。ファンタジーの世界、ギャングの世界、スチームパンクの世界。そんな世界で泥棒探しに奮闘し、最後には本の呪い自体に立ち向かう主人公たち。子どもたちにすすめたい物語だと思いました。
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Shohei Ito
システム開発のフェーズの一つ「要件定義」。それを図多めの内容で解説した一冊。 システム開発だけでなく、どんな仕事にも要件定義はあるというのが印象的でした。お互いの要望をすり合わせ、納得したものをつくるというのは、確かにどんな仕事にも応用できそうです。むしろ普段から僕たちはこれを自然とコミュニケーションの中でやっているのではないかと思います。自分が何かしてほしいことがあり、それを相手にやってもらうために言葉を尽くす。時には相手の話も聞く。「要件定義」というとかたいですが、要はそういうことなのかなと思います。
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Shohei Ito
ネタバレ掌編集の春姫ショートの長編版と異端児たちの小話は秘密などが収められた一冊。 前半のコミカルな話と打って変わり、後半の話はちょいシリアスな感じでした。フレイヤファミリアの方々とも仲がよさそうで何よりだと思いました。
が「ナイス!」と言っています。
Shohei Ito
上巻から通して読んできて、ヒトはこれまで歴史の中で何かしらを至上とする考えに持ってきたのだということです。宗教や自由意志、そして今はデータ。 ヒトの行動や感情もアルゴリズムの一つです。それが解析されAIが処理するようになれば、本書で紹介されているようなAIに任せておけば万事解決という未来もあるのかもしれません。ただ、それを受け入れがたい自分もいます。本当にヒトのすべてをデータとして解析することができるのか。データで測れない価値があるんじゃないかと、そんな単純なものではないんではないかなと思いました。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/01/26(4080日経過)
記録初日
2013/01/10(4096日経過)
読んだ本
1623冊(1日平均0.40冊)
読んだページ
463183ページ(1日平均113ページ)
感想・レビュー
1296件(投稿率79.9%)
本棚
1棚
性別
外部サイト
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