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2025年1月の読書メーターまとめ

おゆき
読んだ本
13
読んだページ
3187ページ
感想・レビュー
13
ナイス
549ナイス

2025年1月に読んだ本
13

2025年1月のお気に入り登録
5

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2025年1月のお気に入られ登録
7

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2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

おゆき
ネタバレ面白くて一気読み! 生放送のクイズ番組で起きたゼロ押し回答はヤラセなのか?正攻法なのか? 早押しクイズって知識はもちろんのこと、傾向と対策をしっかりした上での選択なんですね。とても緻密。百人一首も決まり字があるそうで、その字を発する口の開きが重要と聞いたことがあります。それでクイズとなると想像もつかない。アドレナリンすごそう。ワードから場面を思い出して、芋づる式に引き出すのはよくやるので親近感を覚えました。今までの経験がすべて糧になる、クイズって奥深い。ラストの対比が良かった。著者の本もっと読みたいな。
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2025年1月にナイスが最も多かったつぶやき

おゆき

2024年に多く読んだのは、伊与原新さん、劉慈欣さん、池澤夏樹さん等。今年はどんな作家さんや作品に出会えるのか楽しみです!2025年もよろしくお願いいたします。 2024年の読書メーター 読了数:155冊 読んだページ:47271ページ ナイス:5653ナイス 感想・レビュー:151件 月間平均冊数:12.9冊 月間平均ページ:3939ページ ▼おゆきさんの2024年に読んだ本一覧 → >> https://bookmeter.com/users/31667/summary/yearly

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2025年1月の感想・レビュー一覧
13

おゆき
嫌な瞬間の感情って、少しの弾みで蘇っていつまでも居座ったりしますよね。でも「好き」な瞬間の気持ちはいつのまにか思い出せなくなってる。不思議ですね。 自分の「好き」を書き留めて真空状態で保存する。その高揚感コレクションにあとから浸るのはとても幸せな時間。私は悩みがちなので、自分のいいところを再確認する機会になっている。例えば読書記録を丁寧に書くようになって、落ち込む時間が減った。しっくりくる言葉を探す時間が、自分への癒しになっているみたいです。そしてあわよくば、他の人にも伝わると嬉しい。これが私の「好き」。
春鹿
2025/01/29 12:26

おゆきさんの幾許かの人柄も垣間見えて、素敵なレビュー☆ おもわずコメントしたくなります(^^)

おゆき
2025/01/29 20:13

春鹿さん 今回、かなり自分に向き合って書けたと思うので、嬉しいです。ありがとうございます。

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おゆき
ネタバレ直木賞受賞作。科学知識をもとに優しく寄り添ってくれる伊与原さんの作品が本当に大好きなのですが、本作はさらに進化したと思う。短編ごとに、その土地の地域社会や伝統風俗を深く取り上げていて、知らなかった魅力をたくさん知ることができた。私の身近にも、知らずと継がれてきた伝統があることを想像すると、幸せな気持ちが芽生えた。継ぐことの大切さを描きつつも、流れに任せて巡るのも当然、という示唆が嬉しかった。個人の悩みを優しく溶かしながら、地域社会との連帯に繋がる本作のような作品を、今後もぜひ読みたいです。とてもよかった。
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おゆき
ネタバレかつて赤い霧〈ダスト〉が猛威を振るい、人類がドーム内で生きるしかない過酷な時代があった。植物学者のアヨンは、異常繁殖するモスバナを調べるなか、ダスト時代に不思議な温室村が存在していたことを知る。 世界の荒廃に絶望しながらも、建てなおそうとした人々の芽吹きの物語。ハードっぽい世界観ですが村の描写はノスタルジックなので、イメージはナウシカみたいな雰囲気。著者特有の、敏感な心の動きとか不器用な人間関係の描写が好き。いつも思ってるけど女性同士の関係が、イレギュラーじゃなくて自然体な世界観が未来的で好きだなあ。
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おゆき
ネタバレ毛布をかぶった寒がりの街「ブランケット・シティ」のゆったりした日常を描く、連作SS集。タイトルが素敵、装丁が素敵、お話の雰囲気が素敵と、とても好みでした。まず目次が星型なんですよ、可愛すぎます! 街のお店も〈スペリング・ミス訂正協会〉や〈踏み台専門店〉〈グッドバイ研究所〉と、こころくすぐる響きばかり。dの冬エピソードが1番好き。眠る前に読んでいましたが、6話(+前書)ずつまとめて読むのがよさそうですね。巻末紙面の気象予想図にフフッと笑顔になった。まるごと好き。
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おゆき
ネタバレ川野芽生さん「Blue」で引用文献(訳:矢崎源九郎)とされていたので読んでみました。幼少期に読んでいたのは簡易版だったんだ...! と原作の60ページにまずビックリ。お姉さん達それぞれの性格の描写や、魔法使いの国に至る道中の恐ろしさなど細やかです。ラストのところ、泡になって消えて終わると思いきや、まだつづく...! 宗教的な要素が含まれていて、意外でした。大人になってから読むことで察せられる部分もあったり。他のアンデルセンの話も、知らなかった箇所がたくさんありそう。ちょこちょこ読み直していきたいです。
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おゆき
ネタバレアンデルセンの「人魚姫」をモチーフに、性的マイノリティの人たちが抱える心情を丁寧に追った作品。マジョリティが得る普通は、そうではない立場から目指すにはこんなにもハードルがある。自然体ってなんなんだろう。ありのままの自分と、社会で求められる人物像の乖離って、ジェンダーのみならず、ありとあらゆるところであって息が詰まる。そんなもどかしさと痛みを呼び起こされた。最適解はない。しかしこうして考える時間を持てたことがよかったと信じたい。
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おゆき
ネタバレ素敵なタイトルと帯写真に一目惚れ。写真家・登山家の石川直樹さんが2012〜2019年に雑誌「新潮」で連載されていた旅行記を単行本にまとめたもの。目まぐるしく滞在地が変わる。チベット→バングラデシュ→大分→韓国→ペルー→福島 などとてもアクティブ。ヒマラヤ遠征や流氷の話が面白かった。ですが1番印象に残ったのは、能登の珠洲市にある宝湯の話。その後、昨年の震災被害があったのでは、と調べたところ本館は全壊。現在は別館を柱に復興再建を目指されているそう。応援したい。本作は文章主体なので次は写真集も見てみます。
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おゆき
ネタバレ「星雲の流れに小鳥の羽を浮かべるように、そっと言葉を吐き出す」 6作品収録の短編集。客室係、エレベーター補助員、迷子係など、目立たないけれどそっと支えてくれる、そんな仕事をしてきた人たちの、歪で真摯なお話。彼らが背中に温かい掌を当ててくれたり、吐息のような声で話をしてくれる。その場面で特別幸せな気分になるんですよね。なぜか切なくなって、手を伸ばしたくなる。特に好きなのは「巨人の接待」。他の短編もダイアナ妃の衣装やグッピーの出産を調べながら読んだら、よりイメージがわきました。この本も大切に仕舞います。
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おゆき
ネタバレ面白くて一気読み! 生放送のクイズ番組で起きたゼロ押し回答はヤラセなのか?正攻法なのか? 早押しクイズって知識はもちろんのこと、傾向と対策をしっかりした上での選択なんですね。とても緻密。百人一首も決まり字があるそうで、その字を発する口の開きが重要と聞いたことがあります。それでクイズとなると想像もつかない。アドレナリンすごそう。ワードから場面を思い出して、芋づる式に引き出すのはよくやるので親近感を覚えました。今までの経験がすべて糧になる、クイズって奥深い。ラストの対比が良かった。著者の本もっと読みたいな。
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おゆき
ネタバレ幼少期に観たアニメが大好きで、原作は初めて。宮女募集に応じた田舎娘の銀河は、皇帝の妻を目指す女大学で学問を修める日々を過ごすことに。時を同じくして、地方では反乱軍が旗揚げされ不穏な火が中枢へ迫る。と、架空王朝の末路を描いた歴史小説。筆者が歴史書を解いて記す体裁で語っていくのが独特。そして性技については淡々としつつ、しつこい。まさに学術書を読まされているかのよう。哲学的な角先生の話は好き。「後宮とは素乾国の子宮である」 江葉や渾沌、なにより玉遥樹がトリッキーで印象的だった。ジャンル分けに悩む作品。でも好き。
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おゆき
ネタバレ全体を通して植物の描写が好き。侵食してくるような濃密さが作品に合っていて、うっとりした。 主人公の羽野は人当たりがよく、ちょっとミステリアスな雰囲気でモテる男性なんだけど、内面は他人と自分の線引きをガチガチにしてる頑ななタイプ。自分の価値観第一で手に負えないと思うと、そっと突き放しちゃう。しかも自覚がない。感情が湧き起こるままに行動する衝動も大事だと、反面教師になりました。話に爽快感はないので、人を選ぶ作品かなあ。登場する女性たちのセリフが刺さるものが多くて、考えさせられた。
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おゆき
ネタバレ「大切なーー本当に大切な、命の一分間です」 組織に爪弾きにされても津波監視システムを完成させてみせる...はぐれ者の研究者の強い決意と熱量にどんどん惹きこまれました。東日本大震災が与えた痛みと重みはずっと続いている。あの日のことを想定外としてはいけない、思いついた者がそれをすればいい。できなければ、なんとかするんだ。 作中で語られるセリフやエピソードに何度も目が潤んでしまった。読めてよかった。 そして終盤まで組織の権威者とのやりとりで私もメンタル凹みそうでした。この辺りもリアルな感触。研究者は大変そうだ。
が「ナイス!」と言っています。
おゆき
ネタバレ双子の入れ替わり物で、離婚問題に向き合ったお話。大人になってから読んだから、大人側と子ども側の双方の立場を慮って悩ましく感じた。特にお父さん。一人の時間って、家族の理解がないと確保難しいよね。 ロッテが自分の意思を父と、父の恋人にはっきり告げるシーンが好き。子どもは親の都合に従うしかないけれど、それでも子ども側の意思を真っ向から宣言できる関係性は大事。こんなふうに思ってるんだよ、って年齢関係なく素直に言える雰囲気が温かい。ケストナーの作品はちょっとのユーモアと優しさが心地いい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/09/05(5645日経過)
記録初日
2009/09/04(5646日経過)
読んだ本
1008冊(1日平均0.18冊)
読んだページ
228255ページ(1日平均40ページ)
感想・レビュー
356件(投稿率35.3%)
本棚
2棚
性別
血液型
A型
職業
販売系
自己紹介

ちょっと不思議な話が好き。
ノスタルジーな雰囲気や、丁寧で優しい文章のものが好みです。最近SFにハマりつつあります。 どことなく得体が知れない浮遊感がある作品が好きなのかも。
そして気分を変えるために違う系統の作品を併読することも多いです。

コミックはシリーズ1巻目に変更中。たまに登録。
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2023年10月〜 久々に記録再開
以降、自分で振り返りやすいようになるべく丁寧に書こうと試みています。感想を読むと視野が広がって楽しいです。古い作品ももっと読んでいきたい...。

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