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2023年2月の読書メーターまとめ

バーニング
読んだ本
42
読んだページ
11617ページ
感想・レビュー
23
ナイス
75ナイス

2023年2月に読んだ本
42

2023年2月のお気に入り登録
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2023年2月のお気に入られ登録
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2023年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

バーニング
タイトルだけを見ると主人公が勤める会社や社会に対して何かアクションを起こすんだろうかと思ってしまうが、小説の前半に登場する「価値観の転覆」というワードがキーになっているなと感じた。価値観を変えること、マインドを変えること。この部分を強調するとやや自己啓発的でもあるように見えてしまうが、遅れてきた自分探しの青春小説として面白く読んだ。劇的に変えることは難しくても、人生を少し良くすることなら30からでも遅くはない。 https://medium.com/@burningsan/603371753f93
が「ナイス!」と言っています。

2023年2月の感想・レビュー一覧
23

バーニング
著者も認めているように自己啓発っぽいタイトルと内容だが、思ったより面白く読めた。行動経済学、心理学、組織論、その他もろもろの社会科学と自然科学の知見を大量に引用しながら「何が成功の要因になるのか?」を掘り下げていく一冊。同時に何が失敗の要因になるかも検討されており、子育てや仕事にも生かされる話題も多い。
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バーニング
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バーニング
いろんな意味で岩波新書らしいというか、ジェンダーと政治にまつわるイシューを多方面から概観した一冊。参考文献が丁寧についているので、個別のイシューについて理解を深めたいのであればそちらを、という形かなという印象。
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バーニング
山本由伸だけで一冊という意欲的な一冊。地元の備前や高校時代を過ごした宮崎、まだリリーフだった時代やドミニカでの経験なし、多く知られていない山本由伸の原点はつまっている一冊だった。体格に恵まれる訳ではないが独自のスタイルや指導法で身体を作りあげていくプロセスも面白い。見かけだけをマネてもうまくいかず逆に故障の危険があるようだが、一朝一夕では形成されていない山本の身体の実際を知ると納得できるところだ。まだ若いので、これからの成長が非常に楽しみでもある。
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バーニング
ツイッターでは他国の子育て支援政策の話題がよくあがってくるが雑な理解に基づくものも多いので、関心がある人は本書を読んだほうがよさそう。あくまで取材をまとめたものなので紙幅やトピックが採り上げている国によって様々だが、フランスやハンガリー、フィンランドの実情はネットの論争では見えてこない要素を多く取材しており、読む価値がありそう。
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バーニング
タイトルだけを見ると主人公が勤める会社や社会に対して何かアクションを起こすんだろうかと思ってしまうが、小説の前半に登場する「価値観の転覆」というワードがキーになっているなと感じた。価値観を変えること、マインドを変えること。この部分を強調するとやや自己啓発的でもあるように見えてしまうが、遅れてきた自分探しの青春小説として面白く読んだ。劇的に変えることは難しくても、人生を少し良くすることなら30からでも遅くはない。 https://medium.com/@burningsan/603371753f93
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バーニング
デビュー作の『ドール』に続いて、性的な執着を抉らせていく物語だけど、前作とは違う、ちゃんと仕事もしている成人男性の壊れ方を書いているのが印象的。いろんな女や男がでてきて、そのたびに観察に余念がないのも面白い。 https://medium.com/@burningsan/a19f96839b25
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バーニング
ナッジはあさイチでも特集されるほどにポピュラーな概念になったが、実践例も紹介が多く、その思想的な系譜やリベラリズムとの関係、あるいはナッジの陥りがちな弱点や反論については掘り下げられることが少ない。こうしたアイデアの根幹部分を、ナッジの開発者であるサンスティーンやセイラーの議論や主張を振り返りながら、法哲学や政治理論、倫理学などを専門とする8人の研究者が紐といてゆく一冊。経済学者が登場しないナッジ本という意味でも面白かったし、多様な学者がそれぞれに評価と批判をおこなっているところが本書の最大の魅力。
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バーニング
名もなき家事という言葉を「社会記号」として発明して広報したのが大和ハウスだったというのは知らなかったし、PRのプロセスを深掘りしていて面白かった。
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バーニング
160ページほどでコンパクトだが動機づけ面接の要点がよくまとまっており、実際の会話例も豊富なので実践的。援助職でなくても人と接する仕事をする人、あるいは個人的な人間関係を改善したい人であれば読む価値があると思う。
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バーニング
放課後デイを取り上げた5章と、数年単位で児童養護施設を参与観察して変化のダイナミズムを描写した6章を特に面白く読んだ。
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バーニング
悪い本ではないと思うし引用や言及されている本は結構面白い(ドストエフスキー、夏目漱石、アリストテレス、ヴォネガットなど)けどあとがきと帯文が一致してないのではというのが一番のツッコミどころです。
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バーニング
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バーニング
芥川賞を取るには小説の技巧的に弱い部分があったのだろうが、2021年にくどうれいんがこれを書いた、ということにまず大きな意味があるんだろうなと思った。主人公の年齢や経歴もよく似ている(同じではないと思うが)し、10年分の時間の流れを綺麗事ではなくて彼女が書きたいものを書いて、書ききった小説なのだろうと思う。
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バーニング
本編とは全く関係無い雑感だが、帯にデビュー20周年と書いてあってインストールからもう20年も経つのか・・・となった。『私をくいとめて』や『勝手にふつえてろ』に繋がる、恋愛経験がなく周りから少し変わった存在になっている女主人公を書かせると綿矢の小説だなと思う。この小説もいつか映画になるんだろうか。
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バーニング
なんとなくサントリー学芸賞っぽい本だなという感想を持った。特に後半部分の現代的な政治的、政策的課題をパネル調査などを通して抽出する部分は研究書というより一般向けに書かれた趣がある。本書は教育の「公的役割」と「公的負担のあり方」がこの本の目的なので、思った以上に福祉国家論や福祉社会論を経由し、日本政治の話が出ている本でもあった。ジャンルとしては教育社会学に含まれる本だろうけど、政治学や経済学に素養がないと最後まで読むのは難しいかもしれないが、教育費の公的負担の議論がなぜ難しいのかを説明するには優れた一冊。
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バーニング
評判通りに素晴らしい本で、「社会保障の入門の入門」と言ってもいい出来かなと思います。10編ある架空の事例がひとまりのストーリーになっており、それぞれのストーリーの中で必要な制度が適宜紹介され、主人公たちの生活が再建されていくという構成は読む人に希望を与えることにもつながっていると思う。もちろん現実はうまくいくケースばかりではないが、多くの制度はそれらをそもそも知っていないと使うことができない、でもそれでは困ってる人は救われないという著者の思いがしっかりと伝わってくる一冊になっている。
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バーニング
関西エリアの大卒女性が「働かない理由」と「働けない理由」をリサーチしてゆく一冊。章によって対象となる女性の属性が変わるので一冊通した結論が少しありきたりになっているきらいはあるものの、関西から首都圏へ人口や企業が移動しているトレンドの中に置き去りにされてきたのが大卒女性かもしれないな、と感じながら読んだ。女性は働なくて良いという規範や親子関係の問題など、さまざまな要因が「働かない」に繋がっているのはなかなか根深いとも感じる。
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バーニング
経済学の話ではなく経済の話というのがおそらくひとつのポイント。序盤は原始的な経済社会の解説から始まり、余剰の創造のあたりから金融論とミクロ経済学が混ざった説明になり、最終的にはマクロ経済政策の話へと向かう、たしかにオーソドックスの教科書ではありえない形式の入門書。
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バーニング
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/09/12(5581日経過)
記録初日
2007/11/25(6238日経過)
読んだ本
3165冊(1日平均0.51冊)
読んだページ
910153ページ(1日平均145ページ)
感想・レビュー
1474件(投稿率46.6%)
本棚
167棚
性別
職業
大学生
現住所
東京都
外部サイト
URL/ブログ
https://dailyfeeling2003.blogspot.com/2019/06/index.html
自己紹介

現在は東京での大学生活を終えて高松でおしごと中。最近ガイブンとSFが熱いです。

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