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2024年6月の読書メーターまとめ

mikechatoran
読んだ本
9
読んだページ
2990ページ
感想・レビュー
8
ナイス
77ナイス

2024年6月に読んだ本
9

2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

mikechatoran
長らく積んであったのをようやく読んだが、とてもおもしろかった。特にリディア小母が語り手の章はギレアデの成り立ちや仕組みの一端を知ることができ、ちょっとすっきりした気分だ。/しかし、ギレアデが成立するクーデターの様子は2021年のアメリカ議会襲撃事件を思い起こさせて、本当に現実が物語に追いついてしまった感がある
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2024年6月にナイスが最も多かったつぶやき

mikechatoran

『サラゴサ手稿』、『別れを告げない』、『ある晴れたXデイに』、『たまたまこの世界に生まれて』など、5月に読んだ本はどれもとても読み応えがあった。/ 2024年5月の読書メーター 読んだ本の数:10冊 読んだページ数:3458ページ ナイス数:80ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/32934/summary/monthly/2024/5

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2024年6月の感想・レビュー一覧
8

mikechatoran
なんだかなーという感じ 訳者あとがきのノーベル文学賞をとれなかったからという見立てはどうなのか
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mikechatoran
メタフィクションで一種のアンチミステリー  なかなかおもしろかった
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mikechatoran
長らく積んであったのをようやく読んだが、とてもおもしろかった。特にリディア小母が語り手の章はギレアデの成り立ちや仕組みの一端を知ることができ、ちょっとすっきりした気分だ。/しかし、ギレアデが成立するクーデターの様子は2021年のアメリカ議会襲撃事件を思い起こさせて、本当に現実が物語に追いついてしまった感がある
が「ナイス!」と言っています。
mikechatoran
青空でフォローイーさんが読んでいらしたことから興味を持って手に取ったが、とてもおもしろかった。気に入ったのは「神は馬鹿だ」「英作文問題」シリーズ、「女が死ぬ」「男性ならではの感性」。特に「男性ならではの感性」は、ジェンダーを入れ替えるだけで、現実がいかに異様かを明らかにしていて秀逸であると同時に著者のいらつきがにじみ出ているようw
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mikechatoran
読み心地はダークコメディ。しかし、感じたことを言葉にするのは難しい。 映画は未見だが、「サウルの息子」、もっといえば、同じネメシュ・ラースロー監督の短編映画"With a Little Patience (ハンガリー語 Türelem) "みたいな感じだろうか https://youtu.be/5g1FIkw9CYM?si=WkjX9jLyWTnvyk54
mikechatoran
2024/06/17 22:26

小説の方には「匂い」のことが度々出てくる。映画でも匂いは(今のところ)再現できないわけで幸いというべきか....

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mikechatoran
自身のことを書きながら、実に冷徹な作家だと改めて思う。一方は女性が年上のいわゆる「年の差」カップル。男性が年上の例は枚挙にいとまがないというのに、その逆であるというだけで、世間は好奇心と困惑(軽蔑?)のまなざしを向けてくる。年上の女にとっては出自の似た若い男を通して自分の若い時代の記憶を追体験するのだ、「パリンプセスト」のように。もう一方は存在すら知らなかった姉を通じて「一人の子にしてやれることを二人の子にはしてやれない」なかった両親のことを、結局両親から去った「もうひとりの娘」は自分の方だったと書く。
mikechatoran
2024/06/10 18:10

ノーベル文学賞受賞後のインタビューで「あらゆる物事は否応なく個人のレベルで体験される」エルノーは語った。だからこそ、彼女は勇敢にも自分の体験したことを腑分けしていき、その底に体験したことの「本質」をえぐり出そうとするのだろう。この2作品は短いながら、どちらにもエルノーの手腕がいかんなく発揮されている。

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mikechatoran
現実と見紛うほどの、日常のすぐ先、あるいは隣にあるできごとを描いた作品が並ぶ。表題作より「コントロール・にグロ」「バージニアはあなたの故郷ではない」ににじむ悲しみの方が印象的だった。
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mikechatoran
映像作家による文章と、文学者による歴史、社会的問題(についての映像)に対する文章を集めたとするアンソロジー。グリーナウェイの「猥雑動物収容所」、モハメッド・ムラべ「声」、ボウルズ「故郷から遠く離れすぎて」が印象に残った。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/09/20(5643日経過)
記録初日
2009/09/02(5661日経過)
読んだ本
1748冊(1日平均0.31冊)
読んだページ
573424ページ(1日平均101ページ)
感想・レビュー
709件(投稿率40.6%)
本棚
20棚
現住所
東京都
外部サイト
URL/ブログ
http://heimao.exblog.jp/
自己紹介

海外文学、海外ミステリー(ヨーロッパもの、最近は特に北欧)好き。

映画(ヨーロッパと香港もの)もけっこう好きで、映画学の本も好物です。

マストドンにもおります→ https://bookwor.ms/@mikechatoran
blueskyはこちら→ https://bsky.app/profile/mikechatoran.bsky.social

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