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2023年3月の読書メーターまとめ

garyou
読んだ本
13
読んだページ
2337ページ
感想・レビュー
13
ナイス
21ナイス

2023年3月に読んだ本
13

2023年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

garyou
百人一首の歌一首一首に歌の解釈をはじめ歌人のことや歴史的背景などを解説した本。「百人一首、おもしろいじゃん」と蒙を啓かれた心地がする。解説にあった清原元輔の歌とか、いいよなあ。もっと読みたい。著者が芝居好きということもわかった。芝居の解釈は自分とは違うけれど、好きだとつい「ああ、あの芝居のよう」とか思ってしまうことってある。キラキラネームゆえに敬遠していた歌人だったが(すみません)、読んでよかった。
が「ナイス!」と言っています。

2023年3月の感想・レビュー一覧
13

garyou
2022年度後半ラジオのフランス語講座初級編を聞いていたので、復習になった。映画『最強のふたり』と小説『星の王子さま』からの引用が多く、映画は未見ながらこれがわかりやすさにつながっている気がする。ギャグ(というか)の原典がなんとなく古い気がするのだが、いまの若者はこれくらいなんてことないのかな。「「フラ語」って云ってる時点でダメじゃない? 「フランス語」ってちゃんと云わなきゃ」と常々思っているんだけれど、どうなんだろう。
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garyou
『百人一首うたものがたり』を読んで、「我は百人一首に暗い」と思い、手元に置いておくのに適したものと思って選んだ。ほんとはかるたの札をくりながら見るのがいいのかもしれないが、そんな気分にちょっとだけさせてくれる本。
が「ナイス!」と言っています。
garyou
『百人一首うたものがたり』を読んで、芝居好きの歌人だと知り手に取った。演じる端見る端から消えてゆく舞台を詠んだ歌がいい。こうして残してゆけるんだな。ただ、自分の好みと合うかどうかはまた別問題ではある。ほかの歌集にもあたってみたい。歌右衛門が好きらしいし。
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garyou
透明糊の歌が有名なのかもしれないが、その歌の向かいにあった歌が「もしかして、エヴァンゲリオン?」と思えてしまって己が限界を知る。幻想的でいながら「これはもしかして、写生?」と思われるような歌が多くておもしろい。あちらこちらで見かける名前なので、歌集を読んでみたいと思っていた歌人。引き続き他の歌集を探しているところ。
が「ナイス!」と言っています。
garyou
百人一首の歌一首一首に歌の解釈をはじめ歌人のことや歴史的背景などを解説した本。「百人一首、おもしろいじゃん」と蒙を啓かれた心地がする。解説にあった清原元輔の歌とか、いいよなあ。もっと読みたい。著者が芝居好きということもわかった。芝居の解釈は自分とは違うけれど、好きだとつい「ああ、あの芝居のよう」とか思ってしまうことってある。キラキラネームゆえに敬遠していた歌人だったが(すみません)、読んでよかった。
が「ナイス!」と言っています。
garyou
下に弟・妹のいるつらさ・悲しみを外から見た歌が気に入った。いろんな歌集を読み始めたばかりで、行分けする歌をあまり見てこなかったので(『Confusion』はちょっと別格だが)、そこも含めて新鮮だった。どこでどう改行するかって重要だよなあ。
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garyou
木下龍也や九螺ささらの歌を読んでみたくて手にした。木下龍也はこの本の時点ではまだ投稿をはじめてなかったのかな。新聞で目にする投稿短歌とは色も形も違う、違い過ぎる歌が並ぶ。こういうのもおもしろい。第二芸術? なに云ってるの、おもしろければいいじゃない、と思う。
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garyou
『怖い短歌』を読んで「電圧が高い歌とはどんな歌だろうか」と思って手にした歌集。「え、救急車の歌とか、ちょっと怖くない?」と思うがどうだろうか。阿刀田高のブラックジョークにありそうな気がする。先日読んだ吉川宏志の歌集にも御母堂の死に際しての短歌が掲載されていて、この歌集にもまた同様の歌がある。エジプトの100万のデモとの対比とかが電圧の高さなのだろうか(違う気がする)。
が「ナイス!」と言っています。
garyou
表紙のレイアウトに惹かれて手にしてみた。歌集を読むと、気に入った歌を書き抜いたりするのだが、この本はそうするよりも本自体を手に入れてそのレイアウトとともに歌を楽しむ本のように思う。
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garyou
いろんな短歌を読んでみたいと思い読んだ。この本から気になる歌人を探すのが楽しい。個人的にしっくりくる。というわけで、三月はこの本で知った歌人の歌集を読むことしばし。ほかの方のコメントにもあるけれど「電圧が高い」ってどういうことなんだろう。図書館で借りて後に購入。
が「ナイス!」と言っています。
garyou
リュウグウツカイの歌が掲載されていると聞いて読んでみた。御母堂の死に際しての歌も掲載されているが、そのほかにもなんとなく死を漂わせている歌に惹かれた。蝶は何万回もはばたくのだろうか、とか。青鷺の立っている時間は人間にとっての睡眠時間のようなものだろうか、とか。
が「ナイス!」と言っています。
garyou
『はじめて詩を読み、書くひとのための詩の教室』で知ってどんな詩を書くのかと読んでみた。先に読んだ本にも出てくるけれど「現代詩はわかりづらい」という先入観を打ち消してくれる。それでいてこちらの想像力・妄想力をかきたてる詞章があちこちにある。 「いのちにいじめられていると かんじる日が あります」 とか。
が「ナイス!」と言っています。
garyou
歌人の生活等、普段は窺い知れない話があるのがいい。結局は中隠になれってことだと思うので、まあそうかとは思うけれど。短歌を作ろうと思わなくても、なにかを作ろうと思う人や仕事をしている人(主婦/主夫業含む)は読んだら参考になることがたくさんあるんじゃないかなあ。自分と作品は別もの、とか。歌はまず紙には書かないというのはむつかしそうな気がした。紙に書いてしまうと固定されてしまうから、ということだけれども、そこを突き抜けて推敲できるようになればいいのでは。試行錯誤の記録も残るし。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/09/23(5570日経過)
記録初日
2009/08/31(5593日経過)
読んだ本
1077冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
304038ページ(1日平均54ページ)
感想・レビュー
1070件(投稿率99.4%)
本棚
0棚
外部サイト
URL/ブログ
http://garyo.txt-nifty.com
自己紹介

帰りの電車の中で読む程度。「自分は本が好きである」と信じ込んでゐた時期が長いので、それでもつい本を買つてしまふことしばしば。

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