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2024年5月の読書メーターまとめ

モルク
読んだ本
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読んだページ
5405ページ
感想・レビュー
19
ナイス
2937ナイス

2024年5月に読んだ本
19

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

モルク
図書館予約私の前に300人以上、先は長いと覚悟していたが、宿泊先ホテル図書コーナーにて発見。カナダで乳癌となった西さんが抗癌剤、手術、放射線治療の8ヶ月を描く。折しもコロナ禍でありしかも罹患する。日本とは違う医療体制。実際に専門医に診察してもらうまでの大変さ。そんな中でも真摯に自分に向き合い正直にその心の動きを語る。よき友人、医療関係者な恵まれていたこともあるだろうがとにかく前向き。そして英会話の関西弁訳が緩和する。それにしても手術後すぐ退院って…えっ~?
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2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

モルク

ゴールデンウィークはどこへ行っても人だらけ、ということで今年ものんびり…と思っていましたが、奥様の怪我により行けなくなったという友人の依頼により急遽夫婦で蓼科へ行くことに😍さぁ今から準備だ❗2024年4月の読書メーター 読んだ本の数:25冊 読んだページ数:6988ページ ナイス数:3801ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/332547/summary/monthly/2024/4

ミカママ
2024/05/02 05:17

蓼科!バブルの頃、友人の「別荘」😳に遊びに行ったことあります〜。長野県は地名がオシャレですよね。

モルク
2024/05/02 13:03

ミカママ、コメントありがとう☺️長野は隣県なのにヨーロッパのような雰囲気があってうらやましい。地名もホテルもおしゃれ、白樺のイメージがあるからなおさらね✨

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2024年5月の感想・レビュー一覧
19

モルク
三ツ矢、田所コンビによるシリーズ第3弾。東京のマンションで頭から血を流し倒れているのが見つかった。彼女は搬送されるが一緒にいたはずの乳児が不明であり連れ去り事件に発展する…。一方90年代の北海道鐘尻島ではバブル期のリゾート開発が頓挫、自殺者も出て島全体が暗く沈む。更に次々と…。この現在と過去が交互に語られる。時代も場所も違う2つがどのように交差していくのか見当もつかない。次第に息をつかせぬ展開と緊迫感。真実が見えたときこの題名の意味を知る。シリーズの中で最も好きな作品となった。
Vanc
2024/05/30 21:28

ナイスレビューですね。共読です。ハマりましたか? 面白かったですよね。でも、パスカル三ツ矢を、上は自由にさせ過ぎでは?

モルク
2024/05/31 05:24

Vancちゃん、コメントありがとう♪久々の共読でしょうか。パスカル三ツ矢、優秀でも協調性無さすぎですよね。ちょっと田所がかわいそう。久しぶりに一気読みでした!

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モルク
仮設住宅から公営住宅への移転、それを頑なに拒否し仮設に残る人、解体工事の進む中既に移転している住居で他殺体が発見された。被害者は町役場で仮設住民の説得にあたっていた担当者であり恨みの線で捜査が始まる。捜査を担当した蓮田は事件のあった地、彼が育った南三陸の町に。過去の苦い思い出、そして幼馴染み四人組の中で震災で大きな被害、犠牲者を出していないのは蓮田だけ。彼は震災で失っていないことへの引け目を感じていた。町は復興に向かっても被災者の心は癒えず…画一的な政策にもどかしさを感じる。真の復興とは何だろう。
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モルク
神田川の排水口から見つかった惨殺遺体。捜査のタッグを組むのは真壁、宮下コンビ。しかし捜査よりも警察庁審議官の姪小牧のお守りを言いつけられる。遺体が流れてきたのは、元々川だった所を地下に潜らせたり上に蓋をして閉じ込めてしまった暗渠ではないかという小牧の意見がポイントとなる。暗渠というとブラタモリでよく出てきて興味深く思っていたのでいい視点だ。後半にいくほどスピードアップ。所々出てくる高齢女性の話。彼女の親切心がこんな結果になるとは…特殊詐欺はやるせない。また真壁、宮下コンビに会いたい。
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モルク
老舗デパート「三越」を舞台にした6人の作家さんによるアンソロジー。伊坂さんだけが日本橋三越ではなく仙台の三越。私の地元の三越は既に撤退し伊勢丹だけが残っている。三越好きだったのにな。でもつい先日、日本橋三越に行ってきたばかりなので感慨深くその景色を思い出しながら読んだ。そしたら、あれっ、東野作品にはガリレオシリーズ湯川さん登場。これはまた嬉しい。
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モルク
弁護士殺人事件、33年前の愛知でおこった殺人事件、この2つの事件の繋がり。自供した犯人は本当のことを言っているのか、犯人の息子そして被害者の家族がそれぞれに感じる違和感。これからどんな展開を見せるのか、全くの未知数、下巻が楽しみ。
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モルク
表題作は初老の主婦、夫と孫の世話に追われ自らが埋没している日常、…ああ共感するわ…そんな時孫に見せられた鯨が爆発する動画で過去の記憶がよみがえり、老母の施設への面会に行く途中少女時代一時期暮らした地に足を延ばす。記憶を辿っていくと…記憶は刷り変わりそこには過酷な真実があった。言葉にしなくてもその心理描写は手に取るように分かる。江戸の東蝦夷を舞台にした「東陬遺事」もすごくよかった。厳寒の地での自然描写は唸る。私にとってとても大事な一冊となった。
モルク
2024/05/22 11:17

残念ながら羆は一切出てこない!でもとてもいい作品です。是非読んでみてね♪

mike
2024/05/22 16:23

あ~よかった♪(´▽`)

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モルク
喘息の持病のある中2のナナミは毎日学校と図書館に通うだけの生活を送っていた。そんな中図書館の本がなくなっていることに気づき、翡翠色の目をした人の言葉を話す猫と共に本を取り戻しにいく。ファンタジー要素に溢れる一冊。お気に入りの本を暗記するくらい何度も繰り返し読んだ子供の頃の気持ちを思い出した。遥か昔に読みずっと手にしなかった名作の数々…また読んでみたくなった。
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モルク
みつばの郵便屋さんシリーズのいつもアイスをくれる片岡泉さんが主人公。両親の不和からあきる野市のお祖母ちゃんの家にいた小学5年生から両親のいる千葉に戻り大人になってよつばに住んだ泉ちゃん。結婚出産までを描く。お気に入りは中学時代の必修クラブの話。じゃんけんで負け続けたどり着いた先は本を読まず文章を書くことも苦手な者には罰ゲームともいえる「創作文クラブ」そこで課された小説を書くこと5枚、さて泉は…。この時点での泉の印象はすこぶる悪かったが次第にその真っ直ぐなところに好感が持つようになった。
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モルク
妖しく摩訶不思議な世界観の短編集。ソファーを愛する女、恋心が石になる…どれも美しくありながら少し歪んだ世界、こんな中に浸っていることがむしろ心地いい。ああ、やっぱり彩瀬まるだわ。題名「花に埋もれる」の作品はないのだが全体のイメージがしっくりくる。「マグノリアの夫」が一番好きかな。
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モルク
防衛大学校での日々。学生といえども特別職の国家公務員である彼ら、学費、衣食住費が無料でありしかも毎月12万ほどの手当さらにボーナスも。曹長という一般入隊の隊員が定年まで勤務して得られる階級を卒業の時点で与えられ任官する。まさにエリートコースである。しかし入学には地方の国立大ほどの学力とそれ以上の生命力が求められる。全寮制で規律は厳しくプライベートはない。特に一年次の厳しさは群を抜く。普通の大学生のようなキラキラした甘い生活はない。最大行事棒倒し、一般開放されているそうなので是非一回見てみたい!
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モルク
25日間の巫女の技術向上のための夏期講習に参加した瑠那。そこに迫りくる新たな敵EL異次体。ハニートラップを企て、送り込まれた美少女真里沙。それからは息をもつかせぬ怒涛の戦いが始まる。暫くこのシリーズ読むのをお休みしていたんだけど、やっぱり面白い。今回は瑠那が中心で結衣、凛香の登場はちょっぴりだったけど、さらに展開が予測される最後、やっぱり次を読まなければならん。
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モルク
北京在住の年の離れた夫の要請でコロナ渦巻く北京に行くことになった銀座のクラブ出身の菖蒲。お供は狂暴犬、夫に全く懐かない小型犬ペイペイ。いやはやパワフルで独特の感性を持つ菖蒲姉さん。言葉が通じない、習慣の違いなど何のその。とんでもない食べ物も美味しく食べまくり、コロナに罹患しても姉さんは北京生活を満喫している。こんなにパワフル、ポジティブじゃなければ中国人に対抗できないかも。友人たちも個性的でありその頂点にいる菖蒲姉さん。友達になりたいとは思わないけど、楽しかった。
チャック
2024/05/11 17:39

読み始めたばかりです。新聞広告には「夫の転勤で北京に」と書いてあったはず。予想を裏切られ‐‐‐。モルクさんのレビューを拝読してますます期待が大きくなりました。

モルク
2024/05/11 18:06

チャックさん、今読んでいらっしゃるんですね。自分中心の彼女、まねはできないけど、なんか小気味いい感じです。楽しんでくださいな

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モルク
31才の専業主婦円香。大手企業で勝ち組の夫と幼稚園児の一人娘とともに一軒家に住む幸せな主婦のはずだった。世間が狭い、話が面白くないと夫から蔑まれ、そんな時出会ったのが有名進学校に通う楓、円香は楓にピアノを楓は円香に英語を教えるという関係になるが、端正な顔をし、非の打ち所のない好青年楓にも家庭の事情常にいいこを演じるという辛い思いがあった。そんな中夫の不倫が発覚…どうする円香。今の生活を幸せと続けていくのか。それとも…不倫相手の暴走が怖い。夫よ、これで許されたと思うなよ!
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モルク
著者本人が主人公の婚活物語。4才下のヤリニゲ男山田が幽霊となって「わたし」の前にあらわれ彼の後押しを得て婚活に励むも…エロ小説を書いている売れない小説家という設定で、かなりきわどいがパンチの効いた下ネタがポンポン飛び出す。うーん、面白いんだけど共感は難しい。何も相手をこんなにクソミソに言わなくても。反対に自分が外見上の欠点を仮名としてつけられこんな風に言われていたらショック。でも婉曲して言ったらこの話の面白さは半減するしなあ。まずは自分を客観視してみないとね。これがなかなか難しいんだな。
mike
2024/05/09 06:22

モルクさん、男に難癖つけまくる姿には「あなたは何様?」と言いたくなりました。

モルク
2024/05/09 08:07

mike さん、そうですよね。この超上から目線、たいしたものです。このメンタルのお裾分けをちょっといただきたい!

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モルク
海上保安庁のヘリコプターパイロット宗田は民間のパイロットをしている時恋人を亡くした過去があり彼女の妹が巡視船の通信士語学に堪能な沙友里だった。海保でも海猿の方ではない。宗田は漂流しているタンカーを発見そこに女性がいたと主張するも誰もその姿を見たものはないが、それに固執する宗田。警視庁公安部に出向している元海保特殊警備隊の吉見。この3人がどのように結び付き共闘することになるのか。都合よすぎの部分もあるが後半にいくほどスリリングな展開に。テロは防げるか。沙友里と宗田の進展は?でも中国のビン中尉も侮れない。
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モルク
喫茶店フニクリフニクラの過去のある時に戻ることができるというコーヒーが冷めないうちにシリーズ第5弾の全4話。離婚した両親に笑顔を見せに会いに行きたい少年の話は胸にグサグサくる。なんと健気な…。最終話のいつか疎遠になってしまった親友だった女友達。そこには隠されていた真実は…これが一番好きかな。想いを伝えるって難しい。あの時こうしていれば…大きなものから小さなものまで後悔は限りない。
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モルク
刑事の花形はやはり捜査一課。警察小説でも常に中心にいるのは彼らである。本作では見当たり捜査という300人以上もの指名手配犯や行方不明者の顔を記憶し駅や街頭など犯人たちが出入りしそうな所でじっと人々を観察し犯人を見つけ出すという地道な捜査班を描く。捜査一課刑事になること夢見るがなかなか成果をあげられない片桐。一匹狼で癖が強いが犯人を見つけ出す嗅覚の優れたベテラン稲本などを中心にそのアナログ捜査と監視カメラNシステムなどを主とするSSBCとの対比が面白い。このアナログとデジタル捜査上手く併用はできないものか
が「ナイス!」と言っています。
モルク
図書館予約私の前に300人以上、先は長いと覚悟していたが、宿泊先ホテル図書コーナーにて発見。カナダで乳癌となった西さんが抗癌剤、手術、放射線治療の8ヶ月を描く。折しもコロナ禍でありしかも罹患する。日本とは違う医療体制。実際に専門医に診察してもらうまでの大変さ。そんな中でも真摯に自分に向き合い正直にその心の動きを語る。よき友人、医療関係者な恵まれていたこともあるだろうがとにかく前向き。そして英会話の関西弁訳が緩和する。それにしても手術後すぐ退院って…えっ~?
が「ナイス!」と言っています。
モルク
女優の本上まなみさんと夫で編集者の澤田康彦氏の共著によるエッセイ。コロナ禍での京都の生活、幼い頃、家族のこと…妻が書いたテーマを夫も綴るという形があたたかくとても素敵。18才も年が離れているとは思えないほど息もぴったりでした。本上さんの母の実家である庄内で過ごした子供の頃の夏休み…楽しそう。危ないからとか、勉強とか言われずに自由に時間も気にせず大勢のいとこたちと海で遊んだ日々。そんな経験のせいか子供たちを自然に触れさせたいという思いが伝わる。とても興味深いエッセイ。そしてお似合いの夫婦。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/03/14(4121日経過)
記録初日
2009/11/16(5335日経過)
読んだ本
3898冊(1日平均0.73冊)
読んだページ
1217131ページ(1日平均228ページ)
感想・レビュー
3133件(投稿率80.4%)
本棚
1棚
性別
血液型
O型
現住所
新潟県
自己紹介

読書メーターに登録したのは2013年3月ですが、ノートに記録してあったものをもとにつけています。図書館で借りるのがほとんどなので、主たる目的は同じものを何回も借りることを防ぐためです。記憶があいまいだったり、思い違いをしているといけないので、感想は登録後のものに限っています。

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