このオープニングで「野生の証明」というタイトル。いかにもアクション満載のポリティカルサスペンス!って感じだよな。とてもじゃないけど原作からは想像もつかないぞ(笑) 「砂の器」もそうだけどもコレが脚本つーか脚色のちからってことか? 大筋とはあんまり関係ない細部の改変にまで原理主義……じゃなくて(笑)『熱心なファン』からの(笑)細かいチェックが入りまくるこんにちじゃ、なかなか難しいかもだなあ。
あと。本作の主な視点人物に共通してるのは、「自らの生活圏とは重ならない土地での出来事が、たいして広いとは言えないその生活圏に、深刻な影響を及ぼす」ていう点だ。そういう視座に立てば、こんにちネットリテラシーの問題を想起せずにはいられない。殺人現場に「怒」の文字を書き残した人物の、数少ない『文章』を著すのに、いかにもネット民的な文体(?)を著者が選択した理由に思いを馳せれば、あながち穿ち過ぎとも言えまくはないか。
疑心、暗鬼を生ず。んじゃその疑心のもとは何か?ズバリ不安だ。そういう、人びとのフランティックな心情を、サスペンスフルに読ませることで、身体的に感得させる小説。傑作。
表記の際には〝はんちゃん”でOKす。自分でもスペル忘れます(笑)
あとやり取りの際には“さん”抜きでOK!
「面白いはなし」が好きで。
虚構全般ほぼ偏見なく楽しめるお得なタチです。
どっちかつーと、読んでて「何が書かれてるか」より「どう書かれてるか」に重きを置くタイプかもです。
“その日に読み終わった作品だけ、なにかしらコメントを残す”
“皆さんのレビューへのナイスは、自分も読んだ作品だけに限る(*但:『うっかりネタバレ』しないのを知ってる方へは未読でもナイスすることあり)”
“嘘はつかない”
以上をマイルールに参加してます。
あと、お返しとかお付き合いは全くのずぼらですので悪しからず。
「なんか違う」て時はバッサリ削除で全然OKです(笑)
チャチャ入れがウザいかもですが宜しくお願いします♪
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どっこい~生きてる~♪○○の中~♪
ヴァキさん、◯◯の中…… あ。『塀の中』? って塙保己一さんか(笑)