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2024年3月の読書メーターまとめ

たま子
読んだ本
13
読んだページ
3746ページ
感想・レビュー
13
ナイス
326ナイス

2024年3月に読んだ本
13

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • トンジ

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たま子
直木賞受賞作。中年に差し掛かった人たちの短編7編。夫婦のこと、子どものこと、親のこと、仕事のことなどそれぞれの日常において悩みが尽きない。「なぎさホテルにて」の男性は過去を引きずって情けなくて印象的。今の幸せを手放すほどなのかね。「母帰る」の父は懐深すぎて印象的。妻のことを赦せるものなのだろうか。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

たま子

2月に風邪をこじらせて、その回復期にたくさん読めました。ミステリーはやはりおもしろいですね。怒涛の年度末、今月もよろしくお願いします。2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:13冊 読んだページ数:4189ページ ナイス数:262ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/354545/summary/monthly/2024/2

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2024年3月の感想・レビュー一覧
13

たま子
ノンフィクションではないようだけれど、「私労働小説」ということらしい。英国へ行くお金を稼ぐための日本での労働のことから、英国へ行ってからの「私」や周りにいる労働階級の人たちの労働についての連作短編集。いろいろなものを搾取されている、と感じる描写も多くて、シット・ジョブ(くそみたいに報われない仕事)と自虐するのも頷ける。メンタルがやられた「ソウルによくない仕事」もあったけれど、何くそ!という熱い思いが感じられる話が多かった。
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たま子
直木賞受賞作。中年に差し掛かった人たちの短編7編。夫婦のこと、子どものこと、親のこと、仕事のことなどそれぞれの日常において悩みが尽きない。「なぎさホテルにて」の男性は過去を引きずって情けなくて印象的。今の幸せを手放すほどなのかね。「母帰る」の父は懐深すぎて印象的。妻のことを赦せるものなのだろうか。
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たま子
ネタバレ大家族で育ち、生活保護世帯の親から虐待を受けて育った天使(えんじえる)。大人になっても常識が分からず、流されるように生きてきた。ある老婆を追いかけて、老人たちが終の住処のように住むホテルの清掃員になったところから、お金の使い方、貯め方など教えてもらうことに。毒親との縁切りが1番役に立ったことなのではないか。最後はお金持ちになるのかどうか中途半端なところで終わった感じがあり、残念。
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たま子
ネタバレ毛玉ファンタジーって言葉がかわいい。狸4兄弟の阿呆さ加減とお互いへの信頼感。そして、ライバルの狸一族に、天狗に、大学教授に…と誰が誰だか分からなくなりながら、力技で読み終えた。4兄弟の中では、井の中の蛙兄さんが好きだな。ただ、ふと、一体何を読まされているのかと我に返りそうなときがあった。
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たま子
ネタバレ初めての作家さん。現実離れした設定のためか、読み終わるのに時間がかかった。顔のない天使が人を2人殺したものを地獄に連れていく。それって天使じゃなくない、と。孤島で、館で、殺人で、本格ミステリの設定だったけれど、その天使によって怖さ倍増。解決しても切ないし。
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たま子
日常の些細な出来事について書かれた12の短編小説。親子ものの切ない話が多かった。「カーネーション」「サマーキャンプへようこそ」「寂しさ霜降り」「さかあがりの神様」「すし、食いねェ」
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たま子
「ワぁ、ゴッホになるッ!」は有名なセリフだったのかもしれないけれど、この本で初めて知って、原田マハさん好き、ゴッホ好きとしてはたまらない本だった。棟方志功の妻の視点で書かれているので、芸術的なところより、家族愛のところで何度も泣けた。棟方志功さんが彫っているところを映像で見たことがある。弱視だったからあんなに近くで彫っていたのか。ちゃんと作品を見たことはないので見に行きたい。そして、芦屋のゴッホのひまわりが焼けてしまったことがあらためて残念。
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たま子
ミステリーのくくりなのだろうけれど、日常におけるミステリーというのか、自分が追い詰められいく感じがあった。プールの水の件とか、水道料金の件とか、元不倫相手にお金を貸すとか、なんとなくありそう。短編5編で、それぞれのタイトルもよかった。
たま子
2024/03/16 07:18

読メのプレゼントキャンペーンのコインで、BOOK WALKERで読んだ。寝ながら読みやすかった(^^)

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たま子
パリ在住の父と息子という設定は辻さん自身に重なり、話の内容も多少は実体験が入っているのかと思いながら読んだ。幼い頃に母を亡くして結婚に憧れていたのに、いざとなったら自信がもてず二の足を踏んでしまう。ありそうだけれど、健忘症を患う父の飄々としたというか、人生の酸いも甘いもを経験したおおらかさによって救われる終わり方がよかった。
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たま子
ネタバレちょっと変わった超能力をもっていることに気づく安藤兄弟。「魔王」は兄が亡くなるところまで。「呼吸」は弟夫婦が暮らすその5年後の世界。集団心理はコントロールできない怖さをはらんでいるよ、ということか。『モダンタイムス』というのが続編にあたるようなので、そちらも読んでみよう。
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たま子
タイトルに惹かれて。こぎん刺しは知っていたけれど、それとは違い、同じ青森の南部地方の菱刺しというものがあるそう。ネットで調べたら、こぎん刺しは四角、菱刺しは文字通り菱形をベースに模様をつくるようだ。どちらもステキ。青森弁が読みにくくもあったけれど、その都度注釈が入って意味は分かった。工房の主催者、より子さんのもとに集まるちくちく仲間。それぞれの物語が短編でつながる。切ない話が多かったけれど、読後悪くはない。みんなでつくった暖簾の繊細なちくちくは見たかったな。
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たま子
ネタバレ古希を迎える女性がSNSで出会った年下の男と恋に落ちる。テレビドラマの脚本家ということで、そこら辺の70歳とは別格という感じ。いくつになっても恋愛ができるというのは自分とも別世界な感じしかない。できそうにないから、結局うらやましいのか。
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たま子
ネタバレひとり旅上級者で、海外旅行の話が満載。服やコスメ関係の持ち物は少なくとか、荷物は預けたり送ったりとか、自分のペースで予定を変更するとか、参考にならなくはないのだけれど、かなり旅慣れている方のようなので、入門編というよりやはり上級編という印象。一歩踏み出してしまえば楽しめるのかな。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/05/11(4004日経過)
記録初日
2012/10/14(4213日経過)
読んだ本
1551冊(1日平均0.37冊)
読んだページ
424989ページ(1日平均100ページ)
感想・レビュー
1534件(投稿率98.9%)
本棚
8棚
性別
自己紹介

読メを始めてから、読書の幅が広がったような気がします。
他の方の感想で気になった本を読みたい本に登録させていただき、読みたい本は増えるばかりです。
読んだ本の感想はなるべく文字数多めで書いて、頭を使おうと思っています。
読メを覗くのは基本1日1回にしています。
新しい本や人との出会いを楽しみにしていますので、どうぞよろしくお願いします!

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