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2024年6月の読書メーターまとめ

薦渕雅春
読んだ本
7
読んだページ
2563ページ
感想・レビュー
7
ナイス
354ナイス

2024年6月に読んだ本
7

2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

薦渕雅春
足利尊氏がモデル。鎌倉幕府が成立してから120年あまり経った頃、源頼朝以来の源氏直系の血筋は完全に途絶えていて北条家による支配が続いていた。北条一門はそもそも源氏ではなく、源氏一族を除けば御家人の中では足利家が新田家と共に最も頼朝に血筋の近い源氏であった。後醍醐天皇の建武の新政の後、足利家が室町幕府を立ち上げ、南北朝時代、室町時代を経てやがては応仁の乱から戦国時代へと続く日本の歴史上も転換期と言える時代だったのでは。尊氏と弟の直義、そして重臣・高師直、今まで名前を聞いた事のあるくらいの人物を面白く読めた。
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2024年6月にナイスが最も多かったつぶやき

薦渕雅春

2024年5月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:2154ページ ナイス数:386ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/360981/summary/monthly/2024/5

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2024年6月の感想・レビュー一覧
7

薦渕雅春
【新釈】との事で、どんなストーリー?と興味津々。原典の『山月記』『藪の中』『走れメロス』『桜の森の満開の下』『百物語』も『走れメロス』しか読んでないとは思う。著者が〈あとがき〉に〈私には「文学」というものが何なのかよく分からないけれども、「文学史」というものに対する漠然とした憧れだけはある。傲慢なことをやったとは思っているけれども、こういう形で、文学史に名を残した人たちの名と自分の名を強引に結びつけることができたのは嬉しいことだ。〉と述べている。こういう作品をきっかけに原典を読むことに繋がればいい事かと。
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薦渕雅春
単行本で 600ページを超える大作。太平洋戦争終戦後の 1947年を題材として描いている。1947年10月、イアン・マイケル・アンダーソン英国陸軍中尉と、通訳の潘 美帆 は立川飛行場に降り立つ。それから何日間のストーリーだろうか?激しい攻防、本当に戦後の東京も荒れてたんだなぁ、と思う。人間関係、組織の相関図が少し分かりづらく立ち止まって読み返したりして時間がかかった。アンダーソンが宿泊したビークマン・アームズ・インのダイニングの調理責任者であるカレルというイタリア系アメリカ人が意外な役割、立ち位置だった。
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薦渕雅春
大雪の日、大人気作家の御津島が細部までこだわった新邸のお披露目会が行われた。あとからネットで見てみると、著者自身の邸宅がモチーフとなっているようでビックリ。自宅にも隠し部屋があるとか・・・。本著のストーリー自体もなかなか面白く、アガサクリスティの「そして誰もいなくなった」がどんなストーリーだったか、パッとは思い出さないがオマージュした作品ではあると思う。覆面作家・御津島からの招待で集まった作家たちや文壇関係者もその顔を知らず、声も聞いた事がないという設定から成り変わりがあるとは予想したが、当たってた点も!
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薦渕雅春
面白かった。お仕事本としても為になる、役にたつ点も多かったと思う。三章からなり、共通して登場するのは中小企業診断士の北川徹だが、彼が主人公という訳ではなくそれぞれの章に主人公が居る。北川は紺色の地に白い水玉模様の蝶ネクタイていたり、チョッと胡散臭い? ただ大学時代演劇部に所属していて演出家もしており、アルバイト経験が豊富で色々な経験を踏まえて良いアイデアを練り出す。三章それぞれに会社の後継者不在というテーマも異なっていて、事業承継のために現社長も社員たちも試行錯誤したり奮闘する様が素敵でもあり面白かった。
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薦渕雅春
ドローンがテーマ、ドローンが登場するとしたら本著のような災害救助に関してだろうな、と思う。障がい者支援都市「WANOKUNI」は地下の施設をメインとした街、この設定にはチョッと無理があるのかな、とも感じた。そこでのセレモニーが開かれている時に大地震が起きるのだが、そこまで大きい地震なら本著のような救助作戦もなかなか出来ないのではないか?とも。ただ、主人公が小学生の時に目の前で兄を亡くしてしまったトラウマとたたかう様、無理だと思ったらそこが限界との考えで生きる様、共感も出来た。ラストが予想を超えて良かった。
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薦渕雅春
著者の得意分野でもある? 弁護士が主人公のストーリー。ただ、チョッと違うのは〈離婚弁護士〉、以前テレビドラマでもそんなタイトルのがあった気がする。舞台は北鎌倉、縁切寺として名高い「東衛寺」とその娘、松岡 紬の弁護士事務所。タイトルの通り離婚の話が中心となって進むのだが、紬と幼馴染みの出雲の関係も面白い。著者は弁護士ものだけでもなく、公正取引委員会がテーマだったり、その他色々な作品を書いているが、本著も弁護士ものでありながら少しほんわかとしたファミリー的な要素があるような・・・著者の懐の深さを感じた作品か!
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薦渕雅春
足利尊氏がモデル。鎌倉幕府が成立してから120年あまり経った頃、源頼朝以来の源氏直系の血筋は完全に途絶えていて北条家による支配が続いていた。北条一門はそもそも源氏ではなく、源氏一族を除けば御家人の中では足利家が新田家と共に最も頼朝に血筋の近い源氏であった。後醍醐天皇の建武の新政の後、足利家が室町幕府を立ち上げ、南北朝時代、室町時代を経てやがては応仁の乱から戦国時代へと続く日本の歴史上も転換期と言える時代だったのでは。尊氏と弟の直義、そして重臣・高師直、今まで名前を聞いた事のあるくらいの人物を面白く読めた。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/05/29(4199日経過)
記録初日
2012/12/12(4367日経過)
読んだ本
2094冊(1日平均0.48冊)
読んだページ
686169ページ(1日平均157ページ)
感想・レビュー
2041件(投稿率97.5%)
本棚
119棚
性別
年齢
61歳
血液型
A型
職業
役員・管理職
現住所
香川県
URL/ブログ
http://www.facebook.com/profile.php?id=100004106894349
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