心温まるとっても優しい物語。カバ(遊具)だからリカバリー、笑えない。カバの存在も都市伝説もサラリと納得させられます。人々のリアルな日常を見ているような読体験。繋がりの絶妙さにラストの展開…素晴らしいなんてもんじゃない。青山さんの作品でベスト⑤に入りました。

再読。特装版で。付箋だらけだったのに、また三つ増えました笑。(付箋は通常版へ)

また会えるなんて(感涙)！嬉しすぎて三回も読んじゃった🤭素敵な素敵なあたたか～い物語です。豊くんも穣くんも種くんもずーっと幸せでいて欲しい。この作品には波乱万丈とか波風は似合わないので…このまま永遠にほっこりと胸熱のまま進めて欲しいな♥️やっぱり種くんは超可愛い♡おばあちゃんと豊くんのシーンが好き♡

再読。本棚の中に見つけて読んだ記憶はあるけれど内容が思い出せなかったので読むことに。宝石のタイトルがついた全七話の短編集。全部イイ♡特に「ダイヤモンド」がいい味だしてた(スズメの恩返しです笑)。後半、６話目の「サファイア」とラストの「ガーネット」は連作です。ドラマ仕立てでぐいぐい引き込まれました。読後はため息。湊作品の中で万人におすすめしたいと思える作品です。未読の方はぜひ！

公子作品は大体読んで来ましたが、本書は本棚の中に埋もれていて、読んだ記憶がないので手にしました。いつもの爆笑エッセイとは一味もふた味も違っていて、興奮気味に読みました！書評が実にいいのよ。３章(書評)と４章(短編)は新発見ばかりです。抱腹絶倒ものもいいけれど、本書もすんごくいいよ♪

映画を見た方が何倍もいいことに、気付かされた。状況は何とか目の前に浮かびはしますが、うむむ🤔

なんだろう…巻がすすむにつれ面白さが増す。今回の展開、大好きだ！表と裏様々な顔を持つ人々、それぞれが抱える闇が実に面白いのだ。平九郎推しだけど、惣一郎も実に魅力的で…(笑)。しかしくらまし屋がはめられるなんて思いもしなかった。勇気あるな(笑)。前回のような激しい闘いは無かったけれど、クールだった。何よりラスト！思い切り声を上げちゃったよ。私だけじゃないよね♪読後、終章だけもう一度聴読したもの(笑)。嗚呼楽しいし面白い。朝から最高でした。次の『冬晴れの花嫁』楽しみすぎる！わくわく♡

Audible で目にして、もう一度村重に会いたくて聴読しました。謎解きの深さ、二人の関係性、時代背景…全てが完璧な作品。最終章は圧巻。また官兵衛のこのラストはたまらなく好き。やはりまた文字で読みたくなる。あ、あまりAudibleは勧めません。音ではなく文字でないと理解し切れないので。実は最終章は目と耳を使いました(笑)。最高傑作です。

六人の女性作家によるおひとりさまの物語。全て一人暮らしの中高年女性が主人公。どの話しも前向きでおひとりさまを気ままに楽しんでいました。明るくて心が和みます。収録作品は、大崎梢「リクと暮らせば」岸本葉子「幸せの黄色いペンダント」坂井希久子「永遠語り」咲沢くれは「週末の夜に」新津きよ「サードライフ」松村比呂美「最上階」の六編。咲沢くれはさんと松村比呂美さんがとっても良かった♡

感想が難しい。とても穏やかで静謐で少し冷たさも感じる、時間の経過を五感で感じるような…何とも不思議な読後感。忙しいとき、疲れているとき、特効薬とまではいかないけれど、心にじんわり沁みる掌短編集。無心でさらりと読むのが良いかも。必ずまた読みたくなり…読み返すだろうな、と強く感じた作品。

ドラマ化発表を受け、急ぎ読む。そりゃ待てないよねぇ～「人」の刊行後に一気読みしようと思っていたのにさ(笑)。うわっなんじゃこりゃぁ～！猛者揃い♡バトロワ面白すぎる！面白ーーーぉーーい！！！(叫んでます) 愁二郎と双葉から目が離せない。間違いなく響陣推しです♡(´▽`*)ｱﾊﾊ しかしこの終わり方はないよー(泣)。「地」に進みまぁす😉

全五話の短編集。リアルな30代の姿が見事です。分かるなあ、と何回呟いたか(笑)。楽しませていただきました♪

私は同世代ですが、本書はロスジェネ世代を少しでも知りたい、知ってみたいと思う若人に読んで欲しい。読み込んでもらえば、上司や親、大人たちのことが理解出来ると思いますよ。懐かしい話ばかりで、自身を省みること多々。とにかく単純に面白かった。でも…共感出来ることはあまりなかったかな(笑)。

俵万智さんの著作は、未読も未購入作も無い。なので選歌集はベスト版みたいで心踊る。第一歌集『サラダ記念日』から最新第七歌集『アボカドの種』までのみならず、浅井慎平さんとの共著二冊を加え九作品の中から、万智さんとスケザネさんが選んだ220首！各歌集の選歌の後には、スケザネさんの分かり易く愛に溢れた鑑賞の手引きがあります。なんと至れり尽くせりであろう！こんな贅沢な選歌集他にはない。短歌と言えば俵万智です。まだ俵万智を知らない人にも、私のようにデビューからのファンにも、おすすめしたい。私の棺桶に入れてもらいます！

着地点までスカーレットはスカーレットだ。レッドとのすれ違いに泣きそうになるとは、読んでいて自分に驚きました(笑)。スカーレット目線なので、主要キャラは薄くなるかな？との心配は杞憂でした。目の前に皆んな浮かんで、彼彼女等の心の中も覗けました。嗚呼、読まず嫌いを改めます。著者と作品は別ですものね…。本書をすすめてくれたMさんに心から感謝します。他の作品にも手を出してみようかなぁ。

林真理子すげーな笑。スカーレットの一人称で丸っと名作を極上の作品に仕上げちゃうとは。泥臭くて人間の本性丸出しで、イライラするほど何様なスカーレットをこんなにも堪能出来るなんて、本家も映画も大好きな身として、新感覚でした。絶対つまらないはずだ、と読むつもりは無かった過去の私に「騙されたと思って読んでみな」とささやきたい。

私は天邪鬼なのだろうか…。Sister編よりも数倍本書の方が好きです。事件解決への導き方も登場人物との繋がり方も兄弟の関係性や魅了も、姉妹たちより身近に感じてすんなり入り込めました。しかし物語を二つの視点で書き上げるとは、凄いなぁ。出来れば交互に読みたいかも！やはりAudibleではなく、文字で読むべき作品だと思います。どちらも末っ子がたまらなく可愛い♡買おうかなぁ。

Brother編より圧倒的にこちらの人気が高いので、こちらから聴読。とりあえずひと言。これは紙もしくは電書で読んだ方が良い作品。文字がおすすめ！人間関係や事件の深みがAudibleでは半減してしまったと思います。とは言えとーっても面白かった！あはは 次いでBrother編！

読み込むことが楽しい雑誌ベスト⑤に入るなぁ。1位から30位までの30冊中、既読積読は23冊。なかなかでしょ。と思ったら、なんと！昨年と全く同じでした(笑)。でも、ま、なかなかよね(^_-)-☆ 書店員さんのおすすめ作から、読みたい作品を書き出したらJUST 10冊！今年中には読みたいな。朝から楽しい時間でした♡

優しい物語でした。死に対する考えが素晴らしくて、勉強になりました。読んだ人はみな、雄町先生に診てほしいと思うはず。医療ものでは体験したことがないくらい、爽やかーな読後感でした。京都の和菓子に興味津々です(笑)。続編ぜひに。

湊作品では一二を争うほど好きな作品。Audible で小池栄子さんのナレーションだと知り、聴きました。良かった！さすが女優さんです。子どもたちも親も凄く良かった。文字より感情移入はし辛いけれど、状況をしっかりイメージ出来る上に人物像をより深く感じられました。しかし嫌な物語だ。人の弱さも脆さもここまで描かれると、清々しく感じてくるわ。聴いて損はありません。未読の方も既読の方もせひ！

物凄いスピードをヒシヒシと感じながら、ハラハラドキドキ、キュン、しんみりと、胸が踊りっぱなしな時間でした。平九郎と妻の馴れ初めを知りますます好きだ(笑)！幸福の黄色いハンカチ(←古い)的な依頼のくらましにほっこり。敵が強くてこれからがますます楽しみになった！面白かったぁ♪

解説の言葉通りだった。後悔先に立たずだわ(笑)。物語の主人公は、神さまと呼ばれる賢ーい水谷くん！ではなく語りべの僕だ。しかし…この小学校事件多くないか？いや、水谷くんの日常に問題が寄ってくるのか(笑)。子どもならではの思考や目の付け所が斬新です。人間味にも溢れていて、川上さんの存在がまた二人の間で絶妙なバランスでグイグイ読ませます。ラストへの展開を先読みしてしまい、読み進めるペースが落ちましたが(笑)、切ない中に希望が見えた気がする。この二人をずっと応援したくなる。水谷くん推し♡(笑)続編あるといいな。

コシモ…確かに大きいし人並み外れた強さを持っているけれど…職人の道を極めるのも有りだったり…しないかあ(苦笑)。読み始め暫く続く信仰や儀式、祖母の語る神話は、夜読まなくて良かった～って思うくらい、怖かった。悪の極み集団の「家族」結束力半端ない。もちろ洗脳や力関係、お金の力もあるだろうけど、悪行の数々にリアリティありすぎて、ツライなんてもんじゃない。著者の意気込みと緻密な調査力に終始圧倒され、感服です。私の中では、これぞ直木賞！でした。ここまで読み応え抜群な作品は記憶にないかも。傑作です。

タイトル！はあ上手すぎだよ。終始飽きることなくどハマり。Audibleだろうがなんだろうが、このスピード感と痛快さは圧巻。面白すぎて聴いているのに、動けなかった。呉服屋のバカ息子にはじまり悪事に手を貸す輩ども、胸くそ悪いったらない。七箇条の掟を破り、命を懸ける姿には胸が熱くなり、仲間の登場は泣きそうだった。少しずつ背景が見えるのも絶妙。この爽快感はたまらない。次は夏♪わくわく♪

未読なシリーズ。Audibleで発見！気になっていたので嬉しい。あまりにもテンポ良く進むので…これは聴くよりも読む方が良かったかも、と途中でやめようかと思った。でも止められなくて(笑)、ラストには撃沈。人の心ってひと筋縄では…。まだ三人のキャラを堪能し切れていないので、引き続き読みたい。シリーズの強みだね。しかしカッコイイ！

とりあえず、もう一作！キャラ立ちこの上ない(笑)。アニメ化楽しみすぎる♪しかし、読中は絶対に有り得ない展開だと思っていたけれど、入院患者たちの気持ちを考えたら有りかもなあ。医療従事者の気苦労にため息しか出ない。Audible化多作で嬉しい！次はどんなミステリィなのか…わくわくです！(笑)

知念作品で手を出していなかったシリーズ。Audibleで見つけ、読んで(聴いて)みることにしました。天才にも欠点があり、たんこぶがいて、愛情表現は下手でも、優しい心と思いやりを持ち合わせた鷹央さんが…魅力的すぎる！即大好きになっちゃった(笑)。しかし事件というか物語の展開の上手いこと！さすがです。人気なのが分かりました。シリーズまだまだ読める幸せに♡ココロオドル～♪

登場人物たちや彼や彼女らを取り巻く環境、チェスとの出会いやチェスへの思いはなかなか楽しめました。が、が、が、ちょっとだけ嫌な感じが残りました。リアリティには欠ける。チェスの魅力をもっと楽しいものにして欲しかったかも。読みものとしては面白かったんですよ。うむ。

心温まるとっても優しい物語。カバ(遊具)だからリカバリー、笑えない。カバの存在も都市伝説もサラリと納得させられます。人々のリアルな日常を見ているような読体験。繋がりの絶妙さにラストの展開…素晴らしいなんてもんじゃない。青山さんの作品でベスト⑤に入りました。