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2024年10月の読書メーターまとめ

空猫
読んだ本
8
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2257ページ
感想・レビュー
8
ナイス
508ナイス

2024年10月に読んだ本
8

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • Lara

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

空猫
朝井リョウサンの『何者』は「就活」を描いた。本書は「婚活」だ。就職も結婚もおめでたい話なはずなのに何故どちらも刺さるのか。どちらも「そんな事」を理由に断るのは選ぶのは「傲慢」か?社会に出れば「正直」は「善良」では無くなるのか結局どれだけ自分の事が分かっているか、どんな人生を送りたいのか、自分への「問い」か。確かに『現代版:高慢と偏見』だがこんなにも辛辣なのは何故だ?女友達の「傲慢」さは不快。真実と架の不器用な「善良」さはイライラするが、皆の応援があった。結婚とは自分と相手を丸ごと受け入れる「覚悟」なのか。
mippo
2024/10/01 08:35

これ、私は単行本で最近読みましたが、感想難しいですよね。本が面白いとかいうより、自分に問いかけてしまいました。

空猫
2024/10/01 11:45

mippoさん。婚活の経験が無いおいらでも刺さりまくりでした。そうですね。「傲慢になっていないか」と言う、自分への問いかけだから、ですよね。的確な言葉にしてくれてありがとうございますm(_ _)m

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

空猫

絵本「ぐりとぐら」作者 中川李枝子さん死去 89歳 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241017/k10014611941000.html

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
8

空猫
【第167回芥川賞】心がざわつくなんて生ぬるい。読むほどに不穏。ごはんは残さずたくさん食べて、粗末にしない…その圧力。他人の手作りの食べ物、大人数で食事の強要…おいらも苦手なので、読んでいる間ずっと気持ちが悪かった。職場での人間関係は会社員ならあるあるの事ばかり。そう。急に早退欠勤する人は必ず居るし「お互い様」と思えない事が多い。弱い人に強く出られないのは今どきかな。でも早退後お菓子作る元気があるって?…二谷さん、わたしと一緒に、芦川さんにいじわるしませんか(p17)。手作りに心がこもってるなんて神話だ。
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空猫
‘85年執筆。幻のデビュー作。63歳で老人と言われ、連絡も公衆電話。そんな時代。表紙絵通り、女の殺し屋マティルド。それが認知症進行中だと言う。こんな設定で面白くないわけが無い。仕事で使用後の銃は川に捨てろ。メモは取るな。それすら出来なくなって。彼女に巻き込まれていく人々はどんどん殺されていくというのに、その描写は残酷で相変わらず容赦が無いのに、どこか滑稽で。粗い、のかも。それでも最高のエンタメミステリだった。「これが最後」でなく、未訳の作品がまだ2作あるではないか。至急翻訳願う。
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空猫
図書館リサイクル本。短編集。タイトルの「あまいもの」とは「恋愛」の事だろうか。けれどどの話の主人公も「恋愛はもう二度と」とは思っていない。言うなら「もう二度と味わうことのできない『あの、あまいもの』」だろうか。読み手によっては自分に、あの人に、似てると共感できるのだろうか。もう愛していない、愛されていない、愛してはいけない人が居る...そんな人には。大人の恋愛っておいらには難しいや。(*ノω・*)テヘ
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空猫
映画『ミリオンダラー・ベイビー』の原作なので手に取る。短編集だった。映画の中の逸話として登場した『凍らせた水』も。その二作がお気に入り。後はボクシング業界裏話と言った処。映画の圧勝だった。
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空猫
1→3と読んで「2」を読む。実際に引越した物件は10件で、後は一晩だけ泊まった話、聞いた話だった。幽霊を見かける、も恐いが、気付かない内に憑く(人が変わってしまう、記憶がない)方が恐かった。告知義務のある物件とは。殺人事件は要、自殺はまあ要、だが孤独死は腐敗したら要?発見が早くても要?では借家で死ねなくなってしまう。それより隠したり、賠償要求する大家サンに問題はないか?禁足地、元病院、墓場、に建てたら土地に問題があろうが、家族全員が病死、自殺、事故に遭った家は当てはまらなかった。原因不明が一番恐かった。
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空猫
図書館で目があったので手に取ったら、ケストナーの絵本で。大戦の五年後。「こどもたちの(平和)ために」ノアの方舟よろしく世界中から動物が集まって会議が開かれる、と言う。絵本と言っても結構なボリュームで、高学年からかな。ユーモラスに描かれてはいるが、内容はとても重い。ともかくこの条約が調印され守られる日が来ることを切に願うばかり。
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空猫
頭木氏の編纂今回は「イライラ」。…心臓がどうなっても薬が必要なのだ!ドタバタ&お役所仕事への皮肉たっぷり、筒井康隆『心臓に悪い』。熱ぐらいで仕事を人にまかせられるか!志賀直哉『剃刀』、日中はこき使われ夜も子守で眠らせてもらえない、ならば…チェーホフ『ねむい』どちらもラストに鳥肌。痛みは人を気弱にし、被害者意識を増長させる…歯痛辛さを文豪が描くと…ル・クレジオ『ボーモンがはじめてその…』谷崎潤一郎『病褥の幻想』。痒みもツライよ内田百閒『瘙痒記』。→
レモングラス
2024/10/02 08:06

空猫さん、共読になり嬉しいです。解説、よかったですよねー。今『終りに見た街、男たちの旅路スペシャル、山田太一戦争シナリオ集』積んでます。頭木弘樹さん、いいですよね。

空猫
2024/10/02 08:15

レモングラスさん。コメありがとうございます。『終わりに見た街』は予約数が跳ね上がって当分読めませんがチェックしています(⁠^⁠^⁠)共読本増やしますぜ。

が「ナイス!」と言っています。
空猫
朝井リョウサンの『何者』は「就活」を描いた。本書は「婚活」だ。就職も結婚もおめでたい話なはずなのに何故どちらも刺さるのか。どちらも「そんな事」を理由に断るのは選ぶのは「傲慢」か?社会に出れば「正直」は「善良」では無くなるのか結局どれだけ自分の事が分かっているか、どんな人生を送りたいのか、自分への「問い」か。確かに『現代版:高慢と偏見』だがこんなにも辛辣なのは何故だ?女友達の「傲慢」さは不快。真実と架の不器用な「善良」さはイライラするが、皆の応援があった。結婚とは自分と相手を丸ごと受け入れる「覚悟」なのか。
mippo
2024/10/01 08:35

これ、私は単行本で最近読みましたが、感想難しいですよね。本が面白いとかいうより、自分に問いかけてしまいました。

空猫
2024/10/01 11:45

mippoさん。婚活の経験が無いおいらでも刺さりまくりでした。そうですね。「傲慢になっていないか」と言う、自分への問いかけだから、ですよね。的確な言葉にしてくれてありがとうございますm(_ _)m

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/07/02(4162日経過)
記録初日
2013/06/30(4164日経過)
読んだ本
2051冊(1日平均0.49冊)
読んだページ
516442ページ(1日平均124ページ)
感想・レビュー
2033件(投稿率99.1%)
本棚
9棚
自己紹介

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