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2024年1月の読書メーターまとめ

5〇5
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感想・レビュー
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ナイス
833ナイス

2024年1月に読んだ本
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2024年1月のお気に入られ登録
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  • Y.Terminator

2024年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

5〇5
「ねえ、聞こえてる?」 「うん、聞こえてるよ」 「”見ると聞くとは大違い”ってことわざがあるけど、この謎めいた作品集は、”聞くと読むとは大違い”ってことでいいのかしら」 「そうだなあ。視覚から得る文字情報の錯覚を聴覚が気付かせてくれるわけだから、”百読は一聞に如かず” だね」
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2024年1月にナイスが最も多かったつぶやき

5〇5

「迷走を止めれないのかタックルで」「裏金と不正で揺れる師走かな」「裏金と桁が違うぞ契約金」「デコピンも有名になるSHO-TIME」「やるべきは政治と金の大掃除」                                  2023年12月の読書メーター 読んだ本の数:32冊 読んだページ数:9763ページ ナイス数:754ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/388657/summary/monthly/2023/12

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2024年1月の感想・レビュー一覧
31

5〇5
「『転がる検事に苔むさず』の続編は主要登場人物に焦点をあてたスピンオフ短編集だね」 「うん。彼らの個性が際立ってるわね。脇役たちも光ってるし、意外なエピソードもありで楽しめたわ」 「まさに、ドラマにうってつけだよね」 「そして、主人公の久我検事だけど、次は東京地検特捜部で転がることになるのかな。楽しみね」
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5〇5
父親がミノタウロス、狼少女の姉妹、睡眠障害児など奇想で魅力的な世界が描かれる ♦しかも少年少女が主人公となるストーリーが殆んどだ ♣読むほどに彼らの戸惑いや不安、怯えや切なさなどの心情と言動が説得力を持って迫ってくる ♥奇妙な背景ゆえに普遍的な情景が一層際立つようだ ♠特別な感慨に浸ることができた。
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5〇5
そのままのタイトルと表紙からしてB級パニックホラーだなとあまり期待はしていませんでした。ところが読み進み、特に半ば過ぎあたりからどんどん引き込まれてしまいました。パニックモノの定石通りの設定と展開なのですが、それがハマり過ぎるとこれほどまでに魅せられる作品になるんだと驚嘆です。久々に満足感を得られる作品と出会えて良かったです。
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5〇5
あらこれ、イマジネーションを掻き立ててくれるわねぇ。読者はなんの前触れもなく、いきなり奇想で異形な世界に放り込まれちゃうのよねぇ。え、えっ、何なのこれ…ってなるけど、登場人物の心情が普遍的に描かれてるから、うんうん、分かるってなっちゃうのよねぇ。驚きと納得感のある作品集よ。
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5〇5
これは、ジェット戦闘機に魅せられた孤独でストイックな飛行機馬鹿のお話ってことでいいのかな。自らの真理を求め続けて、戦闘機のパイロットという深遠な宿命に引き寄せられたのかな。とにかく、なかなかにエキセントリックな彼の半生には引き込まれちゃったよ。それと、読み終えたら米軍の戦闘機F-35Bの発着動画の視聴がおすすめだよ(K)
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5〇5
「ねえ、聞こえてる?」 「うん、聞こえてるよ」 「”見ると聞くとは大違い”ってことわざがあるけど、この謎めいた作品集は、”聞くと読むとは大違い”ってことでいいのかしら」 「そうだなあ。視覚から得る文字情報の錯覚を聴覚が気付かせてくれるわけだから、”百読は一聞に如かず” だね」
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5〇5
子供時代に辛い経験をした者が親になった時、自らの子供にどう接するべきなのか ♦これは、非行のあった少年を預かり生活指導を行う補導委託の物語である ♣悩み苦悩する少年が成長する物語であると同時に、子供時代の辛い経験や非業な過去の呪縛を振り払おうとする大人の物語でもある ♥非行少年の家族、そして少年を預かる家族、それぞれの家族の在り方を対比する中で、親が子を思う気持ちがひしひしと伝わってくる ♠少年の家族の気持ちの変化の記述があっさり目でやや物足りない。
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5〇5
人とあやかしが共存する室町時代の世界に一気に引き込まれますね。邪を祓う薬師の兄と物の怪が視える僧の弟、弟に仕える式神の「あきつ鬼」らが活躍する伝奇ファンタジー第2弾です。彼らに対峙するのは物の怪「ガモウダイゴ」。世を呪い混乱を企むこの強敵との決着やいかに。さらにこの物の怪と因縁浅からぬあきつ鬼の出自の謎も次巻に持ち越されます。待ち遠しいです。
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5〇5
~この小学校のお話で感じたことを数式的に表現したレビュー~                                     (でしゃばりで熱血なハイリスク・ハイリターンな臨時講師 + 事なかれ主義で隠蔽体質の教師) ÷ 2 = ちょうどイイ感じの先生
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5〇5
恐怖心を掻き立てる暗く不気味な絵と突如出現する読み手の想像を凌駕する生理的に不快な描写。恐怖という感情の奥底から思わず笑いがにじみ出る。これは、恐怖を超越したレベルの作品集と言える。🙂
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5〇5
おやまあ、人はなぜ怖いものに興味を抱くのか。どんな小説が怖いのかなんかを考察してるのよね。ところで、長編の恐怖小説ではバッドエンドはダメみたいね。完全なハッピーエンドでなくても少しの救いが大切なんだって。うんうん、分かるわぁ。まったくカタルシスが無いと、フラストレーションが溜まっちゃうもんねぇ。
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5〇5
この作品は、小説という形を借りてはいるけれど、ノンフィクションのようなリアルな事実がその中に入れられているそうだ。もし奇妙さがあれば、それは事実のせいだ。逆に、すんなりと読み進められるなら、それは紛れもない小説だからだ。登場人物たちの存在感は薄っぺらく話は荒唐と感じられるが、その背後にはどこか不思議なリアリティが潜んでいる。事実とフィクションが奇妙なダンスを踊っている、そんなハイブリッドな感じがする。やれやれ、村上春樹作品のレビューって、なんで解りにくくなるのだろう。
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5〇5
~「長州力」調で~                                      「読んでみな、飛ぶぞ」
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5〇5
7作家による9編のホラーコミックのアンソロジーである。ホラーである故に恐怖、怪奇、奇想などのアイデアとその世界観を表現する絵とのバランスがポイントだ。評価としては、玉石混淆といったところだ。玉は満足できる出来栄えであり、それこそ死角から攻めてくる意外な驚きがある。😲
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5〇5
ネタバレ警察学校の教育現場、警官が死傷する交番襲撃事件、そして主人公の教官・五味のプライベート ♦これらがそれぞれに絡み合いながら展開する ♣サスペンスフルなエンタメ性は健在だ ♥そして超問題児の登場である。五味はこの生徒をどう導くのかが見所だろう ♠後味の悪い結末であるが、教え子らとの強い信頼の絆が救いとなっている。
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5〇5
整いました! 「秋葉図書館」とかけまして、「苦悩する弟子」とときます。 そのこころは、どちらも頼りになるのは司書(師匠)です!
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5〇5
皆さんこんにちは。「レビューお便りリクエスト」のコーナーです。今日ご紹介するのは、三重県の「トナカイ」さんのお便りです。【謎めいた美形の男・ニコライに魅了され、惑わされ、壊される一族。ニコラウス(ロシア語でニコライ)はサンタクロースのモデルなんだけど、怪しい贈り物をくれるこの男は暗黒サンタなのか?最初から最後まで不気味さが連鎖して、いつまでも抜け出せない闇を堪能できます】さて、リクエストは、「サンタが街にやってきた」。替え歌バージョンでどうぞ…
5〇5
2024/01/15 18:59

~『サンタが街にやってきた』で~                                   ♪さあ あなたから 苦悩します ニコライから 苦しめます 散々苦悩する is coming to あなた(※) ねぇ きこえて 来るでしょ ニコライが すぐそこに 散々苦悩する is coming to あなた 待ちきれないで 迷った人に きっと呪わしい プレゼントもって (※くりかえし)♪

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5〇5
今回の特集はサロメです。サロメと言えば男の生首を持つ画が思い浮かびますね。テーマは運命を狂わせるおんなたち。誘惑者としての「ファム・ファタル(宿命の女)」です。印象深いのはラフカディオ・ハーンの新訳「雪女」でした。3ページの掌編ながらその美しい凄みにおののきました。
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5〇5
自動車にまつわる19編からなる恐怖作品のアンソロジー。ホラーにスリラー、サスペンスにSFもありで楽しめるなあ。なにしろS・キングを筆頭に、R・マシスン、J・アーチャー、R・ダールなど錚々たる作家たちだもの、面白くないわけがないよね。今だってあおり運転の恐怖は実際に存在するけど、自動運転や電動化の未来社会になるとどんな恐怖が生まれるんだろうな。(K)
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5〇5
~れんげ荘物語あるある川柳~                                   「暇だから余計なことを考える」                              「意識してするのを止めるおせっかい」
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5〇5
この本を手に取り、文字に触れる瞬間に感じる微妙な不確かさ。まるで夢の中に迷い込んだような感覚。奇妙な物語の魅力に引き込まれていった。深過ぎる解釈や考察を求めるよりも、村上春樹の世界そのものを味わうことに価値があるのではないかと感じる。ただ純粋にその魅力を感じ取ることが、最も真摯な読み方かもしれない。
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5〇5
「すぐ戻るから待ってろよ」の言葉を残し旅立ったまま戻らない恋人を探す主人公。本作は、万葉集の持統天皇の歌「燃ゆる火も取りて包みて袋には入ると言はずや逢はなくもあやし」をモチーフにしています。作中では、”逢はなくもあやし”は、逢わなくても、妖しさだけで充分ではないかと解釈されています。読むほどに時を超えた死の影と「待つ」ことの情念と狂おしさが際立ちます。 ここで一首、「妖しさや逢魔が時の町行かば待っていろよの呪い断ち切る」
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5〇5
~「なんでもできる!?」アントニオ猪木調で~                                           「やる気ですかー! やる気があれば何でもできる 馬鹿になれ! 1、2、3、馬ダーッ!」
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5〇5
~童謡『どんぐりころころ』で~                                   ♪ どんぐり イロイロ ありました 淋しい思いの 人どうぞ どんぐり姉妹が こんにちは みなさん いっしょに 語りましょう  どんぐり 姉妹の お話は ふわふわ心に 届きます なんだか不安が 薄らいで 心が ちょっぴり 軽くなる ♪
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5〇5
ネタバレ冴えないダメ男の楓太と心に傷持つ孤独な春輝。この2人の主人公それぞれの視点で語られるやるせない半生の物語には引き込まれちゃうわねえ。二人の人生は交錯し、そして春樹の「祈り」は通じて最終章で一転! あらもうビックリよっ。そういうオチなのねぇ。結局、裏ジャンルは超能力モノってわけね。(伏線はあるとは言え、賛否がありそうねぇ~)
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5〇5
「警察の暗部に切り込む監察ファイルシリーズの第2弾も引き込まれたわ」 「警察組織内で誰が敵か味方がわからない状況はスリリングだよね」 「それから今回は、『正義』とは何かを考えさせられるわね。悪を懲らしめること? 法を守ること? それとも…って主人公も思い悩むよね」 「次作で完結だけど、第1巻の主人公の同僚の死の謎の解明が楽しみだな」
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5〇5
本書はあえて分類するなら奇想小説だろうか ♦レモンを齧る老いた吸血鬼、蚕に変身する女工、馬に転生した歴代大統領、記憶を改変するマッサージ師などなど ♣奇異なアイデアストーリーと思われるかもしれないがそうではない ♥虚構の中に真摯な生真面目さとリアルさが伝わってくるのだ ♠不思議な読後感が味わえる魅力的な作品集だ。
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5〇5
170年に及んだ人と鬼との因果の物語は、ついに決着を迎えます。鬼を狩る兄の甚夜と、その妹でこの世の破滅を目論むマガツメこと鈴音。この二人の死闘がクライマックスですね。鬼と化した兄妹の哀しくも残酷な愛の形は、平成の時代にひとつの形へ昇華します。人と鬼とのありようを一貫して問い続けた本シリーズの結末に相応しいものでした。しみじみと良かったです。
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5〇5
この錚々たるメンバーから、ミステリのアンソロジーかと思いきや、いい意味で肩透かしを食らっちゃったな。タイトルはチョット大仰すぎるかな。作品ごとに仕掛けのニュアンスは違うんだけど、とてつもない変化球を投げ込まれて、その新鮮な驚き故に思わず魅了されたバッターの気分だな。グッジョブ👍️(K)
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5〇5
ネタバレ~昔話の語り口調で~                                   むかしむかし、あるところで日本昔話のパロディのような出来事や体験があったそうな。それらは、メール、供述調書、診療記録、日記、個人記録、診療録、音声ディスクに言葉として残されておったようじゃ。巨大隕石が地球に激突した後も、生き延びた人々によって忘れられることなく「昔話」として語り継がれることじゃろう。めでたしめでたし。
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5〇5
あらこれ、どれもが味わい深いわねぇ。優しかったり、温かかったり、不思議だったり、奇妙だったりいろいろあるんだけど、手練れた浅田節に読み手は見事に踊らされちゃうのよねぇ。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/09/01(3933日経過)
記録初日
2013/09/01(3933日経過)
読んだ本
3262冊(1日平均0.83冊)
読んだページ
977796ページ(1日平均248ページ)
感想・レビュー
2682件(投稿率82.2%)
本棚
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自己紹介

【ユニット5〇5の種々雑多な感想・レビュー・コメントあれこれ】
アナグラム、アンケート、暗号、引用、嘘、売り声、AI(人工知能)、絵文字、オノマトペ、折句、回文、会話、外国語、替え歌、顔文字、カタカナ、活用、漢字、擬音、戯曲、記号、疑問文、ギャグ、教訓、供述調書、クイズ、広告、誤植、誤字、ことわざ、逆さ言葉、三字熟語、詩、死語、自主規制音、自由律俳句、10文字、書簡、しりとり、数式、設問、川柳、想像、縦書き、駄じゃれ、短歌、注意書き、注文書、通話、ツッコミ、DJ、添付文書(医薬品)、電報、都々逸、なぞかけ、なぞなぞ、悩み相談、日記、俳句、花言葉、早口言葉、パロディ、フィクション、標語、ひらがな、伏字、ベンベン、方言、星評価、〇〇あるある、〇〇縛り、〇〇調、〇〇づくし、無理問答、名言、文字化け、問答、山彦、要点、四字熟語、予報、ラップ、ランキング、流行語、・・・続く

ユニット5〇5(別名:レビューレンジャー5〇5)です。それぞれが、それぞれ(時に協働して)書き込んでいます。ユニットという性格上、お気に入り登録はしていません。

これまでに頂いた座布団の数:80枚

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