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2023年2月の読書メーターまとめ

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読んだ本
11
読んだページ
3227ページ
感想・レビュー
11
ナイス
2043ナイス

2023年2月に読んだ本
11

2023年2月のお気に入り登録
6

  • あいこ
  • くろき
  • ちーちゃん
  • チョボ六
  • ジョンノレン
  • だるちゃん

2023年2月のお気に入られ登録
6

  • あいこ
  • くろき
  • ちーちゃん
  • チョボ六
  • ジョンノレン
  • だるちゃん

2023年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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密室トリックでもないんだが、閉鎖空間で起きる殺人事件に右往左往する物語でした。割と嫌な気分になる内容とも思えるが、個人的にはオチに色々と持っていかれて、すごく面白かった。コテコテなミステリの出だしに乗せられて、なんとなく探偵気分で考えながら読むとラストがものすごく楽しいと思われる。ミステリ読むのが下手な自分にはすごく効いた、やられたという感触が素敵な小説だった。
るい
2023/02/23 07:03

Rさん、おはようございます。密室トリック殺人ではないんですよね。ただ閉じ込められているというだけでした。私、クローズド・サークルって苦手でして、最初から登場人物の名前や年齢や職業などをメモし、さらに箱舟の構造を描き、誰がどの部屋にいてどこが何の部屋かなど全部メモしながら読んだのですが、ほとんど必要なかったです。_| ̄|○突然コメント失礼しました。

とみかず
2023/08/27 12:41

Rさん。ナイスありがとうございます。意外なラストが良かったですね。

が「ナイス!」と言っています。

2023年2月にナイスが最も多かったつぶやき

R

読み過ぎた。ペースを落とそう。2023年1月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:3069ページ ナイス数:2367ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/401971/summary/monthly/2023/1

が「ナイス!」と言っています。

2023年2月の感想・レビュー一覧
11

R
モラトリアムとは少し趣が違う、自立という言葉を「ひとり」と言い換えたような物語だった。不思議な家族関係と、遠い親戚との共同生活、下宿するという言葉がぴったりとあてはまる生活が、なんとなく始まって、なんとなくなじんでというあたりがすごく生々しい。その状態が誰かの庇護下でもあるのだが、それを経てひとりで生きることと向き合ったときの別れというのが描かれ、本当の巣立ち、あるいは、自立といったものを想起させてよかった。なんでもない話なんだが、時の流れと人の移ろいが見えた。
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R
一番搾り、淡麗、氷結などの開発にこの人がいたというお話なんだが、自分がお酒を飲みだした頃の酒造メーカーの闘いがメインなので、実体験とリンクしてものすごく面白かった。殿様商売をしていたキリンの凋落と復興の真ん中にいたという話も相当に面白いんだが、アサヒのスーパードライの凄さというのも読み取れて、自分がビール飲めるようにしてくれた酒だけに、そのカラクリともいえる本質がわかってよかった。飲料開発の舞台裏が見えるようで、マーケティングの本としても抜群に面白い。
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R
インデックス投資の啓蒙書。ここに書かれていることを30年前にやっていたら、今頃大金持ちだったなと思うことばかりなんだが、今もっておそらく最強であろう投資法を解説というか、補完している。昨今のAIトレードも考えると、いよいよもってインデックスでしか素人が勝てる見込みがないというのは理解できるんだが、これもまた、インデックスですら勝てなくなるということがあるんじゃないかと思ってしまった。投資は勝ち負けではないはずなんだが、気づいたらゲームだと思ってしまうのが素人なんだろうか。
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R
三体の登場人物の一人雲天明を主人公にしたスピンオフ的な物語。別作者によるものだそうだけど、中国のSF感、ヲタク感といったものが端々から感じられて面白かった。三体人を社会性昆虫に例えてつつ、さらに意思疎通が直接交渉になるのは、それぞれが端末の一つでしかなく、集合連結してこそ叡智が発揮できるという解釈はなるほどと納得できた。文化による侵略という概念に日本が持ち出されるのに驚いたけど、そんなにすごい影響あるもんだろうかと思ってしまった。あと、武藤蘭を好きすぎる。
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R
イギリスの老紳士淑女、と呼んでいいのかわからんが、爺婆が暇つぶしに殺人事件をあれこれ調べて解決してしまうみたいなお話。実際はもうちょっと入り組んでいるし、いかにも英国ジョークといえるような嘘が冗談かわからない会話ばっかりで、皮肉と笑いが渋滞している内容が面白かった。最終的にはかなりビターなお話じゃないかと思うんだが、それはそれとしてイギリス人として正しいといわぬばかりの老人たちの無茶が気持ちよいようでもあり、怖いようでもありと、楽しく推理を堪能できた。
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R
エッセーと呼ぶほどでもない、書き散らかしといった方がしっくりきそうな読み物。思い付きをそのまま書き留めているような内容から、哲学っぽいこと、炎上上等のアジテーションめいたものなど、あれこれ雑多に集まっていて面白かった。個人的には表題作が素晴らしく意味がなくてよかった、こういう文章というか、つぶやきめいたものを時折接種するのはよいことだなと感じた。
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R
学者先生が、実地に乗り込んで自分でやってみたという日記めいたコラム集でした。本業が、哲学なのか、社会学なのかわからないが、ウーバーやら、水俣病やら、現地にいってその実感から学問を広げていこうという野心的な試みがよかった。あるインテリが日雇いバイトして労働が解ったと、言った言わないという昔話を思い出すような感じだが、活動のための活動や、運動のための運動ではない、目線を現場に置いた内容でよかった。でも、京大でタテカン作ってたから活動か。ウーバーの労働問題はもっと掘り下げてほしかった。
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R
世界を分断する「物語」の功罪を解説する本でした。人間は太古より物語する、物語を聞くといった行為によって共感や伝達をしてきたから、なんでもないところから物語を紡いでしまい、それを悪用されることや、暴走して取り返しがつかなくなるといったことが書かれている。〇△□がうろうろしている動画を見て、パニック映画や、ラブストーリーを想起する人がいるというのに驚いたんだが、想像力という制御しづらいものが、分断のデマやフェイクを発生させていくし、止められないというのもよくわかる内容だった。
が「ナイス!」と言っています。
R
密室トリックでもないんだが、閉鎖空間で起きる殺人事件に右往左往する物語でした。割と嫌な気分になる内容とも思えるが、個人的にはオチに色々と持っていかれて、すごく面白かった。コテコテなミステリの出だしに乗せられて、なんとなく探偵気分で考えながら読むとラストがものすごく楽しいと思われる。ミステリ読むのが下手な自分にはすごく効いた、やられたという感触が素敵な小説だった。
るい
2023/02/23 07:03

Rさん、おはようございます。密室トリック殺人ではないんですよね。ただ閉じ込められているというだけでした。私、クローズド・サークルって苦手でして、最初から登場人物の名前や年齢や職業などをメモし、さらに箱舟の構造を描き、誰がどの部屋にいてどこが何の部屋かなど全部メモしながら読んだのですが、ほとんど必要なかったです。_| ̄|○突然コメント失礼しました。

とみかず
2023/08/27 12:41

Rさん。ナイスありがとうございます。意外なラストが良かったですね。

が「ナイス!」と言っています。
R
なんか、芥川賞っぽいとか感じながら読みました。星にまつわる短編が連なる作品なんだけど、それぞれにテーマとしての連続性はあるものの内容にはほとんど関係がなく、一つとして同じではない不幸の顔かたちを描いているようでした。とはいえ、そこから変化のきざしを見せることが共通していて、好転とまではいわない、でもそれまでと違う未来みたいな予感が描かれているのがよかった。悪いことが続いていて、でもそんなことばっかり思ってても仕方ないみたいな、諦めとも違う小さな色変わりが読めた。
とみかず
2023/02/05 23:04

Rさん。ナイスありがとうございます。諦めとも違う小さな色変わり。。。感じることが大切かもしれないですね。

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R
本当か?と思いつつ読んだのだけども、DVの仕組みが、とても整然と説明できてしまうので、深く納得させられた。叱るという行為に依存性があって、叱ることで人より偉いと錯覚できるある種の快楽報酬を得るために安易に叱る行為に走ってしまうというのが、SNSとかの正義を振りかざすそれにも適用されるというのはなるほどと思った。叱るというアクションに対して、思った通りの反省を引き出せないとエスカレートしてしまうのも、納得できてしまうんだが、叱られる方も耐性だけでなく依存が現れるというのが恐怖だわ。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/10/22(3968日経過)
記録初日
2004/12/04(7212日経過)
読んだ本
2010冊(1日平均0.28冊)
読んだページ
598137ページ(1日平均82ページ)
感想・レビュー
1749件(投稿率87.0%)
本棚
13棚
性別
年齢
46歳
血液型
A型
職業
事務系
現住所
滋賀県
外部サイト
自己紹介

なんでも読もうと思います。
歴史、経済、理系の本が好きです。
趣味でサボテンを育てています。

好きな作家さん
夏目漱石、司馬遼太郎、円城塔、吉田修一、篠田節子

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