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2024年2月の読書メーターまとめ

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読んだ本
11
読んだページ
3268ページ
感想・レビュー
11
ナイス
1392ナイス

2024年2月に読んだ本
11

2024年2月のお気に入り登録
2

  • し
  • ちみる

2024年2月のお気に入られ登録
3

  • ゴリ人
  • し
  • ちみる

2024年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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2008年に起きた漁船の沈没事故について調べたドキュメンタリ。当初のマスコミの騒ぎっぷりに辟易するが、すぐに騒がれなくなった不信感があり、調べてみれば潜水艦のようなものに当たった事故ではないかという証拠隠滅めいたそれではないかという噂が。軽々しく陰謀と論じるわけでなく、丁寧に当時のことを洗っていくのだが、やはりどう考えても違和感がという話、個人的な感想としては予算がなくてちゃんと調べられないし、潜水艦事故だと面倒が増えそうだからちゃんとしなかったという話じゃないかなどと思う。
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2024年2月にナイスが最も多かったつぶやき

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今年は控えめにしようと思った1月。2024年1月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:3355ページ ナイス数:2314ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/401971/summary/monthly/2024/1

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2024年2月の感想・レビュー一覧
11

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冤罪事件の当事者となった著者による当時の回顧録。検察がどのようにして立件していくかという生々しい当人による記録。見当違いな捜査を無理やり有罪にしようとあの手この手をというストーリーの組み立ては恐ろしいものがあるけども、そもそもどうして間違えたかが、一切わからないのが残念であった。事件については、検察側の弁解が聞けないのでわからないわけで、それよりか、社長の人柄と人生の方が面白そうではあり、その面白さが見誤らせたのではとも感じる。この一件による株価の浮沈被害の方も気になってしまった。
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人間は小麦の奴隷であるといった感じの小話が集まった本。植物の戦略をどう捉えるかという謎かけというか、遊びが詰まっているわけだけど、考えてみると不思議な話だと思わされる。意志というものが存在するのかしないのか、様々な偶然の選択なのかどうか、変異はあるにしても選択だけで果たして、本当にそのようになるものか、甘いものが残されたのか残ったのかはわかりやすいが、苦みの嗜好性とか、考え出すと不思議でならない事例が多くて楽しい。
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変化すること、柔軟さについて語った本。粘り強く一つの事をやり抜くの対義のような煽りだったけど、両立するお話で、うまくいかないときにアプローチを変えたり、意識を一度別に移してみたりという、切り替えについての影響や方法を説明していて大変よかった。ある種の思考の罠にはまった時、それから抜け出すために一種のルーチンを使うことなど、いい意味での変化を促すあれこれが興味深かった。まあ、感覚的に知っていたというお話ではあるが、改めて解説されると気持ちよく腑に落ちる話だった。
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欝々と暗い話ばかりで、読んでいて重い気分になってしまった。ある種の宗教観をまとったお話で、超然の上位者の存在をほのめかす内容ながら、古いところで、笑ウセールスマンみたいなオチの話が多くて気が滅入ってしまった。素養がないのでわかってないのだが、神話をモチーフとした物語を現代の世相に落とし込んだもののようでもあり、救いがありそうで地獄行きみたいな話が、家族や人間関係の悪いところとともに描かれていて辛い小説だった。
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2008年に起きた漁船の沈没事故について調べたドキュメンタリ。当初のマスコミの騒ぎっぷりに辟易するが、すぐに騒がれなくなった不信感があり、調べてみれば潜水艦のようなものに当たった事故ではないかという証拠隠滅めいたそれではないかという噂が。軽々しく陰謀と論じるわけでなく、丁寧に当時のことを洗っていくのだが、やはりどう考えても違和感がという話、個人的な感想としては予算がなくてちゃんと調べられないし、潜水艦事故だと面倒が増えそうだからちゃんとしなかったという話じゃないかなどと思う。
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行動経済学という名の下に、誰もがやってる、やってしまいそうなことに名前がつけられていて、知ってるのに知らなかったのオンパレードでとても面白かった。どれもこれも覚えておきたいと思える内容ばかりで、詐欺の技術ときわめて近いところにある、人間の仕組みを解説した本のようだった。ごく単純な、数字の示し方や、話す順序、ちょっとした仕草なんかで世の中がずいぶん生きやすくなりそうな気すらしてくる本だった。
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戯曲。法廷舞台劇という装置を使って、神の存在や認識について、自殺というテーマから掘り下げるものだった。実際にこれが演じられているものを見たいと強く思うほどだが、多分セリフで聞いたら全然理解できないようにも思う。自殺の権利はありやなしやという話から、そもそもそれを許す許さないを神が決めるのか、自分という存在は神のものなのかといった高度なやりとりが出てきて、そういう宗教観のない自分には新鮮なやりとりで、こういうものが難題となる文化の一端を見られたようで興味深かった。
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アメリカにおける中絶問題の解決提案としての一冊。そもそも望まない妊娠をどう防ぐか、またその場合の不幸を女性ばかりが負わなくてはならない現状をどうしたらよいか、男性至上主義的な観念への挑戦でもある内容だが、まったくその通りだなと思う内容だった。中絶の是非が、日本とまるで違うというのがよく理解できたのだが、それ以上に、不幸な妊娠が多すぎるのではないかとも感じた。日本では中絶があるから目立たないだけで事象としては起きているのか、そうだとしたら、男性の責任でもあるが、生物の根元的問題ではないか。
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ネタバレ孔明の物語であるが、同時に劉備亡き後の蜀の歴史でもあった。物語として、孔明の活躍は劉備がいなくなってからといった感じで、馬謖を斬るくだりは、孔明の未熟が故という姿、その失敗によって成長する孔明という描き方が新鮮だった。劉備の庇護の下ではなく、自身で動かせるようになってから成長していたという、この時こそ孔明飛躍の時代だったと読めて非常に面白かった。終わりは切なくも、成長を続け生きる孔明の人生がまっとうされる姿がよいのだが、丞相としてそれでよかったのか、語らないのがいい。ある男の一生の物語だった。
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ネタバレ孔明の幼少期から赤壁まで。正史準拠であろうから、諸葛孔明伝といっても過言ではないだろうが、幼少期の姿などはいかにも小説的ですごくよかった。最初から天才だったという神童エピソードではなく、苦労した幼少期、兄謹との関係と諸葛玄という親族の話が主となっていて面白い。中央からやや離れ、支配地域としては袁術の影響下という三国志好きからすると微妙なところの政治闘争がかかわってきて三国志地方史のよう。劉備との出会いがそこまで劇的でもなく、ふわっと軍師に座るのがちょっと面白い。
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わかりやすくミスの実態を解説して、それの対策を網羅していく本。目を見開くような新発見はなく、そりゃそうかと納得しつつ、ありがちなミスの陥穽を掘っていく感じがよかった。結局こつこつ地道に防いでいくという、当たり前が積まれる本なんだが、最近はスマホが便利になったから、それを使った方法はなるほどなと素直に感心した。写真を撮っておけるのはどんな場面でも助かります。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/10/22(3932日経過)
記録初日
2004/12/04(7176日経過)
読んだ本
1998冊(1日平均0.28冊)
読んだページ
594241ページ(1日平均82ページ)
感想・レビュー
1737件(投稿率86.9%)
本棚
13棚
性別
年齢
46歳
血液型
A型
職業
事務系
現住所
滋賀県
外部サイト
自己紹介

なんでも読もうと思います。
歴史、経済、理系の本が好きです。
趣味でサボテンを育てています。

好きな作家さん
夏目漱石、司馬遼太郎、円城塔、吉田修一、篠田節子

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