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2024年11月の読書メーターまとめ

夏
読んだ本
9
読んだページ
2887ページ
感想・レビュー
9
ナイス
410ナイス

2024年11月に読んだ本
9

2024年11月のお気に入られ登録
2

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  • まー

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

夏
再読。3年後に小惑星が衝突する予定の地球が舞台。激動の期間が過ぎ、小康状態になった日本での、8編の短編集。最後の時間をどう過ごすのかは人それぞれで、もし自分がこの世界に生きていたら、自分は小惑星が地球に激突するまで何をするだろうかと考えた。最後にはそばに大切なパートナーがいてほしいけれど都合よくそんな人見つかるのかなとか、あと3年で世界が終わるのにお気楽に恋愛していていいのかなとか、登場人物と自分を重ね合わせてしまった。望遠鏡を見ながら最後を迎えると言った人物の発想はロマンチックで好きかもしれない。
夏
2024/11/19 16:02

★★★★☆

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2024年11月にナイスが最も多かったつぶやき

夏

2024年10月の読書メーター 読んだ本の数:23冊 読んだページ数:5838ページ ナイス数:761ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/411734/summary/monthly/2024/10

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2024年11月の感想・レビュー一覧
9

夏
ヘッシュヴァーレンで老人たちの大量殺人事件が起こった。スウェーデン史に残るほどの残虐な事件だった。裁判官のビルギッタは、ひょんなことから自分の母親がこの村の出身であることに気づき、事件に興味を持ち始め、休暇にヘッシュヴァーレンへ向かう。そして彼女はそこで重大な手掛かりを見つけるのだが、警察には一蹴されてしまった。ミステリーだけじゃなくて、自分の知らなかった歴史も組み込まれていて、こんなことがあったのかと怒りが湧いた。上巻は気になるところで終わってしまったので、下巻を読むのが楽しみ。星4.5。
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夏
教科書
図書館制度・経営論
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夏
かつて街で起こった、名家の大量毒殺事件。この小説はその事件のことを、少しずつ少しずつ深掘りしていき、結局あの日何が起こったのか、誰が犯人なのかを推察していくものだ。ほとんどがインタビュー形式のもので、前にも作者のインタビュー形式の小説を読んだことがあったので、原点はここにあったのかなと感じた。こういう風に、少しずつ真実が明らかになっていく構成は面白い。日本推理作家協会賞も受賞しているそうで、納得の面白さと言える。読むのに時間がかかってしまったけど、最後まで興味深かった。★★★★☆
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夏
再読。3年後に小惑星が衝突する予定の地球が舞台。激動の期間が過ぎ、小康状態になった日本での、8編の短編集。最後の時間をどう過ごすのかは人それぞれで、もし自分がこの世界に生きていたら、自分は小惑星が地球に激突するまで何をするだろうかと考えた。最後にはそばに大切なパートナーがいてほしいけれど都合よくそんな人見つかるのかなとか、あと3年で世界が終わるのにお気楽に恋愛していていいのかなとか、登場人物と自分を重ね合わせてしまった。望遠鏡を見ながら最後を迎えると言った人物の発想はロマンチックで好きかもしれない。
夏
2024/11/19 16:02

★★★★☆

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夏
言わずと知れたシャーロック・ホームズシリーズ最大の長編。ある日、バスカヴィル家の当主が命を落とした。バスカヴィル家にはバスカヴィル家の犬物語という呪いのようなものがあり、当主が亡くなったのもそれが原因ではないかという。これはミステリーなので、さすがに呪いが犯人なわけではないとわかってはいたが、明かされた真実を目にしたとき、本当にこれで人が死ぬの?と思ってしまった。でもわたしも実際にこれをやられたら、死ぬほど怖いだろうなとは思う。心臓が止まるかどうかはわからないけれど。★★★★☆
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夏
塔のある街に住む名探偵、除夜。彼は自分が名探偵であることに疲れ果て、ただの人になりたいと思っていた。そんなある日、除夜は古本屋六月堂の主人である六月から、一冊の本を手渡される。そこに書いてある文字を読んだ除夜はあることに気づき、急いで夜道へとひた走る。そこにいたのは、その本の中の登場人物である、ミサキという女だった。最初から最後まで、吉田篤弘さんらしい作品で、終わりが来るのが寂しいほどだった。わたしはここから先の彼らの物語には進めないけれど、彼らの物語はこれからもどこかでずっと続いていくのだと感じた。
夏
2024/11/12 14:11

星4.5

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夏
小川洋子さんが、ラジオ番組『Panasonic Melodious Library』の中で紹介した52冊の本の読書案内本。各本が春夏秋冬に分けられており、一冊一冊の本に季節を感じることができる。一冊ずつ、その本が好きなことにちゃんと理由があって、理由があるのは当たり前のことかもしれないけれど、自分がこの本のどこが好きかをちゃんと言語化できる能力があることがすごいと思う。自分もこのように好きな本を誰かに伝わるように言語化したい。この中で気になったのは『ながい旅』。いつか読んでみたい。★★★★☆
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夏
不倫関係にあった恋愛が終わり、疲れて故郷に舞い戻ったほたる。おばあちゃんの喫茶店を手伝いながら日々を過ごしていたほたるは、ある日どこかで会ったような気がする男性と出会う。けれどほたるはその男性とどこで会ったのかが思い出せない。作者の本を読むと、いつも一歩だけ宙にふわりと浮いているような感覚になる。作者の小説が現実を描いているようで、その実少しファンタジーのような要素があるからだと思う。こういうような、現実の中に少し幻想が混ざったような町は存在するのだろうか。あるのだったら、行ってみたい気がする。★★★★☆
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夏
明治、第一高等学校野球部OBの宮本銀平が、一高野球部のコーチになるところから物語は始まる。まだ野球に親しむ人口が今ほど多くなく、野球選手などいるはずもない時代の話だ。もちろん甲子園もない。そんな時代にこんなに熱く野球に打ち込んでいた人がいたのだ。伝統の一高対三高の対戦や、押川春浪率いる天狗倶楽部での試合、新聞に掲載される野球害毒記事など、野球の魅力と歴史が詰まっている。今や野球は国民的スポーツと言っても過言ではないが、そうなるまでにこんな紆余曲折があったのだ。野球好きな人にも、そうじゃない人にも勧めたい。
夏
2024/11/06 14:30

星4.5

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/11/30(4020日経過)
記録初日
2013/11/30(4020日経過)
読んだ本
1752冊(1日平均0.44冊)
読んだページ
489404ページ(1日平均121ページ)
感想・レビュー
1308件(投稿率74.7%)
本棚
1棚
性別
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