読書メーター KADOKAWA Group

2024年10月の読書メーターまとめ

じお
読んだ本
69
読んだページ
21495ページ
感想・レビュー
68
ナイス
1119ナイス

2024年10月に読んだ本
69

2024年10月のお気に入り登録
1

  • TSUTIYA

2024年10月のお気に入られ登録
2

  • はたの
  • TSUTIYA

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

じお
★★★☆☆ 急逝した兄が営んでいた古本屋を継いだ女性・珊瑚、若い親戚の美希喜と共に試行錯誤しながらお店を営む女性二人の人間模様を描く小説の第2巻。まずまず、原田ひ香さんの作品はいくつか読んでいて、当たり前といえば当たり前ですが女性への解像度が高いなとどの作品でも思います。女性特有の心の動き方、特にお年を召した方への言葉の表現が実に上手く、人間ドラマに重さやリアリティが加わって、より読み耽ってしまうような、そんな質感を感じさせてくれます。→
じお
2024/10/13 19:04

ご飯の描写も上手くて良き。ただ恋愛描写がちょっと難アリで、美希喜ちゃんはどっちにもアプローチ「されてる」方ならまだしも、自分からどっちにも粉かけてるように見えるし、最後の珊瑚さんの行動は、女性ならいつまでたっても恋する気持ちを捨てないで真っ直ぐで素敵、となるかもしれませんが、男性の私からすると、お店のやり方に固執してたりする割に責任感をほっぽり出して男の元に走るってのは、子どもなら可愛げあるが歳食ってると正直自分勝手な色ボ(自主規制)アみたいに見えてしまう。

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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

じお

2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:47冊 読んだページ数:13610ページ ナイス数:952ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/411881/summary/monthly/2024/9 今月は待ちに待ったハンターハンターの新刊が出たのが一番の喜び。この調子で頑張ってくれと思う反面、ベルセルクとかの件もあるから程々で良いよと思う気持ちもあり複雑。

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
68

じお
★★★☆☆ 岩手県盛岡市、南部鉄器の職人として働く悟は、父が勝手に、問題を起こした少年を預かり更生を促す制度、補導委託の引受をしたことで戸惑いと反発を覚える、だがやってきた少年はとても問題行動を起こすように見えず、そんな色々な不満を抱えながら日々を過ごす内に、段々悟自身の心境も変化していくのだった、作者と同郷だったヒューマンドラマ。面白かったです、所謂オーソドックスないい話といった風合いの今作。昨今SNS等の普及により、個々人の世界が広がった為、人と比べて、本当の幸せというのがぶれてしまう事がある世の中→
じお
2024/10/31 14:20

ちゃんと生きるとは、幸せとは、普遍的なメッセージを伝えてくれる作品だったなと思います。温かい家族や、心配してくれる誰か、そして美味しいご飯これだけでいいんですよと。一方小説として見ると、南部鉄器に寡黙で不器用な男、極めつけの宮沢賢治と雑な岩手てんこ盛りや、引っ張った割には何の捻りもない少年の背景など気になるところはありますが。ベタベタながら、それがいいと、家族小説なんだから変な捻りはいらないと直球勝負が胸にしみる一冊でした。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ 地球に小惑星が落下し滅亡すると発表されてから2年、人は緩やかにこの状況に慣れ始め、それぞれの現実を生き始めていた、これはそんな世界での、もう二度とこない「この夏」での物語、石油掘り用意してくれと思う終末系青春ストーリー。面白かったです、こうした設定の終末系ストーリーはいくつかありますが、青春というどちらもある種刹那的な生き方が是とされるような瞬間を切り取って、作中で語られるきらめきがたくさん詰まった物語にシンクロさせてまとめあげるのは上手いなと思います。→
じお
2024/10/31 14:20

明日やこれからの事は分からないけれど、今一瞬を大事に生きようと、そう伝えてくれる素晴らしき青春作品、おすすめ。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★☆☆☆ 東京でキャリア街道まっしぐらの管理栄養士・日元みなほ、ところが突如、紀伊半島の田舎町にある家具メーカーの社員食堂への異動を命じられる、しぶしぶ赴いた彼女を待ち受けていたのは、ベテランパート調理員・郷力だった、何かと難癖をつけてくる郷力、東京が恋しいみなほだったが、次第に町の人のやさしさや美味しい郷土料理に出会って、ハートフルな絶品お仕事小説。まずまず、正直可も不可もないという印象。だが地の文章が何となく読みづらく、特にイマジナリーフレンドみたいな車のセリフにカギ括弧ついてないのが…。
が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 稀代の連続殺人鬼を父に持つ高校生・ジャズ、彼の住む町で凄惨な殺人事件が起き、父に仕込まれた殺人鬼の思考を元に犯人を捕まえようとするのだが、内なる自分に恐怖する彼は果たして殺人犯を捕らえることが出来るのだろうか、異色の青春ミステリー第1巻。面白かったです、殺人鬼の親を持つキャラを探偵役に据えるという、ありそうで意外と無いような設定の今作。形だけ見れば、ある意味大きすぎる父親の存在やガールフレンドとの関係性などの悩みを抱えるというベタなものに、→
じお
2024/10/30 13:46

シリアルキラーというワンアクセントが入ることで、キャラクターやその絆に重みが加わって、恋人のコニーや親友のハウイーなどがより尊いなと。ストーリー自体はオーソドックス…と見せかけ最後の方に一波乱あり。続きも読みたいと思わせてくれる作品だと思います。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ 高校入学を控えた翔太の家に、両親がよりを戻した為、数年ぶりに妹が帰ってくることになる、美しく成長した彼女から告げられたのは自分たちは実の兄妹ではないという事実、混乱冷めやらぬ内に、いつも一緒にいた幼馴染も同居することに、家族のように感じていた幼馴染もまた美しく変身していて彼の心を惑わす、これなんてエロゲ?と皆思うトライアングル同居ラブコメディ第1巻。面白かったです、作者様の別作が良かったので今作も読了。この令和の世に蘇った古のエロゲーのような展開が最高でした。→
じお
2024/10/29 21:25

3人が3人共大切で、ルールを決め、家族になっていこうと決意した矢先、異性として意識してしまうというこの距離の加減の描写がありがちながら巧みだなと思います。三角関係ものって三人が大事っていう関係性がベターですが、この三人の場合はそこに家族というファクターが加わるのでより二人と一人になりづらいという。そこの動きをどう書くのか、見ものだなと思いつつ読了。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ 恐竜好きの高校生・理知は中学の頃、学年でも評判の美少女・渋谷ないると秘密の恋人同士だった、誰もいなくなった生物室で逢瀬を重ねていた二人だが、ある日突然ないるから自分のことを忘れてほしいと言われそのまま彼女は転校してしまう、しかし高校生になり再びクラスメイト、しかも隣の席になったないるのことを理知は否が応でも意識させられるのだが、彼女は別の男と付き合っていると聞き心がかき乱されるのだった、NTR注意報の青春恋愛ストーリー。面白かったです、作者様の著作はいくつか読ませて頂いておりますが、→
じお
2024/10/29 20:06

毎度あんまりハマらない事が多かったのですが今作はガッツリツボりました。良く分からんファンタジーやギャグ要素は少なく、未成熟と環境が生んだすれ違いを、直球勝負の青春パワーと恋心で通すっていう展開が非常に胸打たれる作品だと思いました。性的な描写がちょいちょいありますが、女性の作家さんだからかいやらしさより危ういからの美しさがよく描けているなとも。大抵元カレ云々の作品は、なにか訳ありで、本当は大好きのパターンが定型なので意外性は無いものの、予想以上の感情の重たさがとても良い。→

じお
2024/10/29 20:06

リアルだとともかく、二次元だと重たい女の子って萌えますよね。中盤までは主人公と同じく死にそうな気分になりましたが最後はとても気分良く終われる、いい作品でした。

が「ナイス!」と言っています。
じお
ネタバレ★★★☆☆ 秋祭りというイベントを控え、皆が楽しみに準備をしていく中、妹の親友であった沙紀を女の子として意識し始めた隼人、そんな中変わらずにいてくれる春希、交錯しつつある思いと関係はどうなるのか、雲行きが本格的に怪しい群像青春ラブコメ第6巻。面白かったです、春希のボコボコが止まらねーッとなる今巻。沙紀ちゃんの圧倒的攻勢の前に、春希だとドキドキしないとかなるという本格的に負けがちょっと有り得そうになる隼人の感情模様。→
が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 夏休み明け、月野瀬から越してきた沙紀が隼人達との輪に入り始め、段々と変わっていく人とその関係性、そんな中、隼人の中で変わりゆく思いとは、圧倒的差し脚の青春群像ラブコメ第5巻。面白かったです、沙紀ちゃんが止まらねェーッとなる今巻。前巻から続き今巻もメインといえるぐらいの大躍進。確変が起きていて、ひょっとしてワンチャンあるのでは…?と思わせるぐらいな印象。一輝の方もいい意味でゴチャゴチャしはじめ、まさかみなもちゃんとも…?という感じ。→
じお
2024/10/28 21:54

勝利者を絞らせない努力がちゃんと実っている話作りが上手くいっているなと思いました。あと基本的にみんな良い子なのも読んでいて気持ちいいし、良いラブコメだなとしみじみ。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★☆☆☆☆ 高校1年の冬、高校生・宮本優太は幼馴染でモデルの彼女・浅川由美に別れを切り出される、その後も何かにつけ罵倒され、それどころか後輩やメイドカフェの推しにまで馬鹿にされる始末、心が擦り切れた優太は自らを変えるべく行動を起こすのだが、最悪のマリアージュを見せられるざまぁ系ラブコメ。うーん、好きじゃないですね。そも、ざまぁ系が好きではないので当たり前といえば当たり前だったのですが。まず、ラブコメってありますが、コメディが無いので実質ラブ………?とにかくざまぁのストーリーを見せられるわけですが、→
じお
2024/10/27 22:08

大前提として、ざまぁ系とラブコメって最悪の相性だなと今作でわたし思いました。というのも、ざまぁをラブコメでやると、流れ上ヒロインが嫌なヤツになるわけで、女の子が可愛くてなんぼなのに、暴言吐かれた上に理解しがたい行動原理話すサイコパスの犯人みたいな奴にどう萌えろという話。あとざまぁって主人公も暴言吐きまくるから正直好感度下がるし、嫌なヤツしか出てこない話をどう楽しめと。ついでに今作の場合地の文も意味不明なところや、ダダ滑りしているところ、序盤の痛々しい妄想みたいな自分改造計画のくだりなどなどマイナス点多し。

じお
2024/10/27 22:08

女の子を精神的にいたぶるのが好きな人向けの作品でしょうか。わたしは好きな子は愛でたいのでちょっと趣味合わず今作はあまり好きではなかったというところで。

が「ナイス!」と言っています。
じお
ネタバレ★★★☆☆ 月ノ瀬にやってきた隼人達、もてなしてくれる沙紀の良い子っぷり見て春希は心が揺れるのだった、サブヒロインの圧倒的な追い上げの幼馴染ラブコメ第4巻。面白かったです、沙紀ちゃん回。多少強引な展開あれど、出遅れをカバー出来るくらいの圧倒的な補正っぷり。はやとから隼人への切っ掛けだったり、はるきにだけあった幼馴染アドバンテージもチャラにするような特別な思い出があったりと、かなりつよつよ。いやこれで本当に春希が特別な友だちで、後から出てきたサブヒロインの沙紀ちゃんが勝ったらすごい展開だと驚くのだが。→
が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 夏休みに入りバイトに遊びに大忙しの隼人と春希、お互いに繊細な部分を知っていく内に二人の距離が少しずつ近づく中、姫子の友人である沙紀が隼人に好意を寄せていることに気づいた春希、彼女が取る道とは、青春ストライークな幼馴染ラブコメディ第3巻。面白かったです、フツーのラブコメ、助かるーとなる感想。何回もこの作品の感想で書いてますが昨今は捻ったラブコメが多い中、すごくオーソドックスなラブコメしてくれて読んでて気持ちがいいですね。さて新キャラのギャル子ちゃん、正直メインカップルは、→
じお
2024/10/27 21:11

くっつくのをニヤニヤしながら待ってる状況なのに対し、こいつらはちょっとこじれそうで楽しみ、三角関係のドロドロは最高だぜ(えー)。

が「ナイス!」と言っています。
じお
ネタバレ★★★★★ 楽座市を阻止すべく、ハクリから得た情報をもとに襲撃をかけるチヒロ達、しかしそこに立ちはだかるは漣家の戦闘部隊濤、そして真打を狙う男がまた一人、果たして戦いの行方は、衝撃の事実の剣戟アクション漫画第4巻。面白かったです、戦闘の演出がバチクソカッコいいし、ベタの極みのようなヘタレが覚醒天才キャラという熱い展開も良き。しかし何より、緋雪…お前…女だったの!?いや、やけに女性ウケしそうな線が細くて下まつ毛な男だと思ってたら…。敵の統領はラスボスにしては普通に腕取れてるし、あんまり強そうじゃないけど…→
が「ナイス!」と言っています。
じお
ネタバレ★★★☆☆ 清霞の父から誘われ別宅を訪れた美世達、だがそこで清霞の母から激しい拒絶を受ける、傷つく美世だが、彼女に認められるため自ら一人で頑張ろうと決意するのだが、ツンが強すぎるツンデレのシンデレラストーリー第3巻。面白かったです、ご両親に挨拶の回。ねーちゃんが溺愛キャラのせいか、かーちゃんは典型的な意地悪鬼婆系。あまりにツンが強すぎたので、ひょっとしてわざとイビって追い出すことで美世を危険から守ろうとしている…?と思ってた時期もありました…。普通にメチャクチャキツイだけっていうね。→
が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 幼馴染で学校一とも言われてる美少女・雛形栞から好きな人がいると相談を受けた高校生・殿村隆之介、話を聞いていくとそれは自分ではないかと思うのだが、なんか惜しい両片思いラブコメディ第1巻。面白かったです、地の文章が結構よく書けているので割とスラスラ読める印象。ヒロインは無口というか幼い感じで、作中でもクールと思われているが、何となく見た目もといイラストとはミスマッチな感。タイトルが気になったので読んだんですが、ちょっと騙された感があり。いや普通に違わないだろ…→
じお
2024/10/25 16:15

主人公は鈍感系とヘタレ系のミックスかな?半ば気づいているけど違っていたらどうしようで踏み込めない、それはヒロイン側も同じで、そういう意味ではお似合いかも。ただまぁそんなヘタレ好きかと問われるとちょっと。鈍感系やヘタレタイプにありがちな、どこがかっこいいポイントなの?問題が。主人公もヒロインのこと好きなんだろうけど、好きの理由がないからあんまり萌えられない…。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 7年越しに再会した男友達、現・清楚可憐な美少女の春希、少しずつ"良い子の擬態"を解き始めた彼女は、前よりも親しみやすくなったと一層人気者に、隼人も男友達が出来て、幼馴染であることを隠している二人は別々にお昼を過ごすことが増えていた、そんな中、春希に気があるという噂のイケメン・海道の話を聞き、心揺れる隼人、そしてまた春希も、みなもと仲良くする隼人を見て心がざわつく事に、Fateのエロ部分は正直そんないらないと思う青春恋愛ラブコメ第2巻。面白かったです、→
じお
2024/10/25 16:14

即落ちダダ甘か変化球が多い昨今のラブコメにおいて、今時珍しいタイプのラブコメで気持ち良いですね。じんわりと特別を意識する様子や、だからこそ単純に好き好き大好き愛してるにならないで、強く変わってお互いに支え合いたいっていう、スーパーベタな爽やかさ、良き。友情もみたいなのも描くのもバランスよくて良いすね。安心して読めるラブコメ、良かったです。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 一昔前のラブコメっぽい非日常な設定が逆に良い。絵は上手い、つまり女の子は可愛い。美男美女兄妹設定なのはある意味、惚れるというラブコメにおいて必要なイベントを単純化かつ説得力を持たせられるのて良いよね。ラブコメの主人公は全員イケメン設定でも良いと思うわ、モテるはずねーだろより読んでて反感覚えないし。ハーレムものって「かませ」が出来るからあんましよくないと思う。負けるのが目に見えてる娘を貴方は推せますか?
が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ かつて名探偵がブームになった時代があった、テレビ、雑誌、マスコミ、など脚光浴びていたが、次第にその人気は薄れ、20年、突如Youtubeチャンネルで名探偵を非難するような内容の動画が挙げられた事を切っ掛けに、当時名探偵の助手だった鳴宮夕暮は、行動をともにしていた名探偵・五狐焚風と一緒に当時の事件を検証する旅に出る、ゴチャゴチャしてるーと思ったミステリエンタテインメント。まずまず、大抵の人が「タイトルから想像していた話となんか違う…」と思うだろう今作。→
じお
2024/10/24 16:45

初手、世界観が特殊なところからまず意表を突かれ、更に主人公がアラフィフおばおじコンビという、珍しい二人なのも新鮮。おじおばの解像度も高く、米津玄師教えてくれる若者を全然覚えてないところ、マジおばさんだな…と。名探偵の有害性というのも、そも名探偵ブームが架空の設定なので何となく感じづらく、名探偵云々はあんまり関係なくない?同調圧力みたいな空気の話とか言われてもな…や、普通に現実にもいる害悪Youtuberやたちの悪い女と男のほうが有害だろ…と思ってしまったり。→

じお
2024/10/24 16:46

どっちかというと年齢についての云々やおじさんとおばさんの自分探しの旅の方が力入っていたので最終的に何読んでるのかわからなくなる罠。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★★ 原因不明のKーウイルスに感染している有町要は耐え難い殺人衝動に悩まされていたところ、夜の学校にて、同級生の旭日零を手にかける、血塗れになりながら再生した彼女は、要と同じくKーウイルス「吸血鬼」の感染者だと自ら告白し、ある契約を持ちかける、それは自らを殺していいから、血を吸わせて欲しいという、甘く危険な誘惑だった、その日から逢瀬を重ねる二人、この関係が行き着く先は、君さえいれば他に何もいらない青春恋愛ストーリー。面白かったです、まず初めに謝罪を。→
じお
2024/10/23 21:48

設定から月◯のパクリじゃねーかと侮って読んですいません、いや確かに影響受けてるかもしれませんが全然違うし今作ならでは味がしっかり出ていて、たまらない仕上がりになっていると感じます。互いに衝動が抑えられず、あるいは誘惑しての思いをぶつけ合う様は、隠喩、というかほぼ直喩ですが、「行為」そのもので、淫靡で怪しいつながりがじゅくじゅくに湿っていて良い温度感。そんな普通じゃない関係性を求める超然とした彼女が欲したのは、特別な一人が欲しいという、少女らしいとも陳腐とも見える単純な気持ち。→

じお
2024/10/23 21:48

異常から始まり、お互いに欠かせない一人だと思いを通じ合わせる、普遍的なボーイミーツガールに帰結する美しい青春ストーリーでした。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★★ 高学歴、高身長、高級マンション住まい、人が羨むスペックを兼ね備えながら性格がクズの高校生・藤堂、その彼の家に深夜ニ時に炒飯を作りに来る低身長、貧困層の美少女・桐原銭子、飯を作りに来るのと合わせ、熱烈な告白を続ける彼女、それを拒み続ける藤堂、ここにちょっと、いやかなりズレた青春モラトリアム純愛ラブコメが開幕する。面白かったです。まず、文学的引用を多分に含み、クセと下ネタは強いが、諧謔の効いた文章が中毒性あって私はかなり好きです。→
じお
2024/10/23 21:47

ヒロインのキャラ造形も、ロリ属性はないものの、大男と美少女の取り合わせは、悲しきモンスターと理解者の幼気な少女を連想させビジュも良し。主人公、ヒロイン、両方ともクズといえばクズなのだが、主人公は訳ありですし、ヒロインの方もいっそ清々しい程俗物的でむしろ好感が持てる。そんな二人の、形だけ見れば両片思いというテンプレに、歪で病んだ、それでいて純を感じさせる、重たく似たような方向の愛を気づかず向け合う関係性は、成程これぞ青春であり純愛だと思わせくれる奇矯なラブコメ、良かったです。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ 偶然知り合った少年・漣ハクリ、彼は妖刀「真打」も出展される闇のオークション、楽座市を取り仕切る漣家の人間だった、思わぬ情報源を手に入れたチヒロ達は、漣本家に乗り込むが、また女性人気出そうなタイプ違い二人も出てきたな…と思う剣戟アクション漫画第3巻。面白かったです、クール系のチヒロに対し、ウェットでテンション高めの、善逸みたいなギャグ要員の追加。正直チヒロ君一人だと話が一本調子になりがちだったので、メリハリが出てストーリーがこの子のおかげでより面白くなっていると思いました。→
じお
2024/10/23 21:46

そしてもう一人の新キャラ緋雪、これまた…人気が出そうな…。何かバランスよくメンツが揃ってきたところでそろそろヒロイン枠が欲しいかも。マスコットと受付のおねーちゃんみたいなのじゃちょい物足りない。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ ちょっとした用事でアンヴィエットと共に庭園から外に出た無色達、そこではぐれ魔術師に襲われる少女を助けるが、彼女はアンヴィエットをおとーさんと呼び甘えてきた、果たして彼女は本当にアンヴィ先生の隠し子なのか?女性人気も出そうなバトルラブコメ第4巻。面白かったです、作中屈指の良識人アンヴィエットのターン。彼の世話焼きパパさんっぷりは可愛く、ほっこりと和みます。一方で起きている事件の余波でやっぱり瑠璃が餌食に、この子はギャグ要員としていつも輝きますね。→
じお
2024/10/24 16:46

主人公として無色が成長していますし、そのあまりに真っ直ぐな思いの発露に黒衣もとい彩禍さんも段々本当に絆されているのが良き。最後の方ワチャワチャしたり、幸せだけどちょっぴり切ない終わり方だったりと盛りだくさんの内容でした。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 学校でも有名な完璧美少女「孤高の令嬢」と称される水無月綾音、彼女の命を偶然救った男子高校生・持谷は借りを返すという名目で彼女と甘々な日々を過ごすことに、公園で野外◯◯◯してる格差ラブコメ。まずまず、正直タイトル通りぐらい感想。孤高やクール云々の設定はほぼ意味がないので私のようにクーデレ期待して読むとちょっと違うかな…と思ったり。どちらかというと天然、LINEでのやりとりはベタベタだが良い。好感度は高いものの、イベントの段階はちゃんと積み重ねてる印象。
が「ナイス!」と言っています。
じお
ネタバレ★★★★☆ 無色の妹・瑠璃が不夜城本家に突然呼び出され、しばらくの後、瑠璃から結婚するとの知らせが届く、明らかに不審なものを感じた無色は不夜城当主が学園長を勤める女子校に潜入することに、近親相姦が許容される世界での実妹のポジションとはと考えるバトルラブコメ第3巻。面白かったです、サブヒロインにギャグ要員に大活躍の瑠璃回。暴走しがちな彼女がヒロインしてる…事はしてますが、やはり暴走ギャグっぷりが際立つ愛され面白キャラで作者も使いやすそうだなと雑感。レディコミのヒロインって何読んでんねんw→
が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 人気ロックバンドのメンバーが何者かによって殺害される、事件を追う中で20年前に起きた少年の自殺が関わっていると考えた音喜多と鳴海は北海道に向かうのだが、いじめダメゼッタイと思う慟哭のミステリー。面白かったです、どうやらシリーズ物らしいですが今巻から読んだ私でも十分楽しめました。音楽の道を進んでいたけど理由あって刑事やってる鳴海の特異なキャラと優れた能力、そして彼女に振り回されながら面倒見る先輩刑事・音喜多のバディ漫才が楽しく、最後までテンポよく読めました。→
じお
2024/10/23 06:37

ストーリーの筋自体は特筆すべきものはないものの、最後にちょっとしたサプライスもありつつ、シンプルにまとまった良作だと思います。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ 妖刀を振るう双城と対峙するチヒロ、彼は己を六平のメッセージを受け取った者と自称し、殺戮のための剣を振るう、その言葉を否定しようとチヒロは戦うが、一気にカッコよくなった剣戟アクション漫画第2巻。面白かったです、正直1巻の時点ではうーんと思ってましたがこの巻で俄然面白くなった感。今時珍しい黒を基調した静の演出や、それとは対象的な超スピードでの戦いのカット割りなどなどのかっこよさが良い。漫画ってやっぱり絵が良くてナンボだなと。能力を活用したバトルっぽさも出てきてその辺の面白さもいい感じ。
が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 花巻に住む高校生・壮多、彼は地元の郷土芸能「鹿踊り部」で活動し日々を過ごしていたが、ある日東京からやってきた転校生・深澤によって日常は変わってしまう、幼馴染・七夏は姿を消し、彼自身も怪我で鹿踊りのメンバーから外される、そんな中、成り行きで入った地学部のフィールドワークをするのだが、銀貨鉄道の夜読もうと思える青春小説。まずまず、宮沢賢治にまつわるアレコレや銀河鉄道の夜の関係性を持ち込んだ、雰囲気の良い青春小説といった風合い。全体的に何とも言えない、それこそ詩的な感触の味わいが、→
じお
2024/10/22 13:11

いいなぁと思える一冊。ただ中盤まで主人公が幼馴染の心配をしているところが、何か嫉妬をこじらせてるみたいに見えてしまって若干みっともないのが気になったかな。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ 無色と彩禍、二重生活にも慣れ始めたところだったが別の魔術師養成機関との交流戦のメンバーに無色が選ばれ、更に魔術師専門動画サイト「MagiTube」の超人気配信者・鴇嶋喰良に彼ピとして全世界に紹介されてしまう、オマケに彩禍として無色の彼氏の座をかけ喰良と対決する羽目に、果たして、キャラが濃いッ…と思ったバトルラブコメ第2巻。面白かったです、表紙にもなってる喰良がデザインも中身も濃く、非常に魅力的なキャラに仕上がっていると思いました。→
じお
2024/10/22 13:10

狂三といい、こういうテイストのキャラを序盤に出してくのは作風なのかなと雑感。メインである黒衣も一人でニ度美味しいキャラなので面白可愛く。通常黒衣みたいなキャラって好きなんですけどメインヒロインにはまずならないので今作ではそういう意味では負ける心配がなくて安心して推せますね。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ 普通の高校生・玖珂無色は気づくと不思議な空間に迷い込んでいて、そこで血塗れで倒れていた美しい少女に初めての恋をしてしまう、その後、何者かの手にかかり彼自身も瀕死の重傷を負うも、倒れていた少女・久遠崎彩禍と合体することによって生き永らえる、最強の魔女の身体と力を手に入れた無色は、彩禍の従者を名乗る少女・黒衣から魔術師の学園に通うように促される、ここに波乱含みの初恋物語が開幕する、デアラコンビが送る最強バトルラブコメ第1巻。面白かったです、「デート・ア・ライブ」と所々で似ているところがありながら→
じお
2024/10/21 20:06

格段に面白く進化しているなと思いました。主人公のキャラは面白系だし、ナイスツッコミ役の黒衣も良キャラ。最初、黒衣が面白いし可愛いし、メインヒロイン食ってないかと思いながら読んでましたが、最後、成程、こうくるかと。妹もデアラと比べ面白キャラ具合が増してるし、地の文章もテンションが高く、全体的にコメディパートが前より私にハマる感じで終始楽しく読めました。続きも読んでいきたいです。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 戦時中、近所から「非国民」と呼ばれる父親を恥じ、立派な軍国少年となるべく日々を過ごしていた良彦、それから終戦を経て約20年後、良彦の元に父の遺品の日記が届く、なぜ父は心を病み、非国民と呼ばれたのか、激動の昭和を描く家族小説。まずまず、明確に言語化できないしっとりとした質感が良い作品でした。まともに仕事も出来てなかった父、母親をいじめる意地悪な祖母、そんな彼らが見せていた別の顔。それを暖かく包む、時には呪いにもなるけれど、緩やかな居場所になってくれる家族という器を丁寧にかつ繊細に描いた一冊。
が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ 常にやる気のない高校生・久瀬政近、彼の隣の席に座るのは銀髪の超絶美少女・アーリャさん、毒舌で怠惰な政近何かと罵倒する彼女だったが、いつもロシア語でボソッとデレていた、そして実はロシア語がネイティブレベルの政近はそれを聞きいつも悶えてしまうニヤニヤ系青春ラブコメディ第1巻。面白かったです、久々にちゃんとしたラブコメを読んだという印象。主人公のキャラが立っており、ヒロインがきちんと可愛く、地の文章もしっかりして、合間のユーモアがテンポよく楽しく、ヒロインが好意を寄せる理由もちゃんと描いて、→
じお
2024/10/21 20:06

魅力的なサブキャラも出しつつ、作品の個性やシナリオの流れも考えられている、とちゃんとこの辺の基本を押さえた作品で好印象。ネット発の作品はこの辺が甘いことが多く不安でしたが流石アニメ化されるだけあってオーソドックスな魅力を備えた一作だったと思います。まぁ、ロシア語デレがそこまで生きてないとか、サブヒロインのキャラのが強くないかとかありますが誤差ですかね。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★☆☆☆ 学校でも人気の美少女・高西愛沙、彼女の幼馴染で隣に住んでいる康貴は彼女の妹の勉強を見ることになり、久しぶりに距離を縮める、二人の行く末はいかに、そもタイトルもちょっとおかしくないかと思う両片思いラブコメ第1巻。うーん、厳しいことを言うと、ラブコメというハコの中に入った虚無を読まされてる感。まず、ヒロインの造形、主人公のキャラ付け、共に薄い。ラブコメはヒロインが可愛くてなんぼなのに全く熱量が感じられない描写の足りなさ。可愛い、スタイルが良いとか、一言しか書かれておらず、やる気が感じられない。→
じお
2024/10/20 20:10

その「可愛い」を百の言葉と表現で魅力を伝えるのが小説だろうに。主人公ヒロインともに言動が筆致のせいか薄く、無味無臭な印象。個人的にはストーリーや設定自体はベタでも構わないのですが、その分キャラクター性を重視しているのでこの辺が全く合わず。幼馴染スキーですが、だからといって好きになった理由を省くのはちょっと。そもシンプルに文章が、個人的には読んでいて面白くなく、急にキャラが4人くらいぽっと出てきたり、???となるような展開も多くあまり上手なシナリオ構成とは私には感じられず。→

じお
2024/10/20 20:10

キャラ、ストーリー、文章、どれも合わず、むむむという感じで。

が「ナイス!」と言っています。
じお
ネタバレ★★☆☆☆ 高校入学を迎える少年・水無月彩人、彼には誰もが振り返るような美少女・街鐘莉里という幼馴染がいる、実は彼女は人生二度目のタイムリーパーであり、今度こそ幸せな人生を送ろうとしていたのだった、そんな彼女の思惑も知らず、1度目にはいなかった彩人の行動が色々な人の人生を変えていくのだった、つまり何だってばよ?と思う2周目青春ラブコメディ第1巻。うーん、設定は面白そうだなと思ったんですがといった感想。主人公ではなくヒロインがタイムリープしているのは面白いなと最初は思ったのですが、→
が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ 今時珍しいレベルの田舎から転校してきた男子高校生・霧島隼人、幼い頃一緒に遊んだ「友だち」の思い出をずっと大切にしてきた彼は、転校先の学校にて、美少女と変貌を遂げていた二階堂春希と再会するのだった、ボクっこも悪くない、そう悪くないと思える青春ピュアラブコメ第1巻。面白かったです、というより好きですね、はい。まず幼馴染スキーなので、幼馴染がまともな性格かつメインヒロインというところだけで加点対象。更に文章のセンスも良い、いい意味でノベルゲーっぽさというか、→
じお
2024/10/20 13:04

箇条書きっぽさがなく、文章に心が乗っている風合いが好印象。最近の甘々系ほどいきなり二人の関係がベチョベチョにならない感じも爽やかで好み。友情から愛情へグラデーションしてくのが良いすよね。ほんのり重たいエッセンスがあるのも前述のノベルゲーっぽさを助長しているが好みなので問題なし。好きを詰めたと作者さんはあとがきで書いてますが、その好きが私と合致している点が多く、かなり楽しめる作品でした。続きも読みたいですね。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 何となく家にいづらい為、祖母が営む夜の繁華街の店でバイトをする高校生・辻尾陽都はそこで同級生の真面目な委員長で通ってる吉野が酔漢に絡まれてる現場に遭遇する、学校とは違う雰囲気メイクの彼女にドキドキしながら助けると、一つの提案をされるのだった、正直親の気持ちもちょっと分かってしまう等身大の青春ラノベ第1巻。面白かったです、秘密を共有する密やかな関係性の密度や、少しアダルティな舞台設定と子どもの遊びを楽しむような場面背景のコントラスト、→
じお
2024/10/19 20:59

ヒロインの性格造形も含め全体的にセンスいいなと思いました。酷くはないけど子どもの気持ちへの不理解が目立つ大人という構図もちょっと悪い事をしている感との対比構造が際立つ形で良いなと。ただ、ヒロインやシチュエーションなど素材が良いのに、それを表現する文章にもう少し情感が欲しかったかなと個人的には思いました。あと、この歳になると親の気持ち結構分かってしまい、少なくとも主人公の母親の言のが正しいんじゃないかなと思うところもあったり。総じてシュッとまとまったよい恋愛作品だったと思います。

が「ナイス!」と言っています。
じお
ネタバレ★★★★★ 友人たちに薫子達との関係を話せずにいる凛太郎、初めて出来た居場所を大事にしたい彼は和栗達と仲良くしていることを伝えてもいいかとお願いするのだが、和栗さん分かりやすぎる問題の青春恋愛漫画第3巻。面白かったです、2度目ですが、尊いというのはこの作品のためにあるような形容詞だなとしみじみ思います。というか凛太郎くん、いい奴過ぎないか…?友だちに話していいか、ってそんな気を回すの?すごない?ヤンキー軍団登場のくだりはちょっと笑っちゃうな…熱いシーンかもしれないが、流石にあまりにもコテコテ。→
が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ かつて戦争を終わらせた六本の妖刀、その刀を打った刀匠を父に持つチヒロ、父に憧れ一人前の刀匠を目指し励んでいたが、妖刀を狙った何者かの手により、父は死に、妖刀は奪われた、チヒロは父の敵を討ち、奪われた六本の妖刀を取り戻す為、復讐に身を投じる、というかタイトルの意味は?と思った剣戟アクション漫画第1巻。面白かったです、看板が終わっていくジャンプの次なる看板候補らしいので読む。「やっぱり刀!」刀という男の子なら永遠に好きなギミックを、ストーリーに作画にフル活用しているなと思いました。→
じお
2024/10/19 20:57

ストーリーや設定はジャンプあるある。ギャグのノリが全体的にシュールなのはまぁ普通。とにかく殺陣のシーンに全振りしているような作風で、ある意味とても漫画らしい。その点では「SAKAMODAYS」と同一だが、向こうは動の美しさでこちらは静の美しさといった印象。1巻の時点ではそこまでハマらんので様子見かな。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ ラーメン界のカリスマにして社長である芹沢、自他ともに認めるほどラーメンへの情熱が溢れた男だったがそれが近頃はめっきり衰え、大してうまくもないラーメン屋で管を巻く毎日、そんあ彼を発奮させようと部下・汐見ゆとりは新進気鋭のラーメン屋と対決させようとする、ラーメン食いたくなる漫画ナンバーワン再びの第1巻。面白かったです、前々作、前作ともに未読ですが、この芹沢という男だけはほんのり知っており某ようつべで話題に上がってたので読了。ハゲで皮肉と毒舌ばかりのオッサンという、→
じお
2024/10/19 15:18

普通ならまず主人公にならなそうなキャラ、そんなラーメンハゲにもかかわらず強烈な個性からか、読者にもそして作中でも愛されており、初めてこのシリーズ読む私でも彼の再起するところは熱くなってしまいました。ラーメンに特化した美味しんぼみたいな作風で、とかく情報量が凄い。続刊にありますが、この漫画こそ情報を食ってるみたいな印象。ラーメン作ってる人ってひょっとして皆頭いいのではと思ってしまうくらい。無礼千万な女の子も結構可愛く、キャラが全体的に楽しい感じ。夜中には読まないほうが良い一冊、良かったです。

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じお
ネタバレ★★★☆☆ 抱えた過去の重みに耐えきれずリクの前から去った星宮、彼女を助けたい、彼女に会いたい、その思いだけで彼女の親友・カナと共に星宮が逃げてきた田舎に赴く、しかしそこには再び記憶を改竄しリクとの思い出を忘れた彼女がいたのだった、タイトル遥か彼方にのひとりぼっち同士の恋物語第2巻。まずまず、やはり前半部はコメディパートが効いていて、中盤くらいまでは今作を最初手に取った人が考えていたような甘パートが見られて助かる印象。ただ、「苦しみから逃れてはいけない」と言ったそばから記憶なくしましたーや、→
が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ 何とか魔法学園にいることを認められたリクスだったがそこに彼の傭兵時代の妹分・トランが現れる、無茶苦茶なトランに振り回される上にどうやら彼女は古代竜で、その上リクスの召喚獣にもなっているのだという、退学の危機も迫るリクスはどうするのか、契るってやっぱりそっちかとなる学園バトルファンタジー第2巻。面白かったです、元気印の妹分が足され、ドタバタ劇に磨きがかかる今作。面白いところはより面白くし、密度を高めている印象。→
じお
2024/10/19 15:19

ヒロイン勢もロクアカと違い、一人を早期からメインっぽく仕上げてるのも読みやすいし、より感情移入できるとこは良い、契るところのくだりで照れるの可愛いすね。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ 凄腕剣士・リクスはブラックすぎる傭兵の労働環境に嫌気が差し自分の死を偽装し、魔法学園に入学することに、だが魔法の才能は全く無く、同じように魔法の力を閉ざしている少女・シノからはキモイと罵られる始末、それでもなんか無茶苦茶やりながら学園生活を過ごすリクスとその仲間たちだったが、そんな彼らの前に迫る影が、おんなじものきたな…とならざるを得ない学園バトルファンタジー第1巻。面白かったです、作者があとがきでセルフツッコミをしているように、また「魔法学園」もの。→
じお
2024/10/19 15:18

しかもキャラ何かマイナーチェンジ感があり、どっかで見た感がすごいです。ただそこは長いこと同じものを書いてきたプロの手腕、手垢のつきまくった設定、既視感のあるキャラにも関わらずスルスルッと楽しく読ませるのは見事。ロクアカと違い主人公ズが学生達中心というもの青春的な感があって良し。主人公やヒロインの設定も今時これか…となるが逆に私は好き。古典的なファンタジアラノベの面白さに触れたい人はおすすめ。

が「ナイス!」と言っています。
じお
ネタバレ★★★★★ 薫子の友人・昴から呼び出された凛太郎はそこで彼女からもう薫子のためにも会わないでほしいと告げられる、果たして凛太郎が出す答えは、ちょっと待ってくれとなる青春学園物語第2巻。面白かったです、ちょっと待ってくれ、読むこっちの感情が追いつかない…!(何)凛太郎くんも和栗さんも昴ちゃんも素敵すぎるし良い子すぎる…。凛太郎くんが昴ちゃんにかける言葉の優しさよ…、おかーさんどんな育て方をしたらこんな素敵なお坊ちゃんに育つんで?(謎の目線)。んでもって凛太郎くんと和栗さんの昴ちゃん評のシンクロもね、→
が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★★ 底辺男子校に通う紬凛太郎は見た目が怖いことから周囲から誤解されがちの日々を送っていた、そんなある日実家のケーキ屋の手伝い中、一人の少女に目が止まる、和栗薫子と名乗る彼女は凛太郎の見た目にも臆さず、それどころか二人で過ごす時間は心地よく、だが彼女の通うのは凛太郎が通う学校の隣りにあるお嬢様学校だった、犬猿の仲である両校、果たして二人の行く末は、基本に忠実こそ最強のピュアラブストーリー第1巻。面白かったです、ラブコメというジャンルがこの世に生まれ落ちて幾星霜、→
じお
2024/10/18 21:47

幾つもの作品が生まれそして消えていった。その上で理解った結論、結局、古今東西森羅万象天地神明驚天動地(?)基本を極めた作品こそ最強なのだと。そんな一作がこの作品なのだと(謎)。凛太郎くんはとにかく優しくとにかくいい奴で、薫子ちゃんもひたすらにいい子。二人の関係の深まり方も、お互いに名人同士の差し合いの如く、最善手の応酬でいっそ気持ちいい。悪手でも完璧なリカバリーを見せてくれ、より良い尊さを提供してくれる安心感と見事さよ。→

じお
2024/10/18 21:47

ヒロインの和栗さんは本当に可愛く、食べてるときの幸せそうな表情、凛太郎くんに向けてくれる満面の笑顔、たまらんバイ。正直、勉強会って言ってるのに完全にデートみたいに可愛くしてるのはちょっと笑うがそれもまた微笑ましい。尊いという言葉がこれほどふさわしい作品もないのでは、と思わせてくれる至高の恋愛マンガ、おすすめ。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ 元気マックスの女子高生・鈴木は隣の席の物静かな男子・谷くんに絶賛片思い中、周りの目を気にして色々と踏み込めない鈴木だったが勇気を出して一緒に帰ることに成功するのだが、可愛いやつしかいない世界の等身大ラブコメ第1巻。面白かったです、オタクに優しいギャルの概念作品かと思ったらちょっと違っていて、等身大でピュアな可愛い恋愛話。鈴木が谷くんに惹かれている理由も分かるし、その逆もまた然り。ちょっと癖あるけどポップでキュートな絵柄も良き、鈴木の元気感にマッチしている。基本的に皆可愛い世界の物語で素敵。
が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ 高校生・黒峰リクは幼馴染にフラレもう死のうと思い入ったコンビニで偶然強盗に遭遇し、そのまま撃退し、店員を助ける、その店員はクラスメイトの美人モテギャル・星宮彩奈だった、なんやかんやありそのまま彼女の家に泊まることになるのだが、タイトルからは全然別のもの出される甘くて眩しい恋物語第1巻。面白かったです、が、激しく好き嫌い分かれそうというところ。所謂タイトル通りのよくある感じのダダ甘ノーストレスラブコメかと思いきや、ところがどっこい激重ストーリーの今作。ギャグ調の文章のノリが良く、→
じお
2024/10/18 13:11

主人公も最初は面白キャラですし、ユーモアも個人的には打率6~7割くらいで当たっている感で楽しく読め、うんうんこれでいいんだよとなりながら。幼馴染の情緒がぶち壊れ始めた辺りから怪しく、後半の展開は重たッ…と。主人公ツラーと思いながらも、ヒロインを救えるのもまた主人公だけという構図が実に美しくハマるのが良いですね。幼馴染スキーとしても幼馴染が単純な負けヒロインになっていないのも評価点。ただ終わり方が酷すぎるのは擁護不能かも。個人的には刺さりましたが人を選ぶ作品でした

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 祖父からひ孫の顔が見たいとせがまれ続け、お見合い相手に無理難題をつけ逃れようとしていた高瀬川由弦、しかしその条件に合った、同級生の金髪巨乳美少女・雪城愛理沙がお見合いの場に現れる、お互いに婚約を望んでないことが分かり、周りの目を誤魔化すため偽装婚約をするが次第に惹かれ合う二人、果たして二人の行く末は、どっかで見たやつのじり甘ラブストーリー第1巻。まずまず、タイトルからは分かりませんでしたが某天使様フォロワー作品。どっかで見たな感がある一方、同じうまみが味わえるという良さも。→
じお
2024/10/18 13:10

初手での結婚年齢の設定や、漫画的な上流階級の世界、いじわるな継母、めんどくさそうな義兄など、広げられそうなハコは用意されたものの1巻の時点ではどれも生かされず。ヒロインの関係性の構築や惹かれ合う関係の丁寧さなどは良かったものの、ちょいちょいプロポーション、主に胸の大きさに関しての描写がしつこく、エロいおっさんみたいな視点が甘いラブストーリーのノイズになってるかなと。設定を活かし、ノイズを消せばもっと面白くなるではと雑感。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 友達が全然いない男子高校生・前原真樹、自己紹介でも外して孤立していた彼だがひょんなことから同じような趣味を持った「クラスで2番目に可愛い」女子・朝凪海と友達になる、どんどん仲良くなっていくが、クラスで1番可愛い女子で海の親友・天海夕にその関係がバレそうになり…、主人公と読者の中では1番だろ…と一致しそうな友だちラブコメ第1巻。まずまず、主人公、ヒロイン、サブヒロインともに性格言動ともに極端なキャラ付けはなく、ストーリー展開もまるーく、ラノベや漫画世界にありそうな異常性も少なく、→
じお
2024/10/18 08:24

陰キャと人気女子との落ち着いたラブストーリーがストレスなく楽しめる作品に仕上がってると思いました。友だちの距離感じゃないだろとツッコミどころがあるのはご愛嬌。全体的にトンガリが少ないので万人受けしそうだなと思う一方で、強烈な強みが無いかなと思ったり。ヒロイン・海にどれだけハマれるか、その一点につきるといったところ。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ イワンとの戦いにて負傷したユルは熱を出し寝込むことに、そして明らかになった裏切り者の処遇について意見が分かれる影森家、更に蠢く裏切り者の裏にいる存在とは、ハナちゃんのいい女っぷりが加速するツガイバトル漫画第8巻。面白かったです、前回までのアクション多めではなく幕間劇といった様相。キャラの深堀りで各面が面白くなるなと雑感。アキオはサイコパス感凄いし非道だが何かこうやるせない感じ。ユルとアサのシンクロニシティっぽくて兄妹の絆感が良き。そしてハナちゃん…強くてかっこいいおねーさま…素敵。
が「ナイス!」と言っています。
じお
ネタバレ★★★★☆ 危険な薬物を取り締まるべく一計を案じ上手く麻薬組織の親玉の尻尾まで掴むエーリヒ達剣友会だったが、それを察知した敵の刺客がエーリヒの命を脅かすのだった、見敵必殺を心がけましょうというデータマンチファンタジー第9の下巻。面白かったです、割と無敵感あったエーリヒに痛手を負わせるほどの強敵との戦闘、敵手が強く尚且つ実力が拮抗していると盛り上がりますね。いつぞやの変態タキシード仮面みたく格上過ぎても盛り上がらんのでこのくらいの塩梅が良き。→
が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ 魔宮から無事帰還し、やれ乾杯だとはしゃぐのもそこそこに、再び厄介ごとに巻き込まれそうになるエーリヒ、元雇用主と頼もしき先達の教示に従い、横のつながりを作ろうとするが、思ったのとは違う方向に例によって突っ走っていた、アラクネとの情事を真面目に考察することになるデータマンチファンタジー第9の上巻。面白かったです、初手、いきなりエロが飛び出たが、正直まだヤッとらんかったのかと(最低)それとどこに(自主規制)などなどと考えてしまったり。→
じお
2024/10/16 12:27

体の構造が若干わからないから…モン娘はちょっと性癖違うからチェックしてないし…。氏族結成はワクワクするような、ちょっと解釈違いのような…。ロードスとかゴブスレ、スレイヤーズで育った人間なので、組織じみちゃうのはちょっと違うかなとも思いつつ、これもなろう系の宿命かとも納得したり。物語後半に浪漫溢れる敵手が出てきたのでそいつらとの対決に胸ときめかせつつ読了。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 晴れて清霞の婚約者となった美世だったが自分に自信のない彼女は彼にふさわしい女性になろうと色々と頑張ろうとするが、夜毎見る悪夢と合わさりどんどん衰弱していってしまう、そして自分の本心を話そうとしない美世と清霞の間には次第にすれ違いが生まれてしまう、シンデレララブロマンス第2巻。まずまず、お互いに好きだし立場的にも問題ないのに何故か距離が縮まらない、そのもどかしさが実に良き。お互いに悪手ばっか取っていてもうー!となるのだが、そんなところが可愛らしくて良いですね。→
じお
2024/10/15 21:44

個人的にはお姉様夫婦のが気になったのでこれこの先どうにかならんのかなと雑感。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 縁あって牧場を譲り受け、養老牧場を営む装蹄師の平野敬は、幼馴染でかつて優秀なジョッキーだったものの、薬物問題を起こし服役していた亮介と再会する、その頃実力はあるもののG1では勝てない馬エゴンウレアの乗り役を探していた事もあり彼に仕事として紹介するのだが、ヤクザの話は別にいらなかったような…と思う馬小説。まずまず、作者の競馬というか馬に対する愛が伝わってくるような作品。マキバオーとウマ娘ぐらいしか競馬知らないので、その辺のニヤリ的な楽しみは味わえませんでしたが、地方競馬のあれこれや、→
じお
2024/10/15 21:43

そこに賭ける様々な人の思い、人生を描いたドラマはしっかりと読み応えがあり、幼馴染との腐れ縁のような友情も嫌いじゃないです。ただ、恋愛のくだりや、後半の唐突な展開にはちょっと良く分からない感じ。どうやらステイゴールドがモデルらしいので今度ステイゴールドちゃんチェックしてみようというところで(えー)

が「ナイス!」と言っています。
じお
ネタバレ★★★★★ 女神フレイヤの暴挙はヘスティア達の機転と折れないベルの思いによって打ち砕かれた、しかし未だ伴侶を諦めない彼女はウォーゲームを提案してくる、避けられない戦いとして受けざるを得ないベル達、ファミリア同士の連合が認められるも、頼みの綱だったもう一組の最強ロキ・ファミリアの支援は受けられず、絶望的な戦力差は埋まらずに決戦を迎える、一陣の疾風の行方は、そしてベルは本当の彼女を救えるのか、決戦のシリーズ第18巻。面白かったです、お約束と王道を突き詰めたような厚く熱い物語が最高でした。→
が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ 闇派閥との最後の決戦に臨む迷宮都市の次代の英雄達、ロキ、フレイヤ、そして正義を掲げるアストレアファミリア、彼らは絶対悪を標榜する邪神達を打倒できるのか、そして未だ謎が多いかつての覇者達の真の思惑とは、表紙だとそうでもないけど折込みイラストのリューさんの胸でかくない…?と思ったダンまちスマホ外伝シナリオ第3巻。面白かったです、正義と悪は表裏一体、誰かの正義は他の誰かの悪になる、そんな現実の中、皆々が何を信じ貫いて戦うのか、各人の信念の戦いが熱く描かれていて、大満足の内容になってると思いました、→
じお
2024/10/13 19:04

オッタルとザルドの漢のぶつかり合い、虚刀流のねーちゃんみたいなアルフィアの真骨頂、二人の英雄の真実、エレボスの真意、お約束な展開といえばその通りですがそれでも読み応えのある内容だなと雑感。本編キャラとアルフィナの思わぬ関係性など後につながる話もあり外伝といえど原作ファンなら必読の物語だったなと思います。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 急逝した兄が営んでいた古本屋を継いだ女性・珊瑚、若い親戚の美希喜と共に試行錯誤しながらお店を営む女性二人の人間模様を描く小説の第2巻。まずまず、原田ひ香さんの作品はいくつか読んでいて、当たり前といえば当たり前ですが女性への解像度が高いなとどの作品でも思います。女性特有の心の動き方、特にお年を召した方への言葉の表現が実に上手く、人間ドラマに重さやリアリティが加わって、より読み耽ってしまうような、そんな質感を感じさせてくれます。→
じお
2024/10/13 19:04

ご飯の描写も上手くて良き。ただ恋愛描写がちょっと難アリで、美希喜ちゃんはどっちにもアプローチ「されてる」方ならまだしも、自分からどっちにも粉かけてるように見えるし、最後の珊瑚さんの行動は、女性ならいつまでたっても恋する気持ちを捨てないで真っ直ぐで素敵、となるかもしれませんが、男性の私からすると、お店のやり方に固執してたりする割に責任感をほっぽり出して男の元に走るってのは、子どもなら可愛げあるが歳食ってると正直自分勝手な色ボ(自主規制)アみたいに見えてしまう。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 別シリーズと勘違いして途中から読んでしまったので正直全然頭に入ってこず。ただ、この手の作品はそれでも何となく楽しめるからすごいとおもいます。
が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★★ ばばあ、大抵漫画に登場するババアは良いババアだし尚且つ賢者なことが多い。親父の面倒くささが若干のリアリズムを感じる、漫画小説の古い親父って大抵創作だからやりすぎている感があるけど、この塩梅の面倒くささは普通にいそう。連れて行ってくれる、思い出す、この二人の距離の近づく感じたまんないね。「キレイな人」「服もかわいくて」やっぱりそうなんじゃん、モテるだろ。幼馴染も普通のメイン張れるくらい可愛くて困る、多分本城寺さんと意図的に対比になってる感。→
じお
2024/10/11 21:25

進士さんって名前がちょっと…パトレイバーの進士さん思い出しちゃって、色々被ってる感あるし。このイベント、と言ってしまうとアレだが、結婚について色々考えさせるのは突飛だが良いシナリオ。ぎょえっとなった挙げ句どちらも既読スルー状態になるラブコメは初めてかも、そして可愛い。過去回想見ると知らず知らずの内にモテていた可能性、だが心をオフにしてたから気づかず、そんな中、半ば強制的に心が近づく機会があって恋をする、良いよー。

が「ナイス!」と言っています。
じお
ネタバレ★★★★☆ モブの女の子まで可愛いぞこの漫画、先生可愛すぎないか?親父もマスコットじみた愛嬌が。どうでもいいが主人公陰キャっぽいのによくこんな仕事してるなと雑感。嫉妬展開、ベタベタだがよい、順当に可愛くなっているぞ、なんつーかわいいことをする人なんだ。これでモテてないのか…服も可愛いと思うけど、嘘だろと思わざるを得ない。てっきり小宮ちゃんが大原の事好きで気づいて電話したのかと思ってたけど違うんか…。しんどいんだか、いい思い出なのか判別つかない感じだが順当に仲が深まるのは良い。
が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ アニメが始まったので何となく読む。確かにCV早見沙織すぎる…このヒロインと納得しながら読了。こういっては何だが設定からざっくりとしたストーリーとオチはほぼ予想できるのだが、そこまでのラインが大切だと思うこの手の作品。ラブコメにおいて大事なのはヒロインの可愛さですが、これはまずグッド、正直アニメから見たせいか声優フィルターがかかっている気もするがまぁ良し、真面目可愛い子は正義。キラキラのくだりかわよ~。結婚がテーマだけにそこに着目してるのも良い。→
じお
2024/10/11 21:24

主人公も最初ちょっとなんやねん案件かと思ったが、段々といい味が出てくる。スルッと結婚しようが出てこない感じ、いいね。地味同士のしっかりとした恋愛模様が本当っぽくて何かこうとてもよい、派手な飛び道具感がなくてしっとりと良い。謎のサスペンス要素がちょろっと混じったがこれはこの先ちゃんと扱われるのかな。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ 女性で初のエベレスト登頂を果たした田部井淳子さん、彼女をモデルに描かれる山岳小説。面白かったです、田部井さんもとい、女性・田名部淳子を主人公にして書かれる物語。非常に分厚い本ながらも、作者の筆致が軽やかで読みやすく、ストーリーも次へ次へと牽引力があり、一気に読めてしまいます。月並みな表現になってしまいますが、山登りを通して人生というものを描ききっていると感じました。友人、初恋の人、生涯のパートナーに、山を登る相棒、そうした人間模様も魅力でしたし、人間関係の良さも悪さも、→
じお
2024/10/11 21:24

しっかり書いていて話が平面的にならずに読み応えがある印象。あととにかく旦那さんが本当によく出来た人、理想の夫すぎる…。単純な山岳小説に留まらない面白さをもった一冊でした。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ ジジの体をのっとった邪視、彼を助けるためモモとオカルンは奮闘するが、大蛇も活動を強めて事態は思わぬ方向に、オカルト異能バトル漫画第6巻。面白かったです、作者の画力を活かしたガンガンのバトル展開がスピード感あるわ迫力あるわ爽快感抜群でたまらんですね。オカルンがまた今回はカッコよかった、完全に某漫画オマージュですが、それでもキマってます。最後、丁度新らんまが始まったところなのでジジ1/2に笑ってしまう。
が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ 闇派閥の奸計により大打撃を受けた迷宮都市、街を邪悪が支配する中、正義の答えを求めさまようリュー、果たして彼女は己の正義の在り方を見つけられるのだろうか、リューさんがメチャメチャにされちゃうダンまちスマホ外伝作品第2巻。面白かったです、本編でもズタボロになってるし作者はお気に入りなのだろうけどそういう“ヘキ”なのかと思ってしまう罠。前巻は絶望をただひたすらに突きつけられた回だったすると今回は再起に向けた希望の回、リューさんが、アリーゼが、オッタルが、フィンが、皆がまた立ち上がる熱い展開、→
じお
2024/10/10 21:20

とくに彼女たちが見つけ出した正義の貫き方には感服です。相変わらず圧倒的な格差はあるけれど、何とか勝てそうな予感がしてくる、そう思わせるシナリオは見事だと思います。次巻完結、ザルド達やエレボスの真意も気になるところで読了。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ ベルが訪れる以前、邪悪が蔓延っていた迷宮都市オラリオ、これはそんな絶対悪に立ち向かった正義の使徒達の物語である、覆面してると何かいかがわしい職業に見えるスマホダンまち外伝ストーリー第1巻。面白かったです、今では楽しいお祭り騒ぎが基本のオラリオの暗黒時代の物語で予想以上にハードな印象。そんな中綺羅星の如く輝くアストレアファミリアの活躍が………と言いたいところですが1巻の時点ではむしろイヴィルㇲの圧倒的感や凄みに圧倒される展開で、この先どうなってしまうのか、とハラハラ。→
じお
2024/10/09 20:28

メタ視点で言えば当然こっちが勝つのは理解っているのですが、こんなに差がある相手にどうするのか、その手腕というかストーリーが楽しみになってくる一冊だったと思います

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ とある高級住宅街で女性が殺害される、刑事マックスは夫である弁護士・ベンを最有力の容疑者として事件を追うが、ベンは自分の弁護を、マックスの友人・ボーディに依頼する、友情を失おうともマックスと対決する覚悟を決めるボーディ、果たして正義とは何かと問う法廷ミステリー。面白かったです、刑事とは正しく優秀そうに見えて妻を亡くした事によりどこか不安定さを見せるマックスと、やはり過去の出来事から思い屈託を抱えるボーディ、二人の人間性を程よく描きながら進む法廷バトルとミステリーの塩梅が絶妙。→
じお
2024/10/09 20:27

キャラクターの魅力、良いも悪いもしっかり書けて、最後までどうオチるんだろうと思わせるストーリー展開も上手く、読後感もいいので良い作品を読めたなと思わせてくれます。作者曰くシリーズものではないけどシリーズもの(?)らしいので他作も機会があれば読みたいです。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 南アルプス山岳救助隊の様々な活躍を描いたシリーズ第14巻にして短編集。面白かったです、ミステリータッチのものから、良くわからないコメディ的なのもあり、バリエーションに富んだ内容が楽しめました。謎多き男深町の過去にまつわる人物も今更だがちょろっと出たり。作者曰く「クレしん」システムの時間の流れにすることを明言されたのでこの先はサザエさん時空になった今作、正直そろそろ終わるのかなと思っていたのでこの先ネタ切れになるまで無限に続くのかと、嬉しいような、ちょっと追いかけるのが大変そうな。
が「ナイス!」と言っています。
じお
ネタバレ★★★★☆ 幽鬼は以前のゲームにて知り合った玉藻と師弟関係を結ぶことになってしまう、戸惑いながらもその役割を全うしようとする彼女、そんな中、二人は視力を失いつつある幽鬼の右目の事を鑑みて、全盲のプレイヤーに師事を仰ごうとするのだが、太ってはいなかったエンタメデスゲーム小説第5巻。面白かったです、玉藻ちゃん、正直前巻の段階ではめんどくせー女ぐらいの印象でしたが今巻ですっかり可愛く、幽鬼同様に情が移ってしまっていたので二人の決着はただ悲しい気持ちに。→
が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 岡山県、津山市、姫野村、令和の世でも昭和の古い閉鎖的な価値観で縛られているこの村、コロナ禍が叫ばれる中で東京からの移住者・麻宮がやってくる、周りと交わらず、地方の人間には馴染のない仕事をしている彼は村の人々から白眼視されるが、近所に住む中学生・裕也は古い考えの村の人間を嫌っていることもあり彼を慕う、そんな中、かつてこの村で起きた事件の祟りと目される出来事が起きる、果たしてこの現象の真相とは、嫌な田舎シリーズなのかと思った本格伝奇推理。まずまず、中山さんの本なので、→
じお
2024/10/06 07:22

読みやすく、地の小説部分は流石の出来栄えで楽しめると思います。ただ以前の作品にもあった、田舎の嫌なところを凝縮したようなストーリーテリングは読んでいて気分の悪さばかり。読み手をいやーな気持ちにさせるのが目的なので大成功なのでしょうがあんまり好きには。最後のオチら辺もあまり捻りなく、田舎の嫌な慣習を延々と語られただけで終わってる印象なので個人的にはイマイチな一冊でした。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ SCU所属の刑事・朝比奈由宇は女性初の部長を、自分でも、周りからも、有望視されその期待に見合った活躍をしようと励むが、被疑者を尾行中爆破事件に巻き込まれ負傷、しかもその時の行動が問題視され監察官聴取を受けることに、果たして彼女は事件を解決することが出来るのだろうか、飯小説になりつつある刑事小説シリーズ第3巻。面白かったです、最近の堂場さんの作品は他作からちょいちょいゲストが出て進める形が定型となりつつありますが、本作もご多分に漏れずで、堂場作品を読んでいる人には楽しい作り。→
じお
2024/10/05 20:59

今作の主役となるのは女性初のリーダーとなるため奮闘する朝比奈さん、のはずなのだが、どちらかというと謎多きキャップこと結城さん劇場だった印象、大捕物から彼のポテトの趣味まで知れるとは。また飯描写も多く、色んなものを食べたくなったり。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 地下鉄で起きた無差別殺傷事件、妊婦が傷つけられ止めに入った男性が死亡したこの事件、事件そのものは終わった後もその場に居合わせた人々にはいまだ終わらない少し変容した日常が待っていた、あの日あの時あの場所でがチラつく連作短編集。面白かったです、作者様からてっきりいつも通りのミステリーかと思って読みましたが、オカルトなども含めた色々な話が読める満足感の高い一冊でした。事件被害者達にほんのり繋がりがあったり、どれも読後感が良いのも良きですね。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/12/01(4074日経過)
記録初日
2013/12/01(4074日経過)
読んだ本
4801冊(1日平均1.18冊)
読んだページ
1521631ページ(1日平均373ページ)
感想・レビュー
3925件(投稿率81.8%)
本棚
13棚
性別
血液型
B型
自己紹介

基本的に小説しか読まない活字中毒者。
読む作品はライトノベル中心ですが、
ミステリ、時代、一般文芸から海外作品、武侠まで
面白ければ何でも読みます。
好みのジャンルは戦記やファンタジー。

気に入る作品の傾向として、読み応えやキャラ立ち、主人公の魅力を重視しており、そこに文章の味わいや、作家さんの個性が出ているとなお良いです。


※漫画の読了も途中から記録するようになりました

レビューまがいの感想も書き連ねております。
内容や投稿頻度、日時は基本気まぐれ
やや毒舌ですがご容赦の程をば。



●お気に入りの作家、作品(敬称略)

・あざの耕平
・上遠野浩平
・十文字青
・アサウラ
・野崎まど
・蝸牛くも
・理不尽な孫の手

・宮部みゆき
・海堂尊
・福井晴敏
・北方謙三(歴史物)
・葉室燐
・池波正太郎
・今村翔吾

・BBB(あざの耕平)
・俺ガイル(渡航)
・ダンまち(大森藤ノ)
・りゅうおうのおしごと(白鳥士郎)
・ゴブスレ(蝸牛くも)
・冴えカノ(丸子史明)
・弱キャラ(屋久ユウキ)
・ライムシリーズ(ジェフリーディーヴァー)
・ぼろ鳶シリーズ(今村翔吾)


よろしくお願いします。

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