読書メーター KADOKAWA Group

2024年12月の読書メーターまとめ

じお
読んだ本
69
読んだページ
22655ページ
感想・レビュー
69
ナイス
1042ナイス

2024年12月に読んだ本
69

2024年12月のお気に入り登録
2

  • スイッチ
  • がらんど豚

2024年12月のお気に入られ登録
2

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2024年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

じお
★★★☆☆ 異能心教の影響力が強まってきた帝都、そこで皇太子の提案により美世達は宮城に身を寄せることになる、そんな中美世は自分の気持ちを素直に出すことを恐れていた、今更それ言うの?と感じたシンデレストーリー第5巻。まずまず、ストーリー本編では大きな動きがあり、一気に緊迫感が増してきた一方、恋愛面の方ではハテ?となってしまった。というのももう両方好きみたいなテンションだったのに、今更恋心がどーのこーの、ってえ?ってなってしまう。好きって言ってるもんだと脳内で変換されてましたが、そうかこのくだりやるのか…と。
が「ナイス!」と言っています。

2024年12月にナイスが最も多かったつぶやき

じお

2024年11月の読書メーター 読んだ本の数:42冊 読んだページ数:12594ページ ナイス数:1038ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/411881/summary/monthly/2024/11 先月はややラノベ多めですが、バランスよく色々な本を読めた感。この調子で面白い本をもっと読みたいです。

が「ナイス!」と言っています。

2024年12月の感想・レビュー一覧
69

じお
★★★☆☆ 不死身であるという闇躍の術師を倒すため、豚たちは変態犬ロッシの正体を暴き協力させようとする、正体を現した彼から突きつけられる条件とは、熱き童貞の絆の豚転生ファンタジー第3巻。面白かったです、前巻より話がスッキリしてるし、この作品のウリであろう、ジェスと豚のイチャイチャがとても楽しい。それと何と言っても正体を明かしたロッシの活躍が見もの。飄々としながら、時にふざけ、時に大人に。正直自分勝手に動く奴らが多すぎる中、貴重な頼れる存在としてとても頼もしい………頼もしい……。→
じお
2025/01/03 06:51

ストーリーではエグい事実や重大な事実が明かされながら、最後はなーんか不穏な感じで終了。ジェスと豚さんの絆だけは不変のものだと思うからそこを頼りに次も読みたいです

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 異世界メステリアから帰還した元豚は同じような経験をした三人の人間と共に転移のメカニズムを調べ、再び剣と魔法の世界に赴く、そこでは反乱を起こした勢力と王朝が争っていた、果たして戦火の中、主人公は再びジェスと再会することが出来るのだろうか、何かジャンルが違う気もした豚転生ファンタジー第2巻。まずまず、前巻からあまりに時間が開いたかつ、そもこの巻の話自体が、謎解きやら策謀やら伏線やら新たな設定やらが飛び交っているせいで、情報が処理しきれず良く分からん状態に。→
じお
2024/12/27 21:15

仕方ないとはいえ、主人公とヒロインが再会するのに時間がかかる為、前作のような豚と少女の甘やかな絆みたいのも少し薄めな気も。こっからどう巻き返してくれるのかと思いながら読了。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ ついに世界妹のアニメが放映される日が来た、その前後、この作品を作る中でマサムネは今まで出会った人たちと楽しい時間や思い出を振り返っていた、結局作者は妹好きなんですか?と思ったクリエイター兄妹ラブコメ最終巻。面白かったです、非常に綺麗な終わり方で、物語のシメとして美しい仕上がりになっていると思いました。ただ一方でこの巻単巻で言うと満足度はイマイチで、内容が完全にエピローグであったり。最後の大トリの試練がイベントの脚本っていうのは、→
じお
2024/12/27 21:13

ラノベ作家キャラとしては、軸がぶれているような印象。同じようにアニメの仕事を経験なされた作者さんの中では同じラインの話なんでしょうが、説明があっても何となく素人にはしっくりこない感じ。紗霧の引きこもり問題も、途中までは何らかのハンディを抱えているんじゃないかレベルだったのが、前巻から今巻で一気にスピード解決しているのは話のご都合感が強いかなと。→

じお
2024/12/27 21:13

あと最後までリアルでの二人の出会いの話がなかったのも気になる。一目惚れとはいえ好きになるシーンなので欲しかった。何故ならエルフやムラマサ先輩は好きになってもらおうと必死に努力しているのに紗霧だけはその辺の描写が足りないかなとも。ただ全体としては、ラノベらしい楽しさと、作者のこれまで経験してきたクリエイター界隈の話を織り込んだ、軽重バランス良く仕上がった良作、ラノベ好きなら一回は読んでほしい名作だと思います。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ 大逆転の秘策ありとやってきたエルフ、彼女が語る作戦とは紗霧を可愛くすることだった、ハテナマークが頭に浮かべながらなにか良くわからない感情に揺り動かされるマサムネ、更にエルフ・アルミとペア交換して同人誌を作ることに、一体エルフの作戦とは、エルフの同人誌ランスくんでは?と思ったクリエイティブラブコメ第12巻。面白かったです、念願のエルフパート、だったがどっちかというと、マサムネとアルミ、紗霧とエルフがイチャイチャしているという面白いが良く分からん感じに。→
じお
2024/12/27 21:12

ただやっぱりエルフがいるとテンポが良い。話のスピード感がダンチ。まぁそのせいでか、紗霧の重要イベントも割と雑に消化されたのはいかがなものかと。ムラマサ先輩の話は、正しく青春といった感じで感情を揺さぶられたが、エルフパートは何というかそうしたおセンチさはなく、パワーで押し切っている感じで、エモくはないが(将来的に)エロくはあるし、ぶっちゃけ今の距離感だったらそのうち本当に三人で一線越えそう。それでムラマサ先輩がずるいぞきみたちー!となる絵面が目に浮かぶ感。→

じお
2024/12/27 21:12

この負けてるけど負けきっておらず、真っ直ぐ前を向いて読んだ方も楽しくなれるのはやっぱりエルフらしさが出てて良い結末。次巻最終巻を楽しみに。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ 全裸エルフのスニーキングにより紗霧から家を追い出されたマサムネ、一人行先に困っていつもの本屋に赴いた彼のもとに、二人のJCが来襲する、コイバナしようぜの兄妹ラブコメ第11巻。面白かったです、智恵のアプローチが周りのが剛速球過ぎるせいで何の爪痕にもならない罠。またポンコツかわいいっぷりを見せる京香さんを導入にした激甘空間展開。だが、正直ふーんという感じではある。ぶっちゃけ紗霧に対してあんまりハマってないので、何聞かされてもそこまでテンションが上がらず。→
じお
2024/12/26 16:59

個人の好みですが、妹も、ロリも、私の中では加点ではなく減点なので何とも。勝利の答え合わせはマサムネ専用オーダーメイドヒロインって言われたらどうしようもないがな。久々アニメ周りの話は説得力というか重みを感じられる内容で、読み応えあり。最後、メインヒロインエルフをどう敗北させるか、次巻期待。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 冤罪により投獄された清霞、彼を救うべく、行動を起こそうとする美世の前に、清霞そっくりの小さな少年の式が現れる、小さな式に誘われ一旦薄刃本家で準備を整える美世、果たして美世は清霞を取り戻し甘水の野望を止められるのか、シンデレラロマンス第6巻。まずまず、クーデターみたいなのは思ったよりアッサリ収束に。会えない時間が思いを育てる展開かとも思ったら、普通に式が出てきた意思疎通が出来てしまった為、何となく肩透かし感。ようやくちゃんと思いを口にできるようになた美世の成長を見る巻だったかなと。
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じお
★★★★★ ある日マサムネのスマホにムラマサ先輩の父であり大作家・梅園麟太郎から電話がかかってくる、それはムラマサ先輩が「やばい」小説を書いたからだった、あらぬ疑いを何とか晴らすがそこでムラマサ先輩、もとい梅園花からあるお願いをされるのだった、恋愛って運ゲーだったんですねと思った青春ラブコメ第10巻。面白かったです、真・女関係清算回の始まり。雑に大量整理ではなく、一人ずつちゃんと負けさせていくあたりが新鮮だし丁寧だなと思います。今までエルフのほうが使いやすく、面白要員として動かされがちで、→
じお
2024/12/26 16:57

描かれていなかった花ちゃんの可愛いところや人間臭い魅力を、これが最後だからと言わんばかりの出血大サービス。そもムラマサ先輩がイチオシなので、特に最後の告白シーンはこんなん好きになっちゃうよーと。こう言っちゃ何だが、リゼロのレムとか、ダンまちのリューさんみたく、出会う順番が違っていたら勝っていたぐらいの運命的な結びつきを勝手に感じて、何かこう悶々としてしまう。紗霧とエロマンガ先生みたく、ムラマサ先輩と花ちゃんで2パターンあり、関係性としても置き換えられそうだし。→

じお
2024/12/26 16:58

エルフのほうが嫁力は高いんだけど、正直一番小説家としての和泉マサムネを肯定しているのはムラマサ先輩だからなーとか。ただそうした関係性も今回の健気な努力も、先に出会っていたからで全て終わるのが無慈悲、無慈悲なイス取りゲーム。そんな無慈悲をこれからもいっこ見るのか。ただ青春を知りたかったムラマサ先輩が、自分は既に青春をしていた事に気づけたし、完全にものにできたと言えたことは、小説家としては目標達成だし、誰より小説家としての姿が煌めいている彼女の結論としてはこの負け姿が一番いいのかもしれない。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ 「結婚しよう」妹ではイヤという紗霧、家族がほしいというマサムネ、二人の思いの結論として出した答えのプロポーズに紗霧の返答は、そしてマサムネは女関係を生産できるのか、アホですまんが実際義妹と結婚って出来るの?と思った新婚ラブコメ第9巻。面白かったです、初手からクライマックス王手で始まる今作。終わったと思ったが、正直ムラマサ先輩の言う通り皆告ってるし、ぶっちゃけ1巻の時点でこのカップル成立してるし何も変わらんといえばそれはそう。→
じお
2024/12/25 19:29

でもやっぱり改めて思ったけど、個人の意見ですが、今作の面白さの半分以上はエルフとムラマサ先輩なんだなとーと。二人の出番が少ないとイマイチ話が乗り切らないと、というかぶっちゃけ紗霧はギャガーとしては力不足(暴言)。シドーくんはやっぱりロリ墜ちしてて笑う、草薙先輩も順当にりゅうおうのおしごとしそう(暗喩)。京香さんはめんどくせー!となりながら好感度をまた上げる。智恵は正直同じラインにすら立ってなかった感が…(酷)。出番少ないし…。ぶっちゃけこっから何やるのかと思いながら読了。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ アニメ化を含めメディアミックスでいろいろな仕事をこなす中、ふとマサムネに訪れた一休みの時間、そんな時彼が思い起こす思い出の数々と、何より大事なあの人との出会い、これは小説家・和泉マサムネとエロマンガ先生はじまりの物語、残念ヒロインが増える兄妹ラブコメ第8巻。面白かったです、短編集ベースで話が進み、最後のエピソードではストーリー上重要な出会いの話が。このくだりは知っていたので衝撃はないですが、改めて義妹で幼馴染属性、強力な二大マケイン要素を持っているのに勝利者になるのは、→
じお
2024/12/25 19:29

ある意味珍しくも。ただ過去話がもう一個無いと隙間が埋まらんのでそれが次巻にあるのかなと思いながら読了。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ とうとう決まった紗霧との夢であるアニメ化、しかしその脚本を担当するのは能力はあるが仕事をしないクズ・葵真希奈だった、そんな彼女から出された仕事をする条件それは和泉家での同棲、この無茶な条件にマサムネが取った作戦は、エルフのいい女っぷりが光るアニメ化ラブコメ第7巻。面白かったです、仕事をガチでしない女が登場した事で相対的にまた上がるエルフ株。嫁ぢから半端ない。京香さんも萌えキャラ化が止まらない「ふぇ」て。一方ムラマサ先輩厄介オタクっぷりが止まらない模様。→
じお
2024/12/25 19:28

全員告白してる状態から開始されるハーレム同居とかいう、ただ楽しいだけの空間を演出できる物語の導入の上手さは見事。今のところアルミちゃんの示唆した闇部分は出てない気がするので次巻あたりで落とされるのかと戦々恐々しつつ読了。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★★ エロマンガ先生の顔出しイベント勝手に企画されたマサムネ、彼は一計を案じなんとかこの窮地を切り抜けるが、その矢先、エルフからデートの誘いを受けることに、ツンデレは甘えの兄妹ラブコメ第6巻。面白かったです、即オチ2コマみたいに秒で汚れ役になる京香さん、前巻であんな感じだったのに一気に好感度を上げてくるやり方、嫌いじゃないです。そして止まらぬ二人のサブヒロインの攻勢。圧倒的嫁力で圧してくるエルフ、あざとい純粋な可愛さで突破してくるムラマサ先輩。→
じお
2024/12/25 19:28

主人公とストーリー補正で紗霧が勝つのだろうけど普通に考えたら、どっちかだよなーと雑感。全員告白してるから変なストレスがなく楽しめるのが今作の魅力だよなーと思いながら読了。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★★ 年末が近くなりクリスマスに、更にその先のバレンタインにイベントだらけでマサムネの周りは賑やかに、だが楽しいイベントの興奮も冷めやらぬ内に、和泉家にラスボスがやってくるのだった、クリス兄様の好みが気になる兄妹ラブコメ第5巻。面白かったです、相棒のような嫁のような、エルフがいい女過ぎる…。ムラマサ先輩が好きだったのですが、正直エルフが良妻賢母でマジエルフ。クソ◯ッチだと思っためぐみんも割といい女。京香さんはめんどくさい系ツンデレで、これまた割と好みかも。→
じお
2024/12/24 15:46

智恵も地味だが可愛く、ヒロイン勢みなそれぞれ可愛いのは作者の腕前だなとしみじみ。まぁ前述した推しキャラムラマサ先輩がアホキャラになりつつあるが、まぁよいでしょう。ババ…年上好きなシドーが変に京香さんにモーションかけないよなと願いながら読了。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ エロマンガ先生の正統後継者を名乗る謎の人物エロマンガ先生G、エロマンガ先生をニセモノと呼び、真のエロマンガ先生の座を賭け二人は対決することに、果たして紗霧は奥義エロマンガ光線に開眼し勝負に勝つことが出来るのか、エロマンガってエロマンガのことじゃね?となる絵師ラブコメ第4巻。面白かったです、もうエロマンガって字面がオーバーフローして感覚が麻痺するこの巻。エルフは相変わらずいいキャラしてるなとか、ムラマサ先輩のダメな感じとかが面白く、最後までテンポ良く楽しめました。→
じお
2024/12/24 15:46

ただ既存キャラが強いのは良いことですが、そのため新キャラは何かイマイチパンチが弱く感じられてしまうのは痛し痒しだったかなーと。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★★ ラノベ天下一武闘会で競い合った面々で打ち上げした後、同じ面子でエルフ家の個人別荘で合宿することになったマサムネ達、美少女二人に挟まれながら過ごす夏の日に起こるドタバタとは、ヒロイン度がぐんぐん上がるラノベ作家ラブコメ第3巻。面白かったです、南の島でのうれし恥ずかしバカンスという、2次元ならではの定番水着イベントの数々。サブヒロインではあるものの、異常にヒロイン力を上げてくる二人の可愛さが限界突破しているなと雑感。紗霧が妹ポジなら、姉で攻めてくるエルフ。→
じお
2024/12/24 15:45

すごい台詞言っているが不思議としっくりくるキャラ性を3巻時点でもう作り上げられているのは作者の腕前ですね。ムラマサ先輩もストレートに可愛いをやりながら、ボケボケだったりヤンデレだったりするのが、やっぱりギャップで可愛く、かわいいで構成されている。正直、サブヒロインとわかっていてもどちらかとのエンドを期待してしまう、そこまでのヒロイン力を見せてくれた一冊でした。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★★ 紗霧との夢の小説を出版するため企画書の書き方をエルフから指導を受け、編集部に持ち込むがそこで告げられる無情な言葉、残りの出版枠に、自分の上位互換ともいえるムラマサ先生が割り込んできたのだった、何とか出版してもらうともう一度直接かけ合おうとするマサムネの前に業界トップクラスが立ちはだかる、HHOの新作は流石に諦めたライトノベルラノベ第2巻。面白かったです、安定した面白さ。新キャラムラマサ先生はビジュから性格まで、とても可愛く、正直一番万人受けしそう。→
じお
2024/12/24 15:45

HHOはもう諦めたので、東京レイヴンズの最終巻をだね…(他レーベル)。TOPの二次創作のくだりは笑う。オタネタがそこまで鼻につかないのがバランス取れてるなと思います。これぞラノベといった感じで楽しみながら読了。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★★ 高校生ライトノベル作家・和泉政宗には悩みがあった、それは血の繋がらないが妹の紗霧が引きこもっていること、だがある日、自分の作品の担当イラストレーターエロマンガ先生が、その紗霧だという事を知ってしまう、教本にすべきだと感じた兄妹ラブコメ第1巻。面白かったです、個人的に「とらドラ」と並んでラブコメの教科書にして良いんじゃないかなと思うぐらい完成度の高い作品だったと思います。メインになることは少ないが妹という定番ヒロインを題材にしており設定としては受け入れやすいメジャー感があり良き。→
じお
2024/12/23 06:41

前作のラストで賛否両論になってしまった事の学びから、「義妹」「最初から両片思い」としたのも受け入れやすい。またシンプルに小説が上手く、テンポのいい文章、クスリとしてしまう勢いあるギャグ、ベタだがニヤ二やしてしまうラブ。ラノベの基本である、「読みやすく楽しい」が高いレベルで実現されているなと。今作はお仕事ものとしての要素もあり、過剰にデフォルメされているけど、ほほうと思ってしまう知見を得られたり、クリエイティブな熱を感じる事が出来たり、面白さの幅が広いなと。→

じお
2024/12/23 06:42

ヒロインもクーデレのようなツンデレ(実質デレデレ)ですが、当時に合わせトゲは少なくなり可愛さを増したチューニングが快い。等身低めのキャラが多いのは、作中でもあるようにイラストレーターとの相性問題かなと考えたり。総じて一大ブームを築き上げた俺妹から進化した良作、今更ですがオススメ。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ まだ多くの謎が残るアノスの過去を解明するため再び地底世界に向かうアノス達、だがそこで赴いた場所でエミリア達が窮地に陥っていることを知る、落差が激しい厨二魔王ファンタジー第8巻。面白かったです、相変わらず普通に涙腺を刺激しそうないい話と、厨二病全開の後出しジャンケンバトル、そしてぶっ飛んだギャグの三拍子で楽しませてくれる今作。また少しアノスの過去が明らかになり、少し違った顔を見せてくれるアノス様の好感度が上がる感。レイのバトルは見てらんない感じでしたが、→
じお
2024/12/23 06:41

ファンユニオン中心の凡人バトルは結構楽しい。次のエピソードは何かなと楽しみにしながら読了。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 虐待を受けた上に、子供の頃に洋食屋に置き去りにされた青年・西山匠海、心に傷を負ったまま成長し、養護施設を出てかつて自分を助けてくれたオムライスを探しに思い出の洋食屋を探す彼が出会ったのは小料理屋だった、何か色々外れていったヒューマンストーリー。まずまず、心に傷を負った青年が料理屋で働き、ママや周りの人に癒やされていく物語………と最初思わせておいて、何だか途中から明後日の方向に行ってしまいついていく気がなくなったかなという感想。疑似母みたいな距離感だと思っていたら、→
じお
2024/12/22 14:07

普通に女出してきて何かええ……ってなるし。というか犯罪に片足突っ込んでるような…。目眩ましされてるけど、これ立場逆で考えたら完全に事案、18歳の異性を抱きまくらにするのはマズイだろ。途中から出てくるおねショタラブコメみたいな奴らも何?と。作者の癖がちょっと出すぎだと思う。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★☆☆☆ 病院の近くにある小さなカフェポラリス、そこには明るく気さくで、そして何より人の心に寄り添える店主が営む癒やしの店、そんな場所に集う十人十色の物語。うーん、相変わらずこの作者さんらしい作品だったなという感想。食べ物小説の色合いは薄く、主義主張の強い作者の自説を大上段から語り、我が意を得たりとしたり顔になっているのを見せつけられる感。主人公も何か意味あって病院の近くに作ったのかと思って読めば別にそんなこともなく。全体的に好きになれない人間が多かったのでハマれなかったかなと雑感。
が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 地底へ閉じ込められたアノス達、更に天蓋が落ち地底世界が滅ぶことも知る、阻止すべく騎士の国へ赴くが、そこでは予言と未来を見通す目が待っていた、そろそろ学校パートも再開して欲しいと思う魔王聖歌隊ファンタジー第7巻。面白かったです、とうとうここまで来たかと思うファンユニオン回。頭のイカれた腐女子軍団から文字通り救世主となる彼女達の活躍が見どころ。というかアイドル枠だったのか…。バトルは肝心の決着がついてるけどついてないような印象で、また余裕たっぷりで出てくるんだろうなと思うとちょっとお腹いっぱい、→
じお
2024/12/20 21:30

あと重要ポジションなのでナフタの絵は欲しいかも。ジオルダルが救われたような、逆に地獄に行ってしまったようなと思いながら読了。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ 欠けた記憶を取り戻すべく、アルカナの力を使い夢で自らの過去に潜るアノス、そこでは幼いアノスが妹と呼ぶアルカナを守って戦う姿が、事実を確かめるため地下世界を再び訪れるアノスと学院の生徒達だったが…、お兄ちゃんだから結婚しても構わない魔王無双物語第6巻。面白かったです、まさかのアノス様の過去がー!と衝撃の始まり、自爆気味のサーシャがテンプレだけど今どきないから結構こういうの好きです。公式がアノス✕シンを出してきてるのは潔い。というか嫁さんもそろそろ出てこないかな。→
じお
2024/12/20 21:30

後半のバトルは相変わらず何かもう凄すぎて良う分からんが、伏線というかオチは成る程ー、背理神のビジュも確かにーと思うし地味に上手いと思います。今作は謎みたいなのがしっかりと機能しているのがすごいなと感じつつ読了。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ アノスはある夜夢を見る、それは創造神ミリティアと自分の、失われた過去の記憶だった、そんな中行われる勇者学院との交流、そこには混血に落とされたエミリアがいて…、ショタ回すのは流石にマズイと思う魔王ファンタジー第5巻。面白かったです、前巻から登場したシンが定型だけど面白キャラになっていたり、真エールドメードが意外とちゃんと先生してたりで、出てすぐなのに二人共人物が立っているなと、作者のキャラ作りの上手さに感心。新しく神様云々の話が出てきた新章ですが、今巻に限っては、→
じお
2024/12/19 14:22

あとがきにもあるようにエミリア成長回だったかなと思います。普通にいい話で、この作者様はこういうベタベタな話書くの上手いなと、再度感心。ただ後半の延々と書かれるアヒデの救いの無さはクドかったのでこの辺はもうちょい薄めてほしかったと思いつつ読了。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ 偽りの魔王アヴォスの正体、それは伝承から生まれ神の子としての側面をもつミサだった、事の起こりを探るべく二千年前に飛ぶアノス達、そこで彼らは剣だった男と大精霊の物語を知ることになる、ゼーンラゼラゼラの最強魔王ファンタジー第4の下。面白かったです、この作品って最強系だし、基本ギャグ調だし、こんな感じの空気感、なのに割と泣ける話が本当に泣ける感じに仕上げているのが、小説としての地力を感じます。シンとレノのストーリーは、ベタっちゃベタなのに普通に涙腺を刺激される出来栄えになっていて、→
じお
2024/12/19 14:21

色んな意味で感動します。バトルは例によってトンチと設定開示と後出しジャンケンですが、厨二感全開で結構楽しく。最後はいい話、からの台無しのような、これでいいような大合唱でシメ。次からは新展開のようなのでそれを楽しみにしながら終。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 魔族と人間の戦争を回避したアノス、しかしそんな混乱覚めぬうちに学院に神族ノウスガリアがやってくる、彼が話す神の子の正体とは、兜合わせはちょっと…と思った痛快魔王譚第4巻の上。面白かったです、大分期間が空いたのとシンプルにだるい話が最初に来て、うーんという感じで読み進めましたが途中からちゃんと面白くしてくれるのは作品の醍醐味を作者が理解してるんだなーと思います。今作特有の直球の、それもちょっと昔風で、漢字とカタカナで表記される魔法などの厨二病感がかなり好きで、これだけで満足だったり。→
じお
2024/12/19 14:21

ストーリーもまぁまぁ捻っており、正直ニセ暴虐の魔王の正体に関しては普通にビックリ。清々しい程の最強無双系な割に主人公がなんか好きになれるところも今作の魅力。アノスの最強っぷりを楽しみにしながら読了。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ イシュタルを討ったものの、未だ各所で続く争い、激化の一途を辿る中、あの英霊が姿を変え再び降臨する、倒してしまっても構わないのだろう?のFateスピンオフ作品第9巻。まずまず、あいも変わらず情報量でぶん殴ってくる系外伝作。ストーリーの演出や、キャラの魅力が全体的に外部作品の知識量頼りなのが、今作にイマイチハマりきれない要因かなと。個人的にスピンオフ系で要求されるのは知っているとニヤリぐらいな塩梅がベストだと思っているんですが、今作は前巻の凛や、今巻のギルとか、→
じお
2024/12/18 14:06

知らんとなんのこっちゃになってしまっていて、ちょっと知識を要求してくる比重が高すぎると雑感。加え色んな人の視点になるため、全体的に良く分からんがすぎる印象。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 巨大台風とネオイシュタル神殿攻略のために集う各陣営のマスター達、またエルメロイ教室の面々と遭遇したアヤカの心中は、赤いの活躍し過ぎではと思ったFateスピンオフ作品第8巻。面白かったです、ただしついてけないです。イシュタルと遠坂のアレコレやら、ところどころ分かりはしますが、それが面白さにつながるかというと別に…といった気持ちに。Fate本編やZeroなんかだと戦闘の流れやロジックが分かりやすく、素直にピンチや逆転で盛り上がれるんですが、今作は何やってんのか、→
じお
2024/12/18 14:06

戦いの趨勢が何となくピンとこない所が多く、ハマりづらい。後出しジャンケン感が強く、アサシンとかこんな強かったっけ?となど。ただ次巻の展開は割と楽しみなので期待しながら読了。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ フラッドが凶弾に倒れ、別の「何か」になって復活しその暴威を振るわんとするが、対抗すべく他のサーヴァントも集まってくる、また別の場所では神イシュタルが神殿を建造しようと目論む、この危険状態を打開すべく48時間後、町諸共消し去るカウントダウンが始まる、一体事態はどこに向かうのか、乗っければいいというものでもないと思うFateスピンオフ小説第7巻。面白かったです、前巻から大分空いたのでサッパリサッパリでしたが、幸いあらすじにより薄っすらと把握しながら読み始める。→
じお
2024/12/18 14:06

とはいえやはり人物が多すぎるし、戦闘も派手になりすぎてインフレしすぎると驚きが薄れる感。ゲームもそうだけど読み物って引き算が大事なんだなと思いました。ラストの展開もアベンジャーズみたいで熱いというより、いや2人ぐらいしか知らんが…と思ってしまったり。型月ワールドへの理解度が試される作品、逆に私は型月全部知ってるぞー!ぐらいの猛者なら最高に楽しめるかも。

が「ナイス!」と言っています。
じお
ネタバレ★★★★★ 決戦の火蓋は切られた、帝国と共和国、英雄と英雄を否定するもの、幾重にも重なった人々の思いがぶつかり合う、そしてその先に彼と彼女が見つめていたものは、もうちょっとエピローグ欲しかった本格ファンタジー戦記完結の第14巻。面白かったです、始めは軍師ブームに乗っかった作品と思えた今作、それがここまで胸を熱くし、心動かす作品になるとは。イクタとジャンの、まるで将棋だなとは似てないが似ている激しい頭脳戦。各所で繰り広げられる激戦と、思わぬ人物同士の化学変化がまず見どころ。→
が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ 決戦前、最後の穏やかな時間を過ごす皆々、正しき明日、よりよい未来を目指す者たちの静かな日々はいかに、次がラストの本格ファンタジー戦記13巻。面白かったです、最後の平穏といった日々。マシューの幸せイチャコラ、いやこの二人に限らずカップルを見ると、イクタとヤトリもな…と毎度考えてしまう。シャミーユに対するイクタの思いも、ヤトリの分が乗っかってるから実質2人分で、彼女の遺言でもあって、ある意味呪いに近しくなっしまっているのが気になってましたがこれは最後どうケリがつくのか。→
じお
2024/12/17 14:39

トリリンとヴァッキェの謎コンビも最後トリスナイがまさかのデレ見せてくれるのかとか期待してしまう。サフィーダ中将もまさかの、と言いたいところですが本音は誰だっけ?と思ってしまった罠、サザルーフに私も◯されてしまうな。だがそんな忘れてた彼の話でまさか涙腺を刺激されるとは。この手の話ベタだけど弱いんです。嫌なフラグですが逆に生存フラグになってる気がして一安心。次巻決戦から事後処理まで1巻で終わるのかなと思いながら読了。

が「ナイス!」と言っています。
じお
ネタバレ★★★★☆ 教皇を交え始まる三国会談、そこに交じる異端の科学者、国というしがらみを捨て友誼を結ぶものもいれば、水と油のように対峙するもの、それぞれの思惑が交錯しながら進む話し合い、そんな中精霊たちによりもたらされた言葉に衝撃を受ける一同、明らかになる世界の歴史とは、うたわれるもの始まるSFファンタジー戦記第12巻。面白かったです、タイトル回収きちゃああ!とテンション上がるストーリー。今までの敵手に隠れ見えてこなかった真の大ボス、アリオ、その正体は愉悦厨の英雄厨だった質の悪さ。→
が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ イクタの推挙によって新たな文官となったヴァッキェ、彼女の無邪気な強引な立ち居振る舞いに周り、そしてシャミーユにも変化が訪れる、この化学変化は良薬か劇薬なのか、作者の癖ちょっと歪んでない?と疑い始める本格ファンタジー戦記第11巻。面白かったです、初手、シャミーユのエグい性癖発表から開始され若干引きながらの読み始め。過酷な環境の連続で性癖歪んじゃったよぉ…と思わざるを得ない、おいたわしや…。清廉な剣のイメージのキャラを最後まで崩さなかったヤトリとの差よ。→
じお
2024/12/16 12:43

まぁヒロイン力の差というより人間性の発露という面を曝け出しているんろうけども。ただ親子というにはやはりあまりに異様。イクタとヤトリとの心が変な風に合体した結果宜しくない気がしないでもない。イマジナリーヤトリがチョロっとカットインしたり、色々このままで良いのかと思う。そういう意味で、ヴァッキェは非常にいいキャラ、まさかトリスナイも攻略されてしまうのかと今後に注目したい。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★★ 亡命を図ろうとするアルデラ教徒と、脱走した捕虜、更にキオカ本軍に麒麟児ジャンまで加わった敵手の攻撃に絶体絶命の危機を迎えるシャミーユ率いる帝国軍、そんな時、戦場にあの男が帰ってくる、いつ髪切った?と思った戦記ファンタジー第10巻。面白かったです、序盤の圧倒的なピンチ、もうピンチになればなるほどこっから熱い大逆転が始まるんだろうなとテンション上がってからの満を持してのカムバックシーンは、熱いの一言。ガラッと空気も戦況も変わって一気に戦勝気分になるキャラ作りと構成がうまいなと思います。→
じお
2024/12/16 12:43

ジャンが副官すら廃して一人で閉じこもろうとするのに対し、イクタが周りの意見を聞きながらシャミーユ陛下とイチャベタするのが本当に好対照。シャミーユは一気に重たいヒロイン感出ましたがこれはこれで良い。ただイクタ→シャミーユの感情が心に宿った炎髪の彼女の心で、オマケに親云々と言ってるあたりがもう言葉にできない悩ましさ。後半はハロイベント、裁定に関しては正直ラノベの世界観だし、名も知らぬ千人より信頼と親愛の仲間だよなーと。クセあり新キャラ出てきたところ次巻。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★★ アルデラ教徒の不穏な動きを察知したシャミーユは、マシューとサザルーフ、そして志願した「彼女」を現地に向かわせるが、そこに待ち受けていたのはキオカと工作員たちの罠だった、苦境に陥る仲間たち、そんな時あの男の元に訪れる人物が、英雄がいないんじゃない、英雄なんていらないんだの本格ファンタジー戦記第9巻。面白かったです、表紙で正体表してるハロもといパトレンシーナ大活躍の巻と…といったストーリーが展開されるこの巻。精神はもちろんなんですが、身体スペックまで向上してない?→
じお
2024/12/16 12:42

裏を返すとハロにもこのくらいのマネは出来ると思うと恐ろしかー。役者が戦場にお誂え向きに揃ったところでの終盤の展開。望まれて、また望んで英雄になろうとしている輝将に対し、英雄なんて犠牲に押し付ける事なく、過去の回想でも言っているように皆で戦おうとするイクタ。この対比は実に美しい。半身は失っても喪われなかった心を胸に、辿り着けなかった夢の形に焦がれながらも歩き出すことを決めた彼の再起は、とかく熱いの一言。次巻、決戦を楽しみにしながら読了。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ クーデターから2年、キオカでは不眠の輝将と科学の徒が邂逅を果たしていた、一方帝国では後に破壊と呼ばれる非常の暴君と化したシャミーユによる恐怖政治にも近しい急改革が執行されていた、流れた時間と変わった人々を描くファンタジー戦記第8巻。面白かったです、もう一人の主人公と言わんばかりのキオカサイドの物語、ジャンと副官の様子の温かさに救われるような、イクタ達のこと思って嫉妬のような感情を抱いてしまう複雑な感じ。視点変わっての帝国サイドは、分かっていたが漏れなく闇落ち曇り全開、→
じお
2024/12/16 12:41

悪ムーブシャミーユはかなり好きかも。前までのクソガキムーブはあんまり刺さらなかったですがこのモードはいいすねー。マシューと海の子の関係も和むーお前らは幸せになってくれー。いずれくる激アツ再起展開へ期待しつつ読了。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★★ 国を二分したクーデター、その因を作った宰相トリスナイ、彼と対峙するイクタだったがその奸計は予想を遥かに超えて悪辣だった、対決を迫られるイクタとヤトリ、互いが一つと認め合う二人を待ち受ける運命とは、上げて落とすの本格ファンタジー戦記第7巻。面白かったです、正直ヤトリとイクタって最初からトクベツな関係を全面に出してきながら、その器だけで中身に実が感じられないなと思ってイマイチハマれないカップリングだったんですが、ここに来ての過去回想。幼馴染好きとしては、→
じお
2024/12/15 19:17

パーフェクトだウォルターと賛辞を送りたい煌めきの数々。二人が大小積み重ねていく想い出の尊さ、素晴らしき哉。こんな脳みそ灼かれそうな思い出からの地獄譚。いっそ◯してくれ…。実はあっちゃこっちゃで目にしてたので何となくこうなる事は知っていましたが、この巻の構成が実に狡く、知っていてもイクタと読者をどん底にたたき落としてくれる手腕の見事さに唸らざるを得ませえん。さりげ出てきた重要そうな精霊の設定も頭に入ってこないまま読了。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ 国を憂えるレミオン派と、国を守護するイグゼム派、帝国を二分する内乱が起きる中、イクタ率いる旭日連隊はこの内乱をどうにか綺麗に着地させようとする、それは自らの半身ともいえる少女のため、果たしてこの戦いの行方は、レミオンって見るたびにレミオロメン思い出す本格ファンタジー戦記第6巻。面白かったです、表紙にもいるトルウェイの戦いが中心で描かれる今巻。父親や兄との対峙、自らの弱さを悟り、また強さを諭され、己のやるべき事を見つける彼の成長は、その実覚悟であり、→
じお
2024/12/15 19:17

内容が内容だけに、熱いというより冷たい不安感があるなと感じます。地味ながらマシューの成長も見られ嬉しい限り。一方ヤトリはミラーマッチみたいなところで、嫌な差を見せつけられている感。同じように動きたい筈なのにこの差が明暗分けそうで…と思いながら読了。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★★ 楽座市を巡る死闘は佳境に、淵天を奪取し蔵内で京羅と対峙するチヒロ、ハクリとコンビネーションで追い詰めるがそんな中真打が開放されて…、刀劇バトルアクション漫画第5巻。面白かったです、シーンごとの構図の決まりっぷりが相も変らず半端ない。魅せゴマの連発で本当にシビれる漫画だなと思います。次のストーリー展開もすごくジャンプ的なお約束な大きな話で、上手くワクワクさせてくれる。チラ見された妖刀の所有者、ようやく美少女っぽいのがいる気がしてその辺に期待しながら読了。
が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 「おーいとんぼ」のアニメで清らかになった気持ちを一気に突き落とすような地獄絵図が展開される今作。10、20代までは笑えるかもしれませんが、それ以上の年齢になっていると、全然関係ない道を歩んでいたとて、どことなく分かってしまうところがあり、話への吸引力は上がりますが、ダメージもデカくなるアンビバレンツ。これがどう落ちるのか気になるような、これ以上見たくないようなという気分にさせる一冊でした。
が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ 可愛い女の子、ような外見をした少年・衛くん、彼は女装を強要する姉と、思いを寄せる幼馴染に彼氏がいるところを見せつけられるという辛い毎日を過ごしていた、そんなある日、東京でアイドルをしていた従兄弟・京子が帰ってきて、更に彼女と付き合うことに、重たい愛に囲まれた衛くんの明日はどっちだ、想像の斜め上をいかれた仁義なき愛の戦いの物語第1巻。面白かったです、ガガガらしいトンガリが良く効きながら、丸みもちゃんとある作品だったかなと思います。あらすじからもう少しギャグ調の作品かと思って読み始めましたが、→
じお
2024/12/13 21:19

初手、実姉のDVブラコンっぷりから思ったのとなんか違う…?と当惑。次手、幼馴染がまたいやーな感じでこんなヤバい娘ばっかの話なのと絶望してからの京子イズヴィーナス…!重いというか歪な少女達ばかりだったところに、満を持しての重たい少女がより映えるなと思いました。彼女の重たさは可愛かったり、面白かったり、主人公への愛を偏に感じられるので読んでいて気分良し。→

じお
2024/12/13 21:20

主人公も情けないんですが、それを自覚し克服しようとしていたり、メインヒロイン京子にしっかり向き合っていたりと、外見とは正反対にちゃんと男の子しており高評価。メンヘラクソアマはともかく、姉が今のところ理解不能過ぎて怖いのでこれからどうなるのか気になりますといったところで。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 文芸部の片隅で見つかったUSBメモリ、そこには数年前自殺した生徒にまつわる調査や様々なレポートや不自然に脚色された小説が収められていた、そこから浮かび上がる彼の死にまつわる真実とは、モキュメンタリーという単語を調べましたのホラーモキュメンタリー。まずまず、最近読んだ「近畿地方~」を読んでいたためもありますが、純粋にこの作品はそもそも怖くないです。怖そう…になる前に停まる感じ。怪異の恐怖体験があまり書かれないのでそも怖がりようがない印象。→
じお
2024/12/13 21:07

難しいお年頃や家庭環境のせいで、精神を病んだ二人が、怪異に道を求めた結果の物語。成る程、異質ではあるもののこれは青春小説だなと思える場所に落とし込めるのは新感覚だしすごいなと思いました。ただ、個人的には好きではない感じ。あと自傷云々も加わると、何か十代の娘が好きそうだなとか思っちゃってどうにも。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 数十年前突如現れた魔女という存在、箒で空を飛び人の感情を操る事が出来る彼女たちは、社会秩序を乱す存在として、火刑法廷にて裁かれる定めにある、誰が魔女で何が真実なのか、騙し騙されの法廷劇の幕が今開かれる、表紙のイラストはめちゃカワな件の特殊設定法廷ミステリ。うむ、分からんという感想(えー)。第一の事件の真相が不明瞭なまま、第二、第三の事件が起き、更に途中で事件振り返ったりするため、ちゃんと説明されてるかもしれませんが、正直ゴチャゴチャで良くわからなくなってくる。→
じお
2024/12/13 21:06

また、一つ一つの事件の説明の論理も難解。法廷での論争がメインで、そこに意図した騙しが入るためより事件の概要が複雑化。加え、魔女という特殊ルールまでくっつくので、最早何が何やら。魔女と社会の関係性や、少女たちの友情………のようなつながりなど、面白そうだったりするものの、最後まで読むと、エモくなりそうでエモくならずで、この作品では何を描きたかったんだろうという気持ちにも。頭柔らかい人は読んでみては。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ 異常なカタブツとして恐れられる風紀委員長・間島ケンゴ、彼のもとに学校でも有名な鷹嶺サキが自分に思いを寄せているという噂が届く、だが実はこの噂高嶺さん本人が間島に気持ちを伝えるために流したものだった、そうとは知らず、ド真面目な間島は彼女に真意を聞きに行って…?、暴走する子は可愛いの両片想いラブコメ第1巻。面白かったです、主人公とヒロインのキャラが面白いし好感が持てるのでそれだけでまず好印象。主人公は不器用で真面目だがかなりの好青年で、→
じお
2024/12/12 21:40

鈍感だが、いらつく感じではなく、微笑ましく見れる感。ヒロインもミステリアス…と周りからは見られる残念系ポンコツ美少女だが、そこが可愛く、やる時はやる性格で、作品中盤の啖呵には痺れました、中々こんなふうに振り切れる子って少ないからかなりポイント高し。噂など話のギミックもちゃんと使い切っている感じがして1巻の満足度高い一冊になってると思います。オススメ。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ ある医大が入試で女子の点数を意図的に下げているという衝撃的な「噂」を耳にした新聞記者の檜葉菊乃は独自の調査を始め、理事の神林晴海に目をつける、男性優位の社会で、共に無数の理不尽に直面してきた二人、それでも敵対せざるをえない彼女たちの闘いの行方は…、時代を感じる社会派小説。面白かったです、数年前にニュースになった問題を題材にし、差別、特に誰にとっても関係ある男女差別の問題をメインにした作品。こうした問題が小説に出来るというところがまず、時代の変化だよなと思ったり。→
じお
2025/01/07 18:56

作中で描かれる未だ根強く残る前時代的な気持ちの悪い慣習には辟易しつつ、そこで戦う女性の姿の心根を、二人の対決、そして社会との対決という形で描いた社会派作品。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 無茶苦茶な少女に振り回される二心同体が一度きりのカムバック、他にも様々な間話を収録したエピローグ込みの短編集。面白かったです、終わりの後を描いた良い蛇足といった今作。本編では挟めなかったが削るに惜しいエピソードで構成されていて、本編同様コメディと泣きが両立した良いラノベをやっているなと思います。あと2、3年後くらいには千秋と付き合っていてほしいなとか考えたり、余韻を楽しみながら読了。余談、結局保険の先生はマジで何だったの?あと死神?黒ローブも何だったの?
が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ いつか出会った黒ローブから全ての寿命を捧げれば彼女を救ってやると選択を突きつけられる秋月、彼は少しでも情報を得ようと同じような境遇を持った人物と接触するが…、先生の思わせぶりな伏線は?と思った二心同体ラブコメ最終巻。面白かったです、短いながらも、濃く、スッキリとまとまった作品でした。誰よりも近いのに絶対に触れられない見ることが出来ないヒロインとの関係性というのが、確実に終りを迎えるだろうという事も相まってとても切ないながら、夢前の異常なアッパーテンションによって、→
じお
2024/12/11 21:38

泣けるコメディみたいなバランスな味わいに仕上げているのは非常にラノベ的でとても良かったです。こんだけ周りに女から男まで(!)手を出せる環境ありながら、アレコレ出来ないどころか、まともに対面したことのない女を一途に思い続ける純粋な感情は正直現実的ではないですが、だからこそ素敵な風合いに仕上がったのかなと。タイトル回収からの余韻と想像の余地があるラストもよき。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 奇妙な二心同体生活を送る坂本と夢前、ある日彼女からのメッセージで妹の雪瑚に彼氏がいるという情報を受け取る、素直に祝福しようと考える坂本だったが何故か妹はどんより不機嫌、更に光の時間にも変化が訪れ…、腐女子ネタ多しの憑依系ラブコメ第2巻。面白かったです、前半の妹ちゃん彼氏事件は思いっきりギャグに振り切っており、クスリとしながら、中盤の美紗貴ちゃんでラブコメして、お母さんの話でシリアスっぽくなるいい塩梅。全体的に非常にバランス取れた内容になっており最後までたっぷり楽しめました。
が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ らんまOPから物語開始、ここアニメでやったら今の令和らんまOPに差し替えられるのかなと雑感。オカルンとモモが順調にラブコメしてくれるの助かるー。結局初恋の人のくだりはいつ回収されるんだろう。オカルンのイケメンぶりと優しが止まらん、かっこよー。ジャンプお約束修行回、ターボババア良いやつ過ぎないか。
が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ 顔が怖いことで周りと上手く馴染めない高校生・坂本秋月は、見ず知らずの女子高生の事故現場に遭遇し、そこにいた怪しげな黒ローブの人物から寿命を半分捧げれば彼女を助けてやると言われ「やってみろ」と答えてしまう、その結果、彼の身体は1日おきに亡くなった少女・夢前光の人格に乗っ取られることに、メチャクチャなことをやる彼女に振り回されながらも段々と毎日が楽しくなってくる秋月、人格乗っ取られ型青春ストーリーここに開幕。面白かったです、この年代のラノベらしい何とも言えないオタク臭いノリがとても良き味わい。→
じお
2024/12/10 21:23

ラノベ読んでる~~~!という充足感に浸らせてくれます。光の性格も最初はちょっとライン越えてて鼻につきますが、このくらい振り切れてないと設定がよく考えると悲しすぎるので、それを匂わせないためには必要だとも思ったり。ベタだが伏線も回収してますし、ストーリーとしてもまとまっていて読後感も良い。これどう決着つけるのかと気になるところなので続きも読んでいきたいと思います。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 支援課にとって最初の被害者家族が亡くなる、それと時を同じくしてその故人と親しく付き合っていた支援課OBも姿をくらます、柿谷はそこに疑念を感じ一人調べようとするのだったが…、最早飯小説の警察小説シリーズ第3巻。面白かったです、途中入ったYoutuberの事件が最後はおざなりになってしまうところはちょっと…と思いましたが、基本的に文章と物語が安定しているので落ち着いて読めるなと思います。ただ、今作というか近年の堂場作品は飯テロ小説の感が強まってきている気がして、今作は特に食事シーンが多く、→
本読むおっさん(Lester_the_Nightfly)
2024/12/11 12:27

☆ 横レス失礼します。既読かもしれませんが著者には『弾丸メシ』(集英社文庫)という食+旅のエッセイがあります。駄文失礼。

じお
2024/12/11 15:20

>本読むおっさん(Lester_the_Nightfly)さん 成る程、そんなエッセイが既に出てたのですね。堂場さんのメシ描写は結構好きなので機会があったら読んでみます。情報ありがとうございます。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 王国に襲いかかろうとする巨大な竜、厄災の魔竜を前に絶望する王子、だがそこに全てをパリイする男が飛んでやってくる、果たして彼はこの国の危機を救えるのだろうか、僕の知ってるパリイとなんか違う…と思い始める勘違い最強冒険譚第2巻。面白かったです、段々とパリイという名の何か別の技になり始めてる今巻。超強い竜が出てきたと思ったらそれを瞬殺する兵器が出てきて、更にそれよか強い兵器が出てきて、何かもうインフレするにしても雑過ぎないかと思いますが、これもなろう系の醍醐味と思えばまぁまぁ→、
じお
2024/12/10 21:22

ただ戦闘が本当にパリイ一辺倒になってきて、飽き性の私にはすでにお腹いっぱいな感。ぶっちゃけガチ戦闘はガチ戦闘にならないので、ほのぼのギャグみたいなのを延々とやった方が個人的には面白いと思いながら読了。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ 天才漫画家・花神臥龍、彼を病的に羨む無名漫画家・深山忍、不慮の事故により二人の身体が入れ替わってしまった事から始まる漫画家バトルマンガ第1巻。面白かったです、入れ替わりものなのに、身体を取り戻そうとかではなく、どっちの漫画が面白いか競い合うスポ根みたいな展開になるのが熱いなと思います。基本画力も高く、ちょろちょろ出る漫画のカットのシーンにも説得力ありますし、とにかく熱量と勢いが凄まじいなと。余談、ファミレスの女の子は野郎どもに酷いこと言われてるテイだったけど、事実だったような気もする罠。
が「ナイス!」と言っています。
じお
ネタバレ★★★★☆ ロクスレイの死、それは黄都にさらなる混沌をもたらす事に、追い詰められる黒曜の瞳、擁立者から離れたことで新生魔王軍として追われる事になるキアとツー、敵の敵はやはり敵、極まる戦いの行き着く先とは、インフレ天井知らずのバトルロワイヤル小説第9巻。面白かったです、ツーとキアとウハクのほのぼの空間がひたすらに癒やしで永遠と続いて欲しいと思う罠。リナリス虐といい、キア虐といい、この作者可愛い子に酷いことメッチャするじゃんと思ってしまう。ツーとシャルクの一騎打ちは久々正当なバトルっぽくて楽しい、→
が「ナイス!」と言っています。
じお
ネタバレ★★★★★ 思わぬ裏切りにより混迷を極める黄都、政争により戦わずして敗北を強いられそうになったソウジロウ、全ての場を盤石に整える「絶対」に柳生の一太刀は届くのか、ボロボロすぎぃ!と思ったバトルロワイヤルラノベ第8巻。面白かったです、陰謀やら政治による抗争がメチャクチャしっかり書けてるなと、まずものすごく感心。正直話と状況、私半分くらいしか理解してませんが、それでもヒロトがイカした男で、燃える展開だというのは把握しつつ。お互い最強の剣士という触れ込みを持ちながら、→
が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★★ 陰謀渦巻く六合上覧第二回戦、圧倒的な力を示す伝説ルクノカに対し、黄都側は策謀を巡らす、一方サイアノプは自らが勝ち目のない事を知りながらも戦いに挑もうとしていた、サラッとリョナい最強バトルロイヤルラノベ第7巻。面白かったです、今作ソウジロウ、シャルク、に次ぐお気に入りキャラサイアノプ。ウーズでありながら最強武闘家という激シブキャラが、今作現状スペックでは間違いなく最強格のルクノカにどう挑むのかと期待しながら読みましたが、その期待に十分以上に答えてくれる激戦で大満足でした。→
じお
2024/12/07 20:58

心温まる話の後に酷いリョナがあってテンション下がりましたがそれを吹き飛ばしてくれるような白熱っぷり。ただ両者の精神の持ちようを見るとある意味順当ともいえる帰結だったかなとも。巻ラスト付近では色々と動きが、この先どうなるのかと思いながら読了。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★★ ルクノカに敗れ地の底に墜ちた星馳せアルス、しかし彼は半身を機械に変え、財宝を求め黄都に攻め入る、持ちうる魔具を十全に奮い、最強に相応しい力を示す彼のワイバーンを倒すべく、ある者は約定、ある者は信念、それぞれに戦う理由を持った修羅達が集い決戦は始まる、全員が最強のバトルロワイヤル小説第6巻。面白かったです、クライマックスのようなパートらしく、色んなキャラにスポットが当たり燃える死闘や、胸熱のドラマが展開されて充実した内容になっていたかと思います。→
じお
2024/12/06 06:43

ツーの過去話がベタベタだけど良くて、クソ外道なんだけどイジックがあまり憎めなかったり。ハルゲントとアルスの関係もしみじみ良い、コテコテなんだが正直ちょっとウルッとしました。アルスもちょっと前に瞬殺されたと思ったら今回は無双の大暴れ、格落ちせず。シャルクさんは相変わらずイケボネ。ツーちゃん可愛く。推しのソウジロウは足を失ったことで逆に新たな境地を見せてくれるのかなと期待。などなど。色々楽しめる回でした。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 中学教師・山内海はニュースで自分の中学の頃の同級生が殺された事を知る、数日後、山内の恋人で文芸書の新人編集・八木沢珠緖は、公募小説の落選作に事件と酷似した内容が描かれた作品を見つける、その作者名は同じく海の同級生でイジメを受けていた佐伯遥人だった、相変わらず絵が上手いサスペンスホラー第1巻。面白かったです、流石の画力と流石のストーリーテリング。内容としてはどっかで見たことあるような設定ですが、前述の画力と漫画の上手さで、他と一線を画す面白さに仕上がっているなと思いました。→
じお
2024/12/05 17:00

事件の筋がシンプルな分、ストーリーに没頭でき、続きが気になる今作。機会があれば続きも読んでみたいと思います。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 冒険者に憧れるも殆どスキルも習得できず養成所を去った男・ノール、彼は覚えることの出来た数少ない初歩的な技をひたすらに修行し、そのまま十年の歳月が流れた、やはり冒険者の夢を捨てきれない彼はなんとか最低レベルの冒険者として認められ、町の雑用をこなす日々、そんなある日、凄まじく強力な魔物を彼は単独で討伐することに、ここに無自覚最強冒険者の冒険譚が開幕するのだった、パリィって一般単語なのか?と思った勘違い系最強ファンタジー第1巻。面白かったです、スキル、ギルド、最強云々、→
じお
2024/12/05 17:00

THEなろう系みたいなストーリーと設定ですが、主人公がそれなりに歳を重ね落ち着いてるせいか、はたまた、何となく愛嬌があるためか、読んでいて好きになれる人物で、がんばえーと素直に思えます。なろう系によくいる、コテコテの嫌らしい悪役もいまのところは出ず、出てくる人物にいい人が多いのも気分良し。ただ難癖つけると、Web小説らしい欠点として、この巻の区切りが悪く、ここで終わるの?みたいなところはマイナスかもしれません。無自覚最強系の良作なのでその手の作品読みたい人は是非。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ 演劇を志すものが通う名門女子演劇校「百花演劇学校」、そこに通う劇作家志望の三年・結城さやかは新年度入学式の日、「この学校で死亡した生徒・設楽了の死の真相を調べる」と宣言した新入生・藤代貴水につきまとわれることに、巻き込まれる形でともに調査を進める二人だったが、段々調べる内に天才どころか神とも崇められていた了の素顔や隠された真実が明らかになっていく、かげきしょうじょ!!二期待ってますの学園ミステリー。面白かったです、演劇学校を舞台にしたミステリーで、まずその舞台設定が魅力的。→
じお
2024/12/05 17:00

特殊ともいえる状況下での学園もののような味わいが良い。各人の背景からなる人物造形も過不足なくよく書けていて、一人ひとりの存在感が物語により厚みを与えてくれていると思います。主人公バディも個人的には好きな感じ。そも文章が上手く、話にスルッと引き込まれるところも良点。ただ、演劇に魅せられたもしくは騙された少女たちの人間模様がメインなので、純粋にミステリーが読みたい人には少しオススメできないかも。逆に少女たちの物語を読みたい人は是非。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★☆☆☆ 武の深淵を目指し研鑽を積んできた英雄は、病魔に侵され死の淵にいる少女二ア・リストンとして転生する、未だ強さを追い求める彼女は病魔を退け、再び戦いの道へと歩みだそうとするのだった、何見せられてるんだろう…と思った狂乱令嬢無双録第1巻。うーん、コレジャナイかなという感想。てっきり幼女の残酷可愛い無双っぷりが見れるかと思ってたら、魔法テレビみたいなので子役タレントのスターになって劇団入る話が半分以上を占めており、→
じお
2024/12/05 17:00

何を見せられているんだという感触。またシンプルにキャラの言動に違和感を覚えたり、全体的な文章の拙さが気になり物語に没入できず。諸々の問題を「氣」で全部解決する割に流動食食わせてたりは、話をすっ飛ばしたいのか丁寧にリハビリしたいのかハテ?と。そも世界観がわからず、氣の概念は一般的じゃないのかとか、魔法だのの存在とか、モンスターとかがいるのか、などなど、読者に説明がなく、基本のファンタジーの作りがおざなりな感触。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★☆☆☆ 結婚式の最中、「その結婚ちょっと待った!」と突如乱入してきた男に花嫁を略奪されてしまった花婿・一ノ瀬新、呆然としながら元婚約者を見送るしかなかった彼は、実の父親からもクビを言い渡され、自宅で落ち込んでいたところ、元婚約者の妹・寧々が訪ねてくる、彼女と過ごす内段々と癒やされていく新、年の差純愛ピュアコメディ。うーん、好みじゃなかったに尽きますね。そも、ざまぁ系が好きではなく。ヒロインズが最初から皆好感度マックスなのもいただけない。主人公がイケメンなのでモテる理由はギリギリ理解できますが、→
じお
2024/12/04 21:42

鈍感系なのはちょっと…。言動も極めて普通なので面白いという印象もなく。ヒロイン達も好みにハマる娘がいなかったというのも大きい。総論としてあんまり好みの作品ではなかったかなというところで。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 魔物の襲撃事件の調査解決の任を受け港町を訪れるホムラ一行、そこでは領主の娘による狂ったショーが行われていた、果たして彼女たちはこの一連の事件を解決できるのだろうか、スク水はカラーイラストで欲しかったと思うファンタジーコメディ第2巻。面白かったですが、といったところ。今作の良さである、1巻で見せた狂人達の織りなすハイテンションなコメディ部分が少し弱めになっている印象で普通に戦闘してたり、葛藤してたり、良く悪くも丸くなった感。悪くもないけど物足りなさもあったりする感じですね。→
じお
2024/12/04 21:41

ただ絵は全体的にハイクオリティ。中の挿絵もきちんとしているところは良ポイント。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ 幼少期に国際テロ組織LELに拉致され、戦闘工作員となった男・島崎真悟、30年の時を経て組織からの脱出に成功した彼は、故郷である日本に帰ってくる、島崎は新天地で”平和”な暮らしを手にできるのか、戦場と日常の狭間で生きる男のアクション譚。面白かったです、NHKの番組で見て興味を持ったので読了。他の方のレビューにもありますが、ファブルと似て非なるといった作品の印象。凄まじい殺し屋のアクションと、温かい日常のギャップを楽しむという点では似てますが、空気感がこちらはとてもシリアスシビア。→
じお
2024/12/04 21:41

傷ついたり歪んでしまった人たちのドラマを多く盛り込んだストーリーが心に刺さる感。絵柄もいい意味で線が少なく、見やすい。アクションシーンも小気味よくスピーディーだし、それでいて凄みを見せるシーンはちゃんと迫力があって良き。全体的に完成度がとても高い漫画、おすすめ。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★★☆ 異世界に転生した男・モングレル、彼は高い実力と転生前の知識を持ちながら、目立ったりキツイ事をするのがイヤという理由から程々の仕事をして日々をゆるりと過ごしていた、これはそんな彼のあまり冒険をしない冒険譚。面白かったです、スローライフと言いながらハーレムだったりチート無双だったりする作品が多い中、今作は本当にあまり目立たず、そこそこの活躍とそこそこのポジションでの物語を描いていて、本当にゆるっとした手触り。異世界冒険者の日常系という印象で、意外と他に見ない為楽しめました。→
じお
2024/12/04 09:49

流石に物語なので多少のモテや、活躍はありますが、そこでまで派手ではなく。また退屈になりそうなところ、地の文章が上手く、スルッと読めるし、過不足ない修飾とユーモアが良き。主人公と女の子も丁度いい塩梅。ただバスタードソードに拘る理由がイマイチ不明、中途半端、というところで共感を覚えているとかそんな感じなんでしょうか。余談、どうでもいいが某ソルジャーの剣と被りそうになる罠。

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 同じ学年に同姓同名でイケメンがいることから「二番」と揶揄される高校生・佐藤一は、ある日学年でも評判の美少女・南野千夏と言葉を交わし彼女を助ける、それが切っ掛けで彼女と学校外で絆を深め合う二人、二人の思いの行き着く先とは、やってるゲームがイース8だった事に驚嘆する青春恋愛小説。面白かったです、初手、じみーな主人公が実は気遣い、料理、スポーツ等など、スーパーハイスペックでカッコいーのくだりで俺TUEEE臭がしてちょっと…となりかけましたが、読み進めると彼の過去に背負った悲しみが大きすぎて、→。
じお
2024/12/04 08:45

キャラクターへの説得力はともかく好感度が一気に上がり俄然良くなるなと個人的な印象を。ヒロインのキャラ造形もしっかりしており、二人の感情の積み重ねが非常に丁寧で、成る程、これは良い恋愛小説だなとも。ただ全く個人的な好みですが、青春恋愛小説で、恋愛の比重が高く、何か最後の方は恥ずかしくなってしまったなと、ホント個人の好みでスイマセンが。物語に動きもあまりないので、とにかく恋愛が読みたい人にはオススメ

が「ナイス!」と言っています。
じお
★★★☆☆ 中学生の頃、メガネを掛けて太っていた女の子に恋をしていた高校生・佐原葉は彼女への未練を引きずったまま高校へ入学し、そこで立花あいりという美しい少女に一目惚れをする、彼女に告白をしようと考えるがそれを友人だと思っていたイケメン・新藤新に裏切られ眼の前で告白を見せつけられる事に、ショックを受ける葉だったが、次の日新が頭をスキンヘッドにしている上に、何故かあいりからアプローチをかけられるようになる、果たして彼女の真意とは、メインヒロイン詐欺の新感覚ラブコメ第1巻。面白かったです、→
じお
2024/12/03 22:12

地の文章のテンポもよく、主人公も鈍感系ではあるもののかなりいい奴なので好印象。ただヒロインが表紙の子ではなく、途中で出てくるぽっちゃり系の子が実質メインヒロインになっている感があり、初恋の子である(と思う)あいりは正直何か良く分からん存在になっている気が。あと若干ざまぁの要素があり、イケメンをズタボロにしているが、これいるか?という感じが。今のところ色んなものを次巻以降に投げっぱなしにしているかなと思いながら読了

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じお
ネタバレ★★★☆☆ 記憶を取り戻したものの、自分のことが許せずに心が壊れてしまう彩奈、そんな彼女を支えようと必死に世話するリク、しかしリクにもまた苦難が訪れ…、ちょっとやりすぎだとは思う激重ラブコメ完結の第3巻。まずまず、段々失速してしまったまま着地した感。ヒロインの記憶喪失やっちゃったからどうすんだと思ったら更に悪化せてマインドクラッシュ状態にするわ、学校では非難の目に晒されるわ、遺族からは怨嗟の声を間接的に聞かされるわ、まー不幸イベントを最後だからってドカドカ盛りまくりで、→
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じお
★★★☆☆ 真夏の夜に凍死をしている変死体が運び込まれてくる、異常を疑い司法解剖を頼む小鳥遊と鴻ノ池だったが担当の刑事に自殺だと決めつけられ跳ね除けられる、それを聞いた鷹央は何としても解剖しようとあの手この手を尽くすのだが、無理が流石に多かった医療ミステリーシリーズ。まずまず、安定のタカタカ、もといタカノイケトリオの漫才は楽しく、医療関係の謎解き部分はサッパリな今作。今巻はテロ云々まで関わってきて話の風呂敷を広げているのはいいのだが、そのせいか何か、無理があるだろ…みたいなところも増えて、→
じお
2024/12/02 18:47

結果、話のダイナミズムによる面白さと、物語の整合性の取れなさで、個人的にはトントンといった感触。まぁ繰り返しになりますがトリオ漫才を楽しむ作品なのでそういう意味では文句なしだったかと。

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じお
★★☆☆☆ 親と喧嘩をし色々なことに嫌気が差した高校生・高橋翔は衝動的に家出をしそのまま旅に出ようとする、そこで彼は駅のホームで飛び込みそうになっている同級生で学年一の美少女・七瀬涼帆を助ける、何やら事情がありおうな彼女の様子を見た彼は一緒に旅に出ようと誘うのだった、お金足りるのか…?と思った旅ラブコメ。うーん、私にはイマイチハマらなかったという感想。話としては非常にオーソドックスですがとっつきやすく。爽やかさと青春の暴走っぽさが上手くストーリーに出ていて設定はいい雰囲気だなと思います。→
じお
2024/12/01 22:07

ただ、まず主人公のキャラ、性格から背景からパーソナリティがふわふわしたまま話が進み、言動も当たり障りが無いので、正直特に何の感情も抱けないまま話の半分くらいまで進む印象。からの、ようやく語られる背景、動画云々くだりも「で?」っていう感じで、あまり話にも絡まず。いきなり全然面識のない美少女誘って旅に出るとかいう異常メンタルの割に、自分のこと「陰キャだし」、もうーん?となる。つまるところ主人公のキャラ作りが甘いと感じました。→

じお
2024/12/01 22:08

加えヒロインはまぁ設定ちゃんとしているかもしれませんが、いかんせん、「訳あり黒髪ロング美少女」という属性のキャラ、酷い事書くと、もうこの手の設定の人1万回ぐらい見てます。この手のキャラ擦られすぎて…、何か差別化を図ってるかというとそうでもなく、エピソードトークも何かイマイチ弱め。個人的に自◯志望のJKも好きじゃないです。あと端々の細かいところに突っ込みどころが多く、全体的に作者様のセンスと合わない作品だったなーと雑感。

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じお
★★★☆☆ 異能心教の影響力が強まってきた帝都、そこで皇太子の提案により美世達は宮城に身を寄せることになる、そんな中美世は自分の気持ちを素直に出すことを恐れていた、今更それ言うの?と感じたシンデレストーリー第5巻。まずまず、ストーリー本編では大きな動きがあり、一気に緊迫感が増してきた一方、恋愛面の方ではハテ?となってしまった。というのももう両方好きみたいなテンションだったのに、今更恋心がどーのこーの、ってえ?ってなってしまう。好きって言ってるもんだと脳内で変換されてましたが、そうかこのくだりやるのか…と。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/12/01(4058日経過)
記録初日
2013/12/01(4058日経過)
読んだ本
4773冊(1日平均1.18冊)
読んだページ
1514836ページ(1日平均373ページ)
感想・レビュー
3897件(投稿率81.6%)
本棚
13棚
性別
血液型
B型
自己紹介

基本的に小説しか読まない活字中毒者。
読む作品はライトノベル中心ですが、
ミステリ、時代、一般文芸から海外作品、武侠まで
面白ければ何でも読みます。
好みのジャンルは戦記やファンタジー。

気に入る作品の傾向として、読み応えやキャラ立ち、主人公の魅力を重視しており、そこに文章の味わいや、作家さんの個性が出ているとなお良いです。


※漫画の読了も途中から記録するようになりました

レビューまがいの感想も書き連ねております。
内容や投稿頻度、日時は基本気まぐれ
やや毒舌ですがご容赦の程をば。



●お気に入りの作家、作品(敬称略)

・あざの耕平
・上遠野浩平
・十文字青
・アサウラ
・野崎まど
・蝸牛くも
・理不尽な孫の手

・宮部みゆき
・海堂尊
・福井晴敏
・北方謙三(歴史物)
・葉室燐
・池波正太郎
・今村翔吾

・BBB(あざの耕平)
・俺ガイル(渡航)
・ダンまち(大森藤ノ)
・りゅうおうのおしごと(白鳥士郎)
・ゴブスレ(蝸牛くも)
・冴えカノ(丸子史明)
・弱キャラ(屋久ユウキ)
・ライムシリーズ(ジェフリーディーヴァー)
・ぼろ鳶シリーズ(今村翔吾)


よろしくお願いします。

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