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2023年12月の読書メーターまとめ

へい
読んだ本
9
読んだページ
2840ページ
感想・レビュー
9
ナイス
164ナイス

2023年12月に読んだ本
9

2023年12月のお気に入り登録
1

  • 中玉ケビン砂糖

2023年12月のお気に入られ登録
1

  • 中玉ケビン砂糖

2023年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

へい
この作品は来年の本屋大賞取ってほしいなと思う作品だった。これだけブレイクしたから、青山さんを今さら広める必要はないというくらいしか受賞させようとしない理由がないくらいにおすすめしたい。世の中レベルで傷んでしまっているからこそリカバリーが必要だと思う。各編の主人公の悩みや痛みというのが、なんでこんなに分かってくれるのと言いたくなるくらいに共感してしまった。カバヒコに触れた箇所が治るという形ではないのがすごくよかった。結局考え方や見方を変えれば問題は意外な形で解決するというのがすごくいいなと思った。
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2023年12月にナイスが最も多かったつぶやき

へい

2023年11月の読書メーター 読んだ本の数:8冊 読んだページ数:2697ページ ナイス数:128ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/427866/summary/monthly/2023/11 結構読んだつもりでさたが、もう少し読みたかったですね。

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2023年12月の感想・レビュー一覧
9

へい
心のサプリという連載名にぴったりな一冊だった。年末で仕事が忙しかったこともあり、毎日寝る前に1編読んでいたけれど、この本でだいぶ救われたところはある。人生相談だったり、いくところまでいくとカルト宗教にまでいってしまいがちで、そういうところに相談するとだいたい強めのことを言って解決としがちだし、ネット上なんかではもっと極端になりがちだけれど、私は海原先生のような人に相談したいなと思った。海原さんみたいな人こそプロフェッショナルだし、そういう人にこそ相談すべきだと思う。餅は餅屋に限るなと思った。非常によかった
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へい
全体の構造だったり、伏線の張り方の上手さはすごいと思った。ただ私個人の死生観とこの作品の死生観がマッチしなかったため、なんかすごくぎくしゃくした読書体験となった。人気が出るのはよく分かるんだけど、価値観の違いというのはそういうことなのかなと思う。とは言え、雫さん以上に長生きしているおっさんがどうこう言えることではないのかなとも思う。私だったらどんなおやつを選ぶだろうと何度も考えながら読んでいたのだけれど、こんなに食いしん坊なのになぜなにも浮かばないんだろうなと思った。つまりまだ覚悟が足りないんだなと思った
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へい
知り合いの尊敬している方からおすすめいただいたので、読む。伊集院さんのある種の純粋さがよく描かれた一冊だなと思った。伊集院さんが言う大人の流儀を曲解して自分の都合の良いように改変している人がまあまあいるなと思った。伊集院さんは生涯で色々な人との別れを体験し、そこから一つ一つの別れを嚙み締めたからこその強さのようなものを感じた。腕っぷしの強さだけが強さではないということがよく分かった。伊集院さんの純粋さがあったからこそ。この作品に出てくるようないい人たちを呼び寄せることができるというのが一番の才能だと思った
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へい
大沢作品の魔都東京を舞台にすれば、錦糸町だろうが新橋だろうが銃撃事件は起こるのだな。しかも警察が解決しないやつ。東京に住んでいても、夜の新橋や銀座で遊んだことはないけれど、こんな感じなのだろうか。オタクのおじさんはおとなしく家で本読んだり、アニメみたりしようと思った。サイン会開催されるために急いで読んだけれど、間に合わなかった。それでも、最近の作品で東東京の場面が多い話ができたのはよかった。犯人があの人物だったのは二転三転した物語にしては、安直だったかなと思った。しかし大沢ハードボイルドの前では些末な問題
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へい
この作品は来年の本屋大賞取ってほしいなと思う作品だった。これだけブレイクしたから、青山さんを今さら広める必要はないというくらいしか受賞させようとしない理由がないくらいにおすすめしたい。世の中レベルで傷んでしまっているからこそリカバリーが必要だと思う。各編の主人公の悩みや痛みというのが、なんでこんなに分かってくれるのと言いたくなるくらいに共感してしまった。カバヒコに触れた箇所が治るという形ではないのがすごくよかった。結局考え方や見方を変えれば問題は意外な形で解決するというのがすごくいいなと思った。
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へい
三浦作品らしく面白い/面白くない以前の問題でとにかく作品の巧妙さの方に目が行ってしまう。連作短編なのかなと思いながら読んでいて、最後で一気に回収してくるかなと思ったけれど、思っていたほどの伏線回収という感じではなかった。まあ近年のなんでも伏線にして最後に大どんでん返しというやり方に少し飽き飽きしているので、程よい感じだなと思った。久しぶりに幻冬舎が版元の作品を読んで、良くも悪くも幻冬舎らしい作品だなと思った。やくざとかの話が多いのは三浦さんの好みなんだろうなとは思った。この後は三浦さんのエッセイを読みたい
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へい
単行本で読んだ時には介護の方面で渡部君と音楽活動をと思ったけれど、文庫版として読み直すと宮路君は音楽を教えるのがすごく上手だし、熱意もあるから、音楽の専門学校に2年くらい通ってテクニックをしっかり身に着ければいい音楽インストラクターになれるように思った。やはり瀬尾作品は定期的に読みたくなる。こんな痛んだ世の中だからこそ瀬尾さんの作品の世界観に触れることで、少しでも修復できればいいなと思う。何度読んでも水木さんの手紙は泣いてしまう。宮路君の人生においてとても大事な期間になったのだろう。幸せに暮らしてほしい。
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へい
ネタバレ帯の中村文則の「最高傑作誕生!」という宣伝文句は誇張のように思ったけれど、安定の中村作品だった。列を見る方向を変えるというのはもう中村先生少しお疲れというか、諦め始めたかな?とは思ったもののその通りだなと思った。ある意味、列に対する対処法は列に並ばないか、並びつつもイヤホンで音楽聞きながら、本を読むということのように思う。ただこれって、現実逃避ってことだよなと思うと辛い。でも列に並ぶことを目的化するのではなく、辛い世の中でも誰かと比較しないものに没頭できる趣味とかそういうものを持ったもん勝ちだな。
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へい
ネタバレどんどん悪い奴らが出てきて、ハードボイルドよりアウトレイジじゃないかと思っていたら、最後だいたい火だるまになった。この厚さだからしょうがないことなんだけれど、登場人物が増えて、こいつどの勢力の人間だったのかがコマ切れで読んでいたからか難しかった。冒頭にミステリ小説みたいに登場人物一覧をつけてくれるとありがたいなと思う。獣眼が内調が出てきたと思ったら、今度はCIAが出てきたので、なんだか相棒シリーズに出てきそうな設定だなと思った。発火の原因がなんなのかなと思って読んだら意外とシンプルなのが印象的だった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/01/23(3799日経過)
記録初日
2013/10/10(3904日経過)
読んだ本
1736冊(1日平均0.44冊)
読んだページ
534912ページ(1日平均137ページ)
感想・レビュー
1204件(投稿率69.4%)
本棚
10棚
性別
年齢
37歳
血液型
A型
職業
事務系
現住所
東京都
外部サイト
自己紹介

文芸、ミステリ、ラノベのようなジャンルや男性・女性など性別を問わず読んでいます。

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