読書メーター KADOKAWA Group

2025年11月の読書メーターまとめ

isry 2@積本消化中
読んだ本
33
読んだページ
11674ページ
感想・レビュー
33
ナイス
3087ナイス
  • Xでシェア
  • facebookでシェア

2025年11月に読んだ本
33

2025年11月のお気に入られ登録
5

  • マロン
  • 冴羽さん
  • ミヤト
  • ナニコラタココラ
  • アヤセ

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

isry 2@積本消化中
ネタバレ初読みの作家さん。シリーズ1作目。連作短編集。満月の夜だけに現れる満月珈琲店では猫のマスターと店員が極上の飲食と星詠みで客をもてなし、心を癒す。スランプのフリーライター、ディレクター、女優、IT社長。星詠みを使って、自分自身を知るためのアドバイスを行い、迷いや魅力を開放するお手伝いする。少し過ったのは、村山早紀さんの「コンビニたそがれ堂」シリーズ。この作品もほっこり要素が強く、自分好み。
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月にナイスが最も多かったつぶやき

isry 2@積本消化中

【月曜から読書会/積本消化/文春文庫秋の100冊】磯田道史さんの「龍馬史」を読もうと思います。

【月曜から読書会/積本消化/文春文庫秋の100冊】磯田道史さんの「龍馬史」を読もうと思います。
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
33

isry 2@積本消化中
ネタバレスピンオフ2作目。前半は水族館の在り方、後半は子イルカ(ルッキィ)トレーニングの奮闘。正直、スピンオフくらい水族館の在り方とかちょっと小難しいことよりも、もっと肩の力を抜いた作品を読みたい。今回もやっぱり、思ったよりも入り込めず。新章も出たけど、進んで読まなくてもいいかな。
が「ナイス!」と言っています。
isry 2@積本消化中
ネタバレアジアン・アンソロジー。中島京子「隣に座るという運命について」、桜庭一樹「月下老人」、島本理生「停止する春」、大島真寿美「チャーチャンテン」、宮下奈都「石を拾う」、角田光代「猫はじっとしていない」の6編。アジアンアンソロジーという割には、アジア感は薄く感じた。ほぼ中国(台湾、香港)だし。表紙からアジアングルメが登場するかと思いきや、それもさほどなく、思っていた内容と違い、ちょっと合わなかったかな。
が「ナイス!」と言っています。
isry 2@積本消化中
ネタバレシリーズ1作目。「日日是好日」のエッセイが大ヒットした著者の食エッセイ。昭和30年代生まれの著者にとって、日常の中のごちそう(オムライス、とんかつ、カステラ、お中元、お歳暮品etc.)や心の片隅に残る懐かしい味覚の記憶。どのエッセイも優しく温かい気持ちになり、お腹が空く。現代では特別の日に食べるごちそうは少なくなってる気がする。(外食での回転寿司や焼き肉?)自分にとってのごちそうって何だろう?と考えてしまった。魚のカマが顎の部分ということを今更ながらに知った。
が「ナイス!」と言っています。
isry 2@積本消化中
ネタバレインパクトのある表紙を描いたのは病弱の画家・ビアズリー。オスカー・ワイルドの戯曲「サロメ」の挿絵として書かれ、ビアズリーの名を世間に知らしめた。男色家でスキャンダラスなワイルドの見出されたビアズリー。二人の禁断の関係をビアズリーの姉・メイベルの視点で描く。面白くないわけではないけれど、あらすじから思っていた内容と少し違ったかなという印象。
が「ナイス!」と言っています。
isry 2@積本消化中
ネタバレ初読みの作家さん。自己流の自給自足スローライフで暮らす老夫婦(英子さんと修一さん)の日常を取材・編集した本。自然に抗わず、良いもの(本物)を長く使う、何より自分自身(料理、家庭菜園)が楽しんで暮らす。英子さんが生き生きと日々を暮らしていることが文章から伝わって来た。イベント対象本でなければ、読まなかっただろうけど、たまにはこういった本を読むのは良い。
が「ナイス!」と言っています。
isry 2@積本消化中
ネタバレそこそこ売れている小説家の加賀野正吉(50)の前に一度も会ったことのない25歳の息子・永原智が突然現れた。孤独にも慣れ、世間との交流が全くない(からあげクンを知らない、スタバにも行ったことがないetc.)加賀野は要領がよく、飄々とした智に振り回されながら、奇妙な同居生活が始まる。ページ数はそこまで多くないけれど、瀬尾さんの魅力は存分に出ていると思う。惜しむらくは、もう少し長くこの物語を読みたかった。
が「ナイス!」と言っています。
isry 2@積本消化中
ネタバレ初読みの作家さん。シリーズ1作目。「九十歳。何がめでたい」が大ヒットした著者の初期エッセイ。67歳、1人暮らし。ペットのチビと格闘し、娘からはインコを預かり、さらに孫娘まで。平穏に暮らしたいのに、ペットと孫娘に振り回される日々。なんでもかんでも佐藤さんに押し付けようとする娘にちょっと辟易した。「もう、ええ加減にせえ!」と怒っているが、嫌よ嫌よも好きのうちというところか。
が「ナイス!」と言っています。
isry 2@積本消化中
ネタバレ(連作)短編集。「トオリヌケ キンシ」、「平穏で平凡で、幸運な人生」、「空蟬」、「フー・アー・ユー?」、「座敷童と兎と亀と」、「この出口の無い、閉ざされた部屋で」の6編。登場人物は少し特殊な事情を抱えている。生きづらさを抱えていたり、挫折を抱えているが、周囲の人たちの力を借りて問題を乗り越える。たとえ行き止まりの袋小路に見えたとしても、必ず出口はある。という加納さんの温かく優しいメッセージが込められている。どの短編もハズレなしの傑作。
が「ナイス!」と言っています。
isry 2@積本消化中
ネタバレ初読みの作家さん。人気漫画家による食にまつわるエッセイ。幼いころから食べることが大好き(甘いものだけは大の苦手)で日常のごはんからちょっとした贅沢なごはんまで。春夏秋冬美味しいもの(旬)は尽きない。各章で食べ物が描かれているのが美味しそう。正直、引っかかる部分はなかったけど、さらさらっと読むことができた。
が「ナイス!」と言っています。
isry 2@積本消化中
ネタバレ初読みの作家さん。シリーズ1作目。連作短編集。満月の夜だけに現れる満月珈琲店では猫のマスターと店員が極上の飲食と星詠みで客をもてなし、心を癒す。スランプのフリーライター、ディレクター、女優、IT社長。星詠みを使って、自分自身を知るためのアドバイスを行い、迷いや魅力を開放するお手伝いする。少し過ったのは、村山早紀さんの「コンビニたそがれ堂」シリーズ。この作品もほっこり要素が強く、自分好み。
が「ナイス!」と言っています。
isry 2@積本消化中
ネタバレフリーカメラマンの直は教師で恋人(祥子)の教え子(紗智)が父親とともに失踪したと知らされる。紗智がいるかもしれないという手がかりをもとに直は名古屋に向かう。居所不明児(居場所がわからない子供)、棄児(捨て子)、ストリートチルドレン、親からのDV、売春など子供にまつわる社会問題を1冊に詰め込んだ作品。ページ数はそこまで多くないが、ズンと心にのしかかる。子は親の所有者であるから何をしても良い(教育という名の虐待、売春など)と考える親が増えているのだろうか。
が「ナイス!」と言っています。
isry 2@積本消化中
ネタバレ初読みの作家さん。2009年4月、孤独死した39歳の男性が最後に遺した「助けて」の文字。なぜ、働き盛りの男性が亡くなったのか。NHKの取材班がホームレスを支援するNPO法人の奥田さんとともに実情に迫る。リーマンショックで派遣切り、再就職難で増加した30代のホームレス。誰もが「自己責任、自分で何とかする」と口を揃える。本当にそうなのか。しかし、現状を変えれる社会情勢ではない。読んでいて、他人事ではないと実感する。弱みを見せないことは強さではないということを肝に銘じよう。自分も「助けて」と言えない1人だから。
が「ナイス!」と言っています。
isry 2@積本消化中
ネタバレ26歳で派遣切りに遭い、ホームレスとなった水越愛。満喫で寝泊まりし、そこで出会ったマユに出会い喫茶を紹介され、働くことに。売春することでしか生きられない女性、軽度知的障害を持つシングルマザーなど愛以外の貧困女子も出てきて、貧困女子のリアルを描いた作品であるのだろうが、どうも愛の言動がしっくりこなかった。プライドは高いが、受け身で行動しない。勉強はできても、「助けて」と言えない人たち。社会的に生きていくための術は誰も教えてくれない。貧困層を救うのはいったい誰?自分自身か社会か。せめて、這い上がれる機会を。
が「ナイス!」と言っています。
isry 2@積本消化中
ネタバレ初読みの作家さん。名バイプレーヤー・松尾諭さんのエッセイ。仲野太賀さん主演でNHKで映像化された(未視聴)。自宅前で航空券を拾ったら、なぜかモデル事務所に拾われた。ひょんなことから、目指していた俳優の道がつながる。しかし、なかなか俳優としての仕事は来ず、借金、バイト、失恋の日々。そして、最後は兄の話。言い方がいいのかわからないけれど、愛すべきダメ人間の話。個人的にウルウル(ウルルン)滞在記の話が良かった。史実を基にしたフィクションとのことだが、どこがフィクションかはわからない。
が「ナイス!」と言っています。
isry 2@積本消化中
ネタバレ会社員として働く泉はシングルマザーで育ててくれた百合子が認知症になったことを知る。百合子への接し方(距離感)が分からなくなった泉は封印された過去の思い出に手を伸ばす。タイミングなのか、構成なのか、全然、登場人物に感情移入できず、内容が入ってこなかった。
が「ナイス!」と言っています。
isry 2@積本消化中
ネタバレ幕末の英雄の一人・坂本龍馬。司馬遼太郎の「竜馬がゆく」がその人気を確固たるものにしたが、その実像はいかに。龍馬の自筆手紙からみる龍馬の性格、龍馬が生き抜いた時代、龍馬暗殺の真実。読みやすい文体で時系列も順に追ってくれているので、とても分かりやすく、龍馬の人物像がくっきり。これは司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読まなれば。
が「ナイス!」と言っています。
isry 2@積本消化中
ネタバレシリーズ1作目。男手一つで育ててくれる広吉の仕事の影響から船が大好きで将来は船頭になりたいと広吉の仕事を手伝う桜子。しかし、広吉は反対する。棒術を習い、物知りで幼馴染のお琴と成長する。全4巻なので、どう話を進めていくのか楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。
isry 2@積本消化中
ネタバレシリーズ7作目。中短編集。「雑踏の腐敗」、「永遠に美しく」、「聖者の刻印」の3編。人ごみにいると手が腐敗する青年、気の力で70代の母が急激に40代に若返る、複数回の化学療法で病気が完治せず、骨髄移植を拒否する母親が崇拝する聖痕をもつ預言者。子供が登場すると、少しだけしんみり感が増す。健太のことをまだ引きずり、苦悩する鷹央を懸命に励ます小鳥。いい意味で鷹央に裏切られた。初めから気付いていたとは。鷹央はまた一つ強くなったのではないだろうか。ところで、鷹央が恐れる真鶴のお説教?って一体どんなものなのだろうか。
が「ナイス!」と言っています。
isry 2@積本消化中
ネタバレ御手洗シリーズ15作目。箱根の富士屋ホテルに飾られた一枚の写真。1919年の夏、芦ノ湖に突如現れた帝政ロシアの軍艦。そして、一夜にして姿を消す。巨大軍艦は本当に芦ノ湖に現れたのか、この写真は本物なのか。その裏にあったロマノフ王朝最後の皇女・アナスタシアが大きく関係していた。今回はロシア革命が題材。アナスタシアのことは知らなかったが、色々と謎が多い人物だったようだ。フィクションと史実の融合が見事で歴史に翻弄され、過酷な運命を生き抜いたアナに感情移入した。歴史にあまり詳しくなかったから、より楽しめたのかも。
が「ナイス!」と言っています。
isry 2@積本消化中
ネタバレ初読みの作家さん。ロリコンの由来となった本作。幼少期の初恋の思い出に固執してニンフェット(9歳から14歳の少女)しか愛せないハンバートはアメリカの下宿先の娘・ドロレス(ロリータ)に盲執的な恋をする。ハンバートの手記(独白)として書かれ、自己陶酔、自己正当化した文章、詩的要素のある表現、難解な言葉遊びが延々と続く。世界最高峰の文学作品の1つと言われているみたいだが、難解すぎて何ひとつ分からなかった。Geminiの力を借りて、あらすじを把握。再読しても5%も理解できる自信がない。(再読することはないと思う)
が「ナイス!」と言っています。
isry 2@積本消化中
ネタバレ【05年島清恋愛文学賞】初読みの作家さん。超恋愛体質なわたし(かもめ)が過去に好きだった”男らしい人(初恋)”と”優しい人(不倫)”との恋の思い出。お金も家庭(結婚)もいらないからわたしと一緒に過ごしてほしい。あなたと一緒にいるときはすべてが満たされる。男性からしたら、かなり重たい女性。真っ直ぐすぎて怖い。でも、この純粋な気持ちは止められない。
が「ナイス!」と言っています。
isry 2@積本消化中
ネタバレ短編集。「キャンディ・イン・ポケット」、「ジャムの果て」、「空に根ざして」、「五つ星をつけてよ」、「ウォーター・アンダー・ザ・ブリッジ」、「君に落ちる彗星」の6編。自己肯定感の低い登場人物たち。「自分なんて…」と思っている人、あなたのことを思ってしていることを認めてほしい人、他人の評価が(絶対)ほしい人の日常を生きる人たちの何気ない物語。読み終えると、自分の中の正しさが間違っていたのかもしれないと気づく。「キャンディ・イン・ポケット」、「五つ星をつけてよ」が良かった。
が「ナイス!」と言っています。
isry 2@積本消化中
ネタバレ前期三部作の2作目。東京帝大を卒業し、30歳になっても職に就かず、父親からの援助で暮らす代助は旧友の平岡とその妻・三千代と再会する。平岡は職を失い、借金を抱えて上京し、代助に助けを求める。再び、平岡と交流する中で三千代への恋心を思い出す。内容がスッと入ってきたかと言われると少し首を傾げるが、「三四郎」よりも読みやすく、話の結末もこちらのほうが好み。平岡の逆恨み的な部分もあるが、代助の本当の人生がこれから始まっていくと思うと希望あるラストで「それから」というよりも「これから」のほうがしっくりくる。
が「ナイス!」と言っています。
isry 2@積本消化中
ネタバレ人妻の園子は美貌の女性・光子との禁断の愛と憎しみの物語。園子の独白で語られていく光子との顛末はいかに。今ではここまでの大阪弁を使う人はほとんどいないだろうが、注釈が無くても言葉はだいたいわかった。流麗な大阪弁も段落がないのでどことなく読みにくい。「春琴抄」、「痴人の愛」に比べると恋愛的な描写は少ない印象で、あらすじからてっきり、もっと肉欲的(愛欲的)な内容だと思ってたので、勝手に肩透かしされた気分。後に出てきた綿貫がクズ男過ぎて、園子と光子の恋愛関係?が薄まっている。ただ、ラストは衝撃的だった。
が「ナイス!」と言っています。
isry 2@積本消化中
ネタバレ老人のナカタさんは”入口の石”を探しに西へと向かう中、ホシノ青年と出会い、助けられながら旅を続ける。抽象的な言葉とメタ要素が増えていき、読み進めれば読み進めるほどなんだか難解になっている気がする。カフカ少年の喪失と再生の物語にナカタ老人は間接(メタ)的だが、カフカ少年にとって、かなり重要な役割を果たしたということだけはわかった。重要な意味合いを持っているはずだが、性描写は好かない。ナカタさんとホシノ青年がいなければ、もっと読みにくい作品になっていた思う。
が「ナイス!」と言っています。
isry 2@積本消化中
ネタバレ15歳になった田村カフカは家を出た。遠くの町(高松)の小さな図書館で暮らすことになった。もう一人の主人公、ナカタ老人は幼少期の昏睡がきっかけで字が書けず文字も読めないが、猫と話せるので、猫探しと知事からの補助で暮らす日々。SF?ファンタジー?少し不思議な物語。カフカの物語よりもナカタの物語のほうが興味がある。メタ要素がふんだんに盛り込まれているのだろうが、全くわからないので表面的な物語しかわからない。それも読み取れてるかわからない。でも、比較的読みやすい。2人の物語がこのあとどう交わっていくのか。
が「ナイス!」と言っています。
isry 2@積本消化中
ネタバレショートショート36編。題名通り?仕事に関する話が多め。約60年前に書かれたことも今では当たり前になっていることやもうそろそろ現実になりそうなこともある。結構ブラックなオチが多く、「仕事は楽しいか?辞めてどうする?」と問われている気がする。「新しい社長」、「ぼろ家の住人」、「程度の問題」、「あるノイローゼ」、「悲しむべきこと」、「時の人」が好みだった。
が「ナイス!」と言っています。
isry 2@積本消化中
ネタバレ【92年吉川英治文学新人賞&93年このミス9位】戦時中、朝鮮から労働のため、強制連行された河時根たち。炭鉱で奴隷のように扱われ、同族にも裏切られ、死んで(殺されて)いく仲間たちを目の当たりにし、河時根たちは絶望する。何とか脱走し、新たな仕事を始め、新たな仲間と愛する人を出会う。しかし、相手は日本人(倭奴)で両家とも結婚を認めず、2人で生きようと決意するが…。過酷すぎる人生を歩んできた河時根。実際に似たような人生を歩んできた人も多くいるだろう。この作品を読んで反日感情は理解できるが、どう咀嚼するべきか。
が「ナイス!」と言っています。
isry 2@積本消化中
ネタバレ【86年吉川英治文学新人賞&日本冒険小説協会最優秀新人賞】舞台は満州。張作霖爆殺事件を偶然目撃した麗華。事件を知られたくない関東軍、さらに、奉天軍、国民党軍も麗華の命を狙う。外務省次官の吉田茂は麗華を日本に逃がすため、上海総領事館補佐官の西とドライバーのオライリーが護衛となり、上海を目指す。前半は張作霖爆殺事件の概要、後半はカーチェイス満載のアクション小説。前半はメモしながら、後半はただただ、「どうなるのだろう?」とドキドキワクワクの展開。エピローグも心憎い演出だったと思う。
が「ナイス!」と言っています。
isry 2@積本消化中
ネタバレ火村シリーズ15作目(国名シリーズ8作目)。中編集。「助教授の身代金」、「ABCキラー」、「推理合戦」(掌編)、「モロッコ水晶の謎」の4編。読みやすいけど、今回は結末はちょっと暗めというか、ビター寄り。
が「ナイス!」と言っています。
isry 2@積本消化中
ネタバレシリーズ11作目。家斉が襲撃されたばかりの大奥で新たに2人の女中として入り込む。薩摩の捨てかまりと呼ばれるくノ一でどれほどの攻撃を受けても相手を殺すか自分が死ぬまで相手をする恐ろしい兵。大奥の異変に気付いた併右衛門は衛悟と瑞紀に素性を探らせる。幕府転覆を狙う茂姫の実父である島津重豪と朝廷側の深園は捨てかまりを使い、再び家斉暗殺を計画。さらに、謀略が全て裏目に出る伊賀忍者はお家断絶の危機。次巻で完結で家斉(併右衛門&衛悟)と治済(冥府防人)の直接対決か。どう締めるのか楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。
isry 2@積本消化中
ネタバレ【88年このミス1位&89年日本推理作家協会賞&日本冒険小説協会大賞】南米三部作3作目。1000ページ越えの超大作。ベネズエラの不毛の地で発見されたレアアース。この土地を持つエリゾントと息子のアルフレードは巨億の利権に目が眩む。傭兵の鍛冶と丹波はこの地に置いてきた大金を取りに仲間とともに向かう。エリゾントの土地にコロンビア人が不法に住みつき、”マグダレアのマリア”が彼らの宗祖となり導く。3つの視点で描かれる殺戮劇。言い方が悪いけど、三部作の結末はほとんど同じでそこだけは物足りなかった。
が「ナイス!」と言っています。
isry 2@積本消化中
ネタバレミステリー傑作選特別編3。1960年代に活躍した大御所作家による豪華アンソロジー。笹沢佐保「赤い月」、佐野洋「賭け」、多岐川恭「からす」、陳舜臣、「方壺園」、土屋隆夫「ねじれた部屋」、角田喜久雄「年輪」、戸板康二「隣家の消息」、戸川昌子「闇の中から」、日影丈吉「三の酉」、水上勉「盲目」、三好徹「存在の痕跡」、山村正夫「短剣」の12編。時代のせいか、今回も全体的に暗めの作品が多い。そんな中で角田さんと戸板さんが良かった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/02/03(4331日経過)
記録初日
2013/02/05(4694日経過)
読んだ本
3535冊(1日平均0.75冊)
読んだページ
1192808ページ(1日平均254ページ)
感想・レビュー
3535件(投稿率100.0%)
本棚
310棚
性別
現住所
大阪府
自己紹介

本を読むきっかけになった作品は、湊かなえさんの「告白」です。

好きなジャンル 
ミステリー、青春、ほっこり優しい気持ちになれる作品、時代小説(人情もの)

苦手ジャンル
グロ系、SF、恋愛、闘病もの

好きな作家(敬称略)
朝井まかて,朝井リョウ,綾辻行人,有川浩,池井戸潤,伊坂幸太郎,奥田英朗,坂木司,瀬尾まいこ,辻村深月,成田名璃子,額賀澪,原田マハ,東野圭吾,町田そのこ,道尾秀介,湊かなえ,宮部みゆき,村山早紀,薬丸岳,柚木麻子,柚月裕子,米澤穂信ほか

オススメしていただいた作品は、できるだけ早く読むようにしています。

あまり読んだ事のないジャンル
SF・ホラー・ハードボイルド・警察・社会派・ノンフィクション・純文学・恋愛・海外etc…

キリ番登録
50冊目 優駿(上)/宮本輝
100冊目 タイム・ラッシュ/神永学
111冊目 分身/東野圭吾
150冊目 青空の卵/坂木司
200冊目 名前探しの放課後(下)/辻村深月
222冊目 天国はまだ遠く/瀬尾まいこ
250冊目 天使の耳/東野圭吾
300冊目 模倣犯(4)/宮部みゆき
333冊目 陰日向に咲く/劇団ひとり
350冊目 終末のフール/伊坂幸太郎
400冊目 デビクロ君の恋と魔法/中村航
444冊目 ニホンブンレツ/山田悠介
450冊目 一瞬の風になれ 3/佐藤多佳子
500冊目 流星の絆/東野圭吾
550冊目 午前0時のラジオ局/村山仁志
555冊目 ヒートアイランド/垣根涼介
600冊目 つきのふね/森絵都
650冊目 ブラッドライン/知念実希人
666冊目 山女日記/湊かなえ
700冊目 ビブリア古書堂の事件手帖 1/三上延
750冊目 銀翼のイカロス/池井戸潤
777冊目 アンと青春/坂木司
800冊目 バッテリー 6/あさのあつこ
850冊目 希望荘/宮部みゆき
888冊目 ツナグ/辻村深月
900冊目 何様/朝井リョウ
950冊目 13階段/高野和明
999冊目 9の扉/アンソロジー
1000冊目 告白/湊かなえ
1050冊目 下町ロケット2 ガウディ計画/池井戸潤
1100冊目 <新装改訂版>十角館の殺人/綾辻行人
1111冊目 一の悲劇/法月綸太郎
1150冊目 かがみの孤城/辻村深月
1200冊目 AX(アックス)/伊坂幸太郎
1234冊目 寝ぼけ署長/山本周五郎
1250冊目 マスカレード・ナイト/東野圭吾
1300冊目 殺人犯はそこにいる/清水潔
1350冊目 煙か土か食い物/舞城王太郎
1400冊目 ラプラスの魔女/東野圭吾
1450冊目 教場0/長岡弘樹
1500冊目 満願/米澤穂信
1550冊目 蟻の菜園―アントガーデン―/柚月裕子
1600冊目 獄門島/横溝正史
1650冊目 春狂い/宮木あや子
1700冊目 陸王/池井戸潤
1750冊目 第六大陸(Ⅱ)/小川一水
1800冊目 カエルの小指/道尾秀介
1850冊目 イマジン/有川ひろ
1900冊目 魔眼の匣の殺人/今村昌弘
1950冊目 食堂かたつむり/小川糸
2000冊目 Another 2001/綾辻行人
2050冊目 暖簾/山崎豊子
2100冊目 鹿の王 1/上橋菜穂子
2150冊目 キッチン/よしもとばなな
2200冊目 大きな音が聞こえるか/坂木司
2222冊目 二の悲劇/法月綸太郎
2250冊目 そして、バトンは渡された/瀬尾まいこ
2300冊目 異邦の騎士<新装改訂版>/島田荘司
2350冊目 死体は語る/上野正彦
2400冊目 砂の女/安部公房
2450冊目 梓崎優/叫びと祈り
2500冊目 騙し絵の牙/塩田武士
2550冊目 あなたはここにいなくとも/町田そのこ
2600冊目 ツナグ 想い人の心得/辻村深月
2650冊目 火のないところに煙は/芦沢央
2700冊目 梟の城/司馬遼太郎
2750冊目 君が夏を走らせる/瀬尾まいこ
2800冊目 その日のまえに/重松清
2850冊目 みかづき/森絵都
2900冊目 スワン/呉勝浩
2950冊目 OUT(上)/桐野夏生
3000冊目 ジェノサイド(上)/高野和明
3050冊目 推し、燃ゆ/宇佐見りん
3100冊目 生殖記/朝井リョウ
3150冊目 真実の10メートル手前/米澤穂信
3200冊目 暗闇坂の人食いの木/島田荘司
3250冊目 灯台からの響き/宮本輝
3300冊目 ドヴォルザークに染まるころ/町田そのこ
3333冊目 三銃士(上)/アレクサンドル・デュマ
3350冊目 C線上のアリア/湊かなえ
3400冊目 マレー鉄道の謎/有栖川有栖
3450冊目 蛍たちの祈り/町田そのこ
3500冊目 海辺のカフカ(上)/村上春樹

好きな音楽は、
ゆず(ライブを観に行きます)
関ジャニ∞、NEWS、コブクロ、ミスチル、backnumber、米津玄師、あいみょんなどJ‐POPは比較的何でも聴きますが、最近は、○○ってアーティストのこの曲だけしか知らないこともしばしばで同じ曲ばかり聞いてます。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう