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2024年3月の読書メーターまとめ

イツキ
読んだ本
13
読んだページ
4678ページ
感想・レビュー
10
ナイス
140ナイス

2024年3月に読んだ本
13

2024年3月のお気に入られ登録
2

  • 轟直人
  • 黄薬師

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

イツキ
ネタバレソ連時代のエストニアに生まれ、ソ連崩壊とエストニア独立という激動する社会に翻弄されたラウリという一人の人生を追っていく物語。数字とプログラムに取り憑かれたような少年時代から特別な政治的信条もないため流されがちな学生時代などがとても繊細に描写されていました。ただ友人と日常を過ごしたいという気持ちだけなのに社会がそれを許さない苦しみとやりきれなさ、そしてそれらを乗り越え再会を果たしたラストがとても印象的で感動しました。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
10

イツキ
西の魔女と九使徒のパルミジャーノを巡るオズの国の過去がメイン。パルミジャーノの仮面に隠された謎であったり、異世界人などなどいろいろな要素が絡み合って面白いです。シリーズとしては初めて魔女の話に決着がつかず次の巻に持ち越されたので楽しみにしつつ待ちたいと思います。
が「ナイス!」と言っています。
イツキ
なかなか高密度な巻でした。街を蝕む麻薬を巡る陰謀はどんどん膨らみ複数氏族合同での大規模掃討作戦という流れも面白く、またエーリヒが全力で殺しきれるかどうかという相手も登場してそちらも面白かったですね。黒幕は捕まらず何やら中央の陰謀も絡み始めどう話が転がっていくのか楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。
イツキ
ネタバレ流石としか言いようのないラスト。ミュールと第一ファウンデーションによる探索とそれに付随して発生する戦争など、絶え間なく起こる情勢の変化の影でひっそりと蠢く陰謀と読み合いがスリリングで面白いです。終盤の二転三転する議論となるほどと思い、でもそれだとセルダン計画はどうなってしまうのかと不安になったところでのラストの種明かしが秀逸でした。どこまでもセルダンの手のひらの上、天才一人の圧倒的な洞察力と計画に圧倒される物語でした。
が「ナイス!」と言っています。
イツキ
斜陽とはいえまだまだ大きな勢力を残す帝国との戦いがあっさり終わったと思いきや、早速体制が硬直し先行きが怪しくなるファウンデーションにセルダンの予言にもない突然変異の出現という展開。戦闘自体はあまり描かれず主人公サイドもあまりパッとしない印象ではあるものの先の読めなさが増していて面白いです。第二ファウンデーションの正体や内実も含め第三部でどう決着がつくのか楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。
イツキ
長く続いた銀河帝国が傾き、暗黒時代が到来してから天才の学者が予言した新たな帝国が現れるまでの物語。序盤の展開からセルダンが予言した通りの歴史をなぞるだけのように感じ、一巻の時点ではその通りなのですがその歴史が明かされていないため先がどうなるのかよ展開が読めず面白いです。知識はあるものの資源がないファウンデーションが宗教や貿易を駆使し周辺惑星を出し抜いていくのも読み応えがあります。
が「ナイス!」と言っています。
イツキ
大政奉還が行われず徳川幕府が続いたままの2020年代日本が舞台の刑事モノ。帯刀が義務付けられている警察、氏族が力を持ち身分制度が維持されたまま、主な外貨獲得手段が侍という武力の提供などなど幕府が残ったままだった場合の日本と外国の関係性などの設定が細かく作られていて面白いです。警察という組織に馴染めずはぐれた状態で事件を追う主人公というある種王道のストーリーも特殊な組織体質などが絡んで読み応えがありました。
が「ナイス!」と言っています。
イツキ
完治したあと体のどこかに薔薇の形の腫瘍ができる難病患者と、治療法を確立した医者が殺害された事件を追う特殊設定ミステリ。薔薇の由来や病気の真実、そしてSF的なエピローグなどがとても印象的で魅力を感じる作品でした。設定部分に比べて事件そのものの真相などはややインパクトが薄くはありましたが、アイデンティティを巡る登場人物たちの苦悩や思いなども丁寧に描かれていて良かったですね。
が「ナイス!」と言っています。
イツキ
遠い未来の砂漠の街で繰り広げられる不思議で独特な雰囲気の物語。特殊な爆弾の殻を売ろうとする少年、突然現れバラを買うロボット、そして掘り出される謎の巨大ロボそれらが集まって始まるストーリーは童話のような印象でした。著者の他の作品と世界観を共通とする物語なので200ページの本編に対して20ページの用語集があり、やや世界観が掴みづらいところはありました。
が「ナイス!」と言っています。
イツキ
ネタバレソ連時代のエストニアに生まれ、ソ連崩壊とエストニア独立という激動する社会に翻弄されたラウリという一人の人生を追っていく物語。数字とプログラムに取り憑かれたような少年時代から特別な政治的信条もないため流されがちな学生時代などがとても繊細に描写されていました。ただ友人と日常を過ごしたいという気持ちだけなのに社会がそれを許さない苦しみとやりきれなさ、そしてそれらを乗り越え再会を果たしたラストがとても印象的で感動しました。
が「ナイス!」と言っています。
イツキ
ネタバレ様々な人物の愛憎、思惑、欲望が入り乱れて加速していく物語に引き込まれました。結末は劇的なものではなく、マーリの写真もセーナの復讐劇も政府を転覆させることはできず情勢は変化しないというかなり無情な結末でしたが、決して無意味なものではないとも感じられるものでもありました。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/05/07(3642日経過)
記録初日
2014/05/01(3648日経過)
読んだ本
1734冊(1日平均0.48冊)
読んだページ
637756ページ(1日平均174ページ)
感想・レビュー
1460件(投稿率84.2%)
本棚
11棚
性別
年齢
32歳
血液型
A型
職業
IT関係
現住所
千葉県
外部サイト
自己紹介

SFを中心に色々と読み漁ってます。

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