満月の下で茉莉花を摘むシーンがとても素敵でした。朔も源さんも幸せに暮らしてほしいな。今作は満の怒りや不穏な空気が強かったからか、透明で清涼感が感じられた一香と朔のお話がより恋しくなってしまいましたが前作と変わらない静かな世界観が心地よくやみつきになります。

読み始めは青春系かな〜と思っていたけど読み進めるほどに重くなっていくし難解な愛の形に戸惑いました。ほのぼのかわいい鯨ちゃんの存在が癒しでした。

満月の下で茉莉花を摘むシーンがとても素敵でした。朔も源さんも幸せに暮らしてほしいな。今作は満の怒りや不穏な空気が強かったからか、透明で清涼感が感じられた一香と朔のお話がより恋しくなってしまいましたが前作と変わらない静かな世界観が心地よくやみつきになります。

やさしさや切なさ、愛おしさがギュッと詰まっていて何気ない日常がキラキラ輝いているように感じられる素敵なエッセイでした。わたしも何か書き留めておきたくなったけど、続いたためしがないんだよなぁ。

拓は相変わらず里伽子や知沙に振り回されっぱなし。ワガママな彼女たちはどこか憎めないところがあるけど美香さんの親友の安西さんはめっちゃ嫌でした。キツイことを言われても、複雑な関係でも美香さんの為に奔走した里伽子はエラいし良い子だなと思います。もうこの先の彼らのお話が読めないのが寂しいです。

自分が経験した青春はここで描かれている時代よりもずっと後なのに不思議としっかり懐かしさが感じられました。里伽子のことを自分勝手だと思ったり、同情したり、やっぱり嫌だと思ったり、でも魅力的だと思ったり、、いつの間にか杜崎と共にわたしも振り回されています。笑

面白かったけどハイパーウラマのことも新薬のことも割とあっさり話が進んだなという印象でした。次はシラカミの謎やルーツを辿る旅編かな。楽しみです。

先が気になってあっという間に読んでしまいました。最後の最後にびっくりな展開が！芸能界ってやっぱりこういうことがあるのかな、どうなんだろう。斎木の仕事が本当だったのかがちょっと気になります。

洋館とお庭の雰囲気が素敵でめちゃくちゃ良かったです。色々な香りやハーブやスパイスを使ったレシピなどの描写に五感がくすぐられまくりで心地良い気分になりました。紺色の声ってどんな声なんだろう。聞いてみたいです。

わたしには推しがいないので、この作品だけでなく推し活とかお金や時間のかけ方を理解しきれない部分があるだろうけど、推しを推すことは中心というより背骨という書き方はなるほどと思えました。とても印象的な1冊でした。

眩しすぎるくらいの青春小説で面白かったです！少女漫画にありがちな設定や展開が多かったのが意外だったけどテンポよく書かれてあり読みやすかったです。花いけバトルというアツい戦いがあったなんて知らなかったのでそこも興味深く読みました｡爽やかなお話で読後感も良かったです〜。