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2024年3月の読書メーターまとめ

わむう
読んだ本
33
読んだページ
7946ページ
感想・レビュー
28
ナイス
1031ナイス

2024年3月に読んだ本
33

2024年3月のお気に入り登録
3

  • かわい
  • Kokopelli
  • 道楽モン

2024年3月のお気に入られ登録
4

  • うさみん
  • かわい
  • Kokopelli
  • 道楽モン

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

わむう
新型コロナウィルスによるパンデミックに影響を受けた6人の短編集。教育虐待がテーマの「違う羽根の鳥」、コロナの影響で飲食店を解雇された調理師と近所の老人の交流「憐光」、代理母、ウクライナ、高校生の妊娠、実は親子じゃなかったなど色々盛り込んだ「祝福の歌」、集団自殺を狙った犯罪者「さざなみ」、生徒を妊娠させた教師の犯罪「ロマンス☆」と様々なテイストが楽しめました。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
28

わむう
家族三代にわたる物語。留学中に挫折し帰国した都。ダム建設によって故郷が沈むことになり、打算的に補償金を手に入れる雅枝と、夫と育った村を共に守り抜いた祖母の佳代。郷土愛と夫婦愛に泣かされる一冊でした。
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わむう
イソップ童話の「よくばりな犬」を基に描かれた絵本。大好物の骨をもらった犬は、池に映る自分の姿を見て、相手の骨と自分の骨を比べる。縦書きなので読み聞かせしたら子どもたちは喜びそうです。
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わむう
子猫の写真が中心です。アビシニアン、ロシアンブルーが特にお気に入りです。
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わむう
猫の行動や気持ちを想像したネコの心理テスト。当たってるかどうかよりも猫の写真が可愛らしくて、ほっこりします。
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わむう
犬公方、女好き、マザコン、祭好きのイメージしかなかったのですが、民と生きとし生けるものの命を愛した良い人として書かれてました。ドラマで御台所の信子とは、形ばかりの夫婦とされていたので、そう思っていたのですが、慈しみあう良い夫婦だったのですね。30年の在位期間に多くの天変地異が起こったので、悪政をしいた将軍というイメージがついたことを知りました。
かいちゃん
2024/03/28 14:01

あまりいいイメージがない将軍様です。イメージが変わりますでしょうかね。

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わむう
満洲開拓移民として平和に暮らしていた女学生のひろみ。戦況が悪化し学徒動員が始まり、毎日、和紙をこんにゃく糊で貼る作業をさせられる。「国と兵隊のため」と心から信じているところが思想統制による恐ろしさ。敗戦し、真っ先に逃げる軍関係者が逃げ民間人だけが遺され、朝鮮人やソ連人による略奪からの必死の逃避行と引き上げが始まる。国境を越え、変わらず良くしくれる李太太が人間の質とは何かを教えてくれる。そして真実を伝えるために勇気をだして語部となった老後のひろみで話は締めくくられます
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わむう
ネタバレいじめをきっかけに不登校になった中学生の進むは、2か月間、沖縄の喜久島に2か月間ホームステイすることに。楽しい夏が送れるかと思いきや、脅されたり、こき使われたり、それ以上に暴力的な雰囲気が漂ってきます。お母さん、なんでそんな所に入所させたの?連絡とかよこさないの?と思っていたら、そういうことだったのですね。
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わむう
同性婚、LGBT、ルッキズム、夫婦平等などたくさん混ぜ込まれています。周りからステキと思われるためにガマンをせず、自分らしくという強いメッセージ性を感じました。
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わむう
天声人語で、マルチ商法に気をつけるコラムが紹介されていたので読みました。
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わむう
安藤さんといえばお仕事小説。会社員の勇吉が社内のトップダウンに物申すお話でした。仕事は人生を豊かにするものであって、仕事に潰されていては本末転倒。ですが、やっぱり仕事は肉体的にも精神的にも疲れます。
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わむう
「天久鷹央」シリーズの小鳥遊と舞が、学会後に居酒屋で諏訪野の研修時代のエピソードを聞く。強引に入院しようとする元ヤクザ、整形手術を繰り返す女優、最後は緩和ケアにいる元強盗犯の広瀬の冤罪を晴らす諏訪野。広瀬はなぜストーカーのように諏訪野の当直に日に姿を現していたのかがラストでわかります。
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わむう
「ワンダー」のスピンオフ。いじめっ子だったジュリアンが主人公です。オーガストをいじめたことが原因で転校した彼は、学校の宿題で祖父母の子どもの頃の話を聞くことに。ナチス占領下のフランスでユダヤ人への迫害が始まり、サラは足に障害を持つクラスメイトのトゥルトーに命からがら助けられる。家から離れた納屋で、一家から優しさと愛を受けながら暮らす。恋心が生まれお互いの気持ちに気づいた幸せの絶頂で、辛い出来事が。トゥルトーの本名はジュリアン。愛をくれたかけがえのない人の名前をもらったことに気づいたジュリアンの再生の物語。
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わむう
お互い、認め合って尊敬しているのに最後まで、すれ違いで切ない別れでした。
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わむう
学生時代のヒエラルキーをこんなにいつまでも引きずっているものなのか。タイトルの意味は必要なのは、今いる場所から飛び立つ翼ではなく、どこでも生きていけるように自分の足で、しっかりと立つことなのかな。
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わむう
アカデミー賞主演女優賞作。映像で見るのは辛いシーンが多いとのことなので、本で読みました。訳は素晴らしかったですが映像で見ないと想像しにくい場面があって、やはり映画を観に行こうかなと思いました。
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わむう
730年頃の奈良・平城京で起こった天然痘の流行。民間の病院にあたる施薬院で貧しい町民の治療をする医師の綱手と助手の名代。治療法もわからず、患者たちを見送るしかなく途方にくれる。濡れ衣で罪人とされ世間を恨んでいた元・宮城の侍医だった諸男は恩赦を受けて赦免された後、偽手札で荒稼ぎをする宇須と一緒に行動をしていたが、命がけで患者と向き合う綱手たちを見て、医師だった頃の情熱を取り戻す。新羅からきた疫病と知り集団心理による外国人虐殺や神頼み、役に立たない政府など1300年前経って時代が変わっても人は変わらない。
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わむう
シングルマザーと娘の貧困を明るく書いていますが、現実は希望が見えず苦しんでいる人が多いと思います。母親が健康を壊し、働けない代わりに10代の子が生活費を稼ぐというのは昔は当たり前だったかもしれませんが現代ではヤングケアラーにあたり、行政や民間団体からの支援が受けられるケースを自ら調べて積極的に活用することも必要だなと思いました。
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わむう
2014年ロンドンで実際に起きた公営住宅占拠事件。行動を起こしたのはベビーカーを押したシングルマザーたち。ジェントリフィケーションは、結構最近、大阪のあいりん地区でもあったことを思い出しました。
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わむう
ゾウさんの大きなウンチで子どもの興味を引き、その後は地球温暖化やゴミ問題についての注意を促しています。干ばつで草や水がなくなり、食べ物を求めてゴミ捨て場にある人間の食べかす、薬、ビニール袋を食べている写真は衝撃でした。
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わむう
霊感があることを母親に利用されることが嫌で家出をした光希。実はあることが原因で霊は見えなくなっていた。行くあてもないところを足場の組立作業の会社社長の須田に拾われ働くことに。幽霊は見えないが、触れる頭島と一緒にいるとなぜかまた霊が見え始めて心霊現象に悩んでいる施工主のところで霊の声に耳をすませる。こんな温かい人ばかりの会社なら私も定年まで働きたいです。
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わむう
ネタバレ4年ぶりに再読。誰の発言や記憶として書かれているところが真実なのか、予想しながら読む。結果はたった一人のサイコパスに操られていたのでした。
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わむう
戦国時代から500年が経ち、目覚めたお梅人形。令和の時代の人間を呪おう張り切りますが、瘴気を出しても体の大きな現代人には効かず、動く人形を見てもロボットだトリックだと信じてもらえません。呪っているつもりが、なぜか関わる人がみんな幸せになってしまいます。作者が「プロットに細かくツッコんだら呪われるぞ」と警告するところが面白いです。
が「ナイス!」と言っています。
わむう
新型コロナウィルスによるパンデミックに影響を受けた6人の短編集。教育虐待がテーマの「違う羽根の鳥」、コロナの影響で飲食店を解雇された調理師と近所の老人の交流「憐光」、代理母、ウクライナ、高校生の妊娠、実は親子じゃなかったなど色々盛り込んだ「祝福の歌」、集団自殺を狙った犯罪者「さざなみ」、生徒を妊娠させた教師の犯罪「ロマンス☆」と様々なテイストが楽しめました。
が「ナイス!」と言っています。
わむう
字のない絵本。「やっとあえた」や「アンジュール」と被りました。
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わむう
再読。重いのはナイフの言葉か、十字架の言葉か。
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わむう
国内の殺人事件件数は減少していて、家族間の殺傷事件は横ばいのため、近親殺人のパーセンテージは増えているとありました。新聞の三面記事やニュースで知る事件の概要だけを知ると、加害者が圧倒的に卑劣で、被害者は不憫だと印象を持つが、真実を知ると被害者も、どうしようもなく追い詰められていたことがわかります。家族だからこそ距離を置いたり、逃げたりできない苦しさ、他人には介入してほしくない閉塞的な空間が根底にあると思います。そして老老・認認介護などは他人事ではなく、明日は我が身かも。
が「ナイス!」と言っています。
わむう
どうせ悩み事なんて相手のあることが多くて、1人で考えてたって解決しないのだから、複雑に考えず、子どものようにシンプルに考えるのが良いのかも。
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わむう
画家を目指す父と、美しいが窃盗癖のある母がいる小学生の銀花。父が奈良の醬油蔵を継ぐことになりそこで暮らすことになる。醬油づくりに情熱が湧かない父に代わって、蔵を継いでいく青春お仕事小説かと思っていたら、そこはやはり遠田さん。父の死、母の過去、従姉の家出、座敷童、不良少年たちの内輪揉めによる傷害事件など様々な暗い出来事次々と起こります。でも遠田さんの作品の中では比較的明るかったです。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/06/21(3599日経過)
記録初日
2008/01/02(5961日経過)
読んだ本
4924冊(1日平均0.83冊)
読んだページ
1016333ページ(1日平均170ページ)
感想・レビュー
3313件(投稿率67.3%)
本棚
9棚
性別
血液型
O型
職業
専門職
現住所
大阪府
自己紹介

名前をしほきち→わむうに変更いたしました。

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