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2022年1月の読書メーターまとめ

八岐
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感想・レビュー
24
ナイス
245ナイス

2022年1月に読んだ本
25

2022年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

八岐
ネタバレ★★★★★ 浜波ちゃんが癒やし。この狂った状況をちゃんと一々突っ込んでくれるマトモさが桐島にとっても精神の均衡を齎してくれたのだろう。浜波ちゃんが凄く健全で微笑ましい真っ当な恋愛をしてくれているのもそれに輪をかけている。あんま器用じゃなさそうな橘があんな見事に浜波ちゃんの支援を出来るとは思わんかったけど、橘も幼馴染の恋はしっかり応援したかったんだろうな。個人的には橘さんがいいなあ。この娘はひっそりと傷ついていて、痛みの耐え方と訴え方が切なくて本当に薄幸の美しさがある。
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2022年1月にナイスが最も多かったつぶやき

八岐

2021年12月の読書メーター 読んだ本の数:41冊 読んだページ数:9368ページ ナイス数:214ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/4751/summary/monthly/2021/12

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2022年1月の感想・レビュー一覧
24

八岐
ネタバレ流石に本名ソアリス、偽名ソアでどうしてバレないと思うんだろう。そして何でバレないんだろう、あれだけ目立ってるのに。国防を一手に担っていた聖女が封印され、案の定魔族に攻められ騎士団は聖女派が分離し離脱、とボロボロになった王国に20年かけて封印を破って聖女復活! 聖女というか最終兵器聖女に問答無用に強すぎじゃないだろうかこの人。もう彼女が一人居ればいいんじゃね?と言いたくなるけど、それが王国の崩壊に繋がったと思えば、正体隠して育成に励むのも悪くはないんだろうが、結局聖女一人居れば良くね?となってる気がする。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 普段の身嗜みやだらしない態度、呑んだくれている姿など、見た目の印象からくる心象の悪さは侮れない。シーフという職業への偏見も相まって、周りから胡乱な目で見られていた主人公。それが奴隷の少女を買った事で彼女というフィルターを通して、ハリスへの信頼や信用が見る見る高まっていく。決して素行の良い人物ではないし、幼いティアナに手を出すまいか真剣に考えている辺りスケベ親父なのは間違いないが、奴隷をぞんざいに扱うのが当たり前の世の中で、特に下心無しに当たり前に丁寧に彼女を扱うの、根本で善いおっさんなんだよなあ
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八岐
ネタバレ★★★★ まさに旅の終わり、別れと新たな旅立ちを語り尽くしたような最終巻でありました。本編では語り尽くせなかった紗和さんの件の決着を友情と愛情の限りを尽くしてやり切ってくれたのは嬉しい限り。その上で独り寂しく戻ってくるのではなく、もう一人の新しい親友を連れて戻ってこれたのはハッピーエンドですよねえ。あのシリーズでも最初に純粋な恋するヒロインとして登場したあの狂三がこうして長い旅を経て独り立ちして帰ってくる、というのは感慨深いなあ。そして何者でもなかったにも関わらず、存在を確立してみせた響。良い物語でした。
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八岐
ネタバレ★★★★ これは良かったなあ。死霊術師がダークサイドの存在であると踏まえた上で、それでも胸を張って生きようとするその在り方は清々しくある。その心意気が彼らをダークヒーローとして映えさせている。ウィルとライニーの死が二人を別つても、もう一度改めて取り戻した関係はこの二人が全力で「生きている」感がすごく詰まっていて、好きだなあ。
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八岐
ネタバレ★★★☆ どれも流石の作家さん達の手掛けたお話だけにみんな面白かったんだけれど、やはり大森さんの六喰トゥルールートは出色の出来だった。マジもんのトゥルーじゃないですかー。これを短編に収めて最後まで語り切ったのもまた凄い。本気で他の娘のトゥルーも見たくなってくるほどでした。あと、狂三はクルミって読まないよね! キョウゾウだよね!? 最初の方、ずっとキョウゾウちゃんって呼んでたのを思い出したけど、まさかこの期に及んで作者様からくるみなんて読めるはずがない、と言われるとは思わんかったですわぃ!!w
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八岐
ネタバレ★★★★ 救われない救われない救われない。こんなにも救いのない話があるだろうか。一番救えないのは、主人公のチサトが今、ある意味救われていて幸せである事なのかもしれない。その救いが自分の望みであった人を救いたいという願いと正反対の殺す事によって成立している事に途方に暮れながら、それが代替である事を自覚しながら、それでも彼は救いを幸福を守る為にそれ以外の全てを切除していくのだ。嗚呼いつか、本当に彼は世界全部を殺すのだろう。師匠の予言は大げさでも何でもなかったのかもしれない。
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八岐
ネタバレ★★★★ ずっと追いかけて遂に追いつき並び立ったと思ったら、怪物二人になりました、という恐ろしい結果に。何も知らない敵よりも良く知っている味方の方が全力全壊マイカさんに恐れ慄いているのが何ともはや。今回はアッシュ以外の視点の話が特に多くて、半分近くはそうだったんじゃないだろうか。マイカとアッシュがお互い惚気まくるという糖度の高い回でしたが、それだけでなくレイナもヘルメスと甘々になってて、思わずニヤニヤ。にしても、王女殿下はあれどうするつもりなんだろう。マイカは来い来いしてますが。
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八岐
ネタバレ★★★☆ ちょっとこれラプターさん、ガチめに気持ち悪い人なんじゃないですか!? こんな勢いで崇め奉られたらギャン泣きされてもおかしくないと思うのだけれど、その相手となるニシャやロザリンドはその境遇から、絶対的な肯定をこそ必要とする愛情の欠乏状態でしたからね。ラプターの気持ち悪い位の愛こそが、彼女らにとっては命の水だったのでしょう。それにラプターのそれは盲信のように見えて、決して理想の押し付けじゃないし、選択もちゃんと彼女らに任せている。決してお人形扱いではないんですよね。それでも狂信者と言う他ないが。
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八岐
ネタバレ★★★★ お嬢とメイド、別れ別れになってそれぞれの戦場で戦う事になっても心通じ合い、信じ合える関係になっているのは1巻からの積み重ねを感じて尊い。お互い貴族としてメイドとして半人前で、だからこそ二人で一人という所があったけれど一緒に居なくてももう比翼の関係だなあ。マリナは民兵時代のその手から取り零した命の重さを突きつけられるキツい展開だったけれど、あれほど沢山の大事な人を喪ったと哀しむべきか、彼女にもあれだけ沢山の大切な人が居た、と喜ぶべきか。でも彼女の殺すだけじゃなかった生き様が垣間見える話でした。
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八岐
ネタバレ★★★☆ ずっと影から見守るのかと思ってたら、遂に我慢出来なくなって直接会いに来ちゃったぞパパ陛下w 思ったよりも堪え性がない! ただ、後宮に来た当初は父親の事なんか全く興味も関心もなかった雨妹なのに、どんどんと父親株が上がっていて、会うタイミングは悪くなかったんじゃないだろうか。影の護衛さん達もかなり熱心に仕事してくれてるみたいだし。代わりに母上の評価は下がる一方だが。結構思う所あったんだなあ、雨妹も。幾らサバサバシてるとは言え、親に捨てられたんだもんねえ。
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八岐
ネタバレ★★★★ ちょっとこれ、陛下ってば紗耶の事好きすぎなんじゃね!? 仕事場にもしょっちゅう顔だして様子を見に来てたりとか、直属の暗部動員して護衛してたりとか、見守り感が非常に強い。でも閉じ込めておくのではなく、紗耶が採用試験に入り込んできたときも止めなかったし、働きだしたら手を回してこっそりと身分保障してあげたり、とやりたいようにさせてあげているあたりかなり尊重してると思うんですよね。陛下の紗耶の大事するやり方は結構好きだなあと思うんですよね。色々と贖罪も込みなのかもしれないけど。
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八岐
ネタバレ★★★★ これ、帝国の第一皇子って最初期のウェインの理想をほぼ満了で叶えてしまっているのは、ウェインも苦笑いだろうなあ。「ウェイン殴っていいんですかやったー♪」が想像だけどロワらしい台詞というか何というか。この娘の根明なノリはホント好きです。ある意味これでロワは国内問題に縛られなくなって違うところにも顔だしてくる可能性が出てきたんだろうか。そしてニニムはなかなか衝撃的な伏線出てきましたけれど、そんな可能性あるんだろうか。ウェインの心臓なんだぜあの娘は。
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八岐
ネタバレ★★★★ 権力とか欲望をむき出しにして迫ってくる方がまだ分かりやすいんだが、ルード隊はその辺なにを規範にしているか未だわからないので怖いなあ。ルード、ブラックの教え子だったんですよね。そのブラック叔父さん、まさかまさかの色濃い背景が。いや、確かに魅力的だし信頼に値する人なんだろうけど、ソルテが信じれば信じるほど、え?大丈夫? という疑念が湧いてきてしまうのは捻くれすぎだろうか。
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八岐
★★★☆ 人知を超えた生き物、現象、法則が渦巻く迷界と呼ばれる異界を探索する冒険譚。冒険とは危険を犯しても未知を稀有を体験する事、何かを見つけること辿り着くこと、と定義するならそれら全てが詰まっていた。ゲーム的なダンジョンのようにルールが定義された世界じゃなく、常識を全部置き去りにしたルールも何もかもを自分で切り開いていく探索は、見たことのない光景も相まってやはりワクワクしてしまう。展開はオーソドックスだったが、良質の冒険譚でした。
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八岐
ネタバレ★★★★ セイラがホント美人な馬に描かれていてホワンとなりました。馬の難しさとそれ以上の魅力と可愛らしさが目一杯詰まってたなあ。それ以上に騎手と馬に関わる人々の物語であり、騎手という職業ではなく騎手という生き物なのだ、という生き様が滲み出るような挫折から這い上がる物語で、とても熱かった。こんな若くて美人でお姉さんな馬主にお世話され溺愛されて、何が挫折だこの野郎、と思わないでもないでしたが。馬と人との本当の信頼関係、そして人馬一体となっての好敵手達との熱い戦い。胸と目尻が熱くなるこれぞ競馬たる作品でした。
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八岐
ネタバレ★★★★★ 相変わらず引用をスルスルと会話の中に盛り込んでいて、いやあ凄いなあ面白いなあと満足してしまいます。一旦リセットしたからこそ三人で居られる環境に満たされていて主体的に現状維持を望む琉実に対して、純は失う事を恐れての受け身の現状維持に見える。そんな自分に忸怩としてるのも確かなのだが。一方で那織は関係の変化どんと来いとグイグイ押すのに姉のフォローも欠かさないんですよね。この娘姉にダダ甘すぎだ。何れにしても姉妹二人共最終的な決定権は純に預けてるんだよなあ。甘いのか優しいのかチョロいというべきか酷なのか
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八岐
ネタバレ★★★★★ 浜波ちゃんが癒やし。この狂った状況をちゃんと一々突っ込んでくれるマトモさが桐島にとっても精神の均衡を齎してくれたのだろう。浜波ちゃんが凄く健全で微笑ましい真っ当な恋愛をしてくれているのもそれに輪をかけている。あんま器用じゃなさそうな橘があんな見事に浜波ちゃんの支援を出来るとは思わんかったけど、橘も幼馴染の恋はしっかり応援したかったんだろうな。個人的には橘さんがいいなあ。この娘はひっそりと傷ついていて、痛みの耐え方と訴え方が切なくて本当に薄幸の美しさがある。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 普通に女の格好しただけでバレないので、女装や身嗜みなどへの拘りなどは特に無いので、女装男子ならではのあれこれは少なかったかなあ。一流の女装者となると女性よりも女らしい立ち振舞になってしまう面白さがあるのだが。魔女と騎士が対立する構図になってるけれど、喧嘩レベルでお互い陥れたり過剰に貶めたりという風になっていないのは結構健全な関係なんじゃないだろうか。世界改変が関わってることもあり、何気に話の根幹は学園レベルの規模じゃなくて、話が進めば盛り上がっていきそう。
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八岐
ネタバレ★★★★ こ、これは紛う事なきメスガキ! かの万有引力のニュートンがTS転生したら半エルフでメスガキですよ。いや、ニュートンの性格がアレだから、TSでメスガキになってしまったのか。男のままだったらクソガキだもんなこれ。しかし学者としてのニュートンしか知らなかったので経済人としての彼と人としてアレすぎる彼のエピソードが強烈で、不思議とこのクソ生意気なメスガキが良く似合いつつマイルドになっていますね!となる不思議。閉塞する辺境領地を魔法めいた(詐欺紛いの)財政手腕で魔改造していく痛快な作品でありました
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八岐
ネタバレ★★★☆ 女神が一生懸命褒めて褒めてと尻尾振りながら懐いてくるワンコそのもので可愛いんだが、このワンコ「待て」を聞いてくれないワンコでもある。発動すれば即死する刻印を体に打たれ、例え死んでも無理やり蘇生させられて戦い続ける勇者刑に処せられて魔王現象との戦いに投入される罪人達。主人公のザイロは女神殺しの罪で懲罰勇者に落とされた元騎士団長なのだけれど、完全にやさぐれてアウトローになりながら、根底で騎士の魂を喪ってないんですよね。図らずも彼の戦いは人を惹きつけ、その姿は懲罰としてではない本物の勇者みたい
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八岐
ネタバレ★★★☆ ハロルド、復讐よりも前にエチカを救うためにアミクスとしての一線を越えたのか。エチカの電索官としての機能喪失をきっかけに、二人はお互いに必要ではない関係になったからこそ、お互いに抱く感情の名前が見つからずに混乱するハロルドとエチカ。答えが出たわけじゃないんだろうけれど、お互いが特別であることはもう無視できない事実になってしまったなあ。
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八岐
ネタバレ★★★★★ そうか、短編集だったのか。パーティーでそれぞれが持ち寄ったお話という体なのでこれはこれで楽しかった。その上、短編なので愛で力がカップルごとに集中して普段よりも威力たっぷり濃密な愛で力を浴びれたんじゃないだろうか。終始ニヤニヤしっぱなしだった。全部印象的だったのだけれど、ラーファエルの秘めやかな恋は良かったなあ。そして原点とも言えるザガンとネフィのカップルの威力が全く衰えていない事に震撼させられた。そしてデレ期に突入したネフテロスちょっと凶悪すぎるんじゃない!?
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八岐
ネタバレ★★★☆ いやもうこれ好きでしょう!? 好き以外のなにものでもない。これで好きじゃないっていうのなら、異性を好きになるって何なんだよって話でしょう。これどちらがチョロいかというと結愛よりも慎治の方にも見えるんだけれど、あれだけ露骨にアプローチ受けていて全部享受して満更でもないくせに、はっきりしないのは少々いただけないなあ。
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八岐
ネタバレ★★★★☆ ようやく上と連絡付きそうな所まで上がった所で最下層に叩き落され、ボスを倒しても何も起こらず食料もない、とここまで最悪が重なると流石にこのメンツでも精神的に参るよなあ。でもそれでギスギスしたりせず、フォローしあえるのは彼ららしいよなあ。あれだけ追い詰められてなお、ですよ。上は上で救出作戦が佳境。メイアンディアの、こっちだって遊びじゃねえんだ(意訳)の啖呵がかっこよすぎる。
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読書データ

プロフィール

登録日
2008/07/17(6008日経過)
記録初日
2000/01/07(9122日経過)
読んだ本
13943冊(1日平均1.53冊)
読んだページ
3579680ページ(1日平均392ページ)
感想・レビュー
3111件(投稿率22.3%)
本棚
9棚
性別
血液型
B型
外部サイト
URL/ブログ
https://yamata14.livedoor.blog/
自己紹介

ライトノベルの感想ブログをやっております。約4000の感想記事がございますので、お探しの本の感想があればどうぞご検索ください。

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