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2021年12月の読書メーターまとめ

八岐
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感想・レビュー
24
ナイス
214ナイス

2021年12月に読んだ本
41

2021年12月のお気に入られ登録
2

  • サンタジョー
  • 番茶

2021年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

八岐
ネタバレ★★★☆ 政近、分かりやすい祖父よりも母親の方に拗らせてるのか。愛し期待していたが故に裏切られたという思いは子供だからこそ余計に深い反発へと変わるものか。母親の方も随分負い目を感じてるみたいだけど。これ、板挟みの有希が一番しんどそうだなあ。妹も母には本当の意味で心許していないみたいだし。これ実は一番危ないの妹の方なんじゃないだろうか。今はまだメンタルの強さ故に頑張れているけれど。
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2021年12月にナイスが最も多かったつぶやき

八岐

2021年11月の読書メーター 読んだ本の数:33冊 読んだページ数:9243ページ ナイス数:265ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/4751/summary/monthly/2021/11

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2021年12月の感想・レビュー一覧
24

八岐
ネタバレ★★★☆ ここぞという時日和らず、相手の心を押し殺した言葉を鵜呑みにせず、勇気を出して一歩踏み込む主人公は格好良いなあ。というか格好良すぎて平折がグデグデになってるような気がするんだが。でも、主人公と義妹二人きりのラブコメじゃなく、凛がもう一人のメインヒロインとして重要な役どころになってくるんですね。凛もまた現状に苦悩しネトゲのアバターに普段の自分と違う仮面を被り、知らずネトゲでも現実でも平折と無二の親友となっていく。その二人の間を結ぶのが昴で、とこれはまた難儀な三角関係になっていきそう。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 一番難しかろうソフトランディングをよくぞまあ成し遂げたものです。巨大化しすぎて機能不全を起こしている組織を解体再編成するのはどんな場合でも困難ですけれど、それを国家がとなると途端にハードルがあがりますし、遺恨も残り民意も損なわれるものですけれど、ソーマの協力を仰いだとは言え、これマリアはほぼフウガをコントロールして良いように利用したとも言えるんですよね。その上で個人の幸せも掴んでみせたのですから、辣腕なんてもんじゃないでしょう。しかしユリガはイチハ君に嫁いで欲しかったな、と個人的には思う所。
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八岐
ネタバレ★★★★ これはサタンマルッコという名の競走馬の物語である。同時に一頭の馬を語る際、それはその馬に関わる多くの人たちの人間ドラマにもなる。一頭の馬の走りに人々は夢を見る。夢を賭ける。その走りに一喜一憂し、時に人生を捧げるのだ。調教師も厩務員もファンも競馬記者も、一頭の馬に同じ夢を追う。そして騎手は一心同体、馬と共に夢を駆ける。その姿のなんと美しく熱く胸を打つものか。競馬好きな人にも競馬を知らない人にも、その熱さと面白さを伝えてくれる作品でした。マルッコの生意気でアホで人懐っこいキャラはやっぱいいなあ。
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八岐
ネタバレ★★★☆ シャルル王、想像以上の根明カリスマじゃないですか。生き返った事への煩悶があるかと思えば、凄く前向きに捉えているし、それでいてガヌロンへの友情に心砕いている。ガヌロンも人が変わったみたいに生き生きとしてしまって。元々こういう賢者だったのか。シャルルへの執着もこうしてみると良く分かってしまう。シャルル自身、そんなガヌロンを残して逝ってしまった事への後悔を抱いてるあたり、二人の友情の深さが見える。一人一人なら抗し得るだろうけれど果たして、この二人のコンビに勝てるのだろうか。
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八岐
ネタバレ★★★ だいぶ売りの方の値段ボーナス付いてますよね。食料品でこれだけ高価買取というのは需要と供給のバランス取れてるんだろうか。まあ下げたら冒険者という職業自体が成り立ちそうにないですしね。補助金みたいのがどっからか出てるんだろうか。ナツキとユキが加わった事で受けられる仕事の幅も広がったみたいで良かった。人数が増えた分稼がないといけなくなった訳ですしね。しかしオークとはいえ人型を解体したり食ったりは抵抗あるなあ。
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八岐
ネタバレ★★★★ すぐにユーリが保安局員だと気づくのか、ロイドほんとに優秀なんだな。てっきり、誰もお互いの正体に気づかないまま展開になるのかと思ったけれど。恥ずかしがるヨルさんが可愛すぎて、これが人妻だというのはそれはそれで犯罪的だ。家族の為に怒るお母さん。人を助けた娘の行為を誇らしく思うお父さん。心から家族と思っていないと出ない反応なんですよね。順調に本当の家族みたいになっていってるなあ。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 出てくる味方サイドの人がみんな好人物で気持ちの良い人ばかりなのが、ほんと心地よいです。ストレスフリーって主人公が無敵とか苦戦しないとかとはまた別に、登場キャラの人間性の方にも強く感じるものがありますなあ。キメラクローゼンの暗躍とその悪影響が表に出てきて、物語も動き出した模様。それはそれとしてミラ様の言動がいちいち可愛らしくて、実によい。ミニスカひらひらは実にあざとい! 結構、衣装にも拘りだしたのはもう少女に馴染み出しちゃってる証左であろうか。
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八岐
ネタバレ★★★☆ おじさんの加齢臭が好き、という匂いフェチ、というか若干中毒症入ってそうな色々とヤバいJK乃亜。だが待って欲しい。29歳はまだおじさんじゃないよ。若者だよ。青年だよ。彼女が年上の男性に求めているのは頼りがいなのか安心なのか。母と不仲で学校でも孤立していて心休まらない日々を送る彼女が拠り所を大人の男性に求めたのは不自然ではないのでしょう。その結果がパパ活というのは危うく、軽率以外なかったのですが。でも大人の男だからって大人じゃないんですよね。そんな不完全性を認めてからこそ、確かになる恋もある訳か。
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八岐
ネタバレ★★★☆ ディアーナと引き離す為に他国へと留学する事になったカイン。妹への溺愛っぷりはもう半分諦め気味だったんですよね、父上。それが本気で危機感を感じたのはカインによる貴族の価値観としてはあり得ない考え方がディアーナを染め上げてしまう事への危惧だったのか。妹やイルをはじめ多くの子供達に良き成長を促すカインの考え方を、貴族として気持ちが悪い、と共感ではなく忌避を抱いてしまうのか父上。この留学って客観的に見るとかなり追放っぽい。イルを残して本当に一人で留学するのは意外でしたが、妹を守るために正解だったのかも。
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八岐
ネタバレ★★★★ お幸せにーーー!! と思わず叫んでしまいたくなるほど、お似合いの新婚カップルな二人。いやもうそれ結婚してしまえよ、と思ったらさすが察しの良い主人公である。ご本人も結婚したいよー!となってガチプロポーズしてしまう。話が早い! 実際、二人で泊りがけで過ごす一日が完全にご夫婦というか慣れ親しんだご家庭の雰囲気でしたもんね。イチャイチャするのは当然として、お互いの特異性を受け入れきったピースがピッタリ嵌まり込んだ幸せそうな様子がコチラにも幸せをおすそ分けしてくれる感じで多幸感が凄かった。よかよか。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 容姿も何もかも全然違うのにどうやって入れ替わるんだろう、と思ったら入れ替わり皆に周知なの!?と驚きかけたのですが、そこが魔法の効果だったのか。前作と違い魔法有りの世界という事で普通にRPG的な魔法が飛び交う世界観を想像していたら、そういう魔法だったのか。これ実用できるなら相当に強力だぞ。という訳でお互い立場を入れ替えてそれぞれの役割を果たす事になった三人。それはいいんだけど、将軍だけ商人やってなくてこれ必殺仕事人なんじゃないですか!?
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八岐
ネタバレ★★★☆ 親父様、虎の子であろう直属の隠密集団を雨妹の護衛にわざわざ送り出してめちゃめちゃ過保護やないですかー。一番大事な所は娘だと公にせず、こっそり保護して囲うでもなく掃除係として自由にさせている所だろう。下手に身分を明かすと雨妹が危険という事もあるんでしょうけれど、太子も含めて雨妹の事を大事にしてるなあ、と。潘公主、夫の実家の者たちに苛められてヘコタレてる部分はあったけれど、概ね図太いというかいい意味で鈍かったり好奇心たっぷりな所って結構雨妹に似ていて、明賢もそうだけどやっぱり兄弟姉妹なんだなあ。
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八岐
ネタバレ★★★ 師匠かわいい。さすがに億年単位で修行していたと考えるなら、これだけしか強くなっていないというのはガチで無能だったんじゃないだろうか主人公。これだけ長い時間修行していて精神に変容を来していたり謎の生命体に進化していないというのはそれはそれで凄いのかもしれないが。人類の文明が5桁単位で興亡してそうな年月だしなあ。ともあれ、常に前向きでめげない素直な主人公とロリ師匠は以心伝心イチャイチャしてるようにしか見えない良いコンビでありました。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 新勇者、正義や正しさ云々ですらなく絶対信仰の狂信者なのか。理屈も情も通じない、敗北すらも彼の解釈では信仰の内にあり。これどうあっても考え方が変わらないタイプだけど、価値観をひっくり返せるのか? それこそ信仰心を折らないと変わらなさそうだけど。ダナンがスローライフを全く理解できないながら、そうした価値観もあるのだと受け入れてレッド達の生き方を祝福してくれたのと比べてしまう。アルベールは見事に改心したけれど、果たしてあの勇者をほんとどうやって、と思っちゃうよなあ。ってかアルベール君ってば隅に置けない
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八岐
ネタバレ★★★☆ ああ、なるほど。タワーディフェンスゲームをモチーフにしているのか。そう言われると、傍から見ると意味不明なくらいの勢いでの要塞化も納得である。まずもって城壁とかバリスタなど防衛施設の強化に走ってるものね。僻地に追いやられたヴァンだけど、実際は将来実家を継ぐ嫡男がもっと悪い扱いになるのを逃してくれたんですよね。ヴァンの能力を見込んでいる以上に弟として愛情を持ってくれている人が味方で居てくれるというのは何気に大きいんじゃないだろうか。しかしティルの10歳差は貰ってあげるには余程行き遅れないとw
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八岐
ネタバレ★★★☆ 龍の巫女ってみんな配信者してないとダメなんだろうか。これで珠依もデビューしたら面白いのだが。今回は更に山の龍沼の龍雷龍と三人の巫女が登場し、巫女と不死者の関係がどのように成り立っているのかが知れる話となっていた。巫女の中で彩葉の無邪気さ、幼い直向きさは他の巫女の妄執とは違う危うさを感じるけれど、あの子供っぽさがむしろ揺るぎなさに繋がるのかもしれない。アマガと知流花の儚い結末を見ると余計にそう思う。
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八岐
★★★☆ 小6にして人外に殺され不死となってしまった由紀子の、不死人の家族とのスプラッターな日々。いやマジで父も息子も日課のように簡単に死ぬので未成年の教育に悪い一家である。不幸にも人食いに殺され幸運にも助けられ事故で不死人の仲間になってしまった由紀子は、なりゆきですぐに死ぬ不死男の面倒を見るように頼まれてしまう。小6にしては冷めた娘だけど何だかんだと面倒見の良い由紀子は、すぐに死んでトラブルを巻き起こす不死男の世話を焼くはめになる。それが長い永い人生のパートナーとの始まりだったとは今は知らぬまま。
八岐
2021/12/13 10:39
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八岐
★★★☆ 確かにヒルデさん19歳には見えないよ。いや流石に三十路は見積もりすぎだと思うけれど、それでも24,5歳には見えるよなあ。それくらいの貫禄である。人が異形と化す病が世界を侵す中でその原因が眠るという南極地下のアサイラムを探索する企業群。現代に現れたダンジョンというにはハードな世界で、攫われた一人の少女を追う少年セルジュとフリーのなんでも屋ヒルデガルドの、謎を追いかけ異形と人の悪意との戦いがはじまる、といった風情の非常に雰囲気のある作品に仕上がっている。これは塩野先生の味だわなあ。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 政近、分かりやすい祖父よりも母親の方に拗らせてるのか。愛し期待していたが故に裏切られたという思いは子供だからこそ余計に深い反発へと変わるものか。母親の方も随分負い目を感じてるみたいだけど。これ、板挟みの有希が一番しんどそうだなあ。妹も母には本当の意味で心許していないみたいだし。これ実は一番危ないの妹の方なんじゃないだろうか。今はまだメンタルの強さ故に頑張れているけれど。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 刀を打ちたいだけなのに、なまじ優秀さを示してしまうとどうしても付随して面倒が舞い込んでくる。やりたい事だけやっていたいのに、煩わしいそれ以外の事も熟さないとそのやりたい事が出来なくなってしまう、というのは現実にも良くある話で避けられないんだろうなあ。神様が権威と庇護を与えてくれるというのは面倒ではあるけれどそれ以上に防壁になっていて、好意なのは間違いないし余計でもないんだよなあ。にしても、刀匠としての修行以上に剣士としての修行に時間も取られているような気もするけれど。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 元看護師だけど難病や大病ではなく、生活に根ざした健康障害にスポットを当てるのはいい塩梅だと思う。今回はダイエットによる味覚障害。しかし今回は完全に後宮出ちゃったなあ。ずっと後宮だと季節感を出すのも難しいだろうし、夏ともなれば海!は定番ですしねえ。太子様が雨妹をお付きとして連れてったのは完全に妹を遊びに連れて行ってあげる感覚なんだろうね、あれ。兄妹とは言え年の近いそれではなく、だいぶ年の離れた兄妹感があるのは面白いなあ。
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八岐
ネタバレ★★★★ ラゼって少年兵的なアンバランスが殆どなくて、本当に大人なんですよね。それでいて軍人として凝り固まっておらず、学園では少女として振る舞えて心から学友たちとの時間を楽しむ柔軟さもあり、的確にトラブルを騒ぎにならない段階で収拾する優秀さは折り紙付き。そりゃ使い勝手の良さでは追随を許しませんわ。ついつい大人達が便利使いしてしまうのも仕方ないだけに自戒は必要なんだろうなあ。休暇で元の部隊に一時的に帰隊した時、凛とした女隊長に戻ってキビキビと仕事をこなす様は素直に格好良かったです、はい。
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八岐
ネタバレ★★★★ こうしてみるとリムルってヒナタ好きだよねえ。彼女に対してだけは他にはない男性的な側面を見せている気がする。そして直接的にリムルへの好意をぶつけてくるクロエ。この二人のヒロイン度は中々のものである。久々にリムルが太刀打ちできない強キャラが登場。だからこそ、スライムらしくぬらりと相手の無敵の要因となるスキルを克服していつの間にか相手のステージに立つ展開はカタルシスがあるんですよね。とはいえ、ラスボス候補がこの段階で退場するとは思いませんでしたけれど。
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八岐
ネタバレ★★★★ 表紙見てナニゴト!?と唖然とさせられましたが、よりにもよってシリーズでもエルくんの最大の敵だったオラシオと小王を二人纏めて協力者に引っ張り込んで引き摺り回すというこれまでの「これは酷い!」を更新する勢いの酷いことにw あれだけエルくんの事嫌いながら協力せざるを得なくなった小王がなんだか不憫にすら思えてくる不思議。一致団結……してるのかしてないのかよく分からないけど、息のあった、あってしまった三人の暴走が世界を救う。そして大満足なのはエルくんとアディばかりといういつものアレであるw
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/07/17(6003日経過)
記録初日
2000/01/07(9117日経過)
読んだ本
13937冊(1日平均1.53冊)
読んだページ
3577755ページ(1日平均392ページ)
感想・レビュー
3108件(投稿率22.3%)
本棚
9棚
性別
血液型
B型
外部サイト
URL/ブログ
https://yamata14.livedoor.blog/
自己紹介

ライトノベルの感想ブログをやっております。約4000の感想記事がございますので、お探しの本の感想があればどうぞご検索ください。

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