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2023年4月の読書メーターまとめ

八岐
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感想・レビュー
23
ナイス
287ナイス

2023年4月に読んだ本
23

2023年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

八岐
ネタバレ★★★★☆ この主人公であるヒイロは百合の狂信者であり百合の守護者だ。でも当初の彼は女の子同士の百合という関係や概念をこそ信奉していて、ヒロイン個人にはあんまり興味関心を持っていなかったんですよね。それが義妹レイの実家からの虐待を目の当たりにした所らへんから、百合ではなくヒロイン一人一人の苦しみを許せなくなっていく。少女達の文字通りヒーローとなっていくのだ。当人は尚も百合の世界を守ろうとする為、支離滅裂になっていくのだけれど、彼女達のフルスロットルな好意は何れ彼の頑なな百合防壁を突き抜けるので乞うご期待。
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2023年4月にナイスが最も多かったつぶやき

八岐

2023年3月の読書メーター 読んだ本の数:30冊 読んだページ数:9790ページ ナイス数:288ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/4751/summary/monthly/2023/3

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2023年4月の感想・レビュー一覧
23

八岐
ネタバレ★★★☆ お父様、何でこんな小悪党な子供達厳選してきたんだ? 年齢一桁でこれだけ内面歪んでる幼児ってむしろ珍しいだろうに。一瞬、ユル様への嫌がらせなのかと疑ってしまうほど。大抵の事にはふわふわと受け流せるユルがこれだけ精神ダメージ食らうの寧ろ偉業なんじゃなかろうか。苛立ちの余りプチっと潰してしまっても不思議なかろうに、最後の最期まで機会を与える辺り悪魔なのに慈悲深いよねえ。そして遂に四人の従者が揃ってしまったのだけれど、着々と悪魔の魔の手が王国の隅々まで伸びようとしている……という風に全く思えない不思議w
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八岐
ネタバレ★★★☆ 昔から入れ替わってたとかじゃなくて、あの瞬間まで殿下本物だったのか。女好きなのは兎も角有能で人柄も良さそうだっただけに可哀想。妹が予備扱いされるのも酷い話かもしれないけれど、その死を弔っても貰えない形になってしまった殿下も残酷な境遇だよね。弟と義母を守っての負傷だっただけに尚更に。義母がそこまで追い詰められる理由は告白していた通りなんだろうけれど、そこまで思い詰めるには相応の事があったんだろうか。弟くん、歪まなきゃいいけれど。
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八岐
ネタバレ★★★☆ うわぁぁ、とんでもない子が来たぁ! いやいやリリアーナ様、幾ら何でも貴女エルメス特攻盛り過ぎじゃないですか!? エルメスに刺さる要素だらけで構成されたもはやエルメスの為のヒロインじゃないですか。カティアがこりゃヤベえ!と青褪めるのも無理からぬ。そこはカティア様も巻き返しというかアピールの為所だったはずなのに、割りと対軍戦だったにも関わらず集団戦に一番強そうなカティアの出番あんまり無しは微妙に可哀想。本筋は急展開だけどニィナの問題が明らかになったのは解決の筋道が見えたという事でもあり闇の中の光か
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八岐
ネタバレ★★★★ 野良犬めいたと言われる少女ガーベイジなんだけど、ホントに野良のワンコっぽいな!! 凶暴な野犬というのとは少し違っていて、野良なんだけど妙に懐っこくて付いてきちゃうようなワンコなんですよね。ガーベイジが人間の言葉を喋らず、吠えるだけというのもワンコらしさに拍車をかけてる。いや行動や仕草がほんとワンコなんですよ。カワイイ。喋らないんだけど、尻尾が見えそうなくらい感情豊かだし吠える調子で大体何を言いたいかわかるしで、言葉喋らないの殆ど問題になってないの面白いなあ。いかん、ガーちゃんの話しかしてないw
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八岐
ネタバレ★★★★★ こうしてみると、確かにディー君って真っ当な主人公像を地で行くようなキャラで、エーリヒってそれに絡んでくる味方なんだけど胡散臭くて謎めいていて裏がありそうで最後には黒幕になってそうな謎めいた仮面付けてそうなキャラなんだよなあw それにしてもエーリヒがかつて無いほど好き好き光線出しまくってる。いやわかるけど。エーリヒのPC1像にディー君ストライクすぎるのわかるけど! ディー君サイドからみてしまうと、とんでもないのに目をつけられよったな、としか思えないw 一応エーリヒの方が主人公のはずなんだがw
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八岐
ネタバレ★★★★☆ はーっ、面白かった! まずタイトルが素晴らしく秀逸ですよね。バズれアリス!! なんぞ!?と惹かれますよこれ。そして中身がまたべらぼうに面白い。異世界と現代日本が繋がるのを、配信という形で見せるのは俄然興味掴まれますよね。異世界からの動画配信とか絶対見るでしょ。アリスの台詞回しも妙に熟れてて面白いんですよねえ。鏡を通じて生命以外は物のやり取りが出来るようになり、辺境の魔宮にて虚しく孤独に死ぬはずだったアリスが、異世界の青年に鏡越しに助けられ、何より心を救われて、共に生きていく実に素敵なお話でした
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八岐
ネタバレ★★★★☆ この主人公であるヒイロは百合の狂信者であり百合の守護者だ。でも当初の彼は女の子同士の百合という関係や概念をこそ信奉していて、ヒロイン個人にはあんまり興味関心を持っていなかったんですよね。それが義妹レイの実家からの虐待を目の当たりにした所らへんから、百合ではなくヒロイン一人一人の苦しみを許せなくなっていく。少女達の文字通りヒーローとなっていくのだ。当人は尚も百合の世界を守ろうとする為、支離滅裂になっていくのだけれど、彼女達のフルスロットルな好意は何れ彼の頑なな百合防壁を突き抜けるので乞うご期待。
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八岐
ネタバレ★★★★☆ 期待以上にヤバいの来た! 脳のどこを穿ればこんな話出てくるんだろう。狂気の質の違いを感じ入る。というか狂ってる訳じゃないんですよね、至って正気だ、この娘は。感情の向きなんかはマトモですらある。でも基準となる立ち位置が常人とは決定的に違っているのか。蜘蛛に卵を植え付けられ、生まれた子蜘蛛に生きながら体を食われながら、むしろ喜びそれを受け入れ、餌であり巣となりながら確かな愛情と信頼を結び合う4頭1個の怪物となる。理解できないんじゃない、全て理解でき得る感覚で描いているからこそ、凄いしヤバいよ。
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八岐
ネタバレ★★★★☆ アン先生好きだわあ。無色としても男としてこれほど尊敬出来る人居ないんじゃないだろうか。絶対モテるだろ、この先生。故にこそ、結構隠し子疑惑って波紋を呼んだんじゃないの? にしても、子供いなかったはずなのに世話の仕方が甲斐甲斐しすぎてこれ生来の性格なのか? 元は王様だったというけど家庭的過ぎない? 絶対イイお父さんにしかならないよ。ラストの展開はかなりびっくりしたんだけれど、表紙絵を飾るヒロインが主人公のヒロインじゃないってのは中々斬新なんじゃないだろうか。でも好き。
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八岐
ネタバレ★★★★★ 事後の甘やかなピロトークの時間に蒲鉾がやたら高かった話とかちいか○をボコボコに殴る話をしているこの二人。でも自然なんだよなあ。出来すぎた恋人像が欠片もない、全く気負いがない生活臭のするやり取り。糸が外では割りと大人しい仮面を被っている分、余計に自然に何時もの自分でいる感が出ててね、お互いこれ以上の相手が生涯現れる訳ないだろ、という関係にしか見えないんですよね。糸の現状が上向いて、生きる為の命綱みたいな関係だった前巻からより純粋に単純に、お互いを自然に思いやれる関係が見えてくる。もう何か大好き。
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八岐
ネタバレ★★★☆ あぁ、これモニカ単に殺されたんじゃなくて、意図的に過去に飛ばされた可能性ありそうだなあ。モニカが死んだ時点では既に取り返しのつかない状況でもあった訳だし。一周目の時点で弟がそんなすんなり死んだのか違和感はあったんだけど、魔族がちゃんとした意思を持つ種族となると前提が違ってくるし、これは想像以上にロモロが世界の行方を担う重要人物なのか。そんな彼に一目でゾッコンとなってしまったテア様。これは見る目が凄いんじゃなくて、単にショタコンですよね。相手まだ年齢一桁の子供だぞw
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八岐
ネタバレ★★★☆ リュディ可愛よ。元気と愛嬌一杯の幼馴染って最強ですよね。再会してまずミラに抱き着いてくる辺りが、ミラも可愛いなあこの娘と絆されてしまった所以なのでしょう。作中でも言及されていますけど、ミラとティグルが迷い悩みながら手探りでお互いの妥結点を探っている中でリュディは迷いがなかったのが強かったなあ、と。それでいてミラを押し退けようとは一切しませんでしたしね。他の世界線みらいな話も出てきましたけど、特に運命変わったのはやっぱりザイアンだよなあ。何気に毎度活躍してるし。
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八岐
ネタバレ★★★☆ いきなり解決編から始まるのか! 断罪から始まるこの物語は、一旦長姉イオーラを迫害した伯爵家とその次女ウェルミィの犯した罪が詳らかにされ、破滅の道を転がり落ちる、かに見えた時、一転状況が変わってくる。断罪者達が語りだしたのは、ウェルミィの非道な振る舞い……ではなく、彼女が自らの破滅と引き換えに仕組んだある企みの真実だった。という事で、事はすべて終わった後。ウェルミィも覚悟完了して長年ただ一つの目的の為に暗躍していたのですけれど、これは最初からウェルミィの真意が暴露されていく形式なんですねえ。
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八岐
ネタバレ★★★☆ OBの姿勢があんな薄汚いのだと、そのレール上を歩もうとする子供達は歪むよなあ。今回の黒幕の人もその流れに乗ったが故とも言えましたけれど、有希が兄と綾乃以外に見せた事のない素の顔を敢えて晒してまで啖呵切って見せたのも思う所あったんだろう。こうしてみると子供達は自分達でそうした薄汚い部分を振り払って、自分の望む道を切り開こうとしている。政近も自分で過去にケリをつけて、一歩一歩前に進んでいる。レールの上を行こうとしている有希や菫は薄汚れたりしない気高い強さを示してる。カッコいいですよねえ。
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八岐
ネタバレ★★★★ 老婆でもムキムキの巨人みたいな魔女って普通の魔女と別の方向性で無茶苦茶怖いよね! そりゃ恐れられる。追放型の主人公なんだけど、それで真の力に目覚めたり燻っていた力を覚醒させたりするのではなく、あくまで家事なんですよね。でも求められ感謝される事で自分に本当に合っていたやりたい事を自覚していくのは良いよね。かつての仲間ともお互い余裕がなくて自分優先にしてしまっていた事に気づいて、もう一度仲良くなれたのは良かった。この作者さんの語り口の雰囲気の柔らかさ、登場人物の描き方はホント好きだなあ。
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八岐
ネタバレ★★★☆ これ表紙絵や粗筋からはわかりにくいけど、がっつりスペオペですよ? 思いっきり広大な宇宙で宇宙船を駆りながら星々を渡り歩く銀河魔王列伝ですよ? 召喚された先がSF世界というのも面白いのですけれど、銀河間戦争が繰り広げている辺境の廃棄された汚染惑星に、転生勇者と転生魔王が召喚されて、そこから一からのし上がって魔王軍を結成していく。しかも宇宙船を付喪神にして回復魔法を効くようにしたりなど、科学の世界に魔法で殴り込み、みたいな所も魔法の使い方というか挟み込み方もなかなか興味深かったですね。
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八岐
ネタバレ★★★★☆ おかん勇者! いやマジで勇者ウェインがお母さんすぎる。こんなエプロン似合う勇者も珍しい。暇だから会いに来るんじゃなくて、少ない余暇を全部注ぎ込んで会いに来てるというのがまたキュンとなるれど、やってる事が大概一人暮らしを始めたばかりの大学生の息子の汚部屋に来て掃除洗濯食事の用意をして帰っていくマメなお母さんであるw 魔王を倒すまで兵器のように育てられ、戦後は魔力の強い子供を産む為に貴族に嫁がされる運命を淡々と受け入れていたレイシーが、自由に生きたいと初めて願うまでのこの尊さよ。
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八岐
ネタバレうーん、ちょっと物足りなかったかな。「概要」というか作品全体のこうこうこういう展開でこうなってこう決着がつくのですという「あらすじ」を読んだような感触。で、ここからどうエピソードを肉付けしていくのか、キャラクターの関係を掘り下げていくのか、という中身を期待したいのだけれど、それが丸っと抜けてて骨格と装いたる皮だけで肉がないという感じ。自分にとっては食いでがないと感じてしまうタイプの作品だったようです。
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八岐
ネタバレ★★★★ あ、これ普通の恋人関係だったら気まずくなるんだろうな、すれ違うんだろうな、ギスギスしてしまうかもな、というケースが散見されるんだけど、ふんわりと受け止め、いい意味で甘えられていい意味で気にせず無視できてる。この二人家族で恋人という関係性を本当に上手く扱えるようになったなあ。先に恋人になった際の難しい部分を徹底して洗い出して話し合って共有したからこその安定性だろう。少なくとも、今の彼ら当事者間では問題が起こる様子は見受けられない。となると、起こり得るは外的要因か。
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八岐
ネタバレ★★★★ サハラが意外とちゃんと頑張ってる!? 冒頭はいつも通りサボりながらも何故か大物感を振りまいて妙な役の立ち方をしてましたけれど、終盤はマジで働いてましたね。サハラ史上一番奮闘してたんじゃないだろうか。この人、ホントにマヤの事大事になったのねえ。マヤもかつての自分と相対してこれを退けるくらいに自分で立てるようになっている。かつての仲間、ノノとの再会と別れは前に進むきっかけになったんだろうか。何だかんだ、サポート送り出してくれていた辺り、ノノえらいぞんざいな扱いされてたけど仲間思いだよねえ。
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八岐
ネタバレ★★★★ そりゃあ分身とかじゃなくて純粋に増殖ってとんでもない能力ですもんね。それでも増えた自分は個々に意思を持っているように見えなかったしサッと事が終わったら消していたのでそういうモノかと思っていたのですが……元々はそんなもんじゃなかったのか。そしてこれだけの能力である。それを利用しようとする悪意の悍ましさときたら。それは勇者の挫折の一つでもあったのか。しかしこれ、仲間一人ひとりにスポット当てていく形になるんですかね。それはなかなか嬉しいぞ。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 実力で生き残ったのじゃなくて、部下を見殺しにする形で生き残らされた、それも汚名を着せる為にというのは辛いよなあ。生きる意思そのものを失いそうだけど、無気力になりながらもちゃんと働いているし、ミリィに付き合ってボランティアヒーロー活動もやってるんですよね。どれほど虚無に呑まれゴミクズのように自分を卑下していても、眼の前の弱きを無視は出来ないって、それこそ本物のヒーローの証だよ。見てくれは無精髭のほんとに汚いおっさんなんですけどね。いやマジでここまで見事な小汚い臭そうなおっさん中々居ないよ!?
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八岐
ネタバレ★★★★ 凄いな、若店主。色んな所で修行したとはいえ、これだけ多種多様なラーメンを本場レベルで作れるとは。屋台というのも面白い。料理店モノは異世界と直接店が繋がるパターン多いけど、屋台だと自由に動けますもんね。20年という空白期間がより異世界の常連達のラーメン欲を掻き立て切望を強くしていたというのもあるけど、独自にラーメン文化が生まれつつあったのもラーメンに魅せられているのが伝わってきて良かったなあ。若店主が惜しみなくラーメンの知識を実践と共に分け与えるのも。食べさせるだけじゃなく、共有であり伝道なんだ
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/07/17(6003日経過)
記録初日
2000/01/07(9117日経過)
読んだ本
13938冊(1日平均1.53冊)
読んだページ
3578099ページ(1日平均392ページ)
感想・レビュー
3108件(投稿率22.3%)
本棚
9棚
性別
血液型
B型
外部サイト
URL/ブログ
https://yamata14.livedoor.blog/
自己紹介

ライトノベルの感想ブログをやっております。約4000の感想記事がございますので、お探しの本の感想があればどうぞご検索ください。

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