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2023年9月の読書メーターまとめ

八岐
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感想・レビュー
20
ナイス
234ナイス

2023年9月に読んだ本
27

2023年9月のお気に入られ登録
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  • tekitouqw

2023年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

八岐
ネタバレ★★★★ 新天地にて冒険者達に混じりながら傭兵である事を貫くジグ。だけど、これまでの傭兵の流儀を考え無しに貫くだけではトラブルを起こすばかり。その辺手探りながら柔軟に対応してるジグなんだけれど、判断基準は常にシアーシャなんですよね。彼女確か依頼人であって、ジグの宝物とかではないはずなんだが、完全に全部シアーシャ基準になってるんだよなあ。面白いのは決してシアーシャ穏健派どころかヤバい人間なのに、代わりにジグの判断がだいぶ穏当になっているあたり。お陰で血を見るケースが大分減って人間関係広がってるのよね
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2023年9月にナイスが最も多かったつぶやき

八岐

2023年8月の読書メーター 読んだ本の数:38冊 読んだページ数:9930ページ ナイス数:292ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/4751/summary/monthly/2023/8

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2023年9月の感想・レビュー一覧
20

八岐
ネタバレ★★★ なるほど、これはデザインにイヌカレーを用いたくなるの滅茶苦茶わかる。今、成り果ての異形を表現するにこれほどピッタリな人もいないもんなあ。しかしこれは怖い話だ。今まで読んできたあらゆる非日常の物語、いや望む夢によっては平和な日常の物語だって実は勇者症候群でした、主人公は「勇者」に成り果ててます、という真実が裏側に存在しているかもしれない、と想像してしまうとなかなかゾワゾワしてくる。
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八岐
★★★☆ なんかフリーデの一番の親友の座をかけて戦争でも起きないか心配になってきたぞ。という訳で、ワの国に表敬訪問する事になったフリーデ。そこで観星衆から案内役としてつけられたイオリがまたコンプレックスの強い子で現魔王の子であり英雄の娘であるフリーデに敵愾心バリバリだったのに、監視監視とフリーデの動向を目を血走らせて追いかけているうちに段々とイライラがハラハラに変わってきて、大人達から試されるフリーデに手に汗握って応援してしまい、上役達に対してはフリーデを庇い立てする物言いをしてしまい、と――
八岐
2023/09/29 18:49

イオリがフリーデにハマっていく変化の過程が非常に可愛らしくてよかったなあ。反発が単純に好意に反転するんじゃなくて、ツンデレ系の敵意を抱いているつもりがいつの間にかイライラが心配からくるイライラに変化して、それがさらにハラハラといったより親密な心配に変わっていき、ついには手も口も出して手助けしだしてしまうという、このイオリの変化の流れ、見事というほかなかったんですよねえ。イオリを通してフリーデという少女の父とはまた少し違う魅力がじゅうぶん伝わってきました。

八岐
2023/10/02 19:08
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八岐
ネタバレ★★★★ 父の仇を討とうとする健気な姉弟の手助けというと時代劇の定番みたいなもので良く見たなあ。これは母の仇で兄妹だけれど。荒木又右衛門ではないけれど、バッシュがまだ若きオーガの兄妹の師となり仇討ちの助っ人となるという、本人こんなんしてる場合じゃないんだけれどな、と焦ってるくせに精霊の導きという避けがたい理由があったにしても結構しっかり世話してるのよねえ。しかしバッシュと真っ向から打ち合って互角以上というのはあの傷のお姉さん、ガチで強い。こういうのが敵陣営の中核にいるのか。
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八岐
ネタバレ★★★★ 新たなエルルカ先生の側面が見られるとも思いましたが、古い神様のような規範に囚われない鷹揚さこそありましたけれど、むしろ落ち着いた頼れる大人の態度を見せてくれて、庭園の先生方はみんな立派だなあ、と青緒さんの方を見ながら思ったり。瑠璃系の人はみんなああなのかw 浅葱ちゃんはマトモっぽいのだけれど、お陰でモロに被害担当になってる。瑠璃は両手に華というか兄と彩禍の両方を思う存分推せるようになって今絶頂期だなあ。何気に今回は彩禍にならず、無色のまま事件乗り切ったんですねえ。
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八岐
ネタバレ★★★★ 新天地にて冒険者達に混じりながら傭兵である事を貫くジグ。だけど、これまでの傭兵の流儀を考え無しに貫くだけではトラブルを起こすばかり。その辺手探りながら柔軟に対応してるジグなんだけれど、判断基準は常にシアーシャなんですよね。彼女確か依頼人であって、ジグの宝物とかではないはずなんだが、完全に全部シアーシャ基準になってるんだよなあ。面白いのは決してシアーシャ穏健派どころかヤバい人間なのに、代わりにジグの判断がだいぶ穏当になっているあたり。お陰で血を見るケースが大分減って人間関係広がってるのよね
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八岐
ネタバレ★★★★ 今の素を曝け出しきった関係と違って、付き合いたての初々しさは微笑ましい。同時に容易に自分を曝け出せない押し殺した境遇同士の息苦しさもあるのだけれど、だからこそ本当の自分を素直に見せられる関係に育っていくのはただ仲が良くなっていくよりも掛け替えのないものが感じられる。ほんと、大切な人になったんですよね。それだけに、行き詰まりを乗り越えられなかったのは残念ではあるんだけれど、就職活動ってそれだけメンタルゴリゴリ削るんだよなあ。余裕削られてしまったんだなあ。
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八岐
ネタバレ★★★☆ しまった、これ1巻読むのトバしてしまってたのか。どうやらクレイメインだったようだけど、今巻ではカシムの方が色々と目立っているというか進展あり? 相変わらずの小物ムーブで女の子たちからボコボコにされてるカシムだけど、何気にイェシカとクレアの両方とフラグ立ったのこれ? 他には後輩世代がちゃんと育っていたり、クレイがさらに人外ロリにモテてたりと、相変わらず楽しい学園生活が広がっている。
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八岐
ネタバレ★★★☆ なかなか業が深い主人公だ。下手をするとサイコサスペンスの犯人になりかねない情念に焼かれている。彼が逃げたのはある意味正解だったのだろうけれど、誰もが飢えるばかりの選択だった。さりとて、戻ることは二人共が満たされると同時にいずれくる終焉を受け入れるどころか促す形となる。その嘘を隠すことこそが、もっとも大きなエゴになるんじゃないの、拓海くん。先達たるくのりパパがどういう思いでくのりママと結ばれたのかを知りたくなる。
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八岐
ネタバレ★★★★ 皮膚病は辛いよなあ。寝る時は無意識に掻き毟らないように手を縛って寝ているなんて聞くとねえ。自身は治らぬ病に苦しみながら、同じように皮膚の病や古傷、火傷に苦しむ人達の為のサロンを開いたソフィ。面白いことに最初の数件はその治癒術を使うこと無く話をするだけで相手の悩みの糸口を一緒に掴んでるんですよね。サロンを開いた最初にこの二話を持ってくるあたりに単に見える傷を治癒すして解決するような話ではない事がよくわかり、以降の実際に治療していく話にもより彩りが加わるんですねえ。
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八岐
ネタバレ★★★★ 比較的ユルイ女の子が可愛いのがメインのラブコメを想像して読み始めたら、これがどうしてどうして。舞台が異種族間大戦後の新しい未来を掴むために作られた実験都市。そこで戦争を知らないながらも古い価値観の中で生まれ育った娘が、新しい価値観を目にして夢を持ち、新たな未来の担い手になっていく。立派な戦後の復興譚であり、異種族間の恋愛と結婚をテーマにして新しい未来を皆で作り上げていく話を時に軽妙に、時に真剣に、このコメディとシリアスのブレンドが素晴らしいバランスで描かれた良作でした。これは好きだなあ。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 女騎士さん、可愛い弟分をからかうお茶目さがいいですなあ。まあ九郎くん、反応がカワイイのでついついからかって遊んでしまうのもわかります。セイラさんも何かと弄って反応見て楽しんでますもんねえ。二人が修羅場ってバチバチ火花散らすのを前にオロオロしているのも可愛いですし。うむ、主人公の九郎くんが一番かわいいんだな、この作品。それでいて難局に陥るほど燃えて没頭していく辺りは廃ゲーマーの面目躍如。しかし女神様、ゲーム作製に当たってちゃんと反映スべき所取捨選択してる辺り、本気で面白いゲーム作る気だったんだなあ
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八岐
ネタバレ★★★☆ 単にジャンク食物禁止ではなく、添加物や農薬使った農作物禁止と想像を絶する食料制限に食料品の値段は暴騰、米は幻の高級食材となりファミレスは既にその意味を知る者すら失われている。こんなん国が持つはずないやん。禁酒法どころじゃない。餓死者が無数に出てるのも納得だ。健康の為なら死ね、という突拍子もないフレーズがガチな事に戦慄させられる。何より健康に悪い危険な食物を禁止してる側って本気で「正しい」事をしてると信じてる。ちょっとの瑕疵も許さず、理屈じゃなくて感情に寄る。実際現実にやりかねないのが本気で怖いぞ
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八岐
ネタバレ★★★ ホロさんの素性が超意外だったんだが。ヴァイスとそこまで深い関係があるとは思わんかったぞ。ゼニスを出る時もあっさり別れてたし。本当に一切男女の感情はなかったんだろうか。ヴァイスは父性はあっても普通の人の心はあんまりなさそうだからなあ。恋愛感情とか実装されてないんじゃないのか、これ? ジークリンデが報われそうな未来が想像できないんだが。でもリリィが居る事で母親ポジに収まれる可能性が出てきた訳で。ヴァイスが本気で何にも想ってなくてもリリィの為という名目で取り敢えず結婚まではいけなくもないのかこれ?
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八岐
ネタバレ★★★☆ 前巻で窮地に陥った三伯の乱、をやる前にそれまでの一年間をちゃんと描くのか。そりゃラウル領平定の論功行賞と結婚問題はやっとかないとねえ。ロザリアとは相思相愛だけに穏当に結婚するとは思ったけれど、ナディーヌとヴェラも間を置かずに側室として迎えるとは思わなかった。カーマインの意思では無いにしろ。ヴェラはともかくナディーヌは当人がその気になるまで一幕あるかと思ったんですけどね。二人共政治的にもカーマインの両輪の娘だもんなあ。転生者が他にも多数いるという以外にも、味方に裏切り者がいるので緊迫感が途切れない
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八岐
ネタバレ★★★☆ スペオペだー! 社会的にも身体能力も女性上位の宇宙の中で、地球出身の虚弱男子が一騎当千の傭兵として暴れまわる戦記物。大帝国に滅ぼされそうな弱小国に雇われて、というシチュはやはり燃える。思いっきりニュータイプな知覚能力持ちなんだけど、戦場の死に共感してしまう事からなるべく殺しを避け、命令に縛られない為に組織に属さずフリーの傭兵をやってるというあたり一貫してるなあ、と。体質弱いのでむしろ機体のスペックを全く生かさず省エネで戦っている、というのはなかなか面白い設定である。
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八岐
ネタバレ★★★☆ マーシャさん身を引いて初恋も終わり、かと思ったらこの巻冒頭から速攻でリスタートしてるやないかい。幼い初恋は終わったので、大人の恋が始まりましたってか? 全然妹に譲る気無いし。そしてひょいひょい釣られる政近。アーリャは今更恋の自覚が云々程度で行き詰まってたら本気で手遅れになるぞ。未だ綾乃は影の大本命だし、予想外の伏兵としてエレナ先輩という政近がやたら素になれてしまう人が出てきましたし。まあ落ち込んでる兄を元気づける為にわざわざ風呂に突入してきて慰めてようとする妹が最強なのは変わらんか。
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八岐
ネタバレ★★★☆ NTR属性は業が深いなあ。ただ会長はまだまだガチのNTRには体験していないと思うので、そうなった時にどれだけ本気で興奮できてしまう事が分岐点なんでしょうね、人生の。一方で夕妃さんは変態性がなかったから土俵の上に上がれなかったんだろうか。しかし、夕妃さんから見て既に慧輝が本気で好いている女性が居た、というのは気になる情報だ。慧輝自身は気がついていないけれど、外から見て明らかに一人だけ向けてる感情が違ったってことですよね。既に本命確定しているのか。
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八岐
ネタバレ★★★☆ なるほど、千年前に好敵手やってた時代が起点じゃなかったのか。結構時間軸錯綜してたのね。お陰で裏で動いている勢力が2つある事が漸く納得できた。敵味方が整理できたら後は早いよね。レイドの家族はこれまであんまり言及されてこなかったけれど、出てきたらやたら存在感が煩い!w あの母と妹がいる家族って騒がしい所じゃないんだが、でも父親も兄ちゃんも含めてレイドの事滅茶苦茶愛してるじゃないですか。強キャラなエルリアの両親まで一気にレイドママの押せ押せに呑まれてしまったのはワラタ。
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八岐
ネタバレ★★★★★ ふぁーーー!! 何か凄い、凄いの来た! 凄いの読んでしまった。人を駄目にする世話好き狂いのヒロインが、しっかり者の主人公に逆に甘やかして貰う事で真人間になるラブコメかと思って読んでたら、中盤でアレアレアレ?とヤンデレものへと舵を切りそうになった所で「エイリアンVSプレデター」ですよ。叔父さんこの表現捻り出したのも凄いけど、人伝とは言え甘音当人にこれを伝えたのって藁にも縋る想いだったんだろうなあ。どうしたってマトモになれなくても人は幸せになれるし、怪物にこそ救われる人もいる。凄え構成の怪作でした
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八岐
ネタバレ★★★★ 何やってんの衛宮くん!? ……何やってんの衛宮くんっ!? ほんとなにやってんの衛宮くんっ!? という遂に現れた彼の人が顔を見せないままやらかしまくった情報だけで振り回し、遂には衛宮切嗣の遺産なんてものまで現れてえらいことになったと思ってたら、トドメについに姿を現した途端にこ、このギャルゲ主人公がぁぁ!というやらかしをやらかしていて、全く以て衛宮士郎でありました。フラットといい、ヴァン・フェムといい、ラスボス候補が予想外すぎる事になるわ、何から何まで情報密度が濃すぎる準備回でありました。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/07/17(5558日経過)
記録初日
2000/01/07(8672日経過)
読んだ本
13554冊(1日平均1.56冊)
読んだページ
3462584ページ(1日平均399ページ)
感想・レビュー
2776件(投稿率20.5%)
本棚
9棚
性別
血液型
B型
外部サイト
URL/ブログ
https://yamata14.livedoor.blog/
自己紹介

ライトノベルの感想ブログをやっております。約4000の感想記事がございますので、お探しの本の感想があればどうぞご検索ください。

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