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2023年12月の読書メーターまとめ

ともパパ
読んだ本
23
読んだページ
6172ページ
感想・レビュー
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ナイス
797ナイス

2023年12月に読んだ本
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2023年12月のお気に入り登録
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  • ばななメロン

2023年12月のお気に入られ登録
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  • ばななメロン

2023年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ともパパ
ネタバレ定時制で科学部の部活動というだけで、もう感動が待っている予感があふれている。と思ったが、なかなか一筋縄でいかないのが、多様な(多様すぎる)生徒が学ぶ定時制という場なのかもしれない。本書執筆のきっかけとなった定時制での科学部が大阪に実在するとあとがきで知り、静かに感動。学ぶことの意義や目的、部活動のあるべき姿、日本の科学技術や研究の実態など、いろいろと考えさせられた。
が「ナイス!」と言っています。

2023年12月にナイスが最も多かったつぶやき

ともパパ

11月は好きなシリーズとおもしろい本が多くて、けっこう充実していた気分です。2023年も残り1ヶ月。1年の締めくくりにどんな本と出合えるか楽しみです。今月もみなさんよろしくお願いします。2023年11月の読書メーター 読んだ本の数:20冊 読んだページ数:5967ページ ナイス数:793ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/488269/summary/monthly/2023/11

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2023年12月の感想・レビュー一覧
23

ともパパ
ネタバレ読んだ内容をほとんど忘れている作品に今さら続編だ、スピンオフだと言われてもどうにもならない(前作ともども感動している皆様には申し訳ない限りだが)。ただ、「物語ならそこで終わって永遠になるんでしょう。でも暁海さんの人生はそのあとも続くんです。彼のいない世界を毎日、毎日、これからもずっと生きていかなくてはいけません」(203ページ)という科白にははっとした。突然の死でぶち切られる物語(私の大嫌いなパターン)が多いけど、そのあとに触れているだけでもこの物語の意義は大きい。
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ともパパ
ネタバレまぎれもなく続編であり、前作を読まずに本書を読むのは厳しいだろう。「描こうなんて思うな」「完璧なものに用はない」と師につきつけられて苦しむ主人公。水墨画の極意みたいなものなのだろうが、抽象が勝ちすぎて理解しづらかった。むしろ小学生とともに作品をつくり上げた場面の方が感動的だった。そう思うと当然の進路選択なのかな。
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ともパパ
ネタバレ新聞で本書の存在を知り「おもしろそう」と思ったのがちょうど発売日。仕事終わりに書店に行って買いましたとさ。私の思春期がちょうど宇能さん芥川賞作家からポルノ小説家に転身して一世を風靡したころだったけど、芥川賞受賞は本書のあとがきで初めて知ったくらいだから(ついでに書くと、当時人気だったポルノ小説は、あの時代の中学生には買う機会も勇気もなかった)、本書に収録されているような小説は不思議な感じもしないでもないが、さすが芥川賞作家という感じもする。
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ともパパ
ネタバレ両親から虐待されている中2女子が誘拐される。でも監禁中の生活は、実生活よりも幸福感に満ちたもの。ふとしたことから父と血がつながっていないことを知っていた少女は、犯人が実の父だったらいいのにと思いはじめる。やがて、身代金授受の日時がやってきて、犯人のねらいと隠された真実が明かされる。ただ、自分の感性がすり減ってしまったのか、読み終えて感動もなく、妙に冷めた気分なのはなぜだろう。
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ともパパ
ネタバレミステリーらしさはあまりないし、事件の真相もいまひとつだったが、名演奏や曲の解釈に関する知見がおもしろかった。音楽をものするすべての人を敵にしそうな考えだけど、妙に納得できる。ゴーストライター事件で一世を風靡したあの交響曲も出てくる。あれだけ絶賛されたのに、事件の後は見向きもされず、ブック○フにも大量のCDが並んだ。名曲ならば真の作曲家名義で出せばいいのに、それもされない。結局曲の良し悪しではなく、全聾の作曲家の作品という物語がもてはやされただけ。「人間は何も判らない」という主張に首肯せざるを得ない。
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ともパパ
ネタバレ「JK Ⅱ」を読んでいたのに、間が空きすぎて(?)すっかり忘れていた。いきなり「JK Ⅱ」より続く、と書いてあって焦ったけど、読んでいるうちになんとなく思い出してきた(うろ覚えだけど)。殺人事件の被害者が浮かばれることなんてないだろうが、それにしても冒頭の2件の殺人は犯人がクズ過ぎてどうしようもなさすぎる。ヒロインが超絶すごすぎるけど、感覚が麻痺しているのかグロさを微塵も感じない自分がちょっと怖いかも。続編はあるのだろうか…
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ともパパ
ネタバレ定時制で科学部の部活動というだけで、もう感動が待っている予感があふれている。と思ったが、なかなか一筋縄でいかないのが、多様な(多様すぎる)生徒が学ぶ定時制という場なのかもしれない。本書執筆のきっかけとなった定時制での科学部が大阪に実在するとあとがきで知り、静かに感動。学ぶことの意義や目的、部活動のあるべき姿、日本の科学技術や研究の実態など、いろいろと考えさせられた。
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ともパパ
ネタバレ先日読んだ「アンと幸福」の中にシマエナガが出てきて(名称だけだが)、それを読んだ翌朝の情報番組でシマエナガみくじのラブリーさに触れたその午後、この本に出会った。これはもう運命! ということで読んだ次第。島(=北海道)に住んでいる、柄の長いひしゃくのような形の鳥(尾羽を除く体長が7㎝に対し、尾羽も7㎝ある。ついでに体重が7gと、トリプルセブンのめでたさ!?)。1年間の生態を記録した本書は、ただかわいいだけではない貴重な自然の記録。
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ともパパ
ネタバレ重めの話を続けて読んだ気がしたので、久々にホッとする物語を読めて良かった。実家暮らしのためか、妙に浮き加減のアンちゃんも、ついに決意して正社員になった。まだ続きそうだから期待するとして、今回はおいしそうな和菓子の描写がちょっと少なかったような…
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ともパパ
ネタバレどちらかが不治の病で死ぬ感動ドラマが大嫌いな私としては、本筋よりも時々はさまれてくる〈セツナイ恋の物語ー本当の話ー〉の方が気になって仕方なかった。余命いくばくもない少女が、母親に八つ当たりして自分の運命を呪うかのような場面とか、もう「そうだよな」としか思えない。そういう病気があり、そうした現実と最後まで向き合っている人がいることは確かだが、それでも人を死なせて感動させる物語はもううんざり。それで、才能があっても、自分を貫くのはむずかしいということでいいのかな? どうも読解力が不安で不安で…
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ともパパ
ネタバレ家族全員プレバトファンの我が家。本書も当然私が買うものと期待されていたので、期待にこたえて購入。発売日に行きつけの書店に行ったが、新刊コーナーに並んでいないのであせったら、美術書コーナーに平積みになっていた(ちなみに、その店では梅沢さんの「一人十色」も文芸の句集の棚に平積みになっていた)。番組でそれぞれの名画を初めて見たときの衝撃と感動がよみがえってくるうえに、水彩画の描き方も学べるお得な一冊。個人的には巻末の、名人3人と野村先生の対談が良かった。
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ともパパ
ネタバレ前作を読んだこともあり、書店で見かけて脊髄反射的に買ってしまった。主人公がお世話になった先輩が卒業し、2年生になってどんな活躍を見せるかと期待していたのに、突然恋に落ちて、「これはラブコメか?」という場面が連続して、読むのをやめそうになった。それでも読むすすめたらいつもの(?)ナカスイになって、妙に安心した。恋の結末は「お!?」となって、「え??」となるが、気になる人はお読みください。オヂサンには理解できない心境だが、同世代を生きる人たちも理解できるかは謎。
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ともパパ
ネタバレ出版された単行本小説は確か全部読んでいるはずで、そのたびに書いてきたようなことをまた書くのは忍びないが、どうしてもあの作品を超えることが…。本作も楽しみにしていたが、この題名でこのカヴァーとなれば、どうしてもグロい路線が浮かんでしまうが、読んでみて「やはり」という思いが強かった。どんでん返しをねらうのに、本を開く前からネタバレしてどうするの?という感じ。帯のあらすじも時系列で筋を追えばそうだが、最初の手記に6体の標本が列記された時点で、6体目の謎が弱い気が。もう少し練ればよかったのかも…
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ともパパ
ネタバレ食べ物を扱う作品は食傷気味で避ける傾向にある私だが、本書はなぜか気になり読んだ。料理が下手でふられた女性が行った料理学校で、家庭料理のカリスマ的研究家を知り、その孫である男性とともに、卒論のために研究家の経歴と日本の家庭料理の歴史を探る。2020、2004、1985、1964、1947年とさかのぼりながら、各時代の日本の様子やその時代の料理、そこで研究家が解いてきた謎や研究家の行動を描く。よくできた構成で、最後にはちょっとした感動もあり、なかなかおもしろい読書ができた。
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ともパパ
ネタバレ芥川賞作家だけあってわけわからんと思いながら、何冊も読んでいる中村文則作品。本書は発売直後に書店で見かけて、気になりながらも避けてきたけど、やはりどうにも気になって読むことになった。わずかな変化がありながらも謎の列に並ぶだけの第1部が終わったら、唐突にサルの研究をする第2部に入って面喰う間もなく、第1部と第2部をまとめるような第3部に入って終了。まったくといっていいほど理解できなかったが、最後の10ページほどを読むとなんとなく雰囲気くらいはわかる気になったので、ちょっと安心(?)した。
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ともパパ
ネタバレ箱根の別荘の密室(正確には、人間が出入りできない程度の窓が開いているだけの屋内)で、こめかみに万年筆を刺された死体が発見される。ということで第6弾は万年筆の蘊蓄満載です。購入前に書名だけ見た段階では、万年筆にヲタク要素はあるのか?と疑問を感じたが、読んだらまあ、底なし沼のような深い世界が待っていました。1本2億とか20億とか、一体何の話? ミステリーとしてはちょっとわかりやすいところもあるが、このシリーズはディープな知識を得る本ですから問題なし! そろそろ、いかにもヲタクという話題を取り上げてほしいなあ。
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ともパパ
ネタバレなんとも強烈な主張がそこここにあふれる1冊。「くもをさがす」は読んでいないが、カナダでの癌治療の様子を思わせる話も印象的(などという言葉では軽すぎる気がするが)だし、他の各編もそれぞれ読者にいろいろと突きつけてくる。人類が滅亡する前に、誰もが平等公平に自分の生と性を全うできる世の中が現出するのだろうか。
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ともパパ
ネタバレ乳がん治療の通院途中で通り魔事件に遭遇した主人公女性は、そこで同級生男性と会い、LINE交換して別れた。ところが2人は別の世界線(並行世界)の住人らしく、直接会うことができないが、ネットだけはつながる状態で交流が深まる。最後はどうにかなるのだろうと思っていたが、疎遠になったまま。結局最後の方に書いてある、立場によって全然違うものが見える、ということが主題なのかと勝手に理解した。ただ「不治の病の大悲恋メロドラマ」を否定する主人公には大賛成。地味な出来事ばかりの日常生活の中のドラマを小説にしてほしい。
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ともパパ
ネタバレ行きつけの書店に入った途端、本書と目が合ってしまい、強烈に素敵な装丁となんとも刺激的な書名に惑わされ、ついレジに連れて行ってしまった私がいた。「パッキパキの駐妻、真冬の北京を大暴走! 著者自身の中国滞在経験とその観察力が炸裂する、一気読み必至の”痛快フィールドワーク小説”」という帯の紹介通りの内容。どこまで実話かはわからないけれど、時々混ざるくだらないギャグ・ボケも含めておもしろかった。綿矢さんも色々読んできたけど、私的には一二を争うおもしろさかも。
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ともパパ
ネタバレ姫川シリーズは全部読んでいるはずだが、ほぼ99%忘れているので、本書で姫川がこだわっている点とか、微妙な人間関係とかがどうもぴんと来ない。魚住との関係がいい感じで描かれているけど、この人はどこの誰? 事件の背景に従軍慰安婦問題があるが、この問題がでっち上げられたものであることが描かれていて、そこはそれとして興味深かった。武士道シリーズの新刊といい、最近の誉田さんはどうしたのかな。
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ともパパ
ネタバレ本書の登場人物と同じ生年で、まさに小学生の時に五島さんの本を読んでビビった私としては(それなのに90年代初頭に結婚して子供も儲けましたが)、何とも気になる1冊。並行世界とか時間のずれとか、おもしろそうな雰囲気なのに、結局創作した薬物の効果ってちょっと残念。どうでもいいけど精子ばらまくなよ。
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ともパパ
ネタバレ妙に気になって読んだが、書名はちょっと違うよな。「ウソつき」というなら、誇張や描き換えの具体例をたくさん取り上げてほしかった。売らんがための努力も外すと逆効果。ただ、内容としては地図作成のあれやこれやとか、デジタル地図と紙の地図の長所・短所、今後の利活用方法など見識が高まってよい。編集者だか著者だかわからんが、刺激的な書名は決定前によく考えた方がいいぞ。
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ともパパ
ネタバレ書名にある「絡新婦」が読めず、「変な女性の話かな? まあ、いいか。でも、サイバー犯罪とどういう関係が?」とか思っていたが、書店で手に取って冒頭を読んだらおもしろくて、次の瞬間レジに並んでいた。1ページ目から読ませる筆力はさすが。一人のインフルエンサーとそれを妄信する十数万人のフォロワーが次第に牙をむきはじめる。最後は少しあっけないし、犯行動機がなぁ…。でも、フェイクニュースやそれを妄信することの危険性など、問題提起にはなっているのかな。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/08/07(3804日経過)
記録初日
2011/09/27(4849日経過)
読んだ本
3152冊(1日平均0.65冊)
読んだページ
907443ページ(1日平均187ページ)
感想・レビュー
2741件(投稿率87.0%)
本棚
10棚
性別
血液型
AB型
現住所
埼玉県
自己紹介

2つの図書館をつかいながらも、時間があれば書店に行き、新刊を見れば図書館への入荷が待ちきれずについ買ってしまう。おかげで財政危機と同時に、収納場所にも悩む日々。それでも面白そうな本が出ると買ってしまう…

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