2024年3月の読書メーター 読んだ本:43冊 ページ数:10778ページ ナイス数:1628ナイス ★読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/516716/summary/monthly/2024/3 「コレクション 戦争×文学 20 オキナワ 終わらぬ戦争」「運慶 六田知弘写真集」「きらん風月」「百まで生きる覚悟」「定本ライブハウス『ロフト』青春記」バラエテイ豊かな5作に出会えた。図書館通いが思わぬ分野の本に手が伸び、いつも以上の読書三昧月でした。
本書からではないが、米兵が戦利品として国へ持ち帰った「寄せ書き日の丸」が多数存在し、その返還を通じて家族や国家間の和解と友情、平和を実証する 米国の非営利団体「OBONソサエティ」の存在を最近知る。遺骨遺品が戻らなかった遺族からすれば戦闘中肌身肌さず身につけていた「日の丸」は遺骨にも相当する貴重品。終戦から相当の日時が経った今でも活動していると言う。「一隅を照らす」このような団体の存在にちょっと感動した。
本作では、自分の息子に試したのは豚痘とされているが、ウイキによると人間が感染した天然痘を接種したということで、その辺が誤って伝えられているそうだ。なお人間から取った天然痘の接種は、当時トルコにおいて治療法として実践されていたようで、牛痘法に比べて危険度が高かったとのこと。
「ハイル・ヒットラー」の印象的なドイツ式敬礼。ヒトラー暗殺計画失敗の44年7月以降から敗戦までの僅か10カ月間に行われていたという事実も蘊蓄語りとしてテイクノート。
昨年(2023年)の和歌山市の有吉佐和子記念館訪問以来の女史作品読了7作目。「非色」に圧倒されたことが鮮明に思い出されるのだが、昭和の女流作家さんの今でも褪せない力量にノックアウトしきり。政治の世界では和歌山県の男たちはちょっと?なのだけれど…。
日本側のペリーに対する帰国のお土産、コメ・乾魚(かつおぶし?)・三匹の犬(チン)。チンというのがチョット笑えるが、当時の外国人にとって日本の愛玩犬の存在は有名だったのだそうだ。
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