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2025年11月の読書メーターまとめ

つばめ
読んだ本
3
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1470ページ
感想・レビュー
3
ナイス
320ナイス
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2025年11月に読んだ本
3

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

つばめ
おすすめされた本。『ただいま神様当番』から入って二作目。とっっっても素敵な作品でした。東京にある小さくも温かいマーブルカフェからシドニーへ、シドニーからまたカフェへ。マスターから青年へ、青年から新たな出会いへ。ガッチガチにハマり込んだ運命というよりは、雨から川へ海へまた雨へと続いていく様な流れを感じる人間模様。交わした言葉はほんの少しでも、彼らの人生にぽんと優しい漣をくれる出会いの数々。優しくてあったかくて、今の私にはどのお話も素敵過ぎて、一編読み終える毎に泣いてました。心に染み渡っていく作品でした。
つばめ
2025/11/24 23:38

特に、イエロー・ピンク・ブルー・グリーン・パープルが印象的。最近はホラーやミステリを読むことが多く、私生活でも少し心が荒み気味な所へダイレクトに響きました。マスターの「現実になる前の夢が好き」という所、グレー回のマダムの「正しい謙虚さは正しい自信、本当のやさしさは本当のたくましさ」って言葉に胸打たれた。青山さんの描くオノマトペも好き。本作でシドニーへの憧れを持ったし、トリコロールや南十字星、ジャカランダとか初めて知れて心の引き出しが増えたなあ。

つばめ
2025/11/25 00:00

グリーンの回では、皆にとっての本や歌や何やかやが緑だったんだっていうのが、自分にとっての拠り所であり切り離せない大切なものなんだよなっていうのを改めて教えてくれる。もちろん、私にとっては本を読むこと。

が「ナイス!」と言っています。

2025年11月にナイスが最も多かったつぶやき

つばめ

土曜日だけも『木曜日にはココアを』読むし、ココアも飲む

が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
3

つばめ
長い間温めていた本やっと読めた。おお!ゲーテよ!!と言いたくなる読後感。訳者解説と合わせて凄く深みが増す作品。ウェルテルの熱いポエム部分はふんわり読みつつ、でも彼が自身の内情を赤裸々に綴る部分は生命力に溢れていて疾走感もありあっという間に読んでしまった。不機嫌は他者の楽しみを奪う幸福にしないから悪徳など金言もある。悲劇だけどあまりにもウェルテルの幕引きに潔さもあってある種ハピエンなのか?ロッテやアルベルトからするとウェルテルから呪いをかけられたようなものだよなあと。
つばめ
2025/11/28 08:56

アルベルトには敵わないとお利口に身を引くより、当たって砕けろ!ダメなら次へ!のような潔さを持てず、ロッテへの湿った愛を抱えたままさよならは、残された方はキツイて。でもウェルテルは色んな人に愛されてたよなあ。ゲーテ自身の体験談も織り交ぜられた作品なので、リアリティ溢れるストーリーは読んでる方にも複雑な気持ちを抱かせてくれる。

が「ナイス!」と言っています。
つばめ
おすすめされた本。『ただいま神様当番』から入って二作目。とっっっても素敵な作品でした。東京にある小さくも温かいマーブルカフェからシドニーへ、シドニーからまたカフェへ。マスターから青年へ、青年から新たな出会いへ。ガッチガチにハマり込んだ運命というよりは、雨から川へ海へまた雨へと続いていく様な流れを感じる人間模様。交わした言葉はほんの少しでも、彼らの人生にぽんと優しい漣をくれる出会いの数々。優しくてあったかくて、今の私にはどのお話も素敵過ぎて、一編読み終える毎に泣いてました。心に染み渡っていく作品でした。
つばめ
2025/11/24 23:38

特に、イエロー・ピンク・ブルー・グリーン・パープルが印象的。最近はホラーやミステリを読むことが多く、私生活でも少し心が荒み気味な所へダイレクトに響きました。マスターの「現実になる前の夢が好き」という所、グレー回のマダムの「正しい謙虚さは正しい自信、本当のやさしさは本当のたくましさ」って言葉に胸打たれた。青山さんの描くオノマトペも好き。本作でシドニーへの憧れを持ったし、トリコロールや南十字星、ジャカランダとか初めて知れて心の引き出しが増えたなあ。

つばめ
2025/11/25 00:00

グリーンの回では、皆にとっての本や歌や何やかやが緑だったんだっていうのが、自分にとっての拠り所であり切り離せない大切なものなんだよなっていうのを改めて教えてくれる。もちろん、私にとっては本を読むこと。

が「ナイス!」と言っています。
つばめ
三作目。圧倒的な頁数で腕が、濃密な事件の符合で脳が軋む今作。伊佐間という新たなキャラクターも加わった事で波紋が波紋を呼び続ける。瘡蓋が増えていく様な奇々怪界に、そろそろ関口は発狂しないだろうか。京極堂や榎木津らしい優しさしか与えて貰えないのが可哀想可愛い。石井警部もね。宗教、心理学的な観点が濃い目で、京極堂が出て来るまで何度頁を行き来したか。骸骨、頭、脳を巡るある意味究極な「自分とは何か」と問われているかの様。記憶なのか血筋なのか信じるモノなのか。自己を確立しているモノが揺らいだらどうする?いないのかも。
つばめ
2025/11/21 12:25

民江ちゃんのことをずっと考え続けている

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/01/01(4000日経過)
記録初日
2010/08/23(5592日経過)
読んだ本
1058冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
298112ページ(1日平均53ページ)
感想・レビュー
475件(投稿率44.9%)
本棚
12棚
性別
年齢
33歳
現住所
茨城県
外部サイト
自己紹介

【自己紹介変更】2023.7.20
面白ければ何でも読む雑食。
本は食料、心の栄養。

推し作家→茅田砂胡さん、有川浩(有川ひろ)さん、紅玉いづきさん、白川紺子さん、澤村伊智さん。最近は小野不由美さんにハマってます。

推し漫画家さん→尚月地さん、中村明日美子さん、笠井スイさん。

好きな作家→道尾秀介さん、伊坂幸太郎さん、知念実希人さん、今村昌弘さん、貴志祐介さん。

ジャンル→小説メイン。
ファンタジー、妖怪・怪異、ホラー、ミステリ、コメディ。児童書も大好き。外文も手を出すよ。
最近はコミックエッセイも楽しい。

【人生の一部な作品】
・茅田砂胡さん(デルフィニア戦記シリーズ/中央公論社)
→中学の時に友人から借りて世界が変わった。面白すぎて夜更かしして読みまくったし、初めてのバイト代で初めての大人買いをした。今でも集めてるシリーズ。

・赤川次郎さん(ふたり/新潮社文庫)
→気付いたら中学くらいの時に実家にあった。何となく読んで、心に凄く残って、びっくりするくらい繰り返し読んだ気がする。今でも、一年に一度は読み返してる本。

・いちごばたけのちいさなおばあさん(わたり むつこ/福音館書店)
→保育園でサンタさんからもらったプレゼント。小さなおばあさんが一生懸命に、自分の生活をしていく。困難が立ちはだかっても、周りの動物たちが助けてくれて幸せに生きる。いつでも心を温かくしてくれる本。まだ実家にあるかな……。

気が向いたらもっと追記します。

人生で、世に出る本より読めない本の方が沢山あると思うと頭パーンってなるけど、読みたいものをひたすらに摂取していこうと思うよ。

★、コメント、お気に入り等々大歓迎です〜〜。
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【@honmog】

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