こわかったぁ！これエレベーター乗るの怖くなっちゃうやつ…

当初は人類全体に寄与する非営利団体として設立されたOpenAIが紆余曲折を経てイーロンマスクと袂を分ち実質Microsoftの傘下になり、ChatGPT4.Oをリリースするまでがわかりやすく書かれている。ChatGPTの開発をリードする一方でAIが将来AGI（汎用人工知能）の域に達した時に、人類に危害を加えないように今からその準備を行うというところにもリアリティを感じた。SF映画で観ていた世界が近づいてきている。とても面白いし怖さを感じる内容でもあった。

おもしろかったぁ！19編のショートショート。これぞ三崎亜記ワールド！この人は短編がホントにうまい！どれもこれも良かったけど、部品・回収・ゴール・妻の一割・緊急自爆装置がゾワリとしてとても良かった。

アメリカのZ世代とその社会背景をわかりやすく教えてくれる本。これがそのまま日本のZ世代に当てはまるわけではないだろうけど興味深く読めた。一般的には1990年代後半から2010年頃までに生まれた世代としてくくられる。デジタルネイティブでセルフケア、社会問題に敏感な世代で多様性と変化を積極的に受け入れる、一方で、戦争や環境破壊など不穏なニュースであふれる時代を生きる「絶望の世代」とも呼ばれる。

短編集。もっともっと怖〜いのが読みたいっ！