前作の方が怖かったけど、でもとにかくリアリティがあるのよねぇ…

新書とかで書くような内容を小説仕立てにした感じ…かな。わかりやすく伝えるためってことなんだろうけど、前嶋や津山があまりにも無知というか、これで総研の会長とかコンサルのシニア・パートナーってのはちょっとバカにしすぎなんじゃないかなと思った。でも韓国の出生率が0.7でこのままいけば三世代後には韓国の人口は現在の6%になるっていうのは驚いた。6%??

シリーズ4作目

前作の方が怖かったけど、でもとにかくリアリティがあるのよねぇ…

おもしろかった。さすが。戦時下における刑務所だなんて考えたこともなかった。時に囚人よりも過酷な環境で職務を全うする看守たちの様子にも心を打たれた。 まるで自ら進んでどんどん辛い方辛い方へと進み続けるかのような佐久間の生き方も不気味さと悲しさがあった。こういう骨太な記録文学を書ける作家は今誰だろう…

こ…こわ〜っっ！３遍ともどれもこれもとにかくん怖かった。他のも読みたい！