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2025年2月の読書メーターまとめ

たまご
読んだ本
9
読んだページ
2701ページ
感想・レビュー
9
ナイス
273ナイス

2025年2月に読んだ本
9

2025年2月のお気に入り登録
5

  •  くう
  • ayumi
  • まい
  • アジフライ
  • 和之介

2025年2月のお気に入られ登録
2

  • sasasa
  • まい

2025年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たまご
依頼人の代わりに旅に出る「旅屋」という奇天烈な商売丘えりか"さんの物語。最近は金原ひとみとか村田沙耶香のような刺激強め作家の作品を読みがちだったので退屈しないか心配だったが杞憂だった。本で涙を流したのは久しぶりだったのでいい読書体験になりました。それにしても原田マハって"その場にいない人のメッセージ"を読者に伝えるのがうますぎない?手紙然り、ビデオメッセージ然り。読了後、心に残る本だと物語に登場する場所や食べ物に興味が湧く人も多いと思うが、この本を読み終わる頃にはきっと無性に旅に出たくなっているはず。
が「ナイス!」と言っています。

2025年2月にナイスが最も多かったつぶやき

たまご

昨日初めてZINEフェスタなるイベントに参加しました。普段買う本と違い体温が宿っているというか作家が目の前にいるので会話しながら購入する体験がよかった。ハマりそう

昨日初めてZINEフェスタなるイベントに参加しました。普段買う本と違い体温が宿っているというか作家が目の前にいるので会話しながら購入する体験がよかった。ハマりそう
が「ナイス!」と言っています。

2025年2月の感想・レビュー一覧
9

たまご
「男女」をテーマにした穂村弘と角田光代の対談(非対面)本。対談というかディベートかな。非対面というのが本書の特徴で恐らく2人は文字でやりとりしており、対面だったら伝えていなかったであろう意見も作家ならではの考察力と文章力でズバズバお互いに言い合っていて面白い。「男は女がこう思ってると思っていたから◎◎をした」「そんなこと思ってません」「ええっ!?」みたいなやり取りが終始続くので、時には「ああそれ!わかるわかる」と頷きながら読めた。深いテーマにも関わらず楽しく読み切れたのは2人の実力があってこそだろう。
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たまご
別荘地のペンションをカフェに改装して経営する女性の物語。都会に疲れて隠居を考えている人はこの本を読みましょう。その後の人生に影響を与えてくれること間違いなしです!大きなどんでん返しもないし結末も何となく予測がつく。でも満足度が高い。これってもしかしたらすごい本なのでは...?地元の食材を使った絶対に美味しいランチメニューや1人でも多くの客に喜んでもらうためのあれこれなどを見ていたら、いつの間にか自分も主人公と一緒にカフェを運営している気持ちになれた。今度別荘地に行ったら個人経営のカフェに行こーっと。
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たまご
人間に備わっている「先入観」にフォーカスした短編集。読み終わってから真っ先に浮かんだのが某何之氏の「それってあなたの感想ですよね」という台詞だった。そう、まさにそう。私自身も油断していると「◎◎ということは〇〇だろう」と人や物事を勝手に決めつけてしまう癖がある。しかも無意識なので自分が先入観に飲み込まれていることに気付けないことさえある。直近、認知行動療法というメンタルトレーニングに興味があり関連本を読んでいたが本書も認知心理学を題材としている点、伊坂氏の執筆領域の広さにはただただ驚かされるばかりである。
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たまご
若くして両親を失った主人公が旧友やバイト先の総菜屋の人達との関わりの中で成長していくお話。すごくよかった。読み終わって思わず総菜屋にコロッケ買いに行ったのは私だけじゃないはず。人の顔色を伺ったり空気を乱さないように生きている人が読んだら多分普通に泣くと思う。普段から常に一歩下がって生きてきた人でも本当に譲れないもののためなら牙を剥ける。私のように内気な読み手に勇気をくれる物語だった。続編の「まち」も早く読みたい!
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たまご
東京を舞台にした物語の短編集。かなり尖った視点で描かれているがエンタメ小説として読む分には面白い。抽象的な夢を追いかけて東京に出てきてもキラキラ光っている闇に飲み込まれるだけ。他人の目を気にしていたら自分の人生を生きられないので東京に住みたければ勝手に住めばいい。やりたいことがあるならやればいい。ただそれだけの話なのにそれがなかなか難しいんだよわかるよ。「自分だけは特別」「自分だけは何者かになれる」…そうやってこっそり他人や友人を心の中で見下しているような時期って皆さんもありましたよね?ない?そうですか。
まい
2025/02/11 10:37

ありました。今も多少あります。痛い自分です。

たまご
2025/02/11 20:37

@まいさん コメントありがとうございます。私もです。痛くて弱い人間です。。

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たまご
依頼人の代わりに旅に出る「旅屋」という奇天烈な商売丘えりか"さんの物語。最近は金原ひとみとか村田沙耶香のような刺激強め作家の作品を読みがちだったので退屈しないか心配だったが杞憂だった。本で涙を流したのは久しぶりだったのでいい読書体験になりました。それにしても原田マハって"その場にいない人のメッセージ"を読者に伝えるのがうますぎない?手紙然り、ビデオメッセージ然り。読了後、心に残る本だと物語に登場する場所や食べ物に興味が湧く人も多いと思うが、この本を読み終わる頃にはきっと無性に旅に出たくなっているはず。
が「ナイス!」と言っています。
たまご
日本軍の敗戦理由がわかるだけで終わらない点が本書が長く読まれている所以。日本軍の抱えていた問題をそのまま現代の会社や組織に当てはめることができる点がとても良かった。「戦略なきは座して死を待つがごとし」とは言い得て妙で、当時現場で戦っていた兵士はきっとゴールの見えないマラソンを走らされているような気分だったに違いない。「戦略を更新しない」「失敗するのは気合不足」「ご都合主義」など反面教師的に活かせる日本軍の組織風土が多数掲載されており、戦争を忘れずに次の世代に伝えるためにもぜひ読み継がれていってほしい。
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たまご
著者の植木氏はホンマでっか!?TVのゲストというイメージだったがちゃんと心理学やってたんだな…(当たり前)。包括的に心理学という分野について知りたい人にオススメの一冊かと。ちょうど浅く広く「心理学」について学びたいと思っていたのでピッタリのタイミングだった。心理学について「現象・実験・観察・理論・技法」などさまざまな視点と実験結果を元に教えてくれるので素人でもかなりわかりやすいと思う。本書を通じて自分の興味は心理学全般ではなく主にメンタルヘルスやマインドフルネスであることに気付けてよかった。
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たまご
「あきらめたっていい」という帯文に惹かれて購入。いい本だった。人間関係にモヤっていたり仕事に追いやられている人などは読むと染みるはず。ストーリーも楽しめたが、登場人物達が自身の台詞や生き様を通して「お前も自分らしい人生送ろうぜ」って投げかけてくれるような一冊だった。自分らしく生きるって口で言うほど簡単じゃないことなんかも教えてくれる。自分らしく生きたいならまずは自分を知ることから。自分の邪悪な部分さえも認めて、"あきらめられるか"?自分の全てを認めてあきらめた瞬間から本当の自分の人生が幕を開けるのかもね。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/01/23(3693日経過)
記録初日
2020/08/30(1647日経過)
読んだ本
299冊(1日平均0.18冊)
読んだページ
85011ページ(1日平均51ページ)
感想・レビュー
261件(投稿率87.3%)
本棚
13棚
性別
職業
自営業
外部サイト
自己紹介

▼自己紹介
読書は紙派。

古本屋巡りと立ち呑み屋巡りが好きです。映画館も好き。
積読本がないとソワソワするので定期的に仕入れます。

将来の夢は本を読んでいても帰されないカフェを開くことです。

X:https://twitter.com/maru_honz

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