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2024年3月の読書メーターまとめ

chie
読んだ本
8
読んだページ
1704ページ
感想・レビュー
8
ナイス
305ナイス

2024年3月に読んだ本
8

2024年3月のお気に入り登録
2

  • なやら
  • ミカママ

2024年3月のお気に入られ登録
3

  • merci
  • なやら
  • ミカママ

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

chie
ネタバレ安藤さんのサンドイッチの店の名前は「トロワ」。2度失業しているから、三度目の正直の3なのだと、安藤さんは言うけれど、私は、自分たちの家族はずっと3人なのだという3でもあるのではないかと思った。思えば、この物語は取り残された人ばかりが登場しているように思えた。主人公のオーリィこと大里の失業中から始まって、安藤さんの店に雇われ、ファンであったあおいさんに出会う、というストーリーに、安藤さんと安藤さんの息子との関係が並行していく物語なのだけれど、やっぱり主役は「主役のいないスープ」だったのかな。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

chie

2月に読んだ本の写真を撮ってみました。自分の影も写ってしまいした。残念。修正するのが面倒なので、このまま投稿します。2月は7冊読めました。自分では、よく読んだ感ありです。今月もよろしくお願いします。2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:1785ページ ナイス数:182ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/547655/summary/monthly/2024/2

2月に読んだ本の写真を撮ってみました。自分の影も写ってしまいした。残念。修正するのが面倒なので、このまま投稿します。2月は7冊読めました。自分では、よく読んだ感ありです。今月もよろしくお願いします。2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:1785ページ ナイス数:182ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/547655/summary/monthly/2024/2
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2024年3月の感想・レビュー一覧
8

chie
クラフト・エヴィング商會の「商品」説明と、これらの「商品」のもととなる言葉を編み出した日本人のセンスが味わえる一石二鳥の本だと思う。私も持ってるものが結構あって、笑わずにいられなかった。持ってたはずの「目から落ちたうろこ」は、どこにいっちゃうんでしょうかね。これから先も新たな商品が増えてゆくであろうことを伝えるために、文庫化にあたり、3篇が加えられたとのこと。カタログの最後は「大風呂敷」で締め括られる。もっと読んでいたいのに、と思いつつ、さすがクラフト・エヴィング商會らしい終わり方だな、と思った。
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chie
ネタバレ安藤さんのサンドイッチの店の名前は「トロワ」。2度失業しているから、三度目の正直の3なのだと、安藤さんは言うけれど、私は、自分たちの家族はずっと3人なのだという3でもあるのではないかと思った。思えば、この物語は取り残された人ばかりが登場しているように思えた。主人公のオーリィこと大里の失業中から始まって、安藤さんの店に雇われ、ファンであったあおいさんに出会う、というストーリーに、安藤さんと安藤さんの息子との関係が並行していく物語なのだけれど、やっぱり主役は「主役のいないスープ」だったのかな。
が「ナイス!」と言っています。
chie
人生をまっとうするためには、自分のどこに力を見い出し、どう使うか、結構厳しく書かれていて、名言にしたい言葉は書ききれないので、いっそ、まるごと座右の書にしたい。それでいて楽しく読めたのは、この本が教養の高さを売り物にしていない(失礼でしょうか)ために、著者の勢古さんが、自分と同類だと思わせてくれるからではないだろうかと思った。「(「まじめ」の)真の敵は、「まじめ」はおとなしく、目立たず、弱虫だという観念そのものである。」敵は他人ではなく、自分の内にある...!
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chie
わかったようで、わからないもどかしさもあるけれど、それでいて、不思議なことに、安心感が得られた。まえがきに、「わかる/わからない」の判定をすることへの、著者の苦言?が、この本のような本の読み方へのヒントにもなっているのではと思い、面白かったので、引用しておきます。「目の前で何かが起きたり、目の前に風景が広がったりしているとき、「もっとわかるように見せてくれ。」と言わないように、全力をこめて伝えようとしている人間はそれ自体が現象なのだ。現象は理解するものではなく、それに立ち合って記憶にとどめるものだ。」
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chie
パレスチナの苦難の歴史が詳しく書かれていた。「緊急事 態」は75年間続いている。今まで知らなかったことも、知ったからと言って無力なままでいることも、後ろめたい。
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chie
読んだ、というより「鑑賞」したという感じに近いかもしれない。文は人なり、というけれど、自分の書く文章を意図的に矯正することによって、書いた本人の人格を変えることができるだろうか、ということを考えた。できるなら、やってみたい。「しかしねえ、語や音楽レベルの密室が密室であるとわかるには、この世間を覆っている「意味が分かることの覆い」をいったん取らないといけないのかもしれないから、やはりその突破に精神的コストがかかるので、それはまったく怠惰なことではない、ということになるのだろうかな……。」(「密室」より)
chie
2024/03/09 15:06

以下に、面白かったツイートの見出しを。「方法論」「ジャンル不明の文章」「散文と韻文」「そういう気が

chie
2024/03/09 15:07

「そういう気がしてしまう」「好きだったり」「存在の事情」「批評せよ」「フォーマリズム」

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chie
「人間はモノサシである。」と、この冒頭から腑に落ちなかった。読みやすい本だったので、読みながら考えた。私はこれまで、哲学がモノサシだと思っていたのだ。今まで自分でも気づかずに、哲学のことをそう考えていた私も、176頁で例に出された宗教団体の様に、外からルールを与えてもらっていたのだ。哲学は宗教ではない、とこれですっきり分かった。哲学の本を読んでも、哲学とは何かということが、私のなかの「ゴニャゴニャしたもの」の一つだった。今回この本を読んで、哲学とは、人間が人間らしくあるためにはどうあれば良いのかを考える
chie
2024/03/05 22:05

思考モデルであって、必ずしも生きるためのルールではないのだと、そう思った。

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chie
超絶なパラダイム転換のかけはしとなった、ガリレオ・ガリレイの偉業を著した書。訳者解説によると「ヴィヴィアーニはガリレオを近代哲学の創始者として評価したというより、科学的発見を時代の要請するものに応用した偉大な人物として捉えていた」確かに、そんな感じだった。同じく解説では「今日では科学研究の目的は真理の探究、法則の発見であり、応用はどちらかというと余技に属する」とあるけれど、それは建て前上で、事情があるのだろうなー、と思った。敵対者も多かったけれど、おそらくそれ以上の庇護者の力が大きかったのは、
chie
2024/03/03 16:04

人格にもよるのだろうけれど、ガリレオの考えたことが、国を動かすほどの壮大で実用的な考案だったことにもよるのだろうな、と思う。あと、この時代(今でもそうなのかわからないけれど)アリストテレスが動かしがたいものさしだったことが、私には驚きの一つだった。とりあえず読了、いつかまた再読できたらと思う。

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/02/04(3363日経過)
記録初日
2015/02/04(3363日経過)
読んだ本
753冊(1日平均0.22冊)
読んだページ
196712ページ(1日平均58ページ)
感想・レビュー
559件(投稿率74.2%)
本棚
25棚
性別
年齢
56歳
血液型
O型
職業
主婦
現住所
広島県
自己紹介

本が好きな、働く主婦です。
転職が多かったのですが、2021年3月から、表向き「リサイクルセンター」という「ゴミ屋」に落ち着いています。とは言え、この先も、転職を考えています。(未だ、人生に悪戦苦闘中)
本は、苦手克服のために読むことが多いです。自分にとっては薬に近いかも。いつの日か、ご馳走を食べるように、本が読めるようになりたいです!(^^)!

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今までに、お気に入り登録してくださっている方、本当にありがとうございます。これからもどうかよろしくお願いします。=^_^= 2024/03/23sat.

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