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2024年4月の読書メーターまとめ

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読んだ本
15
読んだページ
3862ページ
感想・レビュー
15
ナイス
523ナイス

2024年4月に読んだ本
15

2024年4月のお気に入り登録
3

  • あおい
  • のんたろう
  • Nishiumi

2024年4月のお気に入られ登録
2

  • jkgntm
  • あおい

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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無印良品の店内や、モンブランの土台など、日常のちょっとしたことをついつい確認してしまうよね〜というエッセイ。エイヤっとメールを送信したあとに誤字を発見するとか、なんとなくコンビニやお土産屋さんをウロウロしてしまうとか、わかるなあ。私が欠かさず確認するのは、本屋さんの新刊コーナーでしょうか。頻繁に通っても品揃えは変わらないのだけれど、本屋さんがあるとついつい吸い寄せられてしまいます。何も買わないのにウロつくのは時間の無駄かなと思っていましたが、このエッセイを読んで、そんな時間があってもいいよねと思いました。
❁Lei❁
2024/04/08 21:34

ダイソン並みの吸引力がありますよね〜🤨

山猫
2024/04/09 19:54

ダイソン!🤣🤣言えた、言えた🤣

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

❁Lei❁

義経にハマりまくった1ヶ月でした。 2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:3650ページ ナイス数:496ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/551651/summary/monthly/2024/3

bura
2024/04/02 14:26

Leiさん、論文掲載おめでとうございます。がんばった春のご褒美桜🌸ですね☺️ 今月もよろしくお願いします✨

❁Lei❁
2024/04/02 18:54

buraさん、ありがとうございます! ご褒美にめいっぱい読書できた月でした〜 こちらこそよろしくお願いします🙌

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
15

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公式Twitterに投稿されていたあるコマに一目惚れし、なんとかタイトルを突き止めて購入。ある日お父さんが犬になってしまった「リビングで」がそれでした。他には、イライラすると肌がカサカサになるまで体を洗う兄を描いた「石鹸」がお気に入り。日常ではおろそかにされがちな心の機微が丁寧にすくい取られ、静かでエモーショナルな読後感につながっています。ちょっといじわるな気持ちや、笑われてしまいそうなほどの繊細さも、この本の中では温かく包まれていて居心地がいいです。きっとこれからも何度も読み返すだろう宝物になりました。
が「ナイス!」と言っています。
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【本書を読むメリット】①実際の申請書の画像を見ながら、押さえておくべきポイントがわかる。②審査員の事情から何が求められているのかがわかる。【デメリット】①大学の説明会や先輩の申請書を見ればわかることが多く、新たな発見がない。②理系ばかり取り上げられている。 ……などとふざけていても始まらず。あ〜〜〜書けない! 自己分析が企業用ESとやや違う! 公的な文書向けの美辞麗句ボキャブラリが貧困! そして意外と分量が多い!(発狂して頭を掻きむしる) どれだけ自分を投資する価値のある物件として売り込めるのかが肝です。
が「ナイス!」と言っています。
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カフェでのエピソードを綴ったほっこりエッセイ。初めてのデートで何を飲むか考えているのが面白かったです。口紅が取れないか、飲み終わったあとのグラスが汚くならないか、などなど。女子は食事のときには何かと考えてしまうものです。羨ましいのは、ミリさんが一人でも充実した時間を過ごせているところ。私が一人でカフェに入ると、なぜか周りの目や話し声が気になって、イマイチ読書に集中できなかったりします。いや、誰かと一緒でもそうかも。近所のジャズバーとか行ってみたいけど、ハードルが高くもあり、なんとも悩ましいところです。
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再読。春になるとふと思い立って眺めたくなる宝物。街のあらゆる場所に種を蒔き、花が咲きこぼれるのを楽しみに待つ「花ゲリラの夜」。閉園後の遊園地、丘にそびえ立つ桜の木の下で星を見上げる「春の旅人」。缶ドロップの色と味から風景を連想していく「ドロップロップ」。どれもほんの短いお話なのに、いつまでも消えない温もりがあります。特に、大学院に進学するお姉さんが登場する「花ゲリラの夜」が印象に残りました。時間をかけてゆっくりと萌え出る春の花みたいに、私なりの冬を乗り越えて、何か美しいものを残せたらいいな、と思いました。
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5読目。中学生の恋愛と苦悩を描いた短編集ですが、その中でただ一人、大人になりきれなかったアラサーニート女性が登場します。中学生の頃は「将来」なんて死ぬほど遠い未来に思えたのに、やりたいことを何にもできていないまま、いつの間にか時間だけが過ぎている恐怖。そんな彼女に少年がかけた言葉を、消えない救いとしてずっと抱きしめていたいと思いました。「落ちそうになっても怖がることはないんだよ。砂時計には終わりがないんだからさ」(「飛べない翼」)。砂時計をひっくり返せば、今が一番若く、何度でも「将来」を作れるのでした。
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ムーミンやスナフキンたちが、地球に迫っている彗星からみんなを守ろうとする冒険譚。急いでいる道中でも、宝石を見つけたら持っていこうとして駄々をこねるスニフが面白かったです。私も、一人暮らしの部屋の収納が少ないにも関わらず、大好きな本すべてを持っていきたい欲にかられているので、スニフとともにスナフキンに諌められている気持ちになりました。スナフキンは途中でテントもパンケーキ用フライパンも捨ててしまうけれど、大好きなハーモニカだけは手放しません。本当に大好きなものだけ持ち、身軽に過ごすのもまた幸せなのでしょうね。
が「ナイス!」と言っています。
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再読。うららかな春の日に、ムーミンたちが冬眠から目覚めるところから始まるので、この季節にぴったりです。スナフキンがムーミン谷に帰ってきて、うれしく楽しい雰囲気に満ちており、こちらまで心が浮き立つよう。面白いことが起こる予感でいっぱいなムーミン谷では、不思議なシルクハットをめぐる冒険が繰り広げられます。そんな中、前髪が焼け焦げてしまったスノークのお嬢さんが傷つかないように優しい言葉をかけたり、孤独を求めるスナフキンのことを誰よりも理解しているムーミンがとても魅力的でした。文章の隅々にやさしさが溢れています。
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再読。寝る前の息抜きに、やさしい絵と詩情ゆたかな文からなる本作を。眠れない夜、一人の部屋を抜け出して散歩に出かける「かなしい夜は」がいちばん好きで、ここだけは何度も読み返しました。昼間とはちがう顔をしている街。寝静まった住宅街の細い道を抜け、ひそやかな公園の遊具や揺れる川面の光を眺めるのは、自由になれたみたいでうれしい。それから、まったく喋らない少年が図書館の本からお気に入りの言葉を書き出して集めている「言葉の箱」。大好きな言葉で自分だけの世界を構築できたら、なんて素敵だろう。そんな夢を見られる本です。
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上巻の後半からあらゆる事情が複雑に絡まり始め、誰がどの因縁の相手だったのやら、わけがわからなくなっていたのですが、下巻ではさらにちんぷんかんぷんに。とりあえず仲間か敵かという区別だけつけて、なんとか読み終えました。敵の首はばっさばっさと切られていくので、かなり血生臭い。そして、行方知れずになっていた親兵衛が美少年に成長して登場し、彼ばかりが活躍します。話の筋もありきたりで、あんまり面白くないなあと思ったら、解説にも後半は精彩を失っていると書いてありました。八犬伝の魅力は上巻に詰まっていると思います。
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南総(千葉県)の武将・里見義実の娘が、八房という犬と結婚することになり、その腹から飛び出した八つの珠がそれぞれ八犬士として成長を遂げる物語。その一人である犬塚信乃が、同じく犬士の額蔵と出会い、義兄弟の契りを結ぶシーンが最も感動的でした(ちなみにここまでで200ページ!)。彼らは残りの犬士を探し出し、里見家に結集することを誓います。その道程で、ずる賢い女性の船虫や、人間をたぶらかす化け猫といった悪党との死闘が繰り広げられ、次々と苦難を乗り越えます。美貌と知恵を持つ犬坂毛野の登場に胸を躍らせたところで下巻へ。
が「ナイス!」と言っています。
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売春の横行していた島の興亡を追うルポルタージュ。自発的に島へ渡ってくる女性もいれば、ヤクザに身を売られてくる女性もおり、なんとも闇が深いです。厳重な警備をくぐり抜けて海を泳ぎ、本土まで逃げた猛者の話が面白かったです。また、宴会で上裸を晒している写真や、衰退後の廃墟となったパブの写真なども興味深く見ました。島のホテルの経営者や売春婦などに当たって歴史を紐解くといった流れですが、彼らの生い立ちや内部事情には興味が持てず、似たような話が続くので中弛み。興味本位の方は、最初の方だけ読めば十分かと思います。
が「ナイス!」と言っています。
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夜でもガス灯が煌々と照る明治の世を舞台に、ひっそりと隠れ住む妖たちを描いたミステリー小説。薄給の巡査・原田と滝や、牛鍋屋を営む百木など、個性あふれる登場人物たちのかけ合いが楽しく、明治の匂いを感じることができました。そんなふうに明るく始まる物語ですが、意外にも、読者を煙に巻くようなグレーな読後感です。妖が日常に溶け込む様はあたかも、私たちの周りにも……と思わせるような怪談調。人と妖の心温まる交流でもなく、かといってホラーやサスペンスに全振りしているわけでもないのですが、なんとなくクセになる読み心地でした。
が「ナイス!」と言っています。
❁Lei❁
無印良品の店内や、モンブランの土台など、日常のちょっとしたことをついつい確認してしまうよね〜というエッセイ。エイヤっとメールを送信したあとに誤字を発見するとか、なんとなくコンビニやお土産屋さんをウロウロしてしまうとか、わかるなあ。私が欠かさず確認するのは、本屋さんの新刊コーナーでしょうか。頻繁に通っても品揃えは変わらないのだけれど、本屋さんがあるとついつい吸い寄せられてしまいます。何も買わないのにウロつくのは時間の無駄かなと思っていましたが、このエッセイを読んで、そんな時間があってもいいよねと思いました。
❁Lei❁
2024/04/08 21:34

ダイソン並みの吸引力がありますよね〜🤨

山猫
2024/04/09 19:54

ダイソン!🤣🤣言えた、言えた🤣

が「ナイス!」と言っています。
❁Lei❁
日蓮の教えを奉じながら、農漁村の労働改革に従事した仏教徒・妹尾義郎の一生を解説した一冊。妹尾は、階級差に苦しむ労働者を救うために打倒資本主義を掲げ、平等な社会を目指して活動します。産業組合に活路を見出す点は、賀川豊彦や宮沢賢治と共通するようです。興味深いのは、日蓮主義の国柱会に入会するもその官僚制に幻滅する点。また、宗派の別にこだわらず、原始仏教に立ち返って宗派を統一すべきという平和主義的な考えは近代的。仏教、社会福祉、経済と領域横断的に考えていかなければいけない問題が横たわっていると思いました。
が「ナイス!」と言っています。
❁Lei❁
遊女のお力、彼女にのめり込んで没落した源七とその妻お初、お力の新たな客朝之助らの世知辛い暮らしを描いた「にごりえ」。遊女と僧侶になることが運命づけられた美登利と信如の淡い恋を描いた「たけくらべ」。一文が死ぬほど長い雅俗折衷体、慣れれば美文にも感じられましょう。親切な朝之助にすらも理解されない、家父長制の中で独立して生きていくことのできない女性の息苦しさが、微に入り細を穿って描写されていました。信如のくれた清らかな水仙。その一筋の光は、残酷にも遊里の闇をも色濃く映し出しており、最後には物悲しさが残りました。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/02/17(3419日経過)
記録初日
2013/04/12(4095日経過)
読んだ本
749冊(1日平均0.18冊)
読んだページ
193735ページ(1日平均47ページ)
感想・レビュー
601件(投稿率80.2%)
本棚
8棚
性別
職業
大学生
自己紹介

本を開いて、まだ見ぬ世界に飛び込むのが大好きです。
日本文学勉強中の大学院生。

《好きな作家》
宮沢賢治、J.D.サリンジャー、佐藤泰志、さくらももこ

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