2025年11月の読書メーターまとめ

読んだ本: 6冊

読んだページ: 1749ページ

感想・レビュー: 6件

ナイス: 406ナイス

2025年11月に読んだ本
6

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2025/11/27
落窪物語 (21世紀版少年少女古典文学館第…
- 氷室冴子
298
登録
149
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2025/11/22
自由研究には向かない殺人 (創元推理文庫 M…
- ホリー・ジャクソン
581
登録
9260
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2025/11/08
ふわふわ (講談社文庫む 6-21)
- 村上春樹,安西水丸
54
登録
1102
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2025/11/08
告白 (双葉文庫) (双葉文庫み 21-1)
- 湊かなえ
320
登録
60052
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2025/11/08
こわい話の時間です　六年一組の学級日誌 (福…
- 井上雅彦,我孫子武丸,恩田陸,黒木あるじ,篠たまき,田中哲弥,田中啓文,恒川光太郎,木犀あこ,牧野修,植田りょうたろう
256
登録
169

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2025/11/03
世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫 …
- 杉井　光
240
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26291

2025年11月のお気に入られ登録
2

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

chiaki

2025/11/03

ネタバレ衝撃的な一冊！！！！！たしかに電子書籍じゃこの感動は味わえない！！！！！！だって◯◯ないですもんね！ああ言いたい、言いたいけど読んで味わってほしいから絶対に言えない！会ったことも顔も見たことがないという父の遺稿をめぐるミステリー。テンポよく読めるので、読書に慣れていない中学生以上にもおすすめ出来そう。作家さんの執念を見せつけられました！

世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫す 31-2)

杉井　光

あらすじ・内容

が「ナイス！」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
6

chiaki

2025/11/27

粗末な衣食住を強い、寝る間もないほど裁縫させ、母君伝来の物を取り上げたり、物置部屋に監禁する等々、継娘の落窪姫に散々酷い仕打ちをする北の方。そこへ王子様なる右近の少将が現れ、姫を救うという平安シンデレラストーリー♡少将と阿漕夫妻による北の方の恥を晒し痛い目に遭わすという復讐がめちゃめちゃ効いてるのが可笑しい。無事姫を二条殿に奪い返し、愛しさのあまり少将が詠んだ歌「埋火のいきてうれしと思ふには　わがふところにいだきてぞぬる」がカッコいい！次第に落ちぶれていく中納言家が気の毒だが勧善懲悪な展開でスカッとする！

落窪物語 (21世紀版少年少女古典文学館第3巻)

氷室冴子

あらすじ・内容

はる

2025/11/27 22:08

落窪物語！面白いですよね😊

chiaki

2025/11/27 22:29

はるさん✨これ大好きでした！それぞれのキャラが際立っててめちゃくちゃ面白かったです！最後まで結局あんまり改心しない悪役もなんだか憎めなくて、妙な人間臭さがツボでした〜🤭

が「ナイス！」と言っています。

chiaki

2025/11/22

ピップは自由研究で5年前に起こった失踪殺人事件を題材に、隠された真実に迫る。その行動力と追跡力は結構おっかなく、ツッコミを入れたくなるくらい終始ハラハラさせられる展開。"その日"のことが徐々に明らかになっていくものの、調査は一進一退。ラヴィと共に証拠集めに奔走するが、無実という真実を証明することがいかに難しいか思い知らされる。それでも調査を諦めない執念は、この物語全体の疾走感にもつながり、ページを捲る手が止まらない。翻訳もライトな語り口で読みやすい。

自由研究には向かない殺人 (創元推理文庫 M シ 17-1)

が「ナイス！」と言っています。

だんつう(縦通)と呼ばれたその老いた雌猫と過ごした時間がいかに幸せだったか、愛おしかったか。"いのちあるものにとってひとしく大事なことを、猫から学んだ。"とあり、猫への愛に満ち満ちた一冊！「まるで〜」「〜みたいに」「〜のような」という比喩表現がとても印象的だった。特に猫の時間の比喩表現が素晴らしすぎて！安西水丸さんとのコンビもさすが♡"幸せとは温かくて柔らかいことであり、それはどこまでいっても、変わることはない"

が「ナイス！」と言っています。

あまりに有名な湊かなえさんのデビュー作をめちゃめちゃ今更ながら！森口先生、美月、少年B直樹、その姉、少年A修哉による告白、そしてラストの告白は..！少年A、Bのあまりにも自己中心的な動機に潜む、彼らの行き場のないさみしさや鬱憤が生々しい。臨場感が半端なく、そのギラギラとした奇異な表情まで頭にこびりついて離れない。森口先生による復讐も怖すぎる。でも我が子を失った悲しみを思えば当然とも思える。救いようのない展開とラストだが読むのを止められない面白さ。これがデビュー作だなんて、湊さんとんでもないモンスターです！

告白 (双葉文庫) (双葉文庫み 21-1)

が「ナイス！」と言っています。

小学生から楽しめるホラーアンソロジー。名だたる作家陣！伯爵の誘い文も良き。心霊スポットなんかに行かなくても"本を開くだけで、あなたはこちらの世界に入ることができる"、"「こわい話」にふるえながら、あなたは世界を知っていく"、"どんな世界にもはばたいていける、想像力という名の翼"木犀あこ『とりかえっこ』、恒川光太郎『能面男』、牧野修『爪に関するいやなお話』、篠たまき『骨もよう』、恩田陸『六年一組の学級日誌』が面白かった！特に『骨もよう』は絶望的なんだけど幻想的な世界観で好みの作品。

こわい話の時間です　六年一組の学級日誌 (福音館の単行本)

我孫子武丸,恩田陸,田中哲弥,田中啓文,恒川光太郎

あらすじ・内容

が「ナイス！」と言っています。

chiaki

2025/11/03

世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫す 31-2)

杉井　光

あらすじ・内容

が「ナイス！」と言っています。

chiaki

314お気に入られ 11月の読書メーターまとめ

登録日: 2015/02/26（3944日経過）
記録初日: 2015/02/05（3965日経過）
読んだ本: 3281冊（1日平均0.83冊)
読んだページ: 297283ページ（1日平均74ページ）
感想・レビュー: 2515件（投稿率76.7%）
本棚: 69棚
性別: 女
自己紹介: この世界には読みたい本のなんと多すぎること！！！
読まないといけない本との狭間で日々右往左往しています。

公立中と私立男子高校の学校司書を兼務中で、YAと理系ものを勉強中ですが大いに寄り道気味です📚

素敵な読書時間が共有出来ますように…

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本をよむならいまだ
新しい頁をきりはなつとき
紙の花粉は匂ひよく立つ
そとの賑かな新緑まで
ペエジにとぢこめられてゐるやうだ
本は美しい信愛をもつて私を囲んでゐる

　　　　　　　　　　　室生犀星「本」より

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