フーコー、レマルク、カルロ・ロヴェッリが面白かったです。それからメーリケも。今月もよろしくお願いします。2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:2235ページ ナイス数:1526ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/596110/summary/monthly/2024/8
「監獄の誕生」なんてわたしなら一年、かかってしまいそう(ちょっとは読み出したんですが、ああ、何ヶ月かかるかなら、と思っただけでげんなりして。。。)まあ、それだけ面白いということなんでしょうが。
「反植民地主義の闘士、人権と彼の時代における先住民文化の擁護者、アイルランド独立に身を捧げた戦士としての彼である。彼の同国人は、英雄と殉教者は抽象的な典型でも完璧さの模範でもなく、矛盾と対照、弱さと偉大さからなる一人の人間であることを、ゆっくりとではあるが認めざるを得なくなる。というのも、一人の人間とは、ホセ・エンリケ・ロドーが書いているように、≪多数の人間である≫からだ。つまり、天使と悪魔がその人格のうちで密接に絡み合い、混じり合っているのである。」
「それは悪いことではない。捉えようとすると、あらゆる理論や理性の網をすり抜けてしまう全体性としての、一人の人間を決定的に知るのは不可能であることの証として、ロジャー・ケイスメントの周囲を常に不確実な雰囲気がまつわりついているのは悪いことではない。」/どうでもいいのですが「美貌のヴァイキング」が大変気になってアイヴィント・アドラー・クリステンセンを検索しました。馬鹿だ……。
syaoriさん 帽子を編みますさん こんばんは!🌃 横レス失礼します!🙇💦 1週間振りの読書メーター!💖 今日から又、宜しくお願い致します!💫 料理は好きですし、レビューと帽子さんとのエスカルゴ談義に、此の本は📝させて頂きますね!❇️ 何時も、有り難うございます!🙋 宵待草
宵待草さん、講演会が無事に終わったようでよかったです。お戻りになられた後のつぶやきは、講習会が充実した時間だったことがうかがわれてこちらも元気をもらえました。ありがとうございます。この本は、食いしん坊が書いたという感じの楽しい本だったのでお料理好きならぜひ!
「この森の中でわたしどもはキリストの聖体の最終的な祭典を見ているのです。ここでは、すべてが姿を変え、光り輝き、空間と時間の最後の結婚で一つに結びあわされているのです」
作者がひたすら描写する宝石の森が大変美しかったです。入りたくはないけど。ベントレスとソーレンセンとセリーナの三角関係については、ベントレスとセリーナ、ソーレンセンとセリーナの間にあったことは分かったけど、ベントレンスとソーレンセンはどういう関係だったのか気になる。「ぼくはソーレンセンを尊敬しているんです」とか言われてもそれだけじゃ分からないよ……。どうでもいいのですが、作者はスザンヌのような女王様のような美しい女の人が好きそうだなと思いました。私も好き。
「未来のための読書がなくなったらもう何も読みたいものはないのかもと思ったけれど、私の枕元には未読本が積んであるコーナーがあって毎晩その中からその日の気分に合わせて本を選んでいる。未来はなくとも本も漫画も面白い。とても不思議だ。」/また書いていないだけで、最後は一人で「無人島」に残らなければならない恐怖はとてもあっただろうなと感じました。夫がグラタンをぶちまけて泣いてしまう場面には私ももらい泣きしそうになりました……。些細なきっかけで我慢したいたものが崩壊するの分かる……。
ベンヤミンの思想、人が引用しているととても魅力的なのに原典に当たると私には幅が広すぎて統合できず青息吐息なのですが、syaoriさんのレビューはいつもながら素敵ですねえ。ありがとうございます。
kasimさん、お返事遅くなってすみません。ご安心ください、私も青息吐息です! これまでベンヤミンは初期のドイツ・ロマン派についての論文くらいしかきちんと読んだことがなかったのですが、本当に幅が広いですね。びっくりしました。
「つまんないことでいいのよ。靴を買ってもらっただとか、今夜は何食べようって言っていっしょに買い物に行ったとか、お父さんとお母さんがけんかして仲直りしたとか、いっしょに台風を見たとか、みんなで食あたりになってお粥を食べただとか、くだらなければくだらないほどすばらしいのよ。あとになってみるとね。どうでもいいことやくらだないことがいちばん強くてあったかくて、深刻なこととか理屈なんて大切なように見えても、そういうちっちゃい思い出に比べたら、全然へなちょこなのよ。」
お借りした本ありがとうございます。貸してくれている方が吉本ばななにはまっているようで、そのおこぼれにあずかれてありがたい限り。しかしこの短編集はこれまで借りた作者の作品のなかでは一番おすすめしない感じでした。ご飯がおいしそうで楽しかったですが。
読む本を選ぶときに、こちらの感想を参考にすることが多かったので、私の感想もだれかの本選びの一助になればと登録しました。多分外国文学が多いです。
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「未来のための読書がなくなったらもう何も読みたいものはないのかもと思ったけれど、私の枕元には未読本が積んであるコーナーがあって毎晩その中からその日の気分に合わせて本を選んでいる。未来はなくとも本も漫画も面白い。とても不思議だ。」/また書いていないだけで、最後は一人で「無人島」に残らなければならない恐怖はとてもあっただろうなと感じました。夫がグラタンをぶちまけて泣いてしまう場面には私ももらい泣きしそうになりました……。些細なきっかけで我慢したいたものが崩壊するの分かる……。