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2024年6月の読書メーターまとめ

たっきー
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感想・レビュー
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ナイス
625ナイス

2024年6月に読んだ本
37

2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たっきー
タイトルにもなっているspring=萬春というバレエダンサーであり振付師でもある人物の物語。バレエのことをよく知っていればもっと楽しめると思うが、そうでなくても十分に楽しめる内容。
が「ナイス!」と言っています。

2024年6月にナイスが最も多かったつぶやき

たっきー

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2024年6月の感想・レビュー一覧
37

たっきー
ひきこもりの息子がYouTuberとして多額の収入を得ていたことから多額の所得税の支払いを求められ、困り果てた色葉が縋ろうとしたのは宗教法人を受け継ぐという同級生弁護士からの提案。面白い設定だと思い、読み始めたが途中でちょっとだれてしまった。信仰の自由があるとはいえ、新興宗教はやはり怖い。
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たっきー
多くの文学作品が登場し、さらに舞台や映画にまで触れられているエッセイ集。著者の博識ぶりに驚くばかり。
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たっきー
魔女をテーマにしたエッセイ集。おまじないの言葉についてのエッセイ、角野さんのファッション(娘のくぼしまりおさんがコーディネートしている)紹介が楽しい。
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たっきー
タイトルの意味は、和食の根底にある「なにもしないことを最善とする」思想とのこと。AI技術が発達して勝手に栄養バランスを考えた料理が自動的に作られるような世界になるかもしれないが、土井先生はそれには懐疑的。食はビジネスのコンテンツではなく文化。料理は人間らしさを維持する行為とその時間で、失ってはならないもの。料理は創造のはじまり。台所は世界とつながっている。食事に集中して味わうことは感性をみがくこと。
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たっきー
手紙にまつわるあれこれ。かわいい便箋やペンをみていると手紙が書きたくなる。メールやLINEでやりとりするようになって手紙を書くことが減っているけれど、やっぱりもらうと嬉しいし、送り先の相手にもそう思ってもらえたら…またぼちぼち書いていくかな。
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たっきー
シリーズ45冊目の日記。自家菜園のことが中心。スピから離れて落ち着いて読める。お酒はもういいかなと言いながら飲酒していたり、これと思って買い物に失敗したりは相変わらず(それでこその銀色さん)。好きだったのは、皆が嫌がる枯葉集めも堆肥にするためだと思えば、枯葉がミニミニお金・価値のあるものを集めている気持ちになる、という考え方。何気ない会話は「穏やかなやさしさのキャッチボールみたいなもの」、「私の敵は私の想像力」という言葉も印象に残った。
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たっきー
アジアがテーマのアンソロジー。収録の6編はどれもわりと好きな作品だが、特に好きだったのは島本理生「停止する春」、大島真寿美「チャーチャンテン」。
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たっきー
ホームレスの女性が殺害され、燃やされた。その犯人として逮捕された秀郎は長年ひきこもりの生活を送っていて、父親を殺害したと自供する。秀郎の語りと、事件を追う刑事の綾乃のパートが交互に描かれ謎が明らかに。ロスジェネ世代の悲哀、親からのネグレクトされたことへの恨みは理解できる部分はあるけれど、やはり殺害は許されるものではない。以前起こった事件で、小説のなかにも出てくる「無敵の人」というのは、無くすものはないからどんな行動に出るかわからないし、だからこその公的扶助なり生活を保障する制度は大事だと思う。
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たっきー
俵万智氏と渡辺祐真氏によって選出された俵万智歌集。時期によってメインとなるテーマが変わるが、私は子育てのなかから生まれたであろう作品群が好き。「人生は長いひとつの連作であとがきはまだ書かないでおく」。
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たっきー
休むことをテーマにした33名の書き手によるエッセイ集。面白いなと思う人とあまり内容が入ってこない人とで差が大きかった。印象に残ったのは石田夏穂氏、角田光代氏、益田ミリ氏(結局は好きな書き手)。
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たっきー
シリーズ3冊目。2020〜2023年のコロナ禍真っ只中の生活のコミックエッセイ。旅行好きなミリさんも、家の中や近所での幸せを見つける日々だった様子。すごく良かった本を読んだあと、小説の世界から離れたくなくてしばらく何も視界に入れたくないと目を閉じているというのがいいなと思った。あと、子どもの頃の楽しかったことを思い出すことで不意に幸せを感じるのは、過去の自分が今の私のために遊んでくれていたからだという考え方も好き。
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たっきー
2020年のコロナ禍が始まったタイミングで東京の大学に進学した杏奈。ジェンダー社会学のゼミで、マリリン・モンローをテーマに当時のモンローの世間的イメージと実際のところの彼女の姿を捉えようと研究を進める。そのことで、杏奈自身も意識していなかった現代のジェンダー差別への理解のなさに気づく。年齢、性別関係なく多くの人に読まれて、ジェンダーのことを考えるきっかけになれば良いな。
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たっきー
17名の作家が自身の身体について描いたエッセイ。多くの作家が真剣に身体と向き合っていて、感じていること、過去のエピソード等を赤裸々に文章化している。鈴木涼美氏、金原ひとみ氏はオープンなようだけれど、普段の作品のトーンとあまり印象が変わらず、あえて身体と向き合っていないようにしているのか、文章にはしたくないのか…と考えたり。中には変な読者が勝手にいろいろな妄想をして、恐ろしい思いをする作家さんもいるのでは、といらない心配までしてしまった。
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たっきー
わかりやすいお金の講座。リボ払い、がん保険、手数料の高いお任せ運用は絶対ダメということが強調されている。お得といわれたら怪しいと疑うことがお金の世界では重要、お金の問題は感情で決めてはいけないという言葉も、わかってはいたけど改めて大事なことだなと自分に戒め。
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たっきー
春生、夏枝、秋生、真冬の4人の物語。独身中年の仲間が、それぞれひとりで生きていきながらも困ったことがあれば助け合える関係性なのが良い。血縁関係に縛られず、それでも頼れる人間関係があることは幸せ。
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たっきー
5編収録の短編集。どの作品も意地の悪い人たちが登場するので読んでいてあまり気分は良くないが、それでもするすると読んでしまう。「あなたのママじゃない」はブラック度薄めで、あとはどろりと。
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たっきー
著者が考える幸せについての解説。ところどころスピリチュアルな言葉も出てくるが概ね納得。自分の快・不快の感覚に敏感になり、その感覚を大切にすること。100パー納得できる自分というものはない、だからこそ人は他者を必要とする。自分のことばかり考えて自己完結していると、空回りして孤独になる。自己肯定感が大事といわれるが、肯定せずともただ受け入れることが大事。自分軸を大切にして、日々の調整をしながら安定ができていけば、それが大きな幸せにつながる。
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たっきー
児童向けながら「デフ・ヴォイス」シリーズと同じ人物設定で、年齢関係なく読める。本当の父と義理の父、似た境遇でも違うところのある同級生との関係、生まれもって「ろう」であること等がテーマ。子どもだけではなく、大人でも考えさせられる物語。
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たっきー
読者からの質問への回答とそれに関連するレシピの紹介。回答を読むと、ちょっとしたひと手間、ひと工夫が美味しい料理づくりには欠かせないんだなということを考えさせられた。レシピもいずれも美味しそう。ちょっとハードルが高く感じるけれど梅仕事、甘酢しょうが漬けをやってみたいなと思う。
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たっきー
結婚するまでの真奈と優吾、それぞれの両親同士、そして両家との関係の人間模様が描かれている。わかるなぁと思うものの、通俗的というか、著者の作品としてはやや期待はずれ。
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たっきー
イギリスのジャーナリストによる作品。うつ病には生物学的、心理的、社会的な3つの要因があるとの主張で、薬だけで治そうとする考えに疑問をもっている。薬も一定効果がある人もいることは認めたうえで、皆に効くと信じることは危険と指摘。それでも、製薬ビジネスは巨大な市場なので、治療で心理的・社会的な面でのアプローチをしたくても、薬が優先されてしまうのが悲しいところ。薬では根本的な解決には至らず、それでもその日その日を乗り越えるために服用する(場合によっては依存する)という人が多いのは、→
たっきー
2024/06/15 12:45

普段私が相談対応しているなかでも感じるところ。

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たっきー
これまで短編集でなんどか読んでいたが単著は読んだことなかったな、と、思い手にした。ホラーミステリー。ある団体のセミナーから逃げ出した何名かが、森の中で頭部のみの死体を見つけ、またその後にも脱出した人たちが同じような状態になって…というもの。途中でペースダウンしたが、最後にぞぞっと。
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たっきー
潔癖症で民間のごみ収集の仕事をする朝陽と隣部屋で住み、ゴミを集めてアート作品をつくる友笑。ふたりが知り合って、お互いのことを知りながら自身の考えを広げていく様子が面白い。狭い考えにとらわれるより、人と関わり、許容の幅を拡げることは大事だなと思う。初めて読んだ作家さんかと思うが、文章自体も読みやすかった。
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たっきー
これまでの2作は生きるエネルギーみたいなものをしっかり感じられる作品だったが、今作の短編集は全体的にふわっとした、捉えどころのない雰囲気があった(ファンタジー、SF要素)。「エデンの102号室」、「つめたいふともも」が好み。掌編の「秋の午後、神様と」も面白かった。
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たっきー
著者と家族(母、弟)についてのエッセイ。ほんとにいろいろなことが起こって大変そうなのだけど、絶体絶命と思えるときにでも「大丈夫、大丈夫」と言っていて、結果的にはそうなってきたというのが強い。行動援護のヘルパー研修に著者が参加して、そこで出合った人の様子をみて、かつて弟の支援についたガイヘルのことを重ねてみているところがなんともいえない気持ちに。助けたい人ほど、助けてほしくて、でも助けの求め方がわからない人かもしれない。
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たっきー
第2弾のおにぎりとみそ汁本。この2品だけで、充分に満たされるだろうなと思う。写真を見ているだけでも精神的に満たされる。とても美味しそう。
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たっきー
デビュー作であり、創作大賞2023(note主催)朝日新聞出版賞受賞作。家事代行の仕事を始めた津麦が、5人の子をかかえるシングルパパの家に派遣されて奮闘し、津麦もシンパパ家族も少しずつ変わっていく物語。 家事はただ一度で人の価値観を変えるものではないけど、諦めて終わらせなければ少しずつ変化は起こるものという言葉が心強い。
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たっきー
川上弘美選のエッセイ集。高峰秀子氏のエッセイがとりわけ興味深かった。子役時代のことを描いた作品が多く、どれも面白かった。他の作品も読んでみたくなった。石井桃子氏の作品のなかでは戦時の内容について触れられた作品が良かった。
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たっきー
これまでに出版された『日々ごはん』シリーズから編まれたもの。文章だけのレシピなのに、どれも美味しそう。今回は図書館で借りたけれど、購入して手元に置いておきたいと思った。
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たっきー
YouTubeチャンネル「週末ビフォーアフター」を開設している著者の片付け術。物を見直すときには「いる、いらない」ではなく稼働率で判断。稼働率を左右するのは動線。ゴールデンゾーン(使いやすいスペース)には稼働率100%のものだけを置く。収納ケースの中が見えないのは物がないのと同じ。散らかる原因になるとりあえず置きを防ぐために、仮置きできるバッファ(ゆとり)ゾーンを作る。
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たっきー
著者が選んだ詩篇にエッセイを添えたもの。気持ちが落ち着かないかなで読んだが、本当はもっと腰を据えて読みたかった。味わい深い作品。あとがきの渡邊十絲子氏の「思い出せる詩があるということは、有事に際して履きかけることができる靴をもつようなことだと思う。自分とは違う人間の視点の高さ、歩幅、速度。ささやかな変身は、せまいところに閉じ込められて身動きのできない心を救い出す」という文章も良かった。
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たっきー
アラフォー世代向け着こなし術。キレイめとカジュアルさのバランス(基本は7:3)、3色コーデが基本 。面倒に思っても試着はして、サイズを上げる、下げるも試すこと。
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たっきー
タイトルにもなっているspring=萬春というバレエダンサーであり振付師でもある人物の物語。バレエのことをよく知っていればもっと楽しめると思うが、そうでなくても十分に楽しめる内容。
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たっきー
片付けに気合いを入れるために。15分で27個の物を捨てる、買ったものは48時間以内に使い始めるの2つのアドバイスが印象に残った。
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たっきー
漆器の特集が良かった。日々の生活で使いやすそうな漆のコップやカトラリー等取り入れられたら。仙台の記事も気になり、町を歩いてみたくなった。
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たっきー
タイトルだけをみると暗いイメージの物語かと思ってしまうが、そうではない。常識とは関係なく、自分の価値観で生きていくことを肯定している。テーマ自体はわりと好きなのだけど、自分のなかに文章がすっと入ってきづらかった。
が「ナイス!」と言っています。
たっきー
「毎日小学生新聞」で連載されていたエッセイの単行本化されたもの。当然読者は小学生を想定していると思うのだが、大人が読んでも言葉がすっと入ってくる。言葉をもつこと、それによってもやもやとした気持ちやと考えを形にすることの大切さを小学生にも伝わるように書かれている。小学生は著者が寄り添ってくれるように感じられるのでは。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/04/24(5286日経過)
記録初日
2009/09/03(5519日経過)
読んだ本
5324冊(1日平均0.96冊)
読んだページ
1155805ページ(1日平均209ページ)
感想・レビュー
2380件(投稿率44.7%)
本棚
0棚
性別
血液型
A型
職業
その他
外部サイト
自己紹介

小さいころから本が大好き。

職場のすぐそばに図書館があるので、
まめに図書館に行って、本を探し、
それらを通勤中に読んでいます。

ジャンルは特定しないで、
気になるものをどんどん読む派。

ここに記録をし始めて、
最近は女性作家ものを
よく読んでいることに気づきました。

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