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2024年7月の読書メーターまとめ

遥かなる想い
読んだ本
11
読んだページ
4317ページ
感想・レビュー
11
ナイス
1366ナイス

2024年7月に読んだ本
11

2024年7月のお気に入られ登録
2

  • 轟直人
  • 散文の詞

2024年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

遥かなる想い
第171回(2024年)直木賞。 コロナ禍の現代社会に生きる人々を 描いた短編集である。 漠然とした不安の中で生きる、人々の心に潜む闇のようなものを丹念に描く。 些細な出来事だが、安閑とできない ぼんやりとした不安満載の短編集だった。
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2024年7月にナイスが最も多かったつぶやき

遥かなる想い

2024年6月の読書メーター 読んだ本の数:13冊 読んだページ数:3878ページ ナイス数:1547ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/63187/summary/monthly/2024/6

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2024年7月の感想・レビュー一覧
11

遥かなる想い
ロシア侵攻に戦うウクライナの人々を描いた作品である。ロシア侵攻下のウクライナの 緊迫した状況が伝わる。 なぜプーチンはウクライナに拘るのか? そして ウクライナの人々の国への思いは? 日本にいると伝わりにくいウクライナの 現状が丹念に描かれる。不屈の民の記録である。
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遥かなる想い
第171回(2024年)直木賞。 コロナ禍の現代社会に生きる人々を 描いた短編集である。 漠然とした不安の中で生きる、人々の心に潜む闇のようなものを丹念に描く。 些細な出来事だが、安閑とできない ぼんやりとした不安満載の短編集だった。
が「ナイス!」と言っています。
遥かなる想い
井上尚弥という怪物と戦い、敗れ去った男たちを通して、井上尚弥の凄さを描いたスポーツノンフィクションである。 ボクサーにとって、「井上尚弥」と闘うことの 意義が文面から伝わってくる。 怪物と闘って、敗れた男たちの誇らしさが ひどく印象的な作品だった。
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遥かなる想い
第11回サントリーミステリー大賞受賞。 旧ソ連時代を舞台にした作品である。 監視社会の怖さに迫力があり、面白い。 著者の実体験に基づいたストーリーなのだろうか?旧ソ連の内情がひどく不気味。 ソ連から日本に脱出したエレーナと岡部… 冷戦時代の雰囲気満載のミステリーだった。
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遥かなる想い
奈良を舞台に 土俗風満載の著者らしい 怪奇物語である。自殺した姉を想う妹と 奇妙な蛇の鏡が不気味さを醸し出す。 やや都合の良すぎる展開が気になるが、 伝承と怪奇が 現代に融合した著者らしい物語だった。
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遥かなる想い
娘がセレブな婚約者を連れてきた家族の物語である。結婚式を前にした家族の半年を丹念に 描く。どこにでもあるような話が身近で微笑ましい。娘カップルの心の揺れと 両親の戸惑い…ひどく普通の問題を 悲喜こもごもに描いた、心優しい作品だった。
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遥かなる想い
住み慣れた自宅で 最期を迎えた父を看取った物語である。「家で死ぬ」というリアルが 伝わる。携帯も持たず、娘の言うことも聞かない頑固な父の姿は見慣れた光景なのだが… どう老いて、どう死ぬのかを改めて 考えさせる、そんな作品だった。
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遥かなる想い
郊外の町に 突然蔓延した日本脳炎を 巡るパンデミック・ミステリーである。 平和な日常から 突如として、感染の恐怖に 陥る人々の戸惑いが生々しい。 密閉空間における人間の心理を巧みに描き、 現代生活の脆さを暴いた印象的なミステリーだった。
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遥かなる想い
60年安保の全学連委員長であり、類稀なリーダーと言われた唐牛健太郎の軌跡を追った作品である。多くの若者たちが 政治の季節が終わると、社会復帰し高度経済成長を謳歌する中、 唐牛は日本中を漂流した。元全学連委員長という重い十字架を背負って まるで死場所を 求めるかのように流転し、47歳で無名の死を 遂げた彼の人生をセンティメンタルに描く。
きょちょ
2024/07/12 19:05

遥かなる想いさん 私は彼とは個人的な付き合いがありました。思想関係ではありませんが。 彼を肯定的にとらえていただき感謝です。 私にとって彼はとても素敵な「おじさん」でした・・・。

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遥かなる想い
南北朝合体後の南朝の後胤、後南朝の時代を描いた作品である。ほとんど馴染みのない時代だけに、正直 登場人物が幕府・南朝のどちら側なのか、史実なのか フィクションなのか わからなくて戸惑う。 混乱の中から やがて応仁の乱・戦国の世へと 向かう 抹殺された時代を描いた 物語だった。
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遥かなる想い
日本統治領サイパンの三十年間の物語である。 日本からサイパンに移民した家族の苦闘の日々を描く。あまり知らなかった戦前から敗戦までのサイパンの情景が丹念に描かれる。 内地から 楽園を求めて 南の島へ向かった人々の過酷な運命が哀しい。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/05/20(5307日経過)
記録初日
2004/01/01(7638日経過)
読んだ本
2703冊(1日平均0.35冊)
読んだページ
982079ページ(1日平均128ページ)
感想・レビュー
2703件(投稿率100.0%)
本棚
11棚
自己紹介

映画・ドラマなどの感想は こちら↓です。

https://filmarks.com/users/icc25896

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