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2024年5月の読書メーターまとめ

かず
読んだ本
32
読んだページ
10311ページ
感想・レビュー
32
ナイス
568ナイス

2024年5月に読んだ本
32

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

かず
最高の主人公、現る! 帯に書いてある通り本当に最高の主人公だと思う! どんなことに対しても全力で突き進む成瀬にどんどんと惹かれていった。 そして最後の成瀬の人間らしい心理描写で完全に成瀬のファンになった。 読んでいてこんなに微笑ましくて、力をもらえる主人公に出会えてよかった。 早く続きを買って読みたいと思います!
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
32

かず
エンタメ小説としてはすごく心踊る物語。 各国から集まる名探偵は個性的で魅力的な人物ばかりで、たかだか50ページくらいの人物紹介用の物語だけですごく心惹かれる。 それぞれの探偵で普通にシリーズ物の作品幾つもつくれるんじゃないか? それくらいのキャラクター達が惜しげもなく一つの作品の為に使われているなんて、すごく贅沢でお得。 真犯人に関しては意見が分かれそうな気がするけど、僕自身はそんなに受け入れ難い結末ではなかったかな?? 今後、今作のキャラクター達が活躍する物語が書かれるのを楽しみにしてます。
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かず
ネタバレ記憶がどんどん失われていく。 その恐怖がすごく伝わってくる作品。 本当にこういう感じなのかはわからないけれど、すごくリアルに感じた。 今までできていた事が出来なくなっていく恐怖。大切に思っている人を忘れてしまう恐怖。 よくあるテーマだとは思うけど、何をもってその人が生きていると考えるのか。 記憶を失って、全てを忘れてしまったら今まで生きてきたその人はまだ生きているといえるのか。 本人は忘れても周りの人が覚えてくれていたら、それはそれでいいというのがこの物語の答えなのかなと思った。
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かず
芥川賞受賞作品を初めて読んでみた。 今までミステリーやエンタメ作品しか読んでこなかったので純文学というものも読んでみようと思ったのだけど、なかなか難しい、、、 大多数が経験しない人生を送る主人公が、普通の人生を求めつつも、それを諦めて、でも少しでも他の人が体験できることをしてみたいと思った結果が中絶、、、 なんか色々考えさせられる事もできないほど、難しかった、、、 いつか読み直した時になんらかのメッセージを受け取れる様になるといいな
山川欣伸(やまかわよしのぶ)
2024/05/26 18:04

はい、芥川賞受賞作品は一般の小説とは違い、難解で奥深い内容になっていますね。人生の意味や価値観を問いかける作品が多く、普段の日常とはかけ離れた特殊な状況の中で、主人公の内面が描かれていることが多いです。

かず
2024/05/26 22:32

はい、積読で「推し、燃ゆ」もあるので、色々読んでみます!

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かず
ネタバレ探偵物の中で認知症の探偵は初めてで、どの様な展開になるのか楽しみに読んだ。 作者自身古き良きミステリーが好きみたいで、古いミステリー作品が物語中に登場したり、推理を始める際の決め台詞もある。 読み進めるにつれてその決め台詞に心を掴まれて、早く推理を聴きたくなってどんどん読み進めてしまう。 また、さまざまな種類のトリックが登場するが、最後のリドル・ストーリー的展開と、太文字の文章の印象がガラリと変わる叙述トリックには心を打たれた。 この作品一つでミステリーの様々な要素に触れられる、ミステリー好き必読の一冊。
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かず
ネタバレあらすじだけ読んだだけだと死者の声を聞いて、真相や本心を知り、登場人物が前を向いて生きていくようなファンタジーに寄り気味の感動する物語かと思っていた。 だけれど、読み進めるうちにこの物語はとんでもなく現実的な物語だと思った。 確かに、登場人物同士の繋がりなどは物語特有のものだとは思うが、芯の部分はとても現実的で、死者の声など結局は聞けない。 でも、今生きている人同士が繋がる事で生きていた頃の死者の声を知ることができる。 人はいつ死ぬかわからないから、後悔のない様人と関われるように努力しないと。
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かず
ネタバレめったメタのメタ作品!! 最初の方は少し読みづらくて、物語に入り込むのに苦労したけど、終盤の犯人を追い込む時の怒涛の展開は知らず知らずに読むテンポも上がり、すごくカッコいいシーンだと思った。 物語の中の人物の苦悩が書かれていて、創作された存在ならではの悩みに今までした事がなかった感情移入の仕方を教えて貰えた。 物語を読んで、この人物がそのあと幸せに暮らしてくれたらいいなぁとおもうことはあったけど、この物語はその今までの感覚とは違う、よりリアルな感情で幸せを願わせてくれる。
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かず
ネタバレこの物語の真相は、探偵役の推理が披露される前に気付けた!、、、と感想を書くつもりで意気揚々と読み続けていたけど、最後まで読むとまんまと騙されていたと気付いて一人で恥ずかしい思いをした。 ワザと解き明かしやすそうなトリックを読者に想像させる事で、真犯人に全く疑いを持たなくさせるなんて、、、 やっぱりいい意味でミステリー作家は性格が悪い。 また、最後に語られる真相は、色々な意味で衝撃的でなんだか心に残る作品だった。
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かず
ネタバレあまりにも多聞のいく先々で関係者が亡くなるから、最初は結局死神だった的な話かと思いながら読んでいたけど、最終的に号泣させられた。 実際に犬には言葉が通じていなかったとしても雰囲気や空気感を察してそばに寄り添ってくれる瞬間がある。 多聞はその感覚がとてつもなく鋭い子だったんだろうと思う。 1人の男の子の為に必死に旅をしながらいろんな人を救って、最後には大好きな人と会えた。 せめて幸せな気持ちで亡くなってたらいいなと思う。
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かず
エッセイというものを初めて読んだけど、読んでみて良かったなぁと思う。 小学生相手に語りかけるように書かれているから、とてもわかりやすく、すぅっと自分のなかに言葉が入ってくる。 メッセージを伝えながらも説教くさくなくて、優しく包み込んでくれる様な言葉に温かい気持ちになる。 この本を読んで一番良かったと思えることは、文章を書きたいと思わせてくれるところだと思う。 本が好きで、書いてみたいと思いながらも絶対無理だと思っていたけど、別に何も気にせずにすこしだけでも書いてみたら?と優しく背中を押されたきがする。
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かず
ネタバレ家で読んでいてよかった。 テーマがテーマだけに感動する物語というのは分かっていたけど、感動するだけじゃなくてひたすらに優しさを感じる物語だった。 死後の世界とか、死んだ後どうなるのかとか実体験した人は居ないし、あくまでも作者の希望や想像で描かれたものだけど、死後はこんな風に存在できたらいいなと思える。 自分で蒔いた種 とよく悪い意味で使うけど、その種が素敵なものだったらきっと素敵な出来事が自分に帰ってくる。 そんな言葉の新しい価値観をおしえてもらった。 自分が死ぬ時もこんな風に穏やかに逝きたい。
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かず
ネタバレ逃れられない死が迫っている状態で、だからこそ繋がる物語がある。 死を目前にするからこそ、どれだけそれまで死にたいと思う時があっても生きていても良いかもと思える事もある。 逃れられない死を描く事で、その時の人の心情を描く事で、隕石衝突なんて起こってない読者の過ごせている現実がどれほど幸せか教えてくれた。 隕石が降ってくる最後のシーンは、恐ろしくもあり、とても美しくかんじた。
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かず
こんなにも裏目に出るのか! というほどお梅の呪いが裏目に出る。呪いの人形というどう考えてもホラーにしかならない存在がこんなにコミカルに描かれるとは、、、 ただ、本当に500年前から存在する人形に思考があったらこうなるだろうなぁというのが細かいところまで書かれていて、作者がどれだけお梅のことを考えてこの作品を書いたのかが伝わってきた。 コメディタッチの作品ではあるけれど、その中で描かれる人達の物語は心温まるもので、お梅の能力によってある意味背中を押されて一歩踏み出す姿に力をもらえる。
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かず
ネタバレ今までよんだミステリー小説は、謎を解こうと思いながらも物語に入り込んで、物語を楽しんでいたけど、この作品はどちらかというと謎解きすることに意識がいってしまう。 物語自体は面白いけど、謎解きに意識がいくので今まで以上に何度もページを戻り読み返したりして予想以上に読むのに時間がかかった。 新しい小説の読み方が出来て、面白い作品だなぁと思った。 最後の作品のトリックについては、全ての物語を読む前にヒントのページに戻って読んでいたおかげで途中できづくことができたので、今回は謎解き成功かな?
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かず
ネタバレどの物語もモチーフとなった童話を感じられるものの、現実で起こってもおかしくない物語だった。 中でも「鵺の森」の翔也のセリフが心にすごく響いた。 自分の恐怖心や闇すら覗けない奴なんか恐れない というセリフはなんとも言えない力を感じる言葉で、ずっと心の中にあり続ける言葉だと思う。 どの作品からも自分の闇に向き合う必要があると言われている気がして読む楽しみ以上の物を貰えるような作品だと思う。 「凍りついた眼」はどこか江戸川乱歩っぽさを感じて、読んでいて懐かしく、こういう世界観が好きなのだと改めて教えてくれた。
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かず
今まで読んだことのなかった作家さんに出会える、素敵な作品だった。 もともと、伊坂幸太郎さんの大ファンで、辻村深月さんも恩田陸さんもすきだったので読みたくてよんでみたのだけど、それ以外の作家さんの作品も面白かった。 だけど、やっぱり伊坂幸太郎さんのキャラクター同士の掛け合いとか、なんやかんやで結局世界を救う様な展開とかが1番すきだなと改めて感じた。 また、辻村深月さんの物語にはとても感動した。 この2作品がお気に入りかな? あとは柚木麻子さんの他の作品も読んでみたいなぁと思った。
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かず
ネタバレやっぱり最高! 成瀬の魅力はなんなんだろう? 純粋なところ?自分の決めた道を周りの環境に左右されずに進むところ?判断基準がたまに一般的な常識とずれてて面白いところ? どれも合ってる気がするけど、どれも違う気がする、、、 前作を読んだ時も思ったけど、こんなに魅力的な人物を書ける作者すごい! 島崎と同じ様にもう自分の人生から成瀬が居なくなってしまうと寂しくて穴が空いた様に感じてしまうほど成瀬にハマってしまった。 ありがたいことに成瀬は200歳まで生きてくれると思うので、まだまだ続きが読めることを期待している。
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かず
ネタバレちゃんとミステリーになってるー!! やや緩めのコメディ感のある表紙からは想像できないくらいのしっかりしたミステリー。 かつ、みんなが知っている昔話モチーフであるおかげで、物語の世界観にすぐに馴染むことができてすごく読みやすい。 「つるの倒叙がえし」は完全なる叙述トリックに騙されたし、「絶海の鬼ヶ島」は昔話ともう一つのモチーフの作品の融合を楽しめた。鬼側と人間側の認識の違いも、なんだかメッセージ性を感じて、きっと色々な作品からインスピレーションを受けて思いついた作品なのだろうなと思った。
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かず
心の中がザワザワするような物語ばっかり。 ミステリーで探偵が解き明かすものは、トリックと動機。 その二つのお陰で、事件のが起きた原因や理屈が分かってスッキリする。 けどこの作品はトリックの様な、どういう理屈でこの事柄が起きたのかは理解できるけれど、動機の部分が気持ち悪い物が多く感じた。 けど、それが本当に現実にありそうだし、スッキリしすぎないところが逆にリアルで妙に怖さを感じられた。 生きてる中で選んだ選択肢の組み合わせによっては、自分にも起こり得るこの物語を反面教師に生きていかないと、と思わされた。
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かず
最高の主人公、現る! 帯に書いてある通り本当に最高の主人公だと思う! どんなことに対しても全力で突き進む成瀬にどんどんと惹かれていった。 そして最後の成瀬の人間らしい心理描写で完全に成瀬のファンになった。 読んでいてこんなに微笑ましくて、力をもらえる主人公に出会えてよかった。 早く続きを買って読みたいと思います!
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かず
ネタバレ二つの事件を存在させることで、見事に騙されてしまった。 これはほんとに面白かった。 また、自分がどれだけ他責志向かをイヤというほど考えさせられた。 まぁ、誰しもが全てを自分のせいだと考えて生きてなんていないし、そんな事をしていたらすぐにこころが壊れてしまうと思う。 けど、SNSでの振る舞いは確かに誰にでも当てはまり得る事だと思う。 物語を通して伝わってきた内容も、物語の構成も本当に読んで良かったと思わされるものだった。 学生物の作品はあまり好んで読まないけど、この作者の作品なら読んでみようかなとおもった。
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かず
ネタバレ面白かった! 過去の殺人鬼が現代に蘇るという少し現実感のない設定ではあるけど、各地で様々な事件が起き出した時は、地獄から恐ろしい存在が現実にやってきた怖さが感じられて、ドキドキした。 実際にあった事件を取り上げているというのも、物語にのめり込める要素だったと思う。 最後の、タイトル回収のシーンは思わず笑顔になれたけど、全ての犯人を地獄に返したわけじゃないから、これからの展開も気になるなぁと思った。
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かず
ネタバレ何回どんでん返ししてくるんだ、、、と思わされる作品。 父親を殺した犯人も、めちゃくちゃ騙された!! やっぱこいつか、、え?違うの!? あ、こいつがそうだったのか、なるほどぉ、、 え、また違うの!?と、何回も騙されて、逆に気持ちが良かった! また、中盤で主人公の印象がガラリと変わるシーンは本当に鳥肌がたった。 イヤミス?になるのかなぁ??とも思うけど、ようやく気持ちよく新しい人生を歩みだせそうで、薄暗い中で少し明るいエンディングのようにも思う。 明るいレモンの黄色と黒の表紙が物語をうまく表してると思った。
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かず
ネタバレどんでん返しに重きを置いた作品なのかな? 後半になるにつれて色んな人の思惑が明らかにされていき、その色んなキャラクターの印象が変わる。 自殺というあくまでもその人の中の価値観で自らの物語に終止符を打つという行為は、他人が口を出して簡単に止めれる事ではないし、小説やドラマの中にあるみたいに感動的な自殺を止める展開なんて実際にはそこまでないのかもしれない。 この物語でも現実的な展開で、止められない死もあった。 だからこそ最後のページの、恐らく作者の潮谷さんが考えているであろう「物語」に対する考え方に感動した。
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かず
ネタバレどの推理を読んでもずっと後味の悪い推理ばかりでなんとか覆してくれ、と思いながら読んでいたけど、最後の最後に素敵な推理で終わり、温かい気持ちで読み終えることができた。 と言っても、大量の人間が死んでいるから全てが全てハッピーエンドというわけではないけど、、、 次々と出てくる刺客?に驚きつつも、事件内容に反して少しコミカルに感じる物語は、読んでいて面白かった。 ただ、頻繁に出てくる中国語の部分が少し読みづらかったかな??
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かず
ネタバレこれはすごかった。 「世界でいちばん透き通った物語」のような、本一冊丸々使ったトリックには鳥肌がたった。 こういうトリックはありがちではあるけど、200ページを超える作品でこのトリックを成立させるのは本当に信じられない。 物語の内容だけではなく、こういうトリックで驚かしてくれる作品は本当に好きだし、人に薦めたくなる一冊だと思う。 このまま2人の姉弟が幸せに暮らし続けてほしいな
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かず
ネタバレ感動した 「無理だと思ったら、そこが限界」 普段よく無理だと感じる事はあるけど、本当に無理だったのかな。 物語の中でこの言葉には2つの意味がつけられているけど、どちらの意味でも、本当に無理だと思うまで突き詰めたからこそ思える言葉。 色んな選択肢を試して、決して諦めない覚悟で挑むための、自分を奮い立たせる言葉。 そして、それでも無理だった時に全てを諦めるのではなく、自分にできる事をやろうという、自分をそこから一歩踏み出させる言葉。 こんな素敵な言葉に出会えただけでも、この作品を読んでよかったと思える。
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かず
SNSでの炎上とか代行サービスとか、現代風の要素がでてくる物語があったり、古い時代の印象を与える物語があったり、作家ごとに違う世代の違う世界をみせてもらえた。 個人的にはヤツデの一家と大代行時代が好きかな? 物語によっては、登場人物の印象が180度変わるような作品もあり、楽しめた
が「ナイス!」と言っています。
かず
ネタバレ魂だけの状態で、誰がの身体に入って生活する 結局それは自分自身の身体だった このオチに関しては予想できる範囲内ではあった だけど、借り物だと思って生活することで、冷静に判断できることもあるし、受け入れられることもある 自分から自身だから粗末に扱ってしまう時もあるけど、借り物だから自分を大切にできる 人の内側には表面からわからない色々な思いを抱えている それが良いものでも悪いものでも それを知った時に、すごく辛くなったら、とりあえず今はホームステイ中だと思って、とりあえず耐えてみよう
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かず
ネタバレ競馬に興味はなかったし、詳しくもなかったけど、物語にのめり込んでしまった。 普通の作品だと、大きなレースで勝たせて、皆んなの夢を叶えて感動させてくれるのに、この作品はそうさせてくれない。 でも、そういうベタな所ではない時にサラッと涙腺を刺激してくる。 あくまでも人と人との繋がりで感動する物語。 けれど、ロイヤルファミリーの競争成績を見た時は本当に嬉しかったし、最後の有馬記念の天気が豪雨というところまで含めて本当に良かったし、作者からの素敵なプレゼントだと思った。
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かず
ネタバレ読み終わってから表紙を見ると、顔が潰されてる理由がわかり、なるほどなぁと思った。 タイムリープという非現実的な要素は始めからわかってたけど、知性体というもっと規模の大きいものが出てきて、話も少しややこしくなった気がしたけど、その分物語のスケールも大きく感じた。 博士は世界を救うために人生を捧げたと言ってもいい。 その結果姫崎と麻緒の関係も進展しそうだし、雷田にも関わりのある人ができたし、全体的にハッピーエンドに感じれて読後感もよかった。
が「ナイス!」と言っています。
かず
ネタバレ真相がわかってから間取り図を見たらなるほどとなった。 ある意味ハッピーエンドなのかな? 読んでいて、演技か本当の殺人か必死に考えていたけど、まさかのその上をいく真相だった。 実行犯に関しては、動機までは解らなかったけど、途中から怪しさたっぷりで予想はついたけど、最後まで真相はわからなかった。
が「ナイス!」と言っています。
かず
一つの物語を読んでいて、登場人物の印象がここまでコロコロと変わるとは。 ある一部分を切り取って、それがその人の全てであるように思ってしまうけど、他の部分を見ていればまた印象がかわる事は確かにある。けど悪い一面があるというのは事実で、それが許し難いことならば嫌ってしまっても仕方ないと思う。 だけど、この物語に関してはその許し難い一面ですら間違った情報だとわかるので、気持ちよく読み終える事ができた。 色んな情報を得れるけど、一つの情報を鵜呑みにせずに調べてみないと解らないこともある事を気付かされた。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/03/02(3041日経過)
記録初日
2016/03/02(3041日経過)
読んだ本
205冊(1日平均0.07冊)
読んだページ
73698ページ(1日平均24ページ)
感想・レビュー
194件(投稿率94.6%)
本棚
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性別
年齢
32歳
血液型
A型
職業
サービス業
現住所
京都府
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